こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

読書感想:ゆでおき

 

これ読んで良かった!

常備菜を余らせてたり、作るのが面倒になってサボりがちの私が、それでも続けられているのが、ゆで卵や青菜を茹でただけのゆでおき常備菜

なので、どうせ茹でるついでに他にも何か良いのはないかなあということで読みました。

 

盲点だったのが、薄切り肉も茹で置きできるということ。茹でれば余計な油分が落ちてヘルシーになるのは豚しゃぶサラダなどでわかっていたのに、シンプルに茹で置きしとけば良いというのに気付いてませんでした。

茹で置きで、3.4日持つならありがたいですよね。

しっかりした料理をする気はおきない時って、タンパク質が不足しがちになるのですが、茹でるだけなら私もできますし、それを利用すれば手抜きしつつ栄養バランスも取れますね。

塊肉を茹でても、後で切るのが面倒で放置したことがあったので、いわゆる茹で豚や煮豚は敷居を高く感じてしまう私も、薄切り肉だったらしゃぶしゃぶの要領でやればさっとすむからできそうです。

なお薄切り肉を茹で置きするときも、茹で豚を作る要領でネギの緑の部分や生姜をいれる、とか、湯をグラグラ沸騰させないなどのアドバイスがあって親切できた。

 

中途半端に余った人参、私はカットしてそのまま冷凍してたのですが、これも水から茹でて、沸騰してから3分ほど茹でて茹でおきにすれば良いというのも目からウロコでした。

そうすればあとはツナと粒マスタードとあえたり、胡麻和えにしたりできるとか。

 

きちんと焼くのが面倒であまり食べないナスも、レンチンするだけでよく、あとは納豆などと和えれば良いのなら食べられそう。

 

あと保存方法として、水気対策にキッチンペーパーを使うやり方が出ていて、それもやってなかったので勉強になりました。

この本はどんなものをどう茹でたら良いのか、わかりやすく整理してくれた上、茹でおきを使ったメニューの提案もあり、そのレシピも私でも出来そうなシンプルなものが多かったのもよかったです。

 

私はインゲンはただ添えるだけのことが多かったのですが、ツナとソテーしても良いのですね。

 

ここにあげたのはほんの一例ですが、こういった内容が盛りだくさんでで、読んで良かったです。

 

読書感想:考えない片づけ

 

こちらを読みました。

そうなんですよね。

疲れていると考えるのがまず無理なんですよね…って事で。

でも読んでて気がついたのですが、私そこまで片付けでは問題がないみたいなのです。物が少ないのと、見せない収納に徹しているので。

あとルンバを導入したことで床に物がゼロになったのも大きいと思います。

でもなんとなく雑然として見えている気はするのですが、それはこの本に書かれている事とは別の対策が必要そうです。

とはいえなるほどなと思ったこともありました。

例えば

・領収書はA5サイズの蛇腹ファイルがサイズ的に丁度良い。

・調理に使うものは調理台の側に。

・手の届かない吊り戸棚には、持ち手付きのストッカーを。(私は持ち手付きのショッパーを利用しているけど、いらない箱にビニールテープなどで持ち手をつけても良いかも?)

スマホで写真を撮ると、何が見た目にうるさいのかがわかりやすい

・タッパーを掃除用のブラシ入れにいれる

など。

物が多い人には参考になることが多いのではないかなと思いました。

イラストもわかりやすくて可愛かったです。

 

 

 

 

読書感想:「日々、センスを磨く暮らし方」

 

インテリアコーディネーターからアートアドバイザーに転身し、アートでおもてなしをテーマに自宅サロンを開催している方のライフスタイル本です。

衣食住、ではなく住食衣の順番で、いろんな工夫が綴られています。

 

私が気になったことは

住について

・人を老けさせないのは変化できる家

・何年も同じしつらいだと空気が淀む

・断捨離よりも簡単な変なものを減らす改善(趣味に合わないもの、賞味期限が過ぎたもの、妥協して買ったものなどを減らす)

・お重をお菓子や薬の収納に

・住まいを洗練させる引きの視点。家全体は難しくても、いくつかのコーナーからの視点からスタート。小さいものを飾るより、大きいものを飾った方が決まる。(これ、安野モヨコさんも著書で行っていました。自宅を撮影に来たカメラマンさんが、細々したものをどかして、ドーンとアクセントを置いていて、それだけで見え方が変わったとかそんな話だったような…?)

