こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

アナスタシアに行ってきたよ。

アナスタシアとは眉毛専門のサロンです。

SNSでちらほら見かけて気になっていたのでちょっと前に行ってきました。

結論としては行ってよかった!です。

なので、今日はその話。

 

まず私の眉毛の悩み。

・眉毛のあたりの骨格自体が左右で違う。

・眉丘筋も左右で違う。

・目の形も左右で違う。

→どちらか片方、綺麗な方の形に合わせ左右対称に、と言うセオリー通りの整え方をすると表情の変化と眉毛の動きが合わず逆に不自然。しかも顔の歪みが悪目立ちする。

だから眉のテンプレートを使ってもなかなかしっくりこない。

 

・お絵かきや彫刻が苦手なので、自分で整えるとどうも綺麗な形にならない。

・一本一本が太くて黒くて密集している上、分布範囲も広く、伸びるのが早い。

→こまめに整えないと原人のようにもっさもさ。流行りに合わせて太眉にしたいけど、これ以上濃くしたらもさくなりそうで適切な形がわからない。

→パウダーが乗らない。

→セオリー通りの手順を踏むと元から濃いのにさらに濃くなり両津勘吉のよう。

 

・眉マスカラの適切な色がわからない。 上記の理由から眉マスカラで明るく軽く整えるのが必須。とはいえ髪の色は暗め。セオリー通り髪と眉の中間色の眉マスカラだと、元の眉毛の色が濃いから使用後はさらに黒々してしまう。かといって薄い色も微妙。

 

 

とまあこんな感じ。

ではこんな悩みにどう応えてもらったか、ですが。

 

まず今回は予約の段階でびっくり。 大人気のようで最短で取れるのがほぼ1ヶ月後でした。

どうしてもこの日でなきゃだめ、と言う場合は早めに抑えた方が良さそうです。

 

次に、予約の際、予定日より1、2週間前から眉毛を抜いたりするのはやめてね、とのお願いが。

実はこれが、私がなかなかサロン予約に踏み切れなかった理由。

体毛の濃い男性のヒゲ並みに生えるのが早い私の眉毛。

二、三日寝込んで眉毛を生えっぱなしにするだけでも野人のようになるのに2週間!?って思ったのです。

でも、実はこれが眉毛の形を整える大事な決め手になりました。

最初の数日こそ野人だ…と自分の眉見て気恥ずかしくなったのですが、1週間を超えると、刈り込まれた短い部分も長さが出てきてツンツンしなくなり、ムダ毛っぽかったところも長さが出て眉毛っぽくなったお陰で、太いけどまあまあ整った自眉、という感じになったのです。

中途半端な刈込みや毛抜きが粗雑な感じに見せていた事に、これでようやく気がつきました。

諸事情で予約日時を変更してもらったこともあって、結局1ヶ月ほど生やしっぱなしだったのですが、まぶたのムダ毛の問題はともかく、眉毛自体は意外と太い眉でもいけそう?ってことに気がつきました。

この発見は大きかったので、眉サロンにいかないまでも、一度伸ばしてみる、というのは手だなと思いました。

 

そして待ちに待った当日。

当日は早めに到着するよう言われていたので、その通りにしたところ先にカルテを作成。

その際予めどんな手順でやるのか詳しい説明が書かれたシートを渡されました。

事前説明がしっかりしていると、ちゃんとやってもらえているのか!?と言った疑念が生じにくいので、良いシステムだなと思いました。

そうこうしているうちに予約時間になり、担当者そんと対面。

眉毛についての悩みと形の好みを聞かれます。

私は悩みについては上記の内容を伝え、形の好みとしては

・太さにはこだわらない。何が自分に似合うかわからないのでむしろアドバイスが欲しい。

・骨格や筋肉にあった自然な形が良い。

・方向性としては女っぽい雰囲気が出る方が良い、ということを伝えました。

 

この時点で自分史上1番ふっさふさの太い眉だったのですが、意外にも、太さ自体はこれくらいで丁度良い、とのアドバイス

太眉テンプレートの太さよりだいぶ太かったのですが、考えてみたら私の顔、顔自体も大きいし他のパーツも全部大きいから、眉だけ平均的な顔の人の太さに合わせてもバランス悪いんですよね。テンプレートって便利だけどあてにならないなと痛感しました。

形も、私の悩みに合わせて、左右どちらかの眉や骨格に合わせるのではなく、両方を微調整しながらバランスを整えましょう、とのこと。

その「両方を微調整しながらバランスを整える」こそ、私が自分でなかなかうまくできなかったことだったので心の中でガッツポーズです。

 

施術用のリクライニングシート?に座ると早速施術開始。

まずはいらないムダ毛をワックス脱毛するところから。 最初はガムテープを貼り付けてむしり取るくらいの痛みを覚悟していたのですが、実際にやってもらったら、セロテープをペリッと剥がすくらいの感じで拍子抜け。

ワックスが適度に温かいので気持ち良いくらいでした。

今回は初回だったので鼻周りの脱毛もキャンペーンサービス。

若い頃ベリベリ剥がす鼻パックのせいでへんな跡が残ってしまったので、最初は断るつもりだったのですが、眉毛脱毛のソフトタッチで安心してお願いしたら鼻周りの産毛がとれ、肌が一段明るくなって良かったです。

なにせ男性並みに顔のムダ毛も濃いので顔全体毎日剃っているのですが(顔脱毛再開せねば!)、シェーバーだけだと産毛は剃りきれてなかったみたい。

オプション料金を払えばで口周りや額もやってもらえるそうなのでもし次回行くなら口周りもお願いしたいなと思いました。

 

