こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

「1日5分かけるだけで本格パンが焼ける!」

 

1日5分かけるだけで本格パンが焼ける! 1 ベーシックブレッド編

1日5分かけるだけで本格パンが焼ける! 1 ベーシックブレッド編

  • 作者: ジェフハーツバーグ,ゾーイフランソワ,荻山和也,Jeff Hertzberg,Zo¨e Fran〓ois,熊谷玲美
  • 出版社/メーカー: 楽工社
  • 発売日: 2015/06/02
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

 

 

1日5分かけるだけで本格パンが焼ける! 2 バラエティブレッド編

1日5分かけるだけで本格パンが焼ける! 2 バラエティブレッド編

  • 作者: ジェフハーツバーグ,ゾーイフランソワ,荻山和也,Jeff Hertzberg,Zo¨e Fran〓ois,熊谷玲美
  • 出版社/メーカー: 楽工社
  • 発売日: 2015/08/05
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

 

前回、こちらの本の監修をした荻山和也さんの著書を読んで、意外とパン作りって難しくないかもと思う一方で、よくわからなかったり、もっと手間を減らせるのではと思うところもちょこちょこ出てきたので、今度はこちらの本を読んでみました。

こちらは、さらに簡略化された手順なので、本当にとびきり楽です。

特にベーシックブレッド編は、材料や道具についての丁寧な説明があり素人にはわかりやすかったです。

さらに良いなと思ったのが、「ヒントとテクニック」という章で、水分量の増減、かける時間の長短の変化によって、どういう風になるのかについて詳しく説明がある点。

素人は「なぜそうするのか」「なぜこうなったのか」がわからないから失敗するので、すごく勉強になりました。

他方で、材料の分量などがすごく多い&調味料の分量が大さじでの表記ので、食べきれる量だけちょこちょこ作りたい&分量はグラムで記載して欲しい私にはちょっとわかりにくいところも。

また、さらに使っている粉が準強力粉で、薄力粉や強力粉よりちょっと入手が困難&使い道に悩みそうなものというのは気になるところでした。

 

とはいえ、とりあえずあまりに手順が簡単そうなので、まずは試してみることに。

本来であれば「素人は書かれている通りに作れ」と言われる通り、レシピ通りの材料を用意すべきなのですが、準強力粉をわざわざ買っても使いきれる自信がない&大量に作って失敗したら嫌、さらには家の在庫の強力粉も微妙な量しか残ってない…ということで、またまたレシピとは程遠い分量に。

しかも、出かけるちょっと前に急に思い立ったのでお湯を沸かしている暇もなく、かーなーりアレンジの入った作り方になってしまいました。

 

というわけで、いかにかく分量は、本のレシピとは程遠いのですが、こういうもので作るとこうなる、という1つの記録として残しておこうと思います。

 

<材料>

  • 水159g(本来はぬるま湯を使うべきところ)
  • ドライイースト3g(1袋)
  • 塩小さじ1(小さじ1で測って投入したら5gだった。やっぱりグラム数表記の方が私は好きだなあ)
  • 強力粉124g(しか残ってなかった)
  • 薄力粉76g(強力粉+薄力粉で200gになるようにしたため。前回強力粉200gで作って、ギリギリ作りやすく、かつ食べきりやすい量だなと思ったため。)

 

今回の本は、前に参考にした本と比べると、使っている粉が強力粉ではなく準強力粉で、水分量がかなり少なくてドライイーストの量が多いのと砂糖が使われていないのがポイントなのかなと思いました。

 

<道具>

琺瑯の密閉容器→最初の発酵ではみ出るくらい膨らんだので、次はもう1サイズ大きいジップロックコンテナーを使うべし。

・計量スプーン(計量に使ったついでに、スプーンの持ち手を粉を混ぜるヘラがわりにしてみました。)

・デジタルスケール

・オーブン

・ノンスティック加工のフライパン(天板がわりに)

 

<作り方>

  1. デジタルスケールに密閉容器を載せゼロにセット。水とドライイーストと塩を計量しながら中に投入。3者を混ぜ合わせる。本来はぬるま湯を用意すべきところだったけど、水が冷たい場合は4の発酵時間が長くかかってしまうという注意書きを逆手に取り、発酵時間を長くすれば良いやと割り切りました。
  2. 1の容器をのせたままのデジタルスケールを再びゼロにセットし、粉を計量して投入。
  3. 計量スプーンの持ち手で全体を混ぜ合わせる。本ではカスタードのような状態になるまで混ぜる(こねなくて良い)と書いてあったけど、一回り大きい容器に入れてしまったら、粉全体に水が行き渡らなくてちょっとやりにくかったし、若干硬めな印象だった。
  4. 完全には密閉せず軽く蓋をして冷房が入ってない部屋で3時間。3時間という指定が本にあったわけではなく、私のスケジュール的にこうなったというだけ。本には最高何時間まで、みたいな指定もあってわかりやすかったです。この発酵時間も前みた本とはだいぶ異なるので面白いなあと。前は全然膨らまなかったのに今回はフタが持ち上がるくらい膨らんだのでびっくり!
  5. 冷蔵保存にする。
  6. パンを整形しオーブン用のノンスティック加工のフライパンの上で休ませる(約40分)
  7. 焼く20分まえにオーブンを230度30分で予熱(20〜30度高めでも)→サイズが小さいから15分でセットしとこう。
  8. 焼く3分前にお湯を200cc沸かす。
  9. 予熱が終わったら天板にお湯を注いで、フライパンを入れて焼く。

という感じですすめる予定だったのですが、6以降が面倒になったので、急遽ナンを作ることに。

 

 

 

<ナン>

  1. フライパンと生地に粉を満遍なくふって、全部まとめて24cmのフライパンに入る大きさに適当に伸ばした。
  2. フライパンを熱く熱し、バター大さじ1を入れて記事を投入し、中火で蓋を閉める。3分で焼き加減を確かめて、火力を調節し、下がきつね色になったら裏返し、さらに2〜6分で焼く。裏返したタイミングでフライ返しで押しながら、生地の厚みを均等に調節して誤魔化した。

 

 

ナンの作り方はバラエティブレッド編を参考にしつつ、これまた適当です。

でもこれがめちゃくちゃ好みのムチムチもちもち具合に!!

流石に量は多すぎて、半量が一人前で十分だなと思いましたが、これだったら自分で作りたいと思いました。

 

パンって1グラム単位でピリピリコントロールし、厳密に温度と時間を調整しなければならないと思い込んでいましたが、考えてみたら私たちが使っているようなデジタルスケールや時計、温度設定が出来るオーブンなんかない古代から作られていたのだから、ある程度の幅は許容されるんですよね。

売り物ならいつも一定以上の仕上がりにしなければならないかもしれないけれど、自分で食べるなら、これで全然ありだなと思いました。

次は横着せずに、基本の焼き方にチャレンジしようと思います。