・トレイを使って小さいものを大きく飾る。

・洋服はグローバルスタンダードで(日本の価値観だけで選ぶと歪む。海外の空港で浮かない格好を意識する。)

・理想はいつも同じ格好をしている印象を与えること

・ピアスは必ず毎日つける(年齢肌のくすみ解消に)

・香り選びは、どう生きていたいのかの表現

 

といったことかな。

その他アートアドバイザーということで、暮らしへのアートの取り入れ方の提案がいくつもありました。

ギャラリーの案内などもあって、敷居が高いと思っていたアートを、普通の人がどう取り入れるかを教えてくれます。

アーティストの作品を取り入れたい人もだけれど、自分で何か作品を作る人のその作品の飾り方などの参考になるかもしれないなと思いました。

 

読書感想:フランス人は10着しか服を持たない2

 

流行った「フランス人は10着しか服を持たない」の第2冊目。

こちらのサブタイトルは「今の家でもっとシックに暮らす方法」です。

フランス帰りの著者が、カリフォルニアでシックに暮らすために考えた様々なアイディアが詰まっています。

著者のブログタイトル「Daily Connoisserur」(暮らしの達人)のコンセプトの由来がアガサクリスティーの「謎のクウィン氏」からというのが面白い。

他に気になったキーワードが「bien das sa peau」(直訳すると「自分の肌色に満足している」。ひいては「ありのままの自分に満ち足りている」「自分らしくある」という意味出そう。)。

 

Part1のタイトルが「毎日を特別に生きる」でこのコンセプトも素敵だなと思いました。

 

私が参考にできそうだなと思ったことは

・自分だけのお楽しみを朝に仕込む

・お気に入りの飲み物はゆっくり味わう(好きな器で!)

・朝食はきちんと味わう(フランス流に甘いタルティーヌとタルトとヨーグルトと紅茶、みたいなのも素敵だなと)

・午前11時のコーヒーブレイク「イレブンズィズ」(くまのパディントンのお気に入りはマーマレードとバターをたっぷり塗ったトーストなのだとか。)

・いいかげんなランチにしない

・午後にできる気分転換のアイディア(私にできそうなことは午後のお茶と香水を楽しむことかしら)

・テーブルマナーを守って素敵なディナーにする

・夜のボディケアもスケジュールに組み込む

・ご褒美の時間(思いっきり早寝することだったり、お風呂に使ったり、綺麗なパジャマとバスローブを着たり。)

 

著者には娘さんが二人いるとのことで、子育て家庭ならではのことについての記述がとても多くありました。だから家庭持ちの方が読んだらより面白いのかもしれません。

 

朝の洋服選びのストレスをなくす。身の丈視線のワードローブ再構築1

このところ、ワードローブの再構築について色々考えています。

せっかく断捨離したのに、厳選したはずの手持ち服でうまくやっていけず、あれこれ買い足したものの、根本解決にはならず、服は増えたのに、着る服がないと朝イライラすることがしばしばあります。

 

ここ数年、理想の自分に近づきたいと、ファッション指南本を片っ端から読み、その影響で、おしゃれになるならこうすべき!という観点からワードローブ作りをしてきました。

でも理想が自分の実際のライフスタイルからかけ離れすぎた結果、頭でっかちに選んだ理想の服と、実際に必要な服がマッチせず、その結果、さまざま不便なことが噴出しているのだと思います。

そこで今回は理想論ではなく、もっと現実的に、実生活上服選びで困ったことをきちんと把握し直し、その不満点を改善することで、朝の服選びのストレスを減らそうと思い立ちました。

 

