アイシャドウやチークを山ほど持っているのですが、パレット内で使う色は1色だけ、みたいなパレットも結構あるし、パレット自体が使いにくくて色は良いのにあまり出番がないものなども結構ありました。
なので、よく使うお気に入りだけ集めたメイクパレットがあったら便利だなと思っていたところ、ネット検索をかけてみたら、自作パレットの記事を見かけました。
という訳で早速お試し。
ダイソーのSIMカード入れがパレットに便利!と言う記事を見かけたので、まずはそちらを購入。
SIMカード用の仕切りを外したら、高さ的には確かにアイシャドウやチークを入れるのにちょうど良さそうです。
サイズも大きめなので、なんでも間でも全部入れられそう。
次にパレットから気に入った色の部分だけ取り出す作業です。
ピンセットやキリなどがあればよかったのですが、手持ちがなかったので、まずは毛抜きでチャレンジ。
でも厚すぎてパレットと個々のアイシャドウが入っているケースの隙間に差し込めず。
甘皮用のプッシャーと、太すぎて使えず、捨てようと思っていた金属製の歯間ピックだけが隙間に差し込めたので、今回はそれらを使いました。
だけど、不器用にはこの作業が結構大変!。
RMKの単色シャドウやチークなど、もともとパレットに組み合わせて使うようにマグネット式になっているものは、付け替えが予定されているので、すぐに外せるのですが、付け替えを予定してないものは、だいたいべったり糊付けされているので力が必要です。
でも1箇所だけに力を加えてしまうと、粉が割れてしまうのです。
なのでアイシャドウの全部の辺から満遍なく力を加え、少しずつ剥がしていく作業が必要になりました。それでも割れてしまったアイシャドウもありました。
(検索すると割れてしまった粉物を再度固める方法なども出ていたのですが、売られていた当初の状態よりは使い勝手が悪くなるのは避けられませんし、保存期間の問題なども考えると、割らないに越したことはありません。)
元のパレットから個々のケースを外したら、次は自作パレットでのレイアウトぎめ。
この時の注意は、濃い色と薄い色、チークとアイシャドウ、薄い色と濃い色とはなるべく離して並べること。
なぜならどんなに注意していても、粉が割れやすくなっていて、粉飛びがひどいからです。(器用な人は違うのかもしれないけれど…)
アイシャドウとチークの間に隙間ができたらチップなどの置き場にすれば無駄にはなりません。
また、チークブラシの幅より小さいチークを並べるときは、隙間を作っておかないと、ブラシに余計な色のチークがついてしまうことにも留意する必要があります。
逆に元から混ぜて使うことを予定している色同士は隙間なく並べておくと便利です。
レイアウトが決まったら、あとは固定するだけ。
密着力強めの両面テープをつけるだけです。ケースが透明だったので私は両面テープも透明にしました。これも百均で色々買えるんですね。
私は文具コーナーに売っているやつではなくDIYコーナーで、壁に写真などを固定するためのテープ?を買いました。
最後にパレットによく入っている透明のシートを上から被せて終わりです。(このシートがあると、粉飛びがある程度防げたりするし、シート上でブラシに粉をなじませたりできて便利です。なんのために入っているのかなと思っていたのですが一応意味あるんですね)
で、ここまでやってわかったこと。
ケースが多少柔らかいので、雑にぺぺっとつけただけのやり方だと、持ち運びしているうちに中身がバラバラになっちゃいそうな怖さもあります。だからこれはもっぱら自宅専用。それも縦にするのは怖いので平置き限定で使っています。
でもそうなると、パレットの大きさが不便!
最初は、パレットが大きい方がいろんな色が入れられて便利だと思ったのですが、ポーチや引き出しにも入れにくい。
それに持って化粧するのにも大きすぎ!
それにやっぱり粉飛びのことを考えると、チークと締め色アイシャドウは別々の方が安心します。(粉が割れやすくなっているのが問題なので、器用な人は違うかもしれないけれど…)
という訳で、実は詰め替えをすでに決行しました。
お気に入りの色からさらにお気に入りのアイシャドウ4色をピックアップして、RMKのアイパレットに移し替えたんです。
そしたらこれがとっても便利!
