こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

防災体制を見直す:食料編

2011年の震災の被災者が身内にいることから、防災関係の情報収集をまめにするようになり、定期的な防災用品のチェックも習慣にはなりました。

でもあれから7年、自分も大病をし、状況もだいぶ変わりました。一般論ではそうかもしれないけれど、具体的に自分の体調や生活、居住エリアの特性を考えると当てはまらないようなことなども、あれこれと出てきました。

そこで、今年は防災体制の見直しを少しずつやっています。今日はその途中経過として食料のお話です。

 

1 飲用水について

飲用水については、一人当たり少なくとも1日3リットルが必要だということです。

私の居住地区は避難所ではなく自宅避難を推奨されているので(集合住宅で火災の可能性は大いにあるので、避難所への避難が推奨されていないことに不安はあります…)、基本的には自宅で数日間、自力でやっていける量を用意しておこうと思います。

多ければ多いほど安心ですが、他方でスペースには限りがあるので、私はさしあたり3日分を目安とすることにしました。3日を超える場合は可能であれば実家への避難も検討しようと思っています。

というわけでとりあえず最低限必要な量は3リットル×3=9リットル。

防災用品を買い揃え始めた時期は、しきりとローリングストック方法が良いと言われていたので、最初はこれを普通のミネラルウォーターで準備していました。

でも、ミネラルウォーターって思っていた以上に消費期限が短く、さらにはボトルも華奢です。普段は浄水器を通した水を使っていて、わざわざ買ってまで飲むなら炭酸水を選ぶ私にとっては、まめに重いミネラルウォーターを買っては使う、という作業が面倒になりました。

そこで、これらの水は災害備蓄用の長期保存可能な物にチェンジ。

長期保存水のペットボトルは割としっかりしているのも安心材料でした。

スペースの都合もって、2リットル入り半ダースのケースを用意し、うち1本を緊急避難バッグに入れることに。

本当は緊急避難用とても2本くらいは入れたかったのですが、2本4リットルは重すぎて無理でした。

 

2 食料について

色々紆余曲折があって、今回私が用意し直したのはこんな感じです。

 

・自宅備蓄用として、熱湯ではなく、水だけでも作れる長期保存できる白飯9食

・自宅備蓄用として、常温で食べられる、長期保存できるレトルトカレー9食(メーカーなどはなるべくバラバラで)

・自宅備蓄用として、鯖やミックスビーンズの水煮缶など、味付けが濃くない、タンパク質が摂取できる素材缶9食分(これはローリングストック法で)

・緊急避難バッグ用に軽量の災害用の長期保存缶詰3種(クラッカー、デニッシュ、お菓子)

 

こういう揃え方になった理由ですが、最初はわざわざ防災用のものを買うより、普通のレトルトやインスタント食品や缶詰をローリングストックした方が良い!と思っていました。なので、そういう視点であれこれ買い込んだのですが…。

正直いうと、どうもレトルト食品やインスタント食品、缶詰の濃い味付けって苦手なんですよね。

というわけで、あれこれ買い込んではみたものの、苦手なものを消費期限内に無理に食べきってはまた買って、というサイクルがとても苦痛になりました。

それに防災用に作られていないものは、熱いお湯が必要だったり、鍋や食器が必要だったりと、防災メインで考えると行き届かない点もあります(当たり前です。)。

よって食料も長期保存可能な防災用&備蓄用のものを基本とすることにしました。

そう決めたは良いものの、今度は何を揃えて良いのかで迷います。

まず最初はよくあるセット的なものを買い込みました。が、それらがちょうど消費期限を迎えたのを機に実際に食べて見ると、自分の好みじゃないものもちらほら。

被災時だからこそ、普段から食べつけない味や調理方法のものではなく、普段でも普通に美味しく食べられるものを用意した方が良いなと思いました。

その点、白飯だったらすごく好きというわけではないけれど、何にでも合わせられます。そして、カレーは好きなので3日続いても大丈夫。

さらにいえば、缶詰は苦手だけど、素材缶だったら、普段遣いとしても、タンパク質確保の目的でストックしているし、苦手な味のものでも、カレーに入れてしまえば普通に食べられます。

というわけで、保存食はカレーライス+ローリングストック方でストックする素材缶に割り切ることにしました。

実際に自宅避難する場合は、冷蔵庫&冷凍庫のストックを活用することになると思いますが、その場合でも、カレーだったら何と合わせてもまあ失敗はないかなと。

そういう意味では、野菜や惣菜などは、解凍すればそのまま食べられるものを常日頃から冷凍庫から絶やさないようにしておくのも大事かなと思いました。

 

3 緊急避難バッグ(一時持ち出しリュック)

自宅避難用は上記で良いとしても、自宅から避難する必要があるかもしれません。

その場合はかなり切羽詰まっている状態だと思うので、安全に身軽に避難できることも大事になって来ます。そこでこちらは

⑴ 水2リットル入り1本

⑵ 長期保存缶詰(クラッカー、デニッシュ、お菓子)の3食分

という構成にしました。

近隣の避難所が使えない場合、実家へ歩いて帰る必要があるかもしれないので、重いものや開封後の持ち運びが難しいもの、食べるのに食器類が必要で座って食べる必要があるものは避けました。

また、甘いものとしょっぱいものの両方を用意しました。被災した方のお話を拝読すると、お菓子などで癒されたという話もちょいちょい目にしたからです。栄養的にはよろしくないので、サプリなんかも入れた方が良いのかなと思いつつ、サプリの保存期限の管理が面倒でまだ手をつけていません。

今回久しぶりにリュックを背負ってみたら、あまりの重さにびっくりしました。昔は、もっと重いものも持てたのだけれど、体調に応じて入れるものは変えていく必要がありそうです。