現状の不満点はこんな感じです。

  1. レインシューズを黒にしているので、雨の日は黒ベース、できれば汚れが目立たない黒のボトムスのファッションにしたいのだけど、黒のボトムスの数が足りない。
  2. 重い生理が続いた時に、黒のボトムスが足りなくて困る。
  3. パンツが全部カジュアルなコットン。ストッキングにかぶれ、スカートやワンピースが着られない時で、きちんとエレガントに見せたい時や仕事の時に困る。
  4. 布帛のトップスに合わせる、シャツインできるボトムスが少ない。正しくは、シャツインできるスカートがない&パンツはシャツインできても、丁度良いベルトがない(というか、ベルトはあるけど、ベルト穴が緩くて使えない。)上、カジュアル過ぎて、シャツインしなければならない時に相応しくない。
  5. トップスがニットとカットソーばかり。部屋着っぽく、カジュアルすぎると感じることがある。
  6. 布帛のトップスとして白シャツを買い足したものの、それはそれで仕事っぽすぎる。もう少しドレッシーなものが必要なことがある。
  7. 夏のお出かけ着の洗えるワンピースがノースリーブ。でも太ったので腕は出したくない。けどカーディガンを羽織るとカジュアルっぽくなってしまう。
  8. 綺麗めコンサバ服に合わせるフラット靴(あるいはヒールがあっても安定して歩きやすいパンプス)がない。そのためきちんとした格好じゃないとダメだけど、ハイヒールは履けない体調の時に困る。
  9. 特定のインナーしか合わない服が何着かあるのに、必要とするインナーが同じものなので、「この服を着たいのに合うインナーが(洗濯中などで)使えない」という事がしばしばおこる。
  10. 春先にさっと羽織れる綺麗めアウターがない。春の気候にも合う黒のアウターはあるけど、春先は黒が着たくなくなる。軽くてかさばらないショート丈のもので、春向けの色のものが良いのだけど…。
  11. カジュアルなアウターは合わないけれど、重くて堅苦しいコートは着たくない、という時用の気軽に羽織れる綺麗めコートが足りない。→こなれ価格の白かグレーのファー付きコートが欲しい。でも重くて着なくなるかなあ。
  12. 黒以外の冬のアウターが欲しい。キャメルのコートとベージュのコートはあるのだけど、キャメルは重すぎ、ベージュは気分と合わないので。→黒かアイスグレーのファー付きのコートが欲しいような、でも重くて着なくなるかなあ。
  13. 似合うファッションや好きなファッションは、ハイヒールのパンプスを前提とした、コンサバティブできちんと綺麗めなものな一方で、今の自分の生活に合うファッションはスニーカーとアウトドア系のアウターを中心とした、楽な着心地で洗濯などの管理も楽なカジュアル系。差がありすぎてどうバランスを取れば良いのかがわからない。
  14. 上記とも関連するが、気合いを入れた華やぎ服と、気合いゼロ・楽さ重視の服ばかりあり、その中間の丁度良い加減の服がない。
  15. パーソナルカラー上ベストな色を取り入れようとしても、ド派手な色ばかりなので、使える機会が少なくコーディネートも難しい上、黒と合わせるのも難しいため、買ったストールやカーディガンが不良在庫化している。
  16. 3色以上取り入れたコーディネートが苦手。だから黒白以外の色のトップスとボトムスの組み合わせにした時、靴とタイツ、バッグやコートの合わせ方に悩む。
  17. 手持ち服が黒ベースで構成されすぎていて、黒が着たくない日のコーディネートに悩む。普段は10日に1.2回。春先はもっと多い。
  18. ベースカラーを黒白+紺にしているけど、黒×紺が苦手なので、黒×黒、白×黒、白×紺の3パターンでしか着こなせなくて、着まわしが大変。
  19. 手持ち服の色やデザインにたまに飽きてつい安い中途半端な服を買ってしまう(が、結局使わない。)
  20. 中途半端な服は全部部屋着に回したいと思うけど、部屋着は部屋着で好みが合って、結局黒のVネックかタートルネックに黒のパンツか黒のガウチョしか着ない。
  21. 流行のシルエットの服が似合わない。
  22. 実用重視のA4トートと、物を入れるにはちょっと心もとないA5バッグの2種類しかないので、ちょっとしたお出かけサイズのバッグが欲しいかも?

