こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

読書感想「自分史上最高の愛され顔になれる女子アナメイク」

長年、ずぼらなくせにメイクオタク(というかメイク用品のコレクター?)だったのですが、集めまくっていたメイク用品を断捨離していて、ふと、結局のところ社会人としてベストなメイクってなんだろな?と思って、たどり着いたのが、女子アナメイクでした。

別に勝ち組女子アナを今更目指すわけではないのですが、なんだかんだ言って、女子アナさんのメイクって、適度なオフィシャルさを保ちつつ、老若男女問わずに同僚嫌われにくく、メイクが悪目立ちせず、すっぴんより清潔感と好感度を引き上げるという意味で、やっぱり最強だなと思ったんです。

 

 で、読んだのはこれ。

自分史上最高の愛され顔になれる女子アナメイク

自分史上最高の愛され顔になれる女子アナメイク

 

この本、大学デビュー時&就活時に読みたかったよ〜! それくらい就活向きのメイクが紹介されています。

なので、買うときちょっと恥ずかしかったのですが、女子アナって一口に言ってもR40の女子アナさんも沢山いるわけで、そういう方達のメイクもよく見たら、ベースはこういう感じでした。

なのでR40の私にも十分に参考になりましたよ〜。

 

今の子たちはこういう本が出ていて良いなーなんて感慨深くなったりもしました。

私が若い頃は、化粧品会社が主導の「初めてのメイク」みたいなのはあったのだけれど、何せ化粧品会社主導だから、仕上がりは、コッテコテの美容部員さん顔だったのです。そんなメイク、化粧品業界以外では俗に厚化粧って言われるんだよ?って言いたくなるようなメイクです。しかも雑誌で紹介されるアイテムもデパコスばっかりだったんですもん。

 

こちらの本は、紹介されているアイテムがドラッグストアで買えるやすいものばかりです。

また美容部員さんのこってりキメ顔メイクの仕上がりではなく、あくまでナチュラルな薄化粧風の女子アナ仕様の仕上がり。

しかも、雑誌でメイクさんがモデルさんに施すような、撮影時の一瞬だけ最高の仕上がりなメイクではなく、一定時間見られ続ける立場の女子アナさんを想定した、長時間崩れにくいメイク&化粧直ししやすいメイクという観点も取り入れられているので、一般人にはとても優しい作りになっています。

 

休日はメイクオタクっぷりをフルに稼働させるにせよ、逆にもっと引き算するにしろ、オフィスメイクのスタンダードとして、改めて勉強しなおさせてもらった気分です。

 

今まで数かぎりないメイク本や美容雑誌を読み漁ってきましたが、ラブとかモテとかメイクで遊ぶ、とかではなく、単純にシンプルなオフィスメイクを最初から学ぶという意味では、一二を争う実用度だと思いました。

 

紹介されている色味は、どちらかというとイエローベースの人向けだなと思いましたが、そこは自分でアレンジを加えれば良いですもんね。

 

美容雑誌とかを読み漁っていると、小手先のテクに目が行きがちですし、年齢にあったファッション雑誌だと、さすがにもう基本のメイクテクは紹介されなくなるため、どこか自己流に変形してたりしていたので、基本に立ち戻るという意味で読んで良かったです。

 

とりあえず私はこちらを見て以来、ファシオのBBクリームが気になって仕方ありません。便利そうだなあ。

防災用品を見直すその2:非常袋と避難袋を分ける。

毎年この時期に防災用品を点検しています。

なので、もう準備は万端!…と言いたいところですが、毎回何かしら問題が見つかります。

 

今回気になったのは、防災用のバッグが異様に重くなっている、ということでした。

「東京防災」や被災された方の体験談などを拝見して、自分なりに防災用品は充実させてきたのですが、情報が増えれば増えるほど、あれもこれも必要そうに思えてきちゃって、ここ数年防災用品は増える一方でした。

そのせいで、今や防災用のバッグは一週間くらい山籠りできそうなサイズに育ちきっています。

 

でも、こんなに重くて、いざっていう時、素早く家から出れる…?

