こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

クラシック・コンサート、持ち物や服装、持病持ちの注意について

先日のバレエに引き続いて、とあるクラシック・コンサートに行って参りました。

とても素晴らしいコンサートで、こういう機会をもっと増やしたいなあと思う一方で、色々と大変なこともあったので、今後、持病を抱えながらコンサートを楽しむにはどうしたら良いのかなと考えてみました。

 

 

<公演日時や座席について>

  1. なるべくdoor to doorで片道45分以内で行ける会場の予定だけチェックする。
  2. まずは昼公演を狙う。夜公演はなるべく避ける。夜公演を選ぶ時でも帰宅が23時をすぎるものはなるべく避ける。
  3. 座席は、後ろでも良いから中央よりで、通路側の席を狙う。
  4. 翌日に予定がない日の公演を狙う。(あるいは公演の翌日の予定をブロックしてしまう。)
  5. 公演の日に他の予定を入れない。

 

理由は

  1. 私の場合、door to doorで片道45分までなら、電車で座れなかったり、10分以上歩く事があってもなんとかなるし、夜公演でも23時前には帰れるのだけれど、それを越えるとダメージが急激に大きくなるように感じる。
  2. 私の場合、夜出歩くだけで疲れる、夜の方が電車が混む、終バスが早いので夜だと余計に歩かなくてはならない、夜公演でジムに間に合わないと、夜遅く帰宅してからお風呂を沸かす&お風呂掃除という余計な手間暇が追加でかかる、夜遅くなると翌日以降の生活リズムが狂う、など夜公演は負担が大きい。
  3. 横から見ると首が疲れるのと、音のバランスが悪くなってせっかくホールで聴いている意味がなくなってしまうように感じる。それだったらたとえ後方でも中央寄りの方が満足度が高いし、姿勢も楽。
  4. とはいえ、急に具合が悪くなった時やさっさと帰るためには通路側ですぐに立てる席の方が良い。
  5. 座ってるだけだからと油断しがちだけど、コンサート会場の往復&長時間座っているというのは意外と体力がうばわれる。前後の予定は入れない方が無難。

 

 

<服装について>

  1. エストを締め付けず、長時間座っても楽な格好が良い→ゆったりめのパンツかワンピース。
  2. 首を守る。カジュアルな席だったらタートルネックも選択肢に入るが、そうでないならスカーフを。
  3. 春夏秋冬問わず温度調整できる事が大事なので(大抵会場は春夏は寒く秋冬は暑い)、薄手の洋服+羽織りもので。良席だったら肩が楽なジャケットを、カジュアルな席だったら着心地が良くて持ち運びしやすい薄手のカーディガンを。
  4. 足元は冷やさない。カジュアル席&夏でもサンダルはやめておく。
  5. ドレッシーに履きこなせる、ビジュー付きのフラットシューズを用意しておく。私の場合、黒かゴールドにしておけば、大概の洋服に合わせられそう。
  6. ファッションのフォーマル度は座席のランクに合わせると浮きにくい。カジュアルな席の場合でも、体調に余裕があるならいつもとは違う華やかな服を着るか、アクセサリーなど小物で華やぎを演出して楽しむ。
  7. いつもより華やかなメイク&ヘアスタイルを楽しむ。

 