 

上記不満点を踏まえて、それではどのようにワードローブを変えていったら良いのか、私が考えたのはこんなところ。(他にも良い案があったらぜひ教えてください。)

  1. ベースカラーを黒白+(アイス)グレーに変える。そうすれば15、16、17、18の悩みが改善する。(取り入れにくかったパーソナルカラー上ベストカラーはグレーと相性が良いので。)ただ、お出かけ着はやっぱりネイビーが好きなので、白トップス×黒以外のボトムスに白バッグと白靴、にすれば良い気もする。
  2. 1に関連して、ベースカラーにグレーを取り入れるなら、アイスグレーの靴とバッグを買い足したい。(余裕があればベルトも?ストールは手持ちのものがある。)ただ、そこまでしなくても、白の仕事用パンプスか、ヒールローファーさえ買い足せればそれで足りるような?紺のバッグを買い足して、靴とバッグを紺で揃えるという手もあるけど、わたしは白の靴の方が好きなので。
  3. 今までは気合いを入れまくった高額フォーマルか、実用重視の激安どカジュアルの二極化だったけど、ワンマイルウェア以外は「そこそこ価格のそこそこ小綺麗」を目指す。なお私の場合はトラッド系よりエレガント系の方がバランスが取れる。トラッド系だとがっしりカジュアル体育会系に見えすぎて、あまり垢抜けないので。(そしてワンマイルウェアは過剰在庫なので当分買う必要がない。よって私が今後買い足すべきは、ユニクロGU的なカジュアルなものではなく、この「そこそこ」ラインのみとなる。)これにより13・14の問題を改善。
  4. そこそこ小綺麗に履け、カジュアルに見えない、ポインテッドトウのフラット靴と、履きやすくて足に良い太くて低めのヒールのポインテッドトウのパンプスを買い足す。前者は黒、後者はオールシーズン履けるアイスグレーの型押し(かスエード?)が欲しい。8、13、14(とグレーを取り入れることによる15〜18)の悩みを改善する。
  5. そこそこ小綺麗に見え、カジュアルには見えない、B5サイズのバッグが欲しい。アイスグレーの型押しで。22(とグレーを取り入れることに夜15〜18)の改善。
  6. 黒の布帛のパンツを買い足す。シャツインできるウェストのデザイン。オールシーズン使える素材で、アイロン不要なもの。リクルートスーツに見えないように、そこそこドレッシーなもの。光沢などがあっても良いかも。1〜4の改善。
  7. 黒の布帛のスカートを買い足す。シャツインできるウェストのデザイン。オールシーズン使える素材で、アイロン不要なもの。リクルートスーツに見えないように、そこそこドレッシーなもの。光沢などがあっても良い。1、2、4の改善。
  8. 6、7を買ってもなお黒のボトムスが足りなかったら、さらに黒の布帛のパンツを買い足す。スノーブーツやレインブーツに裾をインできるものが良い。1〜4の改善。
  9. 黒かアイスグレーの布帛の長袖か七分袖の「ブラウス」を買う。夏にも着られる、アイロン不要で家で洗える素材。そこそこドレッシーに着られるもの。5〜7の改善。
  10. 特定のインナーしか合わない服は、インナーまでセットで揃えて、そのインナーは使い回さないようにする。9の改善。
  11. 春のアウターとしては、白ベースかグレーベースの腰骨丈のハイネックジャケットかお尻までの丈のベルテッドジャケットで、冬っぽくない素材のものを探す。軽くて安っぽくないフェイクレザーのシンプルライダースジャケットがあればそれでも良い。10の改善
  12. アウトレットやセールなどで、お買い得価格で、軽いファー付きの白かアイスグレーのコートがあればそれを買う。(そこそこエレガントに見えるなら布帛ではんくてダウンでも良い。)(正規価格で買うほどの必要性はないので。出会いものとして)11、12の改善。
  13. 楽だからという理由でワンマイルウェアっぽい要素があるカジュアル服は絶対に買わない。結局気に入った黒いものしか着ないし、ワンマイルウェアは過剰在庫な上、手持ち服の中にも将来のワンマイルウェアになりそうな黒い服がたくさんある。

 

とまあ、結局手持ちの服のアンバランスが招いた問題なので、買い足す以外の解決は思い当たらなかったのですが、理想論で「あると良いな」と思う服と、現実を考えた時に必要な服は全然違うなあというのをしみじみ感じました。

