こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

2021年ベストコスメ

今週のお題「買ってよかった2021」

 

今更ですがベストコスメまとめます。
2021年に「買った」ではなくて「使って」よかったなと思うコスメでまとめてみました。だからリピ買いしたものも結構あります。

昨年はコスメ欲が大爆発してしまい、やたらめったらと買い込み、買いまくったからサンプルもだいぶ頂いたのと、ベストなスキンケアを探そうとトライアルセットもやたらめったら買い込んだのもあって、結構な数から選んだベストになっているんじゃないかなあと思います。

 

 

スキンケア

  1. クレンジング部門
    シュウウエムラ アルティム8∞スブリムビューティークレンジングオイル
    これじゃなくても良くない?もっと安いのが良いのだけど?と思って、他に良いものを探した一年でしたが、なんだかんだで1位は変わらずこれでした。

    www.shuuemura.jp

  2. 洗顔部門
    ミノン 全身シャンプーしっとりタイプ
    洗顔にも使うし、持病がひどい時や鬱がひどい時は髪もこれだけで済ませちゃっていました。育休明けの同僚に、子供用ボディソープで顔も髪も全部OKだよ!って言われたので、来年はそれも試してみたいです。固形石鹸タイプも使ってみたのだけど、管理の落差を考えると結局こちら。
    泡で出てくるやつの方がもっと楽かなと思ったこともあったのですが、泡タイプは水分が多くて消費期限などの管理が面倒なのと、意外と割高なことを考えるとこれが今の私の最適解なのかも。

    www.daiichisankyo-hc.co.jp

  3. ローション部門
    セザンヌ スキンコンディショナー高保湿

    www.cezanne.co.jp色々使っていく中で、これよりしっとりとして好感触のやつもあったのだけど、馴染ませるのに時間がかかったりするし、馴染みが早いやつは量が必要だったりして割高に。結局値段と仕上がりのバランスを考えるとローションはこれに落ち着きました。

  4. 保湿部門その1
    the Ordinary ナチュラルモイスチャライジングファクター

    www.lookfantastic.jp 

    NMFが入ったクリームっぽい質感のやつ。軽い付け心地でベタつかないけど意外と潤う。ヒアルロン酸が入っているジェル系のものはなぜか痒くなることが多かったけど、これは大丈夫でした。セラミド重視!って言っていたけど、セラミド以外でも潤うんだなと気付かされた製品。しかもプチプラでパケのデザインもよくて最高!なのだけど、日本未上陸なので送料などを考えるとリピしにくいのが玉に瑕。
  5. 保湿部門その2
    トゥヴェール ナノエマルジョン

    www.tvert.jp

    トゥヴェールのセラミド乳液は、ナノエマルジョン、ナノエマルジョンプラス、セラミドミルクと3タイプ使ってみました。当初は人型セラミドが使われているセラミドミルクが一番良いだろうと予想していたのだけど、意外とナノエマルジョンが肌への馴染みが早くて朝、化粧前にも使いやすく、かつ保湿力の差はそれほど感じなかったので、価格と使いやすさの点からこれが一番かなあと。

  6. 美容液部門
    なし
    美容液に関しては話題のナイアシンアミドをプチプラ価格で使えて、なおかつパケのデザインも可愛いthe Ordinaryに一票を入れたいところなのだけど、効果が特にわからなかったので…。
  7.  シャンプー&コンディショナー
    ミノンの全身シャンプーしっとりタイプ (洗顔部門と同じ)
    抜け毛が気になるので、2022年は抜け毛対策のものを使ってみようかなとは思っているんだけど、何せ昨年後半はお風呂入るのさえ面倒っていう事態だったので、これに助けれていました。引きこもっていたのでスタイリング剤も使わないし、乾燥肌なので、これくらいの洗浄力の方が地肌にも良いし、これくらいの洗浄力だったらコンディショナーを使わなくても髪がパサつかないから助かりました。
  8. ボディローション/クリーム/オイル部門
    ケアセラAP フェイス&ボディ乳液

    本当は顔用に買ったのだけど、顔用にするには油分過多で、仕方なく体用に回したもの。体に使う分には、余計な香りがなくて香水とバッティングしないし、保湿力はかなりある方だと思います。

