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2時間で4キロ泳ぎました。心拍数があげられないので超ゆったりペース。
だからか、距離を増やしても、あまり疲れません。
思えば昔の私は水と戦うようにして泳いでいた気がします。
水に叩きつけるようにバタ足し、水を押しのけるようにして水をかいていたな。
パワーとスタミナがあった時はそれでよかったのですが、心拍数があげられない状態では、いかに無駄な力を抜くかが鍵になります。
それでまず最初にやったのは、水を信頼すること、水に体をゆだねること、でした。
自力で浮かぶのではなく、水の力で浮かぶこと。
鍵となったのは萩野選手。彼って他の選手と比べて体がものすごく高い位置で浮いているんです。多分その分、水の抵抗が少なく済んでいるんじゃないかなと思ったんです。
全身ガチガチでいると、自分の体の重みで沈んで行ってしまうのですが、まずは力を抜いてふわっとした状態でいると、意外と体って浮くものですね。そのあとはだらっとしすぎていると、足などから沈んで行くので、それを体幹の力をほんの少しだけ使って、整え、自分が長細くて軽いカヌーになったように意識しました。
私は胸を張って腰をそる癖があるので、ちょっとみぞおちとおへその下あたりを丸める感覚で、その下に空気と水を蓄えるような意識にすると、体がしっかり浮くみたい。
そしてそれをするだけで、バタ足をしなくても、ずーっと沈まない状態が作れるようになり、おかげで、ものすごく楽に泳いでいます。