ここまで考えてはみましたが、今年は経済的に厳しいこと、買っては捨て、買っては捨てのサイクルには罪悪感が伴うことから、手持ちの服を使い倒しつつ3年スパンで改善をはかろうと思います。

 

 

読書感想:自炊力 料理以前の食生活改善スキル

自炊力 料理以前の食生活改善スキル (光文社新書)

自炊力 料理以前の食生活改善スキル (光文社新書)

 

こちらを読みました。

簡単レシピ本はたくさん読んできたのだけれど、こちらはスタンスがちょっと違い、レシピ本というよりは、そもそも調理に入る前の段階の食材選びや栄養への理解だって「自炊」の一部だよね、そこも含めた「自炊力」をつけましょうという提案の本。

コンビニでよりベターな食べ物を選べれば、それだって十分なんだよ、コンビニご飯ににちょっと一工夫すれば栄養バランスはもっと取れるんだよというところからスタートしてくれるので、素材から全部調理しないと自炊とは言えない!手抜きだ!と責められる感じがなく読めました。

 

旧弊なジェンダー観による、女は料理ができなきゃモテない、みたいな圧力もなく、栄養や調理に対するフラットな姿勢と、実践的なレシピもよかったです。

 

 

読んでいて、実は自分がやっていることが間違ってないんだなと思えることも結構あったので、まだやれてないことも、私でも出来るかも?なんて思えたりして。

 自炊することが趣味や目的なのではなく、なるべく楽して健康維持&可能なら節約も…という目的意識で自炊していて、でもちょっぴり疲れたり、自分を不出来だと責めてしまう人向きだと思いました。

つまり私は読んでいて、これでも良いのだと安心させてもらえました。

 

 

個人的に気になったのは以下のようなこと。

 

・作らずに買うことだって自炊。良いものを選ぶのだって大事な自炊力。

・コンビニご飯にちょい足し。例えばパスタやカレー、ラーメンなどに冷凍野菜、プチトマト、ゆで卵などをちょい足し。味付け副菜にするより塩分は控えられるし、味付けの手間もかからない。(これなら私もできるぞ!)

・ちょい足し向きの冷凍野菜はコンビニでも買える。ほうれん草、インゲン、ブロッコリー、アスパラガス、かぼちゃなど。(これは私もやれてるぞ!)

レトルトカレーセブンイレブンのイタリア産野菜ミックスを足す代わりにご飯を減らす。(セブンイレブン行ったらすぐにおでんや惣菜だけに走るのではなく、これも試してみよう!)

・レシピ本も良いけどまずはテレビの料理番組で料理の仕方を覚えつつ、お気に入りの料理研究家を見つけよう。

・使い切る量を買うのは難しい。苦労して当たり前!(と言ってくれて、私は本当にホッとした!!!)

・自炊力を上げるには、作りたい料理にチャレンジしたあと、余った材料を使い切らないといけない。余った材料を使い切るのに、その後者に便利な料理は?→味噌汁とスープ。鯖缶などの缶詰でタンパク質と風味を補う。

・世代別栄養で気をつけるべきこと。日本人は塩分過多。食物繊維は野菜だけでは足りないから、主食でとる。女性は鉄分も。

・果物だったらキウイ、柿、イチゴは安くて手軽で優秀。

・噛むのが大事(ダイエットにも!)だから、繊維のないジュースよりそのままで。

・カルテスエッセン(ドイツ風の火を使わない手軽な夕食)のすすめ。(これ他の本でも読んでなるほどなと思ったのに、思っただけで終わらせていました。けど割り切ってやってみよう!)

・実践編で気になったレシピは

 ・豚しゃぶサラダ

 ・肉そぼろ

 ・フジッコの蒸大豆を利用する。(缶より楽そうだ!)