  9.  下地部門
    エトヴォス ミネラルインナートリートメントベース

    しっとりしていて、使い心地が良いから使おうという気になるベース。私は日焼け止め&下地&ファンデ類は1つだけで済ませたいタイプなので、もう少しカバー力があったら最高なのだけど、そんなふうに思う私でも使いたいと思えるのはすごい。日焼け止め特有の感触が苦手なので日差しがキツくない季節はこれを日焼け止めがわりに使っていました。

  10. ファンデ部門&コンシーラー部門
    なし
    理想のファンデ探しはもうしばらく続きそう。仕上がりの良さと肌負担のなさと使い勝手の良さ(日焼け止め効果があるとか、手を汚さず塗りやすいとか)がなかなか両立しないんですよね。
  11. パウダー部門
    NARS 

    www.narscosmetics.jp

    エレガンスのラプードル含めいくつか買ったのだけど、結局これかなと。
    ファンデの質感、素肌の元からある艶を殺さず、白浮きせず、乾燥しないけど崩れにくくはしてくれるところが好き。
    評判の良いパウダーは私にはマット過ぎたり、パウダー自体の色が主張してパウダー塗った感が出たり乾燥しやすいと感じることが多かったです。
  12. ハイライト部門
    アディクション ザアイシャドウ 001Pコットン(煌めくソフトベージュ)
    ハイライトとして売られているものもそこそこ買ったのですが、サイズが大きいと持ち運びが不便で結局使わなくなります。ハイライトだけをいちいち取り出すのも面倒なことが多いし、デカくても使う量は少量なのでなんだか馬鹿らしくなっちゃって。
    結局なんだかんだでアイシャドウパレットの片隅に入っているこれを使うことが多かったです。BIDOLのザ・アイパレも1色はハイライトとなっていましたよね。今更だけどよく考えられた構成だなと思います。
     
    RMK インジーニアスパウダーアイズN 20ペールピンク

    onlineshop.rmkrmk.com

    アイシャドウなのですが、くすみとばし用として活用。ラベンダーカラーだと元々が青緑がかった肌色の私には青みが強く出過ぎちゃうことが多く、ペールピンクのこちらが目の下のクマやくすみを飛ばして明るさを出すにはちょうど良いです。マットタイプのこちらでくすみをとばし、上のパールで艶を補う感じでしょうか。
    RMKの単色シャドウ、マグネットタイプでパレットの詰め替えもチークを含めて自由にできるし、粉質も地味に良いのだけど、新色が全然出ないのが残念。カラバリを増やして〜!
  13. シェーディング部門
    エトヴォス マットスムースミネラルファンデーション#40(標準的な肌色)
    シェーディングとして売られているものではなくて、ルースタイプのいわゆるミネラルファンデで、肌色より暗いタイプ。
    トライアルキットをネットでポチったら肌色より暗かったパターンなのですが、それがシェーディングにちょうどよかったという。量もトライアルキットでだいぶ持ちました。
    ミネラルファンデなので肌負担がないこと、肌色の延長上で暗い色なので不自然になりにくいこと、そこそこのSPF値(SPF30 PA++)なので使いやすいかったです。
    ルースタイプは基本的には好きじゃないのですが、黄み肌ブルベ的にブルベシェーディングもイエベシェーディングもどっちも極端に傾きすぎ、これぞというベストなシェーディングカラーが見つからなかったので、だったら肌負担がないこれにしよう、って感じで手に取ることが多かったです。
  14. アイブロウ部門
    ヘビーローテーション カラーリングアイブロウ 04と06

    画像はマイクロタイプだけど、私の好みはマイクロタイプじゃない方。
    アイブロウ、話題のデジャヴュも使ってみたんだけど、色が合わなかったです。
    細いブラシが流行ったけれど、剛毛ゲジ眉の私の場合はなんだかんだで従来型のブラシの方が合い、なおかつしっかり色が乗り、それが長時間もつヘビーローテーションが結局はベストだなという結論に達しました。
    カラーアイブロウが流行ったので、カラフルなアイブロウマスカラやアイブロウパウダーが気になる年ではあったけれど、パウダーアイシャドウで十分代用可能だったし、色合わせに悩まないで済むのでずぼらな私にはその方があっていたみたいです。
    04はイエベメイク、06はブルベメイクに合わせる事が多く、この2本があればダークブラウンの髪色とも安定して調和し、眉毛にそこそこの抜け感を出してくれるから万能選手だなと思います。

