朝:アイスラテ
昼:麻婆豆腐刀削麺(中辛)
間食:マロンパフェ
朝はアイスラテ。
昼は前から行ってみたかった、激辛の麻婆豆腐と刀削麺で有名なお店に。
行こうと思えばいつでもいける場所&価格だったのに、昼は職場を抜けにくいからと言って行かず、夜は夜で、夜に外食で麺類を食べるなんて、栄養バランス的に最悪だと思って自分で勝手にセーブをしていたんです。
だから行けたということがまずは嬉しかった!
食事自体の感想はというと…。
辛いのは得意な方なのですが、刺激が強くて胃が重くなる割には汗もかかず、辛いものを食べた時の熱い充実感がなかったです。
また、ずっと興味があった刀削麺も、小麦がぎゅーっとミシミシに詰まった感じが好み(もっちりむっちりつるりん)と違ってちょっとがっかり。私が失敗した時の手打ちうどんの食感でした。刀削麺ってそういうものなのかな?
ぶっちゃけ私がよく作る麻婆豆腐きしめんの方が自分の好みでした。
これ、麻婆豆腐に卵とニラやもやし、ネギやキノコ類などのお野菜ときしめんを投入するだけで、1品でそれなりのバランスが取れることだけが取り柄だと思っていたので、作るたびに今日も手抜きしてしまった…と罪悪感にかられていたのに、面白いものです。
ずっと嫌々ながら料理をしていたから、どうしても、洗い物が少なく済んで、短時間ですみ、なるべく少ない手数で短時間で栄養バランスが取れることばかりを優先して料理してしまい、その結果、その成果物を食べてもどうしても幸せな気分になれなかったのですが、外食してみることで、意外と悪くないんじゃない?って気付かされた気分です。
マロンパフェも近場で前から行ってみたかったお店に。
牧場が運営するカフェという位置付けなので普通のソフトクリームはそこそこ美味しいのですが、ちょっと甘め。マロンは業務用のペーストの味で、コーンフレークは市販のもの。お店で販売しているものと思しきスポンジも入っていましたが、ちょっと古びた味がしました。
カロリーが高そうだからと敬遠していたくせに、気になっているのに我慢しているというストレスをずっと感じていたのですが、一度行ってみたら、なんだこんなものなんだな、と。
勝手に手に届かないものだと思い込んで、手に入らないことを勝手にストレスに感じてきたけれど、実際手に取ったら、思いをこじらせるほどのものじゃなかった、なんてこと、他にもいっぱいあるんだろうなと思います。
イソップ童話だったかな?狐が手に入らないぶどうか何かを酸っぱいものだと言い張るお話ありましたよね?
私はあの話をとても卑屈なものだと捉えていました。本当は欲しいくせに。本当は甘いものだと思ってるくせに、それを認められないなんて、惨めだねって。
でも実際は本当においしくないぶどうの可能性もあるんですよね。
でもそれを心のそこからそう納得して、「だからいらない」って言えるようになるのに、一度はぶどうを口にする必要がある人と、口にしなくても「いらない」って思える人とがいて、私は多分前者の面倒臭いタイプなんだと思います。
青い鳥の話も、青い鳥を探しに旅に出たけれど、結局は家にいたという話を、「元から家にいるんだから、旅に出るだけ無駄だ。賢い人はそんなことせずずっと家にいる」ととるか「旅に出ないと家に青い鳥がいることにすら気づけないんだよね」「旅に出たからこそ、家に青い鳥が来るのかもしれない」ととるか。
私は、旅なんて出ずに、家にいる方がコストも時間もかからないでお利口さんな生き方なのだと思って、ずっと身の丈に合わせた小さな暮らしをしてきて自分を閉じ込めてきました。
けど、それでこんなに心も体も疲弊するなら、もっと早くから、とりあえずは外に出て色々チャレンジしてくればよかったなと今は思います。
とはいえ、ずーっとずーっと小さく暮らしてきたから、突然仕事をやめて世界一周!なんて真似は到底出来はしません。
そんな私にとっての最初の第一歩がこうやって一人で外食することなんだろうなあと思います。