 ・キノコの冷凍

 ・豆乳ベースのスープ

 ・スープに糸寒天を入れて食物繊維を補う

 ・ご飯に雑穀を入れて食物繊維を補う

 ・お米のえらびかた

といったことかな。

これらは一部だけど、どれも特に負担なく取り入れられそうな提案ばかりで、本当にホッとしました。

自炊を楽にする。苦手な作り置き克服作戦

自炊を楽にしようとすると、必ず話題になるのが作り置き。

でも作り置きを作るのに疲れて続かなかったり、せっかく作った作り置きなのに、食べ切るのが大変で無駄にしたり、途中まで調理した状態で保存したのに最後の仕上げが面倒で放置したり、となかなか続きませんでした。

でもそうは言っても毎日一から料理するなんてとても無理!

レンチン、あるいは鍋で煮込むだけならなんとかなっても包丁を握ってゆっくり料理する余裕がある日なんて、週に2回あれば良い方です。

とはいえ毎回コンビニやスーパーのお惣菜というのも、飽きてしまうし塩分や添加物なども気になります。

というわけで、作り置きにリベンジです。

 

とは言っても無策で臨んだら、前と同じことになるのは目に見えています。

そこで、今までの事を振り返り、何なら大丈夫で、何がダメなのか、対策はないのか、検討してみました。

 

作り置きってざっくりいうと以下の6パターンに分けられます。

  1. 完成品(そのまま、レンチンだけで食べられる)の冷蔵
  2. 完成品の冷凍
  3. 半調理品(味付けなど途中まで済ませてあるが、食べるときに調理が必要)の冷蔵
  4. 半調理品の冷凍
  5. 野菜を切っただけ等の冷蔵
  6. 野菜を切っただけ等の冷凍

 

そこで、それぞれについて、私は何ができて何を苦手とするのかを考えてみました。

そうすれば、苦手を克服する方法を模索するなり、あるいは逆に得意なことに絞ってレパートリーを増やすなど、今後の作戦が立てやすくなるからです。

 

1 完成品の冷蔵

   ○ 茹で卵。茹でただけの青菜、アスパラガス。洗ったプチトマト→定着している。そのままでも完成品として食べられるし、何かの具としても使えるのが良い。

 △ にんじんしりしり、サラダ→あればまあまあ食べる。にんじんしりしりは食べられなかったら冷凍しやすい。

  ×  きんぴら、ひじきなど、しょうゆ味の煮物→しょうゆとみりんの味付けは沢山は食べられず、余らせてしまう。でも少量作るのは手間がかかって嫌になる。

 

2  完成品の冷凍

   ○  カレー、シチュー、ハヤシライス、ご飯、チャーハン、炊き込みご飯→食べ慣れた味が濃いめのものは冷凍の劣化があまり気にならない傾向。 

 △ 焼き魚。→お弁当生活をしていたときは問答無用で入れていたけど、そういう足かせがなくなったら全く食べなくなり、せっかく作っても冷凍庫で不良在庫化していた。

   ×  鍋の残り、ミネストローネの残り、パスタの残り、和食の残り物、ステーキの残り

等の残り物。納豆。→食べ残しは食べるのに気がすすまず、冷凍庫の不良在庫になりがち。トマト味のものも食べたくなる回数が少ない。パスタもまとめて二食作りがちだけど、冷凍すると味が落ちる。納豆などあまり得意でない食べ物は一度冷凍したが最後、ずっとそのまま放置されがち。

 

3  半調理品の冷蔵

 ○ なし。

 × 下味をつけた肉、魚。→仕込んだあと、ちょうど良いタイミングで調理する気になるとは限らず、放置していたら味がきつくなったり、消費期限を切らしたりしがち。

 

4 半調理品の冷凍

 ○ 火を入れる前の水餃子。市販の肉団子→スープに投入するだけなので割と重宝する。市販の冷凍品でもよく使うものは、自作してもよく使う。

 △ ルーを入れる前のカレーやシチューの素。一応そのままでも塩さえ入れれば食べられるのだけど、カレーなどを食べたい時って、鍋で調理するのが面倒でレンチンだけでどうにかしたい時が多いので、あまり使わない。

 × 下味をつけた肉、魚。→解凍してからさらに調理が必要となると、面倒くさくなって放置しがち。

 