理由は

  • 今までの経験上、クラシック・コンサートとはいえ、日本では割とカジュアルな人が多かったので、ワンピース&カーディガンで行ったのだけれど、今回は夜&かなりの良席だったこともあり、チーフ&ジャケットのおしゃれな男性や、ワンピース&パーティ向けのジャケットの女性など素敵な服装の人が周りに結構いてちょっと恐縮した。年配の方が多いからか、スニーカー&リュック、みたいな人ももちろん結構いらしたのだけれど…。場にふさわしいおしゃれをした方が安心&気分が上がるタイプの私の場合は、席に合わせておしゃれのグレードもあげた方が良さそう。
  • パーソナルカラー&スタイル的にはフォーマルパーティっぽい派手な色やメタリック素材の服装&メイクが似合うタイプなので、せっかくだったらそういう服装をした方が自分も気分が盛り上がって良いなと思った。今回はリップだけ華やかにしたけれど、それだけでも高揚したので。フォーマルパーティスタイルが似合うタイプって、普段はなかなかそういう格好をする機会がないので、使える機会は上手く使っていきたい。
  • 羽織りものはやっぱり必須。今回は畳みやすくて軽いカーディガンと、カシミア&シルクのスカーフを持ち込んだけれど、ストレッチがきいたジャケットや、キラキラしたストールの方をみて、フォーマル感が出て素敵だなと思った。
  • 羽織りものだけでなく、首巻き(今回はスカーフ)も必要だった。私は喉が弱い&肩こりがひどいので首〜肩の保護がとても大事。
  • ハイヒールが好きなので、ハイヒールで出かけたけれど、ホール内を歩くだけで疲れてしまった。もう体力的に無理なのかもしれない。帰りが遅くなる&体調悪化を考えて、バッグにはフラットシューズを忍ばせたけれど、それはそれで荷物が多くなって大変だった上に、履き替えるタイミングが今回はなかった。ビジュー付きのフラットシューズやオペラパンプスなど、華やかな席で使えるフラットシューズが欲しいと思った。
  • 長い間ストッキングを履いているとつま先に違和感を感じる。五本指靴下を履いてくればよかった(素足だと冷えがきつそうなので)と思った。冬場はタイツという手もあるけれど、夏場ストッキングをパスするとなると、ウエストの締め付けがない、ドレッシーなパンツが必要かなも。黒の光沢のあるパンツに、黒のキラキラしたビジュー付きのトップスの人、黒のパンツに白の光沢あるシャツにビジューネックレスの人がとても素敵だったので真似したいと思った。
  • 今回の帰り、トイレに寄りたいけど混むからなあと我慢して駅に行ったら、ちょうど人身事故で電車が止まってしまっていて、ハイヒール&重い荷物&トイレを我慢の三重苦を味わった。やっぱりトイレは余裕を持って行っておくべき&歩きやすい靴&荷物は軽く、が基本だなと。(別にコンサートに限らないけど)

 

 

<荷物について>

  1. 体力に自信がない時は、パンフレットなどは潔く諦める。もらうつもりならA4サイズが入る軽量エコバッグをバッグに忍ばせておく。
  2. コンサート前に買い物などをして荷物を増やさない。
  3. 時間に余裕があるならクロークを利用する。クロークを利用するなら貴重品だけ入れられるミニバッグを別に用意しておく。クロークを利用しないつもりなら、コートも荷物も軽量でかさばらないものにする。傘は折り畳み傘&傘袋で。メイク用品なども最小限に止める。本なども持っていかない。音が出る時計も持ち歩かない。
  4. マスク、のど飴、歯磨きガムを念の為持って行く。
  5. 持病の薬とロキソニンテープは念の為持ち歩く。
  6. 腰痛対策に良いクッション(軽くてかさばらないもの)があれば用意しておく。
  7. オペラグラスは無理して持ち歩かない。必要ならレンタルする。
  8. いざという時のフラットシューズを持っていかなければならないような靴はそもそもやめておく。

 

