こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

新生活のカーテンの選び方。気をつけて!私はただいま絶賛後悔中。

今年のやることリストの1つにカーテンの買い替えが入っていました。

とりあえず今しばらくは手持ちので粘ることにしましたが、なんで買い換えようと思ったかといえば、カーテン選びの失敗のせいで今現在ものすごーく苦労しているからです。

ちょうど新生活をスタートさせる人も増える時期なので、今回は、カーテン選びのコツについて 

1 部屋探しの段階でチェックするポイント

2 一人暮らし(特に女性)のカーテン選びのポイント

3 ズボラな人のカーテン選びのポイント

の3点を語ってみます。

 

まず1の部屋探しの段階でチェックするポイント

内見の際は、あらかじめ担当者の方に大きめの見取り図(設計図みたいなのがあればなおよし)をお願いし、巻尺持参で行きましょう。

そして住みたいと思った物件は、カーテンレールを写真に撮った上(カーテンレールには何パターンかあってそれによってカーテンのサイズや選び方が変わるのです)、必要なカーテンのサイズを測って見取り図に書き込んでおきましょう。

オーダーカーテン屋さんのサイトには、カーテンレールの種類ごとの測り方も書いてあるので、それを見ながら計ると良いと思います。

ついでに、洗濯バンの大きさや冷蔵庫置き場の広さ、コンセントの位置もチェックして書き込んでおきましょう。そうすれば、カーテン選びだけでなく、家電や家具選びでも困りません。時間があれば、天井の低いところの高さや、部屋の各辺の長さも測っておけばパーフェクトです。

後、高層マンションの場合は、低層階でも消防法上防炎カーテンが義務付けられていたりしますので、該当しそうなときは、確認しておきましょう。

 

第2の一人暮らし(特に女性)のカーテン選びのポイントは一言で言えば、「外から中の様子がわからないようにする」です。

具体的には

1 引越し初日からカーテンをかけられるように事前準備する。

2 ミラーレースなど遮像効果の高いレースカーテン+遮光カーテンにする。

3 住人の性別や年代がわかりにくいものにする。

4 サイズはちゃんと合わせる。足りないのは論外!

です。

もっと詳しく説明しますね。

この事前準備のために、内見の段階で必要なカーテンのサイズをはっきりさせる必要があったわけです。

住む部屋が決まったら、入居前にカーテンは既製品を買うなりオーダーするなりして準備しておき、入居当日に部屋に確実に届くようにするか、もっと言えば引越し時に一緒に持っていけるようにしておきます。

1日くらい、と油断しがちですが、初日に変な人に目をつけられたら、不慣れな土地で助けてくれる知り合いもおらず、圧倒的に不利です。

突発的に悪さをする人ではなく、良からぬことを計画的に企んでいる人こそ、そういう人の出入りは狙って見張っているはずです。

そんな人に、あの部屋の住人は危機意識が薄いカモだ、と思われるより、防犯意識の高さを見せつけて「油断ならない相手だぞ」「あそこは狙っても無駄」と思わせて損になることなど全くありません。どうせいずれ使うなら早めに用意しておきましょう。

 

2 ミラーレース+遮光カーテンについて

必ずしもこの組み合わせでなくても良いのですが、少なくとも

・レースカーテンだけの時でも、昼に、外から中の様子がわからない遮像効果の高いものにする。

・厚手のカーテンについては、夜、外から見て、電気がついているかどうかもわからないものを選ぶ(好きな生地を選んで遮光の裏地をつけるという手もあります。)

のがポイントです。

レースカーテンに関しては遮光効果が高すぎても、昼から照明をつけなくてはいけなかったりして、それがいやでカーテンを全開にしちゃったら元も子もないので、そこは気をつけてください。

カーテンって中からの見栄えを重視しがちですが、防犯上大事なのは外からの見え方。

在不在がわかりやすいと、不在時を泥棒に狙われ、在宅時を変質者に狙われる危険が増します。いる/いない、がわかりにくいものを選びましょう。

売り場に行って、内側から明かりを当てた場合と、外側から明かりを当てた場合の、それぞれの外側からの中の見え方をチェックすると良いと思います。カーテンの組み合わせでも結構変わりますよ。