5 野菜を切っただけ等の冷蔵

 ○ キャベツや白菜を食べやすいサイズに切ったもの。きのこ類、、きゅうり→鍋やスープの材料にしやすいものは比較的使いやすい。

 △ レタスを食べやすいサイズに切ったもの。→レタスはレパートリーが少なくて、途中で飽きてしまう。

 × カット人参、玉ねぎ。冷蔵のままだと腐らせてしまう。(冷凍ならOK)

 

6 野菜を切っただけ等の冷凍

 ○ にら、こねぎ、もやし、カット人参、玉ねぎ、市販のミックス野菜、冷凍シーフードミックス、市販の白身の魚の骨抜き処理済みの切り身、たらこ、明太子、コーン→鍋やスープ、ラーメンなどの麺類の具材にしやすいものや、レンチンすればそのまま食べられるものは比較的有効活用できている。 

 △ 油揚げを切ったもの。冷凍かぼちゃ。→油揚げの冷凍は便利だと本で 読んだが、味噌汁をあまり作らないので、冷蔵庫で邪魔になったりする。かぼちゃは食べたくなる時があるのだけど、途中で飽きがち。

 × 砂はき後のあさり。→あまり得意でない魚介類は冷凍で鮮度が落ちると食べたくなくなる模様。

 

 

こうやってみていくと、私の場合

・つくり置きで無駄なく食べ切れるものは、食べ慣れた好きなものだけ。新しい味、慣れない味、苦手な味のものはつくり置きしても無駄。

・作り置き定番の醤油+みりんの濃い味付けのものは作っても余らせるから、世間一般には基本でも私にはNG。

・半調理品状態での保存は基本無駄になる。

・完成品は基本は冷凍保存が良いみたい。冷蔵するものは味付けをしておらず、必ず食べ切れるシンプルなものだけ。

・完成品の冷凍は味が濃いお子ちゃま味のものとご飯もの以外は無理。

・カットしただけの状態等で保存したもので使い切れるものは、基本鍋かスープ、または麺類の材料だけ。特に冷蔵保存は慣れ親しんだもの出ないと無理。

といった傾向があることがわかります。

 

こうやってみていくと、作り置きしなきゃ!と作り置きの本を読んで新しい味にチャレンジしても食べ切れずに終わっちゃったのもなるほどなあという感じですね。

人がやっているからと言っても自分に合うとは限らないのだなあ。

 

さて、上記のような自分の傾向を踏まえた上で、では作り置きをどうしたら良いのか、どうしたら私は楽になるのか、ですが。

さしあたり案として思い浮かんだことは、

・作り置きのレパートリー自体はこれ以上増やそうとしても難しそう。(実際のところ冷蔵庫も冷凍庫もパンパンなので無理して増やしても無駄になる。)

・その代わり、作り置き(と言っても切っただけとかだけど)の材料を使った料理のレパートリーをふやすべし。

・作り置きのメニューをみるとタンパク質不足が顕著。そこで、カレー類等の完成品状態で作り置きするものに関しては、肉類をたっぷり入れるようにする。

・作り置きの材料を使った料理のレパートリーでも、特に、作りおきの材料+タンパク質(とりわけ魚介類。冷凍のシーフードミックスや切り身魚なども積極利用)を使ったもので、鍋やフライパン1つでできる時短料理のレパートリーを増やす。

と言ったことです。

 

理想としては、

週末に

・作りおき用の野菜類を一週間分まとめてカットし適宜保存

・カレー、シチュー、ハヤシライス類も肉多めで作って冷凍

・ご飯を一週間分たいておく

・青菜と卵を茹でておく。

・さらにゆとりがあれば、普段食べない材料を使った料理にチャレンジする。

平日に

・多少やる気がある日はカット野菜(冷蔵品を優先する)+タンパク質でスープか鍋か麺類。あるいはその組み合わせの新たなレパートリー(焼くか煮るか)。

・やる気がない日は冷凍しておいた、カレー等をレンチン

・いずれにしろ、冷蔵しておいた作りおきをサイドディッシュにし、それがなくなったら、冷凍ミックス野菜をレンチンして代わりにする。

で回したいなと。

 

こうすれば、作りおきのレパートリーは増やさなくても、一応は栄養バランスが取れた自炊が無理なくできそうな気がするので、まずはやってみて、また不都合が出てきたら修正しようと思います。