理由は

  • ついでにマスクも欲しいなあと。口元も抑えず咳き込む人が隣にいたので、音も気になったけど、病気をうつされないか心配になってしまった。
  • どうせ遠出するならと、劇場の近くでお買い物してしまったせいで大荷物になってしまった。クロークに預けると帰りが遅くなるからとホールに持ち込んだけれど、休憩時やトイレの移動が面倒になってしまった。荷物をみていてくれる同行者がいない一人観劇の場合は、荷物は少なめが鉄則&欲張った予定を立てるのはダメだなと。観劇の日は他の用事は入れないように!
  • 近くの席の人がずっとマスクもせずに演奏中も咳き込んでいてちょっと気になった。いろんな事情があるのだとは思うけど。もし自分が咳き込むような体調だった時にできる対策としては、マスクを準備する、よく効く咳止め、のど飴などを準備しておく、場合によっては席を立つ、だろうか。とはいえ、迷惑をあまりかけずに外に出て出られる座席というのは限られているので、体調に持てない場合は、席選びも大事なのかもしれない。
  • 腰痛持ちなので、あらかじめロキソニンテープをして行ったけれど、それでも最後の方は足が痺れてしまっていた。クッションか何かが欲しい…。でも重かったりかさばったりすると、それはそれで持ち運びで体力を奪われる。何か良い手はないものか。
  • 今回は荷物が多すぎて&ホールの外で休めるスペースが少なくて、休憩時間も座席に座りっぱなしだったのも、腰痛がひどくなった理由だと思う(日常生活ではこまめに立ち上がってストレッチすることを心がけている)。そういう意味でも荷物は減らした方が良いし、昼なら帰り時間を気にしなくて済むので、クロークに荷物を預けていたと思うので昼公演の方が楽。
  • パンフレットが重すぎて、帰りの電車&歩きがすごくしんどかった。体力が回復するまでは貰わない&買わないようにした方が良さそう。

 

 

<行動について>

  1. 早めに食事を済ませておく。
  2. コンサート前のカフェインは控える(トイレ対策)。
  3. 帰ったら寝るだけで済むよう、家事は一通り済ませておく。(可能なら帰りにジムに寄って少しだけでもストレッチをする&シャワーだけでも浴びておくと、さらに楽になる。)
  4. 会場近く&最寄駅で使えるトイレを探しておく。
  5. おおよそのストーリーと、定評のある演奏などは事前に予習しておくと理解しやすいし、そのコンサートの個性もわかりやすい気がする。
  6. あらかじめ腰痛対策をしておく。(ロキソニンテープを貼る、ストレッチするなど。)
  7. 早めに会場入りして、さっさとトイレを済ませておく。生理の時はそのタイミングでナプキンなども念の為に取り替えておく。
  8. 時間に余裕があるなら、なるべくクロークを利用する。
  9. 可能な限り休憩時間は席を立ち、空いてるスペースでこっそりストレッチする。 
  10. 余韻にひたらずさっさと帰る。早めに席を立つ人の波に乗ってしまう。
  11. 帰りの電車に乗る前に済ませられるならトイレを済ませておく。
  12. 疲れを感じたら無理せずタクシーなどを利用する。

 

 

理由は

  1.  早めの会場入り&トイレに行っておくのはやっぱり大事。今回も女子トイレは激混みだった…。そうだよね、観劇する時の衣装だと用を足すのに気を使うし、女性多いもんね…。
  2. 早めの夕食も大事!3時間コースだったので、たっぷり食べてから出かけても、コンサートが終わる頃には小腹が空いていた。もし空腹だったらお腹がぐーぐーなって迷惑をかけてしまっていたと思う。もちろん劇場で食事もできるようになっていたけど、混んでいたので私にはきつかった。
  3. コンサート前にカフェインはやめておく。トイレが近くなるから。居眠りしたくなっちゃったらそれはもう相性が悪かったと割り切るしかないのでは。相性が良いコンサートなら眠くなったりはしないわけだし。
  4. 今回の帰り、トイレに寄りたいけど混むからなあと我慢して駅に行ったら、ちょうど人身事故で電車が止まってしまっていて、ハイヒール&重い荷物&トイレを我慢の三重苦を味わった。やっぱりトイレは余裕を持って行っておくべき&歩きやすい靴&荷物は軽く、が基本だなと。(別にコンサートに限らないけど)
  5.  せっかく素敵なコンサートを楽しんだのに、夜遅く帰ってから家を片付けたりするのは無理だしつまらない。余韻を楽しめるよう、先に部屋は片付けておく。

 

若い頃は後先考えず、気の向くままに楽しいことを楽しんでいたのだけれど、R40になって大病してみると、無理なくイベントを楽しむためには周到な準備計画が必要なんだなあとしみじみしました。

他方で、それが面倒で楽しむこと自体をやめてしまうと、精神的に八方塞がりで追い詰められていくこともあるので、自分の中でうまくバランスを取りながら、やっていけたらなと思います。