私は体を動かすことが好きなこともあって、割と色んなスポーツに手をだしてきたのですが、PMS、生理中、仕事で頭が疲れた時など、体を動かすのがだるいなあと思う日も結構あります。
実は闘病後、社会復帰してまもなく、体調が安定していないというのもあります。
今までは、「サボったらうまくならない」「サボるなんてだらしない」「サボってジムの会費を無駄遣いするなんて賢くない」とずーっと自分を責め続けながら、いやいや通っていたこともあります。一度行っちゃえば楽しいことは楽しいんですけどね。
でも行ったら行ったで、「3キロ泳ぐ程度じゃ足りない。2時間あるなら5キロ以上は泳げて当然」「一度来たからにはレッスン1つで帰るなんてもったいない。体力あるんだからフル稼働しよう」「走るからには20キロが基準だよね。それ以下なんてサボりだよね」と自分と戦い続け。
戦って勝てるうちは良いのですが、体を壊して勝てなくなってからは、ストレス解消の趣味のはずがいつしかタスク、重荷になり、そうなると、ちょっとで良いからやろう、という気持ちにすらなれなくなってしまいました。
でもね、私も良い大人。子供の頃のお稽古のように親にお金を出してもらっているわけでもないし、連帯責任で締め付けられる部活でもないんです。
趣味をタスクに、趣味を義務にしてどうするの?っていう話。
サボるなんてだらしないってずっと自分を責めてました。
「理想の私」だったら、どんな時でも耐えて毎日続けられてしかるべきで、私だって努力すればそうなれるはず。なのにサボるだなんて最低じゃないか、と。
でもね、繰り返すけど、本来趣味って、余暇の純粋な楽しみのためのものだと思うのですよ。私は趣味まで義務にしちゃったせいで、楽しく時間を過ごせるものをなくしてしまったような気がします。
だからもう、趣味をタスクにしないと決めました。
別にジムには行かなくても良い、ジムの会費は行きたくなった時のためのキープ料、走らなくても良いし、全部全力でやらなくても良いし、途中で抜けても良いのです。
趣味を楽しめなくしてしまうことこそ、自分に楽しい時間を与えるという、一番大切なことを台無しにしているんだと自覚を持って、堂々とサボりたいときはサボり、やりたいときだけやりたいことをやろうと思います。
いつも見えない誰かと戦って、正しくあろうとしてるから、本来だったら自由に楽しく過ごすべきことまで義務にしてたんだなあと思うと、われながら不器用すぎて笑えます。
でも今からでも少しずつ考え方を直したいです。