RMKの単色シャドウも単色ずつで使うより、パレットに詰め替えた方が圧倒的に出番が増えていたので、ズボラはパレットの方が便利なんだと思うけど、そのパレットの大きさは大きければ大きいほど良いっていう訳でもなく、RMKのパレットくらいのサイズが私にとってはベストなんだなということを学びました。
とはいえ、糊どめ、仮どめ、レベルの自作なので、持ち運びはせず、自宅限定にはなっていますけどね。
ちなみに私のお気に入りの色は
・NARSのデュオアイシャドウのSURABAYAの右の赤茶色
・NARSのデュオアイシャドウのクアラルンプールの右の紫色
・NARSのNASSISTパレットウォンテッドのシューティングスターというラメシャドウ
・RMKの限定アイシャドウのメタリックブルー。
です。上の3色だけでほぼ問題ないのですが、たまーにブルー系が欲しくなるのと、中途半端なスペースが余ったのでRMKも足しました。
あえていうなら、ノーズシャドウ的に使えるマットベージュか、お仕事向きのベーシックな薄づきダークブラウンも入れたかったのですが、ケースに入るサイズのちょうど良い色がなかったのでとりあえずはこれで良しとしています。
本当はNARSが単色で上記の色を出してくれて、それを詰め替えるパレットも売ってくれればそれがベストなんですけどね…。
それかRMKで上記の色や質感に近い単色アイシャドウが発売されるか。
RMKさま、単色シャドウのバリエーション、もっと増やしてください!新色、もっと出してください!!!
単色アイシャドウの詰め替えができるブランドだと、他にシュウウエムラやアディクションなどもあるのですが、シュウのケースはスライド式なので、シュウ以外には使い回しが効かないのと、長細い形状が、我が家の引き出しや私の手持ちのポーチにあまり合わないのが難点。
アディクションは粉質が私の目元とあまり合わないのが難点なんですよね。アディクションはチークのサイズやパレットのサイズも個人的には好みなので、本当に残念なんですけど。
RMKのパレットはマグネット式で取り外しも簡単だし、中身の色も見えるし、軽量なので、個人的には一番好みです。
あまりに便利になったので、お気に入りのチーク&ハイライトもこちらに入れ替えたいのですが、パレットが足らず泣く泣く我慢しています。
今はコスメを買い足すのは禁止しているけど、増税前にRMKのパレットだけでも買い足したいなあ。
まあ、こんなことせずとも、全部の色が気に入っているアイシャドウパレットがあれば、それが一番なんですけどね…。でもなかなかないのよね。
***追記その1***
最初は大きめのパレットだったこともあって、どうせなら入れられるだけ入れちゃおうと思って、ものすごく愛用している、という訳ではない微妙な色も、隙間が有る限りは自作パレットに入れていました。
が、そうすると、粉飛びして他のシャドウの色に混ざってしまうというデメリットが増えるだけでなく、どれを使うか、一瞬迷う、その迷う状態が、地味に脳内バッファを食っていることに気がつきました。
どうせ自作するなら、本気で使いたい色だけを厳選する方が、何を使うか迷うことなくスムーズに選べ、余計なことを考えないですんですごく楽です。
***追記その2***
せっかく買ったSIMケースは勿体無いので、チーク&ハイライト&シェーディングパレットして一応活用しています。
Aブランドの濃すぎるチークと、Bブランドの薄すぎるチークを並べたら、これがとても便利!
今まではAのケースを開けてブラシにとって、Aのケースをしまって、さらにBのケースを開けてBをブラシにとりBのケースをしまったところで、ティッシュの上で2種類の粉を混ぜる、という工程を踏まなければならなかったところが、同じケースに入ることで、一気にまとめてブラシに粉を取れるようになったんです。
どちらのブランドも純正ケースを出してはいたものの、どちらのケースも他方のブランドは入らない、という状況だったのが、自作パレットならまとめて入れられるので、とっても楽になりました。
それと移し替えたシェーディングは、チャコットのベージュ602というブルーベース向けシェーディングとSNSで名高いアイテムだったのですが、これ、すごく詰め替えしやすい形状でした。お粉が入っている部分の周りを覆っているものがスポンジっぽい素材なので、簡単に詰め替えできました。
アイテムごとに単体のケースの蓋を開けてブラシにとって閉めてまた別のを開けて、という作業、1つ1つは大したことなくても、1秒を争う朝の時短メイクにおいては、地味にストレスで、工程を省くことも多々あったのが、1つのパレットに全部入っていると、割とあっさりできちゃうものなんですね。