ロールスクリーンやブラインドといった選択肢もありますが、ある程度採光しつつ中の様子が外から全くわからないようにする、ということを考えると、ミラーレース(系の遮像カーテン)を摂り入れるのが一番簡便な気がします。

 

3 住人の性別や年代がわかりにくい色柄にする。

これも防犯上の理由から。レースカーテンが花柄だったりすると女かな?って思われちゃったりするので注意してください。なおミラーレースや遮光カーテンなど、機能性の高いものを選ぶと、内側の色や柄は外からは分かりにくかったりもします。それなら選択肢も増えますよね。これも「外から」の見え方を確認して選ぶと良いと思います。

 

4 カーテン生地が足りないのは論外!

カーテン生地が足りなくて、外から中の様子が見えちゃうのはアウトだよ、と言うことです。使い回すこともあるかと思いますが、数センチの隙間であっても、光が漏れるかどうかで、いるかいないかはばれちゃうし、そこから中の様子がバレる可能性は否定できません。

 

最後に第3のズボラな人のカーテンの選び方です。これはもう

1ノンアイロンで洗濯可能なもの(できれば洗濯機の脱水&乾燥機能が使えるもの)にする。

2折りひだはあえてつけない。ノードレープ!!

3フックは取り外し可能なものにする。

4掃き出し窓のカーテンは床から1センチ浮かせる。

この4つ!

私はこの点を怠ったために今まさに苦労しています。

というのも、私はカーテンなんてクリーニングに出しちゃえばよいじゃん!という安易な考えで、見栄え重視で選んじゃったんですね。

でも、カーテンをクリーニングに出すのって意外と大変なんです。そもそもネットのクリーニング屋さんではカーテンを取り扱ってないところもあります。

それに実店舗に頼むにしても、普通は頼んで当日返ってくるわけではありません。カーテンなしで過ごさなきゃいけない日が出てくる。防犯上ものすごくよろしくありません。

となると自分で洗うのが基本になるわけです。で、その時問題になるのが上記の1〜3なのです。

私の今のカーテンは結構張り込んで大手のテキスタイルメーカーに頼んだものなのですが、そうしたところ、プラスチックの華奢なフックがカーテンに直接縫いこまれていたんです!!取り外しができないんです!

壊れたら、一旦縫いとめられてたのを解いてまた縫い直さなきゃいけない!私不器用だから、生地を切っちゃうかもしれないし、不要な糸まで切っちゃうかもしれないのに〜!!

と、こうなると洗濯機になんてかけられません。布地自体は洗濯可能なものなのに…。

でね、カーテンって下着と違って洗面所でちょこちょこっと洗える大きさじゃないわけです。浴槽にお湯を溜めてゴシゴシ。でも洗うだけならなんとかなるんです。その後のすすぎと、何より脱水がもう本当に大変!!

フックが取り外しできず、華奢なせいで、布地が重なっている上部がきちんと絞れません。洗濯機の脱水も使えないから、当然きちんと絞り切れません。丁寧に脱水したつもりでも、後から後からポタポタポタポタ水が垂れてきちゃいます。そうなるとカーテンレールに引っ掛け直して乾かすこともできません。乾くまでものすごく時間がかかります。乾ききらないうちに取り込んだら下手すると生乾きの匂いがしちゃうかもしれないんです。

さらに、シワになりやすい素材の場合、アイロンかけの手間も加わります。何しろ面積が広いですからね。そこに折りひだが加わり、ドレープが加わると、アイロンかけの量や手間も倍になります。

ついでに言うと、ドレープが加わると乾くのも遅くなるし、何よりクリーニングに出す時も長さに応じて価格が変わることが多いので高くつくわけです。

 

カーテンなんて別にそんなに汚れないから、洗濯のことはそれほど考える必要はないって?

