こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R40独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。記事は予約投稿のことも多々あり。反応のタイムラグはごめんなさい。

否定的だったストレングスファインダーをやってみたよ

ストレングスファインダーをやってみました。
ストレングファインダーとは、これを買うとできる、自分の強みを見つけるための診断です。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす



実は私、以前は無駄だと思っていました。だって
・やったところで、今更転職もできなければ自分では異動部署も選べない。
・他にも性格診断は色々やったけど、実生活には活かせなかった。
・やるたび選ぶ選択肢が変わること&「どっちでもない」と思うことが私にはたくさんあるから答えが正確とは限らない。
・自分のことはもうわかっている。
もの。
似たようなこと思っている人いるんじゃないかなあ。私だけ?
でも、はなから意味ないと切り捨ててばかりで私は何を得てきたんだろう、頭の片隅に引っかかるものがあるということは、心のどこかで興味はあるんじゃないか、なんて思って取り敢えずやってみました。そしたら意外にも面白かったので、今日はその話。

まずは結果から。私の強みは
1 慎重さ
2 着想
3 公平性
4 未来志向
5 目標志向
でした。

まず、「1慎重さ」が出てきたことに驚きました。というのも2、4、5のような要素を多分に持ち合わせているので、性格診断では時に「冒険心がある」「新しいものに飛びつく」という評価になることもあったりするからです。
自己分析すると、石橋を叩いて渡らない(投資でいうとタンス貯金して物価上昇についていけずに目減りさせるタイプ。さすがにタンス貯金も泥棒が怖くてしてませんけどね。)、地雷はあらかじめ全部潰して行く、みたいなところがある一方で、注意力に欠け、地雷に気づかず、あるいは川だと気が付かず油断してひょいひょい足を踏み込む要素もあるので、ハーフハーフで、なんとも言えないという感じでした。(特定の分野だけなのかな?ここは自分で分析しようと思います。きっかけがもらえて良かった!)
ただ、私は自分の慎重さも冒険心も、どちらかというと短所とだけ思っていたので、強みとして生かすというのは盲点でした。私が思う慎重な人って、几帳面で事務処理が正確で観察力、注意力に優れている人というイメージで、私はそれとは程遠かったので、自分を慎重だとは思えなかったのですが、当たり前だけど能力と性格はまた別なんですよね。そのことにもハッとさせられました。
この性格を生かしやすい能力に欠けているので、仕事において「強み」になるのかといえば疑問ですが、自分の人生設計において、自分がこういう性格だ、ということを理解することは役立つ気がします。

今すぐ思いつくことなら、初対面との人の会話で、この性格を理解した上で、対策を練る必要があるということでした。
本では、このタイプの行動として、「あまり自分のことを明らかにしたがらない」というのもあります。私もそうです。自分のことを探られると、完全に防御体制、警戒態勢に入ります。
よくコミュニケーションの本では、会話下手でも聞上手なら大丈夫、なんて言いますが、私があまりに自分のことを話したがらないと、相手も警戒するらしく、結果、相手の自己開示もなかなか引き出せず、当たり障りのない話題で会話をつなぐのに苦労することがしばしばでした。このまんまだと八方ふさがりです。
でも、私のこの行動が、人と話すのが怖いとかではなく、自分を知られたくないという気持ちからくるものだとしたら、逆に知られても構わない分野に関しては積極的に開示した方が、相手からの詮索もかわせるし、相手の自己開示も引き出しやすく、相手が話し始めさえすれば、自己開示しなくて済むから一石二鳥じゃん!と気がつきました。

そう言えば、最近読んだ「しない技術」

しない技術 (シンプル時間管理術)

しない技術 (シンプル時間管理術)

でも、社交技術として、あえて晒しても良い個人情報を明らかにする、って書いてあったなあ。頭の良い人は一歩攻めますね。

私は住所や連絡先といった基礎的な個人情報、仕事や財産、宗教政治、儲け話を話題にする人には反射的に身構えますが、それ以外の趣味の話題まで出ししぶるのは馬鹿らしいとも気がつきました。なので趣味の話題に関しては、積極的に上手に話せるよう、最初に話す内容は、ネタとしてテンプレ化しようと思います。


次に2着想、4未来志向、5目標志向が強みというのも意外でした。これらはどれも既存のものを新しい見方で見直したり、未来を夢見てあれこれ計画を立てたりと、どれも新しいものごとを、(実行し、達成するのではなく)色々考えるという志向を表します。
こういう志向があること自体は自覚はしていました。現にこのブログも「2017年の目標」がやけに多いですもんね。