  15. チーク部門 

    なし。
    30個近くチークを買った年だったんですが、これが100点!ていうのはまだ見つかっていないです。
    黄み肌ブルベで、なおかつ顔の余白が目立つタイプ、しかも青緑よりの影が顔にある顔色の悪いブルベなので、チークは必須なのだけど、チークが赤転び、黄土色転びしやすいタイプでもあるので、なかなかベストが見つかりにくいんですよね。
    85点のチークはいくつかあったけれども。チーク探しは来年も続くかもしれないし、85点で手をうっても良くない?ていう気もしています。
    ちなみになかなか良いなと思ったチークはこの辺り。

    アディクション ザアイシャドウ 014M ライラックガーデン

    (画像のやつは色が違う…)

     アイシャドウなのだけどサイズ感がちょうど良く持ち運びに便利なので、チークとして活躍していました。
     青みとピンクみのバランスも良いのでチークとして結構活躍しています。
    ・RMK インジーニアス パウダーチークスN 06シルバーコーラル
     ブルベが使えるコーラル。映えるまではいかないけれど時間が経ってもくすみにくいです。

    onlineshop.rmkrmk.com 

  16. アイシャドウ
     アイシャドウ部門は2つ。全部門含めて、ぶっちぎりで満足度が高かったのがこの2色でした。なので長くなるけど語らせてください!!!

    NARS シングルアイシャドウ ピュアポップス5357シマリングピンクライラック

     

    私は奇抜なメイクがしたい人ではなく、ブルベとは言っても青みが特別好きなタイプでもないため、紫のアイシャドウなんてレディース/夜職/バブリーじゃん…と、どちらかといえば否定的でした。

    でも、トムフォードのアフリカンバイオレットの紫を使って見たら、あら不思議。ベージュやグレーをアイホールに塗るより目元が明るくみえ、むしろナチュラル。

    それで紫に開眼して、色々と探したところ、ベスト紫はこちらでした。

    これより赤みが強いと、バーガンディ系のちょっと重ためなメイクになります。場合によっては地雷系っぽくも。似合わないわけではないのですが、今の気分ではなく。

    かといってこれ以上青みが強いと、一気にレディース感が出てしまいます。

    目元の青くすみがひどい私の場合、ちょっと病的な感じにも。

    一見無難なのはラベンダーなのですが、青みのラベンダーだとラベンダー色にある白みがグレイッシュになって、くまがきつい私には難しい時もあります。

    かと言ってピンクみのラベンダーだと、ピンクの可愛げが前面に出てしまい、顔色はよく見えるものの、今の気分じゃないんだよな…と。

    そこでこれの出番です。

    一見ド派手な紫なのですが、ブラシでとってフワッと乗せるとものすごく薄づき。まるで水彩絵の具のようにシアーに肌に溶け込みます。

    そして黄土色に近い私の肌色のくすみをすーっと払ってくれ、紫の色みを過度に感じさせることなく、明るさだけをプラスしてくれるのです。

    シマリングとはあるけれど、変なパール感やラメ感がなく、素肌の元々の艶と同じくらいの艶感です。だからバブリーにならない。

    その上で重ねづけすれば濃くするのも自由自在。

    二重幅にだけ強めに重ねることもあるのですが、その時も瞼のくすみとうまく馴染んで、ものすごく自然に馴染みます。というわけでナチュラルメイクの時こそ大活躍したアイシャドウでした。