 

私は都心の集合住宅のそこそこ上の階に住んでいます。避難場所までそこそこの距離もあり、経路には古い建物もちらほらあります。

長〜い階段を経た後も足場が悪い道路を、通らなければなりません。密集地帯の火事の危険もあります。素早く動けなくてはなりません。

 

それを思うと1週間の耐久生活も大事だけれど、とりあえず身一つで身軽に家を飛び出るための非常袋と、その後ライフラインを絶たれた時の1週間分の避難袋は分けた方が良いように思えてきました。

 

特に私の場合は、実家が一日歩けば着くくらいの距離の郊外にあるため、場合によっては、都心で一人で長期耐久生活をするよりも、さっさと実家に避難した方がマシな可能性もあります。

その場合も、重い避難袋より、身軽に安全に移動できることを主眼にした非常袋を用意した方が良さそうです。

 

というわけで、身一つで飛び出るための非常袋と、一時帰宅してから持ち出すための避難袋とを分けて持つことにしました。

旅行でいう、機内持ち込みするカバン=非常袋、預け荷物扱いするスーツケース=避難袋、といった感じでしょうか。

わかってはいたんですけど、心配性ゆえに、非常袋がどんどん大きくなって避難袋にまで育ってしまっていたんですよね…。

だからこそ、こうやって定期的に見直すのは大事だなと思いました。

 

また、去年から購入するかどうか迷っていた、携帯用ガスコンロとガスボンベでしたが、自宅待機する場合は、集合住宅の火事を防止するためにも、ガスコンロの使用はやめた方が無難そうだし、避難場所でも勝手にガスを使うことができるようなスペースはなさそうです。だとしたら、買っても無駄な気が…。

阪神淡路大震災の時の、火事の映像などを思い出すと、どこまでが実際に自分でやっても大丈夫なことなのかがいまいちわかりません。

なので、そこをきちんと確認してから、購入するかどうかは検討したいと思います。

 

さらに、避難袋に入れていた着替えも本当は6月くらいになったら衣替えしたいなと、今回整理しながら思ったので、とりあえず、6月の予定としてグーグルカレンダーに登録しておきました。

 

完璧に揃えたつもりでも、毎回少しずつ改善点が見つかるので、これからもマメに点検していこうと思います。

後、点検時に、東京防災は定期的に読み直そうと思います。というわけでこれから再読しまーす!

 

使い切り?アレルギー源除去スプレーとティーポットのふた

・アレルギー源除去スプレーを使いきりました。

効果は結局わからずじまい。ボトルが真っ白で400ml入るサイズだったので、アルコール除菌スプレーの中身を移し替えて再利用することに。

 

・ティーポットのふたを割ってしまいました。

具合が悪くて右手の麻痺が出ていた時にぼんやりしてたらつるっと落としてしまいました。

10年以上昔に買った無印良品の耐熱ガラスのティーポットのもので、ふたを裏返すと、茶こしを置けるようになっていて、ものすごく愛用していたのでショックです。

茶こしと蓋はティーポットだけでなく同じシリーズのマグカップともぴったり合うサイズだったので、すごく便利だったんですよね。

蓋は割ってしまったけれど、ポットとマグと茶こしは現役なので、買い換えるかどうか悩むところ。蓋だけ買い足したいのだけれど、すでに廃盤になってしまったからそれも叶わず。無印は商品の入れ替えが激しいのが困るところですね。

現行の耐熱ガラスのシリーズは、プラスチック?の部品が増えていて好みじゃないし、これを機に、別のものにするか、蓋以外はまだ使える以上、もう少し粘るか。

うーん…。

今日の食事、今日の使い切り57日目(美人ごっこ11日め)

1 体温、体重(ベストは毎日朝と夜に測ることみたいだけどまずは休日だけでも)

 35.7度

生理が重すぎて、半日寝てました。 

2 いつ何を食べたか。

 昼:冷凍野菜、パクチーラーメン(舞茸、卵)、冷凍大学芋、プチクッキー一袋、

朝食べずに、昼からようやくおきて。お腹は減ってなくて、でも甘いものが食べたかったけど、これはおかしいかなと思って上記のような流れで。レンチン冷凍野菜を前菜にするのは効果ありそう。

 おやつ:ゼロカロリーゼリー、いちご、チョコパイ1箱

 夜:ピラフ(卵、アスパラガス、玉ねぎ、チーズ、粒マスタード

 