実はカーテンってすごく汚れてます。特に大通りや公園、学校などに面したところは注意です。排気ガスや砂や土が飛んできやすいからです。窓を開けて換気をちゃんとしてしていればしているほど汚れます。ついでにホコリも吸いやすいですし、花粉がついたりもします。私なんて家では寝るくらいのことしかしてませんが、それでも洗うたびにびっくりするほど汚れてます。

でもズボラな人にとってはクリーニングに出すのも実は結構な手間だったりしません?(少なくとも私にとっては大きな手間です。)

だからこそ、ズボラな人こそバスタオル並みに手軽に洗えるカーテンを選ぶ必要があると言うわけです。

ノンアイロンでOKで、洗濯機にぽんと放り込んだら脱水までやってもらえて、なんならすぐに乾くやつ最高!となるわけです。

 

あ、4番目の掃き出し窓のカーテンの長さについては、掃除の便宜のためです。床に引きずる長さだと、ホコリが溜まりやすい上、掃除のときに邪魔です。ルンバの邪魔にもなります。

掃き出し窓の場合は、腰高窓と違って、裾が1センチほど上になっていても、外から中の様子はばれにくいので、上記第2の4とも抵触しませんしね。(大体ベランダの壁やアルミサッシが視線を遮ってくれる。)

欧米のかっこいいインテリア雑誌なんかを見てると、あえてダラーンと垂らしていて、その布が描く豊かなドレープが美しかったりするんですけど、ズボラには危険な上級者の技だなあと思います。

 

で、こう言うズボラ向きのカーテンって意外と高級テキスタイル店より、安いカーテン屋さんの方に豊富なんですよね。

私の今使っているカーテンは、一人暮らしを始めてするときに、ものすごく複雑で美しい織りに一目惚れしたもの、張り込んで買ったカーテンだったのですが、厚手のカーテンとレースカーテンは海外テキスタイルブランドと、国内大手メーカーにそれぞれ頼んだものでしたが、両方とも遮光効果などの機能面はあまり重視されおらず、厚手のカーテンはアイロンがけ必須でしたし、何より両方とも折れやすいプラスチックのフックが「縫い込まれて」いました。洗濯機使えないじゃん!!

ぶっちゃけ、地方に赴任してるときに、仮住まいだからと選んだ激安オーダーカーテンのほうが、機能的にも洗濯しやすさも断然上でした。安い化繊で作られた安い作りのカーテンだったからザバザバ洗えてあっさり乾いてアイロンいらずだったのです。

ちなみに、今のカーテンに、後からカーテンに遮光裏地を自分で取り付けようとしたのですが、これまた、縫い込まれたフックが原因で出来ませんでした。

後付けの遮光裏地ってフックのところで重ねてつける仕様になっているのに、縫い込まれていてフックが外せなかったんです。

本当になんて余計なことしてくれたんでしょう…(←八つ当たり)。

 

もちろん、洗濯が苦痛じゃなくて、インテリア性重視の方はカーテン生地に凝るのも楽しいと思います。

実際、部屋の表面積の結構な割合をカーテンが占めるので、カーテンで部屋の雰囲気が一気に変わります。

たっぷりのドレープがあった方が優雅な雰囲気にはなりやすいと思いますし、安いカーテンだと、色柄は色々選べても、複雑な織りや刺繍のものなどはないので、全体的にプレーンな感じになります。

でもズボラな私の場合は、カーテンを壁の一部だと割り切ってプレーンな仕上がりにして、アクセントは別な場所に作ればよかったんだなと思う今日この頃です。

 

それではみなさん、良いカーテンライフ?を! 

私はこれからカーテンの洗濯を頑張りまーす。 

サイズの問題で浴室乾燥も使えず、でも花粉の時期に外干しするのも嫌だから、いまがギリギリのチャンスなんですよね…。でもやっぱり面倒。この記事を書きながら、ネットでオーダーカーテン屋さんを調べていたら、レースのカーテンだけだったら、クリーニング代1、2回分で買い換えられちゃうことを発見して、心が揺れています。