おしゃれの見直し&モチベーションアップを狙って、おしゃれ関連本を読み直してきましたが、タイトルが今の気分にとてもあっていたのがこちらの本。
最初の方に、「私たちに必要なのは、自分の人生を主役として生きるためのワードローブであって、そのために必要なのは、他人の意見に右往左往される脇役としての人生をやめ、主役として生きるという決意だ」というようなことが書かれていて、これにまずはぐさっときました。
というのもわたしは、どちらかというと、主役として生きること=出る杭は打たれる、だと思ってきていて、ワードローブに関しては、ずっとずっと周囲からダサいと後ろ指指されないことを第一の主眼に置いてきていたから。自分の人生の主役として生きて行く覚悟がなくて、他人に下駄を預けっぱなしだったんですよね。
さて肝心の本の内容はというと、目次はこんな感じです。
1 「わたし」を決める。
1−1 キャラクターを設定する。
1−2 シーンを設定する。
1−3 メインカラーとサブカラーを決める。
1−4 イメージマップを作る。
2 コーディネートを学ぶ
2−1 ファッションの3色コーディネート
2−2 柄物のコーディネート
2−3 ミックスコーディネート
2−4 シルエットより色が重要
3 賢く買う
3−1 年間の予算を決める
3−2 定点観測をする
3−3 消耗品と長く着る物に分ける
3−4 季節単位で考える
3−5 一週間単位で考える
3−6 初心者は定番から揃える
3−7 賢い買い方を知っておく
4 ワードローブを作る
4−1 ワードローブを色分けする
4−2 足りないものを見つける
4−3 過剰なものを見つける
4−4 イメージマップと突き合わせる
4−5 ルールを知ってルールから抜け出す
4−6 幸せになるワードローブをつくろう
5 わたし史上最高になる!
5−1 流行は意図的につくられる
5−3 色合わせについて
5−4 バッグと靴の色の選び方
5−5 体型と服選びについて
5−6 「完璧に見せない」ということ
5−7 だらしなく見える理由を知っておく
5−8 オリジナリティを表現する
おわりに
ファッション雑誌を長らく読んでいる人からすると、当たり前のようなことも結構書いてあったりはするし、どちらかというと、超おしゃれになる!というよりは、ファッションで大失敗をせず、手堅く及第点を取るための参考書という感じではありますが(特に第二章のあたり)、だからこそ、ワードローブの見直しをするには良いかなと思いました。
ファッション雑誌を愛読してはや30年の私からすると、初耳のところは皆無だったのですが、今の私のおしゃれの問題点はどこかなと、付き合わせてみたところ、どうやら、この1の「わたし」を決めるの、「目指すべき私」がブレブレなのがまずは原因かなと思い当たりました。
その上で、ほぼほぼセオリー通りのおしゃれをしてきたはずが、このところ断捨離しすぎて、3−5、5−4あたりでそのブレが影響していることにも気がつきました。
そしてその修正のために4の各項目をやってみるのも面白そうだなと。あとは年齢的に5−7についても肝に命じておかねば、と改めて思いました。
また、こういうハウツー本、結構読み漁ってきましたが、情報のインプットばかりが蓄積される割には、実践しないで済ませてきてしまったことが結構あるので、せっかくだから、実際に自分のワードローブに置き換えて考えてみようと思い立ちました。
というわけで、次から少しずつ先にあげた項目に関して、自分のワードローブに置き換えてやってみようと思います。