3 やった家事&断捨離&使い切り。

 自炊、洗い物、ゴミ出し、防災用品の見直し、キッチンの片付け、包丁研ぎ

・コスメを買わない57日目

 ・ファッションアイテムを買わない2日目

 

4 美&健康&立ち居振る舞い改善のためにやったこと。

 ・ハンドクリームを塗った。

 

5 仕事&学び&資産運用&文化関係に関してやったこと。

 ・ゼロだ…。 

今日の断捨離:紙皿3枚

紙皿3枚を断捨離しました。

 

引っ越してきた当初、カレーパーティーをした時のあまりです。

防災用品として、持ち運びしやすい紙皿は別に残してあったのですが、カレー用のプレート型の紙皿は、大きすぎて持ち運びもしにくそうなので、防災用品からも弾かれていました。

でもなまじ収納スペースに余裕があったことから、「今捨てる必要はないし、いつかパーティーをするかもしれないし、洗い物が面倒な時に使うかも」と思って、ずっとそのままになっていました。

 

今日別のところを片付けていて、ふと「結局ずっと使ってないし、カレーパーティーを家でするような友人も今はいないし、3枚しか残ってなかったら中途半端で意味ないなと気がつきました。

洗い物が面倒な時はたくさんあるけれど、それでもその紙皿に手が伸びなかったということは、使いにくくて、今後も使わないということだとも思いました。

というわけで、ようやく断捨離。

 

それとともに、ランチ用にと買った、沢山の紙ナプキンの存在に久しぶりに気がつきました。4、5年前に買ったものがまだたくさん残っていたんです。

デザインや色がすごく気に入っていて、大切に使ってきたけど、紙ナプキンをそんな後生大事にしてどうするんだろう、と我ながら、ちょっとおかしく思えてきました。

最近はお弁当生活から遠ざかってはいますが、それでもたまにヨーグルトくらいは持って行ったりするので、その時に積極的に使って使い切ろうと思います。

 

キッチンの模様替え。紙袋収納は優秀!

3月11日を前に、キッチンの模様替えをしました。

 

今まで食器はキッチンの吊り戸棚にしまっており、別段何の疑問も持っていませんでした。

が、防災を意識する時期になるたび、割れ物が自分の背より高いところにあるのは怖いなあとは思っていたのですが、じゃあどうすれば良いのか、というところまで考えが及びませんでした。

 

でも、年明けの断捨離で食器の数を減らしただけでなく、2年がかりで食料庫の紅茶の在庫を減らしたこと、寝室のクローゼットから食料庫に移動した医薬品類もこれまた断捨離したことから、食料庫にある程度スペースができました。

そうしたら、今日突然食料庫の取り出しやすい棚に食器を移動できるのでは?と気がついたんです。

多分これは断捨離してなかったら思いもつかなかったこと。

 

で、ちょこちょこと模様替えしました。

持ち物の数がだいぶ減り、持ち物のほとんどを紙袋を利用して収納していて移動がとても楽だったことから、模様替えはあっという間に完了しました。

今までだったら模様替えだって一日係だったのに、断捨離するといろんなことが身軽になりますね。

 

 

整理整頓上手に憧れて、昔たくさん買い集めた収納用品は今ではほとんど無くなっています。引っ越したり、持ち物の変化によって使えなくなったものがたくさんあったからです。

代わりに今大活躍しているのが何とショップバッグ。ある程度厚手で、持ち手がついていて、サイズが色々ある、デザインが可愛いものも多い、汚れたらすぐに捨てられる、多少なら撥水もしてくれる、などなどとても便利なのです。硬さも絶妙なんですよね。多少は融通がきき、でも自立してくれるので。それに軽いというのも私にとっては重要です。

色彩がごちゃごちゃするのが嫌なので、同じスペースに置くものは同じショップのものと決めています。

特にショップバッグの持ち手がついている、というところは、普通の収納用品良り使いやすいポイントなのかなと思います。吊り戸棚の収納などでは特に便利です。

トイレットペーパーを大きめのショップバッグにまとめて収納したところ、取り出しやすいし、吊り戸棚の掃除もしやすくなりました。

 

ちなみに冷蔵庫の野菜室もショップバッグで仕切りを作っています。こちらは厚手のものより、無印良品の紙袋など薄手のものや、大きめのビニールタイプの方が扱いやすいです。