    アディクション ザアイシャドウ015SP グリーミーポンド

    私はイエベカラーが大好きなブルベ冬ビビッドで、特に今年はコーラルのアイシャドウを集中的に買い集めていたのですが、その中でこれが一番よかったです。

    ・透明度の高いラメがキラッキラに輝くので、ラメが得意なブルベ冬にちょうどよかった

    ・色がコーラルと言っても黄色すぎないので黄ぐすみせず、ラメもカラフルでゴールドに傾かないので、これまた黄ぐすみしにくい

    ・薄くつければラメ感だけが足せ、しっかりつければベースカラーのコーラルもしっかり楽しめる、絶妙な発色で、使い方が幅広い

    と言ったところが評価ポイントです。ブルベだけどブルベ色ばかりだと飽きちゃいます。イエベ色で似合う色を確保しておくと一気にメイクの幅が広がります。
    紫系×オレンジ系のアイシャドウの組み合わせは、トムフォードのアフリカンバイオレット以降、いろんなブランドでちらほら見かけましたし、2022年の春新色でもちょこちょこ出ている組み合わせなので、上記2色は持っていてとても重宝しました。

  17. リップ
    なし。次点が2つあって、BIDOLのつやぷるリップとエクセルのグレイズバームリップです。

    ティントタイプとかマットタイプとか、マスクにつかないタイプも結構試したのですが、皮むけしやすく縦皺が目立つ私とはどうも相性がよろしくない。
    結局、どうせマスクは使い捨てなんだから、マスクにつかないけど唇があれるリップより、マスクについても唇が心地よいリップが使いたい!!!という結論に達しました。
    で、使い心地が最もよかったのがBIDOL。
    ただし惜しむらくは色展開的に私に合うものがない!イエベとブルベの中間あたりからちょっとブルベよりくらいのローズベージュあたりが一番似合う私には、イエベ色が多い上、少ないブルベ色がガッツリ青み強め、という色展開がイマイチ合わなかったのです。その中では05が比較的使いやすくはあったかな。結局一番活躍していたのはクリアタイプで、リップクリームがわりに使っていたのですが、リップクリームとしては若干お高めですよね…。

    エクセルのグレイズリップバームは、GB02のピーチタルトとGB05のカシスロゼを愛用していました。化粧が薄い時でも顔に馴染みやすかったのと、02はブルベの私がギリギリ行けるイエベコーラル色なので春は特に重宝しました。BIDOLに出会ってなかったら普通にベスコスに入れていたと思うくらい好きなのですが、使い心地はBIDOLがやっぱり好きなんですよね…。
    保湿力でいうとレブロンもなかなか良かったのですが、ある日突然香りが気になり始めたら使えなくなってしまいました。(BIDOLも香りはあるのですがなぜか平気でした。)
    去年、今年とデパコス、韓国コスメ含めてまあまあリップも買っているのですが、タッチアップできない時期or現品をチェックできない時期にネットでポチったリップはどうしても色が合わないことが多く、結局失敗しても良いやと思える価格で複数買いしたプチプラの中で色が合うものがランクインしたという感じです。
  18. ツール部門
    大活躍したブラシが2本あります。この2つは今ではなくてはならない存在になっているので、2本ともランクインさせてください。

    B021 アイシャドウ 丸平 – 白鳳堂 - 公式オンラインショップ

    B5520 アイシャドウ 尖り – 白鳳堂 - 公式オンラインショップ 

    B021はアイシャドウベース用とありますが、私はハイライト用に重宝しました。サイズと粉含みが適度で、ブラシが柔らかいからふわっとつくところ、先端の弧が目の下と鼻筋の間の三角ゾーンにうまくはまるところがお気に入りの理由です。ベストのノーズシャドウブラシがまだ見つかっていないので、これを2本買ってノーズシャドウブラシとしても利用しています。
    B5520はつくし状のブラシの形状が天才!涙袋の幅と、二重の幅にピタッとはまります。平筆よりも幅が広く毛量が多いから、粉含みもよくムラ付きしないし、不器用な私にはとにかく便利。今までこれなしでどうやってメイクしていたんだろうと思うくらいです。
    あまりに便利すぎて、涙袋シャドウ用と二重にいれる締め色シャドウ用の2本買いました。
    アンシブラシなども気になったのですが、白鳳堂はよく行くエリアに実店舗があって、実際に自分のコスメで試しながら選ばせてもらえたこと、意外とお手頃価格のものもあるしバリエーションが豊富なので1ブランドで全部揃えやすかったこと、一番ベーシックなBシリーズは柄の色や長さも選べることが決め手になった感じです。
    (それを理由に今年は一通り白鳳堂のBシリーズで揃えたのですが、結局前から使っていた別ブランドのブラシの方が使いやすい…なんてことも正直なくはなく。でもその中でもダントツで上記2本は便利でした。)