が、私の中ではこういう要素は、「夢見がち」「計画立ててそれで満足しちゃって実行しないからダメ人間」といった感じで、あまり役に立たない志向だと思ってたんです。ちなみに、このストレングスファインダーには「強み」の項目として「達成欲」というのもあります。あるんですが上の5個にはあがってないのだから推して知るべし、ですね。ストレングスファインダー、わかっとる。
また、こういう志向があること自体は、ほかの適職診断や性格診断でも見抜かれていたのですが、そうするとお勧めされるお仕事は、「フリー」「小説家」「芸術家」「編集者」「広告代理店」「企画」「広報」etcなんですね。…なれるならなっとるわ!そんなにニッチな強みなのかい!
…というのもあって、仕事には活かせない志向だと思い込んでしまったんです。

でも、せっかくだから、使えない強みだと切り捨てずに、今までの仕事で実際にはどうだったかを振り返ってみました。
そうしたら、他者から評価されたのは、新規事業の立ち上げに関わったり、あるいは事業見直しでやり方を変えるのに参加した時、イベントを仕切らせてもらった時だということに、今更気がつきました。
他方で、私が「この仕事向いてない…」と落ち込んだり、人事評価がイマイチだなと感じるときは、大体ルーティンだけど高度で複雑な事務処理を、機械のように早く正確に大量に処理する必要がある時です。これ自体が目的となる部署にいるときや、仕事自体はこれを目的としてなくとも、仕事の前提としてこれを要求される部署にいる時は、もう本当に落ち込みっぱなしでした。この期間が長すぎて、徹底的に打ちのめされ続けたせいで、自分の仕事が評価されたことがあること自体を、すっかり忘れていました…。
よく、ルーティンも工夫すれば楽しくなると言いますが、今の会社の場合、ルーティンワークはとにかく正確に確実に処理して欲しいから決めたルールだから何一つやり方を変えるな、やり方を変えて失敗したら処分は変えなかった時に比べて大きいぞ、という無言のプレッシャーを感じることが多いのです。システムもガチガチに決まっているし。リスクを嫌う慎重派の私が、そんな状況で自分のアイディアをのびのび試せるわけがない…。
強み5つのうち3つを全く活かせず、飽きるし楽しくないしでいつも気分がどんよりし、しかももともと歯車としてこなす事務処理能力が私は著しく欠けているんです。これも大事な仕事でありスキルなのはわかっているからとルーティンワークも真面目に頑張ってはいたけれど、そもそもその能力にも適性も著しく欠けているので、頑張りが全くと言って良いほど実を結ばず、自分が使えないぽんこつ歯車として、いつ切り捨てられるかと、いつもビクビクしていました。そうこうするうちに病気になっちゃったけどね。
ルーティンを実行する能力が欠けているだけでなく、性格的にも向いていないのだというのが、ここまではっきりわかるとスッキリします。

あとこれやって気がついたのが、今年の目標の資格試験の対象のミスマッチでした。
私の強みが活かせる分野の試験、ほとんどなくない?むしろあれだけ嫌がった私の強みが活かせなさそうな事務処理的な部門の試験の方が多くない??
それに、そういう試験が多いということは、転職しやすい分野では、いつだってアイディアが出せる人以上に、事務処理能力が高い人が求められているということなので、試験に仮に受かったとしても、自分の強みが活かせるわけでもなく、外に資格だけを頼りに飛び出しても討ち死にするだけでは?
というわけでちょっと見直そうかなあと思います。

それにしても、本当に久しぶりに、我が社においても私の強みが活かせる場面があったことを思い出せて、ホッとしました。今まで自分の強みがわかってなかったので、異動希望は「なんでもOK」って感じで出していたのですが、今後はもう少し考えようと思います。
ただ、私の場合、次のステップに行くためには、まず途中で放り出した地獄のルーティンワーク部署で年季を納めないといけなさそうなんですけどね…。今までだったら異動面接では「頑張ります!」「早く戻って遅れを取り戻したいです!」以外の回答しか思い浮かばなかったと思うのですが、今は無理したら倒れるということがわかっているので、もう少し態勢を整えたいなあと思ったり。
とはいえ、私の強みが活かそうとするなら、一定以上の実務能力か、あるいは人間力で、人に受け入れられることが必要です。あとはビジョンを人に理解してもらうための表現力。
あまり人間的な魅力がない私の場合、実務能力で人を納得させる必要もあると思うので、時期が来たら嫌がらずに元の部署で頑張ろうと、素直に思えるようになったのも、このストレングスファインダーをやってよかったことだと思います。