 

収納用品って、燃えるゴミでもだせないし、なかなか壊れないから、断捨離する時にも、結構面倒でしたし、申し訳ないという気持ちがなかなか拭えないでいました。

そんな私の場合は、おしゃれな収納用品を買うよりも、手元に残っていたショップバッグを有効活用して、終わったら捨てるというのが、身の丈にもライフスタイルにもあっているのかなと思います。

着ない選択、着る選択。もうボーダーは選ばない。

シーズン初めのファッション雑誌って新しい流行の紹介が多くて目新しくて楽しいですね。

で、それが落ち着くと今度は定番特集。何枚で着まわしというのもよくあるパターンです。

私、昔はこの定番特集が大好きで、定番とあるアイテムは片っ端から着て着ました。合わなくても定番なんだから、形が違えば、デザインがちょっと変われば違うはずだと思って、似合うアイテムを求めてさまよって。

でももうR40にもなれば、ある程度どうにもならない相性の良し悪し、自分の限界もわかってくるし諦めというものも覚えます。

というわけで今回は私が着る服、着ない服について。

 

1 着ない選択

・ボーダーカットソー

・ジーンズ

・定番トレンチコート

・ざっくりニット

・オックスフォードのボタンダウン

コンバースのスニーカー

・厚手のスウェットのトップス

・小花柄、チェック

・プリンセスラインのワンピース

・サーモンピンク、生成りのナチュラル系アースカラー、パステルカラー。

・洗いざらしの素材、ざっくりとした麻など、ナチュラル感のある素材。あるいはぴらぴらひらひらの素材。

 ・少女性、少年性の高いアイテム、ナチュラル系のアイテム、カジュアル度の高いアイテム。ほっこり系のアイテム。体のラインを隠すアイテム。

 

私は肩幅が広くて厚く、胸板も広いです。広大な背中の持ち主です。

そんな私がボーダーカットソーを着ると、カットソー本来の持ち味の小粋さが出ません。

定番トレンチも肩が細い女性(つまり大多数の女性)が着ると小粋でスマートになりますが、私がごついギャバジン素材でエポレット付きのトレンチなんかきた日には戦闘モード100パーセント、威圧感たっぷりの将校みたいになります。

また、私は「肩の力の抜けたざっくりカジュアル」がとても苦手です。ジーンズ、スウェット、ざっくりニット、小花柄にチェック。どれも作業着?野良着?寝巻き?って感じです。

プリンセスラインのワンピースなんて、あばらのものすごく太いところからさらに広がるから痩せていようが太っていようが、ただのマタニティです。

 

昔はオリーブ少女だったので、繊細な少女性のあるもの、あるいは逆に小粋なボーイッシュな香りが漂うリセエンヌファッションにとても憧れていました。その一方でmc SISTERなんかも好きで、アメリカントラッドにも憧れました。見る楽しみとしては今でもすごく好きです。

でも、私はくどい大人顔、で基本骨格がごっつくてしかも筋肉質な肉厚体型です。しかも最近はそこに脂肪がでっぷり乗っかってます。以前激しいダイエットをしてガリガリになった時も、太い太い骨が目立つばかりで、華奢で可愛いというよりも、ガサガサと色気のないデカイブスにしかなりませんでした。ものすごく痩せたのに、でかくてごついという印象から逃れられなかったんです。胸なんて洗濯板みたいになったけど、あばらが太いから、ただ色気がなくなっただけで繊細さなんて微塵もにじまなかった。少女性も少女性も皆無でした。

そうなんです、何やったって無理なラインというのがあるんですね。

 

無印良品っぽいほっこり系も同様。主張の強い顔がコンプレックスで、ナチュラルで優しげな感じが良いなあと思って、何度も試して着ました。パーソナルカラーの誤診で秋という診断をされて、似合うはずだとも思ってました。でもこれがもうもささの極致。

何着てももさい原人の野良着って感じになっちゃって、しかも足が5センチ短く見えて5キロ太って見える…。

ほっこり系に合うメイクが私に似合わないメイクだったのも致命傷。アースカラーの服に合わせたナチュラルメイクしても、ノーメイクに見えるどころか、単純にノーメイクの時よりもひどい仕上がりになるんです。まるで1週間くらい顔洗ってなさそうな顔色&雰囲気…。