2021年買ってよかったもの

今週のお題「買ってよかった2021」

 

2021年買ってよかったもの

 

1 大型冷凍庫

2人暮らし用の冷蔵庫と同じくらいのサイズの冷「凍」庫を買いました。

実はうつ病が悪化する直前あたりは、体調が悪く毎日生きるので精一杯という感じで、買い物も料理も出来ず、ほとんどUbereatsに頼りきり。

でも頼めるメニューが限られるため、結果として高カロリー高脂質高炭水化物な料理に偏り、激太りしました。(鶏胸肉とかのヘルシーを売りにした料理もないわけではないのだけど、鶏胸肉ばかりで飽きちゃうというか。)

また、自炊や調理済みのお惣菜を買うより割高なことから、経済的にも疑問を感じてはいたのですが、その後ガッツリ鬱病になり無気力状態でその生活が長期化し流石に危機感を覚え。

冷凍弁当サービスを導入すれば、少しは栄養状態は改善するのではと思ったのですが、冷蔵庫の冷凍スペースには入りきらない状態。

それで冷凍庫を買ったのですが、大きな冷凍庫が導入されたことで、食材をまとめ買いして冷凍&たまにある自炊する気力と体力がある時にとにかくひたすら大量に料理し、冷凍貯蔵しておく、という方法が取れるようになり、結果としてUbereatsの利用回数が減りました。

数万円の投資でしたが、ほぼウーバーに頼りっぱなしだった時の食費を考えると半年くらいで元は取れたんじゃないのかなあ。

小さな冷凍スペースでも、3〜4日周期でまとめ作りしては冷凍すれば、やっていけないことはなかったのですが、持病と鬱病のダブルセットだと、確実に3〜4日に1度料理できる状態になれるという保証がなく、意欲がある時には冷凍庫がパンパンでまとめ作りしても保存スペースがなかったり、あるいはチンするだけで何か食べたいって時には冷凍庫がスッカスカでウーバーに頼らざるを得なかったりと、いう感じになりがちだったのですが、冷凍スペースに余裕ができたことで、そういうのがなくなった感じです。

あと、今までは常に冷凍スペースの空きを計算しながら買い物や調理をしていたのが、地味に負担になっていたんだなというのも、冷凍庫を買ってから気づきました。

 

2 リチャードジノリの「盛り皿」

2021年は食器を結構買った年だったのですが、その中でも使用頻度が圧倒的に高かったのがこちらでした。

リムが立ち上がっているのでパスタやカレーなどを乗せてもこぼれにくいこと、

リムが無駄に広くないので、余計なスペースを取らないこと

無地の白なので、和洋中何にでも合わせやすいこと

凸凹で模様があるので、無地の白でものっぺらぼうにならないこと、

レンチンできて、食洗機対応なので、取り扱いが楽なこと

などが理由だと思います。

 

3 ジップロックコンテナーご飯保存容器

お弁当を持っていってた頃は、スクリューロックの300mlが液漏れしにくくて最高の保存容器だと思っていました。

でも、これは丸いので、冷凍庫にデッドスペースが出来ちゃうのがたまにきず。

お弁当を持っていくことがなくなったし、カレーやシチューなどを冷凍保存することが減ったので、液漏れを気にするする必要がなくなったので、収納のしやすさのほうが重要になってきました。そこで選んだのがこちら。

こちらのご飯保存容器は薄型の直方体なので、本を並べるように収納できて、収納しやすいのです。

ご飯保存容器とありますが、私は自己責任でご飯以外もガンガン入れています。

薄型なので、平たく食材を並べられるので、半量だけ取り出したい、なんていう時にも使いやすいです。

こういう保存容器は同じもので揃えたほうが冷凍庫に並べるときも使わない時の収納も楽になるので、今年はこれを大量に買って使い回していました。

 

 

4 アディクション ザアイシャドウ グリーミーポンド

ちょうど良い画像がなかったのでコフレの画像ですみません。

このコフレに入っているアイシャドウなのですが、アイシャドウとして限定ではなく単品で売っています。

で、そのアイシャドウがとてもよかった。

 

 

4 NARS シングルアイシャドウピュアポップス5357 シマリングライラックピンク

www.narscosmetics.jp

(画像では違う色が映っていますが…)

 

元々NARSではデュオアイシャドウの3915クアラルンプールのブラックベリー色も愛用していたのですが、それを超えた!