さて、今人間的な魅力、という話になりましたが、最後に残った私の強みが5の公平性。
これは、他の性格診断や適職診断ではフィーチャーされなかったポイントです。おそらく「事実をきちんと調べて把握しようとする志向」という項目に包含されてしまっているのでしょう。また、異種異質で多様な人同士の調整が常に求められる国と違い、同質性が強い日本においては、特別な職業を除いて、あまり強く評価される項目ではなかったというのもあるのかもしれません。

ただ、私はこの項目をこうやって一つの強みとして評価されたことが本当に嬉しかったです。
私は他人の痛みに鈍感だし、愛情も薄いです。ストレングスファインダーの項目でいう「共感性」「コミュニケーション」「社交性」「親密性」はゼロに等しいと思います。
でもそんな私が人に優しいと評価されることが、ごく稀にはあります。で、それってだいたい「意地悪な人に対しても意地悪し返さないで淡々としている。」「仲間外れにされている人、浮いている人に対しても、ちゃんと普通に接している。」「どっちの派閥にもくみさず、ちゃんとそれぞれの話を聞く。」「いくつかのグループに別れないといけない時、自分の好みを優先させずに、全体のバランスを見て動いてくれる(おかげで仲間外れができなかった)」といった内容なんです。
言われた時には、別に優しくはないぞ、優しさを期待されて近づかれても困るぞ、という感じでいたのですが、多分これらの行動は「フェアでありたい」という志向の表れだったんだろうな、と今やっとわかりました。(いじめをしている多数派に対する共感性がゼロで鈍感だからこそ、仲間外れムードに気が付かずにやれてたりする面もあるのかも。共感性がないことに劣等感を持っていましたが、そんな共感性なら私はいらん、と堂々と思えるようになったのも良かったです。)
実のところ、多数派VS少数派になった時に、必ずしも多数派に同調するわけでもなく、かと言って少数派を少数であることを理由に必要以上に庇うこともないと、最終的にはどちらからも孤立することの方が多いし、私の行動を優しさと勘違いし、母性的なやさしさを期待した人、甘えたがりの人にはがっかりされ去って行かれる経験の方が、愛される経験以上に多かったので、自分ではこういう性格や行動をどう評価し、どう取り扱って良いのか、ずっと持て余していました。
でも、こうやって一つの強みとして言葉にしてくれたことで、堂々としていて良いのだと思うことができました。
その上で、やっぱり孤立して終わり、じゃなく、理解してもらい、強みを強みとして活かす技術を身に付けたいなと思えるようにもなりました。
私は面倒臭くなると、弁明したり説明することを放棄しちゃって、相手からフェイドアウトしちゃうことが結構あるのですが、そこはもう少し上手に、そして粘り強く、理解を求めていける人になろうと思います。
よく「コミュニケーション能力は大事」って大雑把にいうけれど、素質ゼロの私が、それでも身につけるべきコミュニケーション能力とは、単純に座持ちが良くなることでも、知らない人に名刺をばらまいて顔を売る能力でもなく、自分が孤立しそうな場面で粘り強く自分を理解してもらう能力と、多数派少数派私、みたいになった時に、それぞれの考えをすり合わせ調整し、対立を対話に持ち込む能力、そのための論理的な説得能力と、共感を得て聞いてもらう能力、なのかなと思いました。範囲を絞れば、努力しようっていう気にもなるし、対策も立てやすいので、苦手な分野だけど、今年は頑張ってみます。


*****


と、ここまで長々書いたのには、実は自分の考えを整理するためだけではなく、もう一つ魂胆があります。
このストレングファインダー、性格診断みたいな感じで、面白いので、ネットで検索すると、「私はこんな結果でした」というのはたくさん見かけるのですが、その後それを具体的にどう自分の生活に生かしているか、という内容のものは、割と少ないんです。
でも、実は今私が一番興味があり、必要としているのは、そう言った情報。だから是非知りたい。実践編が是非読みたい。
というわけで、人にやってほしいことはまず自分からやる、の精神で、拙いながらも書いてみたわけです。
これを読んだ方で、「やっても良いよ!」っていう方がいたら、是非お願いしまーす!!