これ読んで良かった!
常備菜を余らせてたり、作るのが面倒になってサボりがちの私が、それでも続けられているのが、ゆで卵や青菜を茹でただけのゆでおき常備菜。
なので、どうせ茹でるついでに他にも何か良いのはないかなあということで読みました。
盲点だったのが、薄切り肉も茹で置きできるということ。茹でれば余計な油分が落ちてヘルシーになるのは豚しゃぶサラダなどでわかっていたのに、シンプルに茹で置きしとけば良いというのに気付いてませんでした。
茹で置きで、3.4日持つならありがたいですよね。
しっかりした料理をする気はおきない時って、タンパク質が不足しがちになるのですが、茹でるだけなら私もできますし、それを利用すれば手抜きしつつ栄養バランスも取れますね。
塊肉を茹でても、後で切るのが面倒で放置したことがあったので、いわゆる茹で豚や煮豚は敷居を高く感じてしまう私も、薄切り肉だったらしゃぶしゃぶの要領でやればさっとすむからできそうです。
なお薄切り肉を茹で置きするときも、茹で豚を作る要領でネギの緑の部分や生姜をいれる、とか、湯をグラグラ沸騰させないなどのアドバイスがあって親切できた。
中途半端に余った人参、私はカットしてそのまま冷凍してたのですが、これも水から茹でて、沸騰してから3分ほど茹でて茹でおきにすれば良いというのも目からウロコでした。
そうすればあとはツナと粒マスタードとあえたり、胡麻和えにしたりできるとか。
きちんと焼くのが面倒であまり食べないナスも、レンチンするだけでよく、あとは納豆などと和えれば良いのなら食べられそう。
あと保存方法として、水気対策にキッチンペーパーを使うやり方が出ていて、それもやってなかったので勉強になりました。
この本はどんなものをどう茹でたら良いのか、わかりやすく整理してくれた上、茹でおきを使ったメニューの提案もあり、そのレシピも私でも出来そうなシンプルなものが多かったのもよかったです。
私はインゲンはただ添えるだけのことが多かったのですが、ツナとソテーしても良いのですね。
ここにあげたのはほんの一例ですが、こういった内容が盛りだくさんでで、読んで良かったです。