クアラルンプールはこの色はゴールドが私の肌の黄ぐすみを強調するのが唯一の難点だったのですが、こちらの色はゴールドが入ってない!

赤みが少ないのでクアラルンプールとはまたちょっと違う感じにはなりますが、赤茶色のアイシャドウなどと合わせると、赤みの調整もできるので、1つあるとものすごく便利です。

そう、トムフォードのアフリカンバイオレットの配色でもわかる通り、紫って意外とオレンジや銅っぽいブラウンとも相性が良いんですよね。

私はそういうパーソナルカラー秋っぽい色のアイシャドウが大好きなのですが、単体だとブルベ冬の私には馴染ませにくい時も、この紫シャドウと組み合わせることで、なんとなくバランスを取ることができています。

 

一見アクセントカラーっぽい色ですが、そういうわけで、私に撮っては、アクセントカラーとしてよりも縁の下の力持ちとして、なくてはならない存在になっています。

 

5 kindle unlimited

持病が悪化し、うつ症状が出始めて以来ほぼ寝たきり、引きこもり生活を続けているのですが、半年間で200冊弱 kindle unlimitedで本や雑誌を読みました。

雑な計算ですが、1か月980円×6ヶ月÷200冊=29.4円/冊

ということで、なかなかお得に使えているのではないかと思います。

もちろん図書館を利用するのが一番安上がりではあるのですが、うつ病がひどくなったら外に出られなくなってしまったので…。

テレビがないので一番簡単な時間潰しが読書だったんですよね。

テレビがあったらまた違かったのかもしれませんが、私は元々あまりテレビを見る習慣もなかったし、日中のワイドショーなどはむしろ精神的に合わないことも多かったので、これでよかったのかなと。

ちなみにamazonプライムにも入っていたのですが、そちらに関しては、無駄な買い物が増えたのと、意外と映画は見なかった(1年入って10本未満)ので、私には合いませんでした。

映画って、映画のペースに自分を合わせなければならず、それが精神的にゆとりのないうつ病の私には合わなかったんだと思います。

 

休職していて無駄遣いを控えないとならないのはわかっているのですが、持病の悪化もあって、体は全然動かず、ベッドでじっとして現実を直視すると本当に精神的にキツく(直視しても何も改善しないから尚更)、時間をやり過ごせるものが欲しくなるんですよね。

で、「頭を使わず」という条件が入ると、私の場合、コスメや香水の情報収集と買い物になってしまい(買わなきゃいいじゃんっていう話なのですが、情報に触れると買いたくなっちゃうんですよ。買ったところで使う当てもないのに。)散財額が一気に跳ね上がります。

そういう意味では月額約1000円で低エネルギーで時間をつぶせるkindle unlimitedはまあマシなほうなのかなあと。

もちろんものすごく無駄な時間とお金の使い方なので、我に返ると死にたくなるのですが、途中から洋書を読むことにして、「英語の勉強」と言い訳をしています。

(が、ただ読むだけでは別に語学力が向上するわけではないことに薄々気がつき始めています。まあ読んでいる本もタダで読める気楽な話ばっかりだしな。)

 

ちなみに「せっかく仕事を休めているのだから、資格勉強でもしたら?」などというアドバイスをいただいたことが数回あるのですが、その余裕があったら仕事休んでません…。

無駄に息しててゴメンなさいという気持ちになるので、うつ病患者に「有効な時間活用」を説くのはやめてほしいです。

 