似合わない色に似合わないシルエットに似合わないイメージの三重苦。ほっこり系こそ、ほっそりとしていて、柔らかな表情で、それこそ少女性か少年性が残っている、実は肌が綺麗な人じゃないと着こなせない上級ラインなんだと気づくまでに随分時間がかかってしまいました。

(あ、もちろん今でも無印良品は好きですし、使ってるアイテムもあるんですけどね。でもザ・無印!ナチュラルの極み!って感じのはやっぱり着こなせないです。)

 

この中でも、ボーダーカットソー、ジーンズ、オックスフォードのボタンダウンに関しては、「定番」「誰にでも似合う」という言葉に惑わされて、数かぎりないチャレンジを繰り返してきました。アイテムとしてただ見るだけだったら私も大好きです。

 で、確かにたくさん着ると、そのアイテムの中では比較的ましな似合い方のものもなくはないのですが、何せ定番、いろんな人が着るので、にあってなさがものすごく目立つのです。自分比で最高に似合うものを着ても、普通の人の普通の似合い方にも及びもつかないんですね。

しかも、ナチュラル系、カジュアル系のアイテムって似合ってないと、単に似合ってないというだけでなく、もさく見えるだけでなく、だらしなくTPO的にもアウトになることが多いのです。投資に対するリターンが少なすぎる!

馬鹿馬鹿しい!! 

 定番の呪いに長いことかかって、本当に本当にものすごい無駄遣いをしてきましたが、骨身にしみて、「人の定番が必ずしも自分の定番ではない」ということを学びました。

人と同じことをして、自分を集団に埋没させたいという気持ちは今でも捨て切れませんでしたが、集団に埋没することすらできずに、悪目立ちさせてしまうのであれば、これらを選ぶ意味が全くありません。

というわけでここにこれらをやめることを宣言します!!

あースッキリした!!

 

他方で、長年たくさんの失敗をしてきたおかげで、どんなにブサイクでデブでも、痩せようが太ろうが、年をとろうが、どんな時でも自分比では自分を3割増しにしてくれるスタイルやアイテムというのがあることもわかってきました。

もうR40。何しても似合わない服に無駄なお金と時間を費やして、似合う人と比較してしょんぼりするのには飽き飽きしました。似合うアイテムをきて、自信を持って楽しめる時間の方がずっと大事です。

20代ほど流行に乗らなくても大丈夫なのがR40の利点。なのでその利点をフルに生かすべく、自分に似合う服、着るべき服を今一度確認しようと思います。

 

というわけで、今度は私が選択する服

 

・砂時計シルエットになる服(世間でいうIラインとIラインに近いXライン)

 (お腹周りにタックなどがなくてぴったりとフィット)

 (あばらの一番下から、腰骨までに余計なたるみがなく程よくフィット)

 (ハイゲージ。厚みはないけれど、薄くてぴらぴらしすぎず、程よいしなやかさと硬さの両方があるもの)

・白のブロードのシャツ(ウェストに絞りがあるもの)ボタンは鎖骨と胸の中心のちょうど中点まで開ける(谷間は見えないけど、胸のパツパツ感も消せるから、一番エロくもなく痩せて見える)。

・黒のハイゲージタートル(ゆったりとローゲージのものではなくウェスト周りが程よくフィットするタイプで、タートルネックは首ギリギリまでの高さで細いもの)

・黒のVネックのハイゲージのニット(肩周りは肩と首の中点あたりまで開いたもの。Vの角度は鈍角。頂点は、鎖骨と胸の中心との中点くらいだと、下着や谷間が見えず、顔の大きさやエラ張りも目立たず、肩幅もごまかせる)

・ストレートパンツに近いセミワイドパンツ。あえてヒップラインが出るもの。腰骨あたりがウェスト位置のものだとなお良い。ざっくりした素材ではアウトだけれど薄くて太もものむちむちは拾うのもアウトなので、程よい硬さが必要。素材のイメージがスマートでシャキッとした感じのもの。丈はふくらはぎの膨らみがシュッとすぼまったあたりか、アキレス腱がギリ見えるくらいのクロップドかハイヒール向きのかかとが隠れるラインがベスト。クロップドならスリムタイプで良い。