そして肝心の眉の仕上がりも大満足!自分でもシェーバー&毛抜き&眉バサミでマメに整えてはいましたが、プロ仕上げ&ワックス脱毛だと、眉毛のアウトラインがくっきり綺麗に整うのです。

自分でやると自分がペンシルで書いたアウトライン上の、微妙に上側の毛を抜いてみたり、下側の毛を残してしまったりして、境目がぼやっとしちゃうのだけど、ここがすっきり一直線になるだけで、こんなに垢抜けるんだ!と感動しました。

 

あと、ワックス脱毛だと次にムダ毛が目立つまでの周期が遅くなるようにも思いました。 あまりマメに手入れしなくて済む形にしてもらったのもありますが、以前は1週間に一度は必須だった眉毛抜きが、サロン後は3週間ほどしなくて済んだので。

今まで繁忙期にはまつげエクステしたいなと思っていたのですが、眉サロンに行っておくのも手入れ時間の短縮になって良いなと思いました。

 

さて、いらない毛を抜いたら、鏡を見ながら最後の細かなカットに入っていきます。

この段階で左右の微調整についてのアドバイスが。 ここの毛はカットしましょう。とか、ここの毛はもう少し生やしましょうね、と言ったことも教えてくれます。

私は左右の眉のバランスの取り方についてもこの段階で教えてもらいました。

曰く

・筋肉が釣り上がり気味で、それに合わせて眉山の位置が高くなっていた右側の眉は、筋肉の位置の範囲で少しだけ眉山の上をカットし、代わりに眉山の下アウトラインの部分の毛を生やす。

・眉頭が内側に入り込みずぎ。眉間より、かなり下側よりから生えている左側は、眉頭の下の部分の毛を抜き、上のアウトラインの毛を生やす、

など。

 

これが終わると最後に眉メイクのアドバイス

片眉で見本を見せてくれ、もう片方の眉は自分で整えられるようやり方を指導してくれます。

この時に、どの形状のどんな色を使ったら良いのかも教えてくれます。

私は眉毛が濃くアイブロウパウダーをのせる必要性を感じたことがなかったこともあって、アイブロウブラシにはこだわりがなかったのですが、使わせてもらったブラシは程よくコシがあって、シュッとしたラインが綺麗に作れて良いなと思いました。

また、眉頭には、アイブロウパウダーというよりはむしろノーズシャドウ?ってくらい淡い色のパウダーをすすめまれ、なるほど、これなら濃い眉の私でも濃くなりすぎず、手をかけた感じの仕上がりになって良いな、と思ったり。

眉毛が密集しすぎ、濃くなりすぎているところは透明なアイブロウマスカラで眉毛を散らしたり、かなり明るい色の眉マスカラをコンシーラー的に使って色を明るくするテク(その上で全体的に使う眉マスカラで色を整える。)なども勉強になりました。

 

最後にそれまでの説明をまとめたアドバイスシートも下さいますし、わからない点の質問も受け付けてくれ、本当に手取り足取りでした。

基本の流れやセオリーは一緒なので他の方のレポートと重なるアドバイスもありましたが、重ならないアドバイスもありましたし、何よりいろんな情報は持っているけど、自分に合わせてカスタマイズするのがうまくできてなかった私の場合は、やはり行ってよかったなという感じです。

元コスメオタクでなおかつ美容雑誌オタクなので、情報自体は沢山持ってはいるし、今はネットでいくらでも情報は得られるけど、自分に合うやり方となると、結局は対面でプロに教わる方が手っ取り早いし確実だなあと。

自分に自信がないと、これで良いのかしら?と不安なままになるのですが、第三者の目で、こうしましょう!これが良いですよ!といってもらえ、安心できるというのもメリットだなと思いました。

 

フルメイクしてもらった状態の眉は100点満点!な仕上がり。

今年はコスメを買わないと決めてきたので、使った商品の押し売りがあったら困るなと内心思っていたのですが、過剰なプッシュも特になく、拍子抜けするくらいでした。(商品パンフも、むしろこちらからお願いして頂くようなレベル。)

でも、使ってもらったアイテム、特にブラシとパウダーはコスメ断食が明けたら買いたいくらい気に入りました。

また、形をきっちり整えてくれたおかげで、メイク前の素眉の状態でもすでに75%くらいの仕上がりなので、眉マスカラさえすればそれでもう80点。すぐに外出出来る状態です。 今までがマイナススタート→シェーバー使ってようやく0点→眉マスカラでなんとか一応メイクした感を出して30点、みたいな状態から比べると雲泥の差。

朝がとにかく楽ですし、眉さえきっちり整っていれば、意外と手入れが行き届いた風に見えるもんだなという発見もありました。

さらに自眉を無理やり刈り込んで作るような形ではなく、使える部分を最大限に生かす形にしてくれたので、その後の手入れもとても楽なのも収穫でした。

 

というわけで、大満足の体験。 時間とお金に余裕ができたら毎月通いたい…。

そこまで行かなくても、例えば数ヶ月に一回、形が当初の状態からかけはなれたら修正を施してもらう、みたいなのも良さそうだなと。

眉毛の流行が変わった時に頼むのも良いなと思いました。

予約が取れずに大変だったという話をしたら、直前キャンセルが出ることが結構あるのだそうで、それを狙うのも良いのかな? なんにせよ、行ってよかったなと思いました。