この本を読んでおしゃれの見直しをしています。
今回は最後の章である、LESSSON5 わたし史上最高になる!です。
この章では、流行予測や、色使いについてのより細かな注意、サイズ合わせなどなどより細かな注意が色々載っています。
そんな中、個人的に印象に残ったことはこんなこと。
・流行からだいぶ遅れてから製造される普及品を買うよりは、ハイブランドのオリジナルをセールで買う方が寿命も長く満足度が高い。
これは、靴で経験したことです。ハイブランドの靴ってトレンドに突っ走っているように見えても、オリジナル性が高いから、意外と流行と関係なく長く使えたりしたんです。
また母がセールで買ったハイブランドのちょっと癖のあるコートをずいぶん長いこと愛用していたことを思い出しました。癖があるからこそ、流行関係なく長く着られて痛んだと思います。
プロパー価格ではとてもじゃないけれど手が出せませんし(なんてったって、おしゃれの適正予算は手取りの1割だそうですし!)、セールだと癖のある商品しか残ってないことも多いけれど、それでも似合うものに出会えたら、もしかしたらそれはものすごく自分にとって価値のあるものになるのかも、と思いました。鼻から対象外だなんて思わず、たまにはブティックをのぞいてみるのも楽しそうだなと。
おしゃれのお勉強についても、わたしはセレクトショップや雑誌を中心に情報を仕入れて着ましたが、確かにそのままのスタイルでは取り入れられなくてもハイブランドの美しいお洋服を眺めるのは眼福ですし、そこからエッセンスを掴み取る訓練も楽しそうだな、なんて思いました。
・サイズが合う服を見つけるのは超大変。
普通体型の人でさえ、サイズが合う服を見つけるのは大変そうなことは、サイズ合わせに関する様々な情報からなんとなく伝わってきました。であればデブのわたしはいわんやおや。
ここから導かれることは、やっぱりある程度痩せないとおしゃれのスタートラインにさえ立てないんだなということ&体型にあうブランドがあったら、そのブランドは重点的に押さえておく価値がある(使ってるボディが自分にあっている可能性が高い)ということ。体型に合わなくて着太りしたり、あるいは窮屈だったりする服ってどうせ着なくなってしまいます。だったら最初は高くても、ちゃんと使い続けられる服を買った方が結局はお得。
お直しするにしても直せない部分は多々あるみたいですし、実際一度有名お直し専門店い持ち込んだ時も、服のラインが崩れるからと、極端な補正は断られてしまったことを思うと、多少値段が高くても、体型にあうブランドを探すのがベストだという気がして着ました。わたしはデブだけど背もそこそこ高く、肩幅も広いので、欧米ブランドだと意外とするっとサイズが合うことも多いので、インポートものを視野に入れようと思います。
・だらしなく見える理由を知っておく
これ、個人的にR40には必須な知識だと思って読みました。若い時は「無造作」「カジュアル」で済まされていたことが、R40になって見たら「だらしない」感じになっちゃう気がしていたんです。これに関しては、素材にも格がある、下着や労働着、スポーツウェア起源の服はだらしなく見えやすいと言われて、そりゃそうだよな、と思いました。
わかってはいたんですけれど、機能的で楽ちんで洗濯も簡単なのでついついコットンジャージーなどを多用していたんですよね…。時代の流れもそっちよりだったのもあったし…。でもわたしはもっときちんと見せたいと今は思うので、だったらせめてスーツは楽チンさ重視のコットンジャージーなどではなくちゃんとした素材のものを選ぼうかなと思いました。痩せたらパンツやスカートももう少しきちんとした素材に変えられるかなあ。
最初はだいたい前にも聞いたことある話ばかりじゃん!なんて思いながら読んでいたのですが、こうやって自分のワードローブと付き合わせて読んでみると、学ぶことの多い本でした。