・膝丈のタイトスカート。あえてヒップラインが出るもの。(一度お直しをしようと思って、ミリ単位で一番スタイルが良く見える丈を割り出したところ、ホットパンツ丈か、膝ギリギリがベストだった。ホットパンツは年齢的にいたので必然的に膝丈)

・ハイヒールのパンプス。丸いトウの少女っぽいものはアウト。流行もあるけれど、スクエアだと今度はゴツすぎる。できればアーモンド〜ポインテッドトウが望ましい。中途半端なヒールの太さと高さは似合わない。スタックヒールかピンヒールのハイヒールがベスト。

・中性的なのものではなく、男度も女度も高い、大人っぽいスタイル(かつてのYSLのデザインのような)。ビジネス向けっぽいものが基本的には似合う。

・白黒赤(赤に近いローズピンク〜若干青みの赤〜クリスマスの赤〜ボルドー〜赤に近い紫)、プラチナかイエローゴールドかだったらイエローゴールドだけど、本当に似合うのは、イエローでもピンクでもなく、赤みの強いローズゴールド。

 

私は、肩は上記のような惨状ですが、腰骨もザ・安産体型という感じで、横にひろーく広がった残念体型です。ついでに出っ尻。ウェスト位置は比較的高いけれど、足が長いのではなく、お尻が大きいだけ。股上が長いだけ。本当にどんだけ残念なんだ。

 

ですが、肩と腰骨が張ってるおかげで、どんなにデブになって、相対的にウェストが細く見えはします(見えるだけ)、なので、ここを生かすと3キロ痩せて3センチ背が高く見えます。

逆に今流行りのバルーンシルエットの服を着ると5キロデブに見えてハンプティダンプティみたいになります。

砂時計シルエットなんていうと、いい女しか許されないように思いがちなのですが、デブだからこそ砂時計シルエットが有効なんだなというのを太った最近はつくづく感じます。

 

あちこちに厚みがあって余計な飾りや柄が入るとうるさく見えがちな私の場合は無彩色が一番似合います。

よく大柄な人には大柄の柄が似合うなんて言いまして、実際小花柄よりは似合うのですが、演歌歌手オンステージ!っていう感じになって日常生活には使いづらいのでパス。

モデルさんと違って、デブが着ると布の量が半端ないから圧力も半端ないんですよ。

 

トップスは砂時計シルエットになることにプラスして、抜け感があるものが似合います。骨太のおかげで、どんなにデブっても鎖骨がくっきり見えるのが救い。鎖骨を生かすと3キロ痩せて見えるし、Vネックや胸元をちょっと開けたシャツを着ると、大顔がごまかせます。タートルネックはその点ではちょっと弱いのですが、砂時計シルエットっぽく見せるには最高のアイテムなので、そのパワーで他をごまかしてくれます。

逆に丸首や中途半端なオフタートルだと、肩のムッチリと胸のムッチリ感が目立ってアウト。

ボトムも基本的には砂時計シルエットに見せやすいもの。日本ブランドは、よく着痩せするからとウェストラインを高めに設定するのですが、私の場合は、むしろウェストよりちょっと低めの腰骨ラインにウェストラインを設定した方が、圧倒的に着痩せします。上にすると巨神兵っぽくなっちゃうし、砂時計シルエットが分断されて目立たなくなっちゃうからだと思います。あと股上の長さも目立っちゃうんですよね。流行から外れすぎるとダサく見えるので、今はウェスト位置は妥協した上で、トップスの長さでごまかしていますが、本当は腰骨位置でパンツを履けた時代が懐かしいです…。

 

また、出っ尻だからこそ、あえてヒップラインにそうものを選びます。ヒップラインが隠れるものって、末広がりシルエットのものが多くて、そうすると太い起点からもっと太いラインが繋がって、体積が無駄に増えちゃうんです。それよりはピタッとくっつけて、ヒプよりしたの相対的に細いところを生かした方が私は痩せて見えます。

体育会系だった名残か、ヒップの下だけではなく、結構上の方に筋肉がついているので、ヒップラインを生かすと背が高く見えるのも高ポイント。

昔はそれほど意識しなかったのですが、太ってお尻に肉がついたからこそ、ここは意識するようになりました。

 

で、上記のような砂時計シルエットの最後のトッピングがハイヒール。

ミニマリストさんたちは機能性の面から、こぞって断捨離対象にされていますし、健康という面からもあまり良いとは言われないハイヒール。

でも私はフェチがつくほどハイヒールというアイテム自体を愛していますし、だからか、ちょっと気分が乗らない日でもハイヒールを履くとスイッチが入ったかのようにオンタイムの顔になったりします。

私の中に未だにくすぶっている変身少女への憧れが、形を変えたのでは、と思うくらい、ハイヒール1つで、気分が変わるんです。

実は「世間的にはあまり良い扱いを受けてないから」「確かに機能的とは言い難い」と一時期、ハイヒールをやめようかどうか迷っていた時期がありました。実際めまいがくせになっていたので、怖くて履けない時期もありました。

でも、アイテム1個でこんなにも気持ちを変えてくれるものって、私にはあまりありません。

なので、私はこれからもあえてハイヒールを履くという選択をしました。賢い選択ではないかもしれないけれど、R40にもなると正しくたって誰も褒めてもくれません。だったら私にとって楽しい選択をして一人で楽しくなっていようと思いました。もっと高齢になったら履けなくなるかもしれませんし、楽しめる時に楽しみたいというのもあります。

 

カジュアルが似合わないので、スポーツ系やアウトドア系も苦手なのですが、どうしても着なければならない場合は、きちんと系のニュアンスをトッピングすべく、ちょっとモードっぽいデザインで黒ベースのものを選んで逃げています。モード系って美人じゃないしスタイルも良くないから、手を出しづらかったのですが、あまりキメキメでないものなら、過剰な自意識を発動させにくいこともわかりました。

 

で、ここまで書いていくとわかるかと思うのですが、私に似合う基本シルエットやアイテムから導かれるスタイルって、昔憧れた少女性、少年性の高いユニセックス(中性的)なアイテムというよりは、潔くキリッと強くてシンプルなデザインで、なおかつ女度の高いシルエット、つまりは中性的(無性的)というよりは両性的でとにかく大人っぽいアイテムだったんです。

思えば10代の頃は老け顔も手伝って、子供らしい服が似合わず、何を着てももさくて、ものすごくコンプレックスがあったのが、仕事をするようになって、ビジネスパーソンっぽい格好をするようになったら、おしゃれだとお褒めの言葉をたまにはいただくようになったというのも、要するに似合うアイテムやスタイルに年齢が追いついたということなんだと思います。

ありがたいことにこういうラインは、今後どんなに老けても割と浮かずに着やすいアイテム。さらには今の仕事のTPOにもバッチリハマるアイテムばかりです。

そういう意味では年をとるというのも悪いことばかりじゃないですね。(生まれ変わったらひらひらのワンピースが似合う少女や森ガールになってみたいと、今でもたまには思いますけどねー)

 

20代の頃にはすでに薄々上記のような傾向はわかっていたのですが、それでも「モテ」とかに惑わされて、本当はマゼンダのようなド派手なピンクの方がまだ似合うのに可愛いサーモンピンクを着ては失敗する、みたいなこともやっていました。似合わないひらひらワンピも多少はきました。

背が高いのにハイヒールを履くなんて!と言われたことも何度かあります(今でもまじむかつく)。

でもR40にもなった女を、もはや女としてみてくる男はそうはいません。R35くらいの頃は用済み扱いにイラっとすることも、触れて良いかどうか迷っている様子にムカッとすることもあったのですが、R40にもなると、くだらない男に勝手に評価対象に入れられてあれこれ言われることから解放されて、スッキリした!っという気持ちの方が強くなってきました。

 

というわけで、当分は上記のような感じで、気持ちよく割り切ったワードローブで生活していこうと思います。

とりあえず、春先になるたびにのしかかっていた「似合うトレンチを今度こそ見つけねば」というプレッシャーから解放されて(といっても自分が勝手に自分にかけていただけなんですけどね)、ホッとしています。

あと、今シーズンの流行もなんだかんだで気になってはいたけれど、ウェストに膨らみを持たせる&ハイウェストが主流みたいなので、今年は無駄に服を買わずに大人しく過ごそうと思えました。無駄遣いも減ってうれしーな!(でも早く流行が変わりますように〜!!!!!)