6 Switchbot カーテン

カーテンをアレクサで開閉できるようにしました。

カーテンくらい自分で開けろよ、大した手間でもないだろ、と導入する前は思っていたのですが、寝たきり状態になった時に導入してよかったなとしみじみ思いました。

カーテン閉めっぱなしの状態で寝たきりになっていたら今以上に鬱々としていたと思うからです。

今は、朝、自動にカーテンが開くように設定しているのですが、そのおかげで日の光で自然に目覚められるようになっているのもありがたいです。うつ病のわりに朝はちゃんと起きられているのはこれのおかげかなあと。

昼夜逆転生活になったら今以上に生活を立て直すのがキツくなりそうで怖かったので、その点でも助けられています。

(まあ、朝起きたからと言っても、やれることがあるわけでもなければ、治るわけでもないんですけどね。)

 

実は

更新が滞っていましたが、実は数ヶ月前から持病が悪化しており、追い討ちをかけるように、うつ病の診断までくだされていました。(予約投稿をしていた分も多いので、若干実態とずれてしまっていたんですよね。)

 

体が辛いしだるい、なんとなく眠れない、朝起きられない、めまいの頻度が上がってきた、ピルを服用しているのに生理周期が乱れPMSと生理痛にずっと悩まされ続ける…などいう状態が続いていたのですが、最初は持病と持病を言い訳にした怠け癖だと自分では思っていました。

食欲も普通にある(持病からしてあるまじきことなのだけど)し、希死念慮も特にないし、将来への不安感も持病が持病だからそりゃこれくらいはあって当然でしょという程度のものだったので。

でも持病のせいで動くのが辛いというのはあるにせよ、何もかもが億劫になって体が動かなくなった結果、服薬管理や持病の通院さえ困難になり、さすがにこれは危険だなと思って心療内科に行ったところ、上記のような診断が。

こういうパターンのうつ病もあるのですね。(長期化した病気を抱えていること自体が大きな要因になるということは言われました。)

 

うつ病のことを伝えざるを得なかった人たちからは、家族に世話をしてもらうようにといったアドバイスを受けたのですが、もし同居していたら、逆にもっと早くに精神的に追い込まれていたのではないかと思う自分がいて、なかなか踏み切れず、今も一人暮らしを続けています。

 

(というか全てを「家族」内でどうこうしようという思想の押し付けが、今一番精神的にしんどいです。それがうまくいっていたら一人暮らしなんてしていないでしょうに。

うつ病に対する両親の偏見を知っているので、そんな親と直面する精神的負担は大きいです。それにそういうことがなかったとしても、R45の単身者にとっての家族というのが後期高齢者であることについての配慮も欠けているような…。私のことで親に精神的あるいは肉体的に負担がかかり親まで倒れたら誰が親の介護をするというのでしょうか。)

 

とはいえ、一人暮らしなのに、自分を律することができない精神状態に追い込まれてしまうと、生活管理ができなくなり、肉体的にも追い込まれてしまうため、這い上がるためのきっかけを自分自身で掴むのがとても難しいです。

なので、今は途方に暮れつつ、その方法を模索しているところです。

外部刺激って、ストレスにもなるけど、ある程度は必要なんだろうなあなどと思ったりもする今日この頃。(最近脳の活動も低下しているのではないかと思うことが度々あります。)

 

ところでこうなって分かったのですが、引きこもり、寝たきりって、肉体的にもよくないみたい。動くのがしんどいのは本当なのですが、食べる以外は寝たきり、みたいな生活をしていたら、持病のほうも悪化した上、体重も激増しあちこちの関節や腰が痛くなり、ますます動くのが辛くなってしまいました。

さらには、めまい体質がさらに悪化して、起き上がるだけでもめまいが出るようになったのですが、これも活動量が少なすぎ、寝たきり生活をながく続けた弊害ではないかと言われました。

 

というわけで、まずは少しずつでも生活を立て直していきたいと思います。

まずは起きるべき時間に起きて、1度は外出して少しは歩き、毎日お風呂に入るところからスタートかなあと。それができたら自炊もできるようになりたいです。今はほとんどUbereats頼りなので。ありがたいけど経済的にも栄養的にも問題ですよね。

 

 

こういう記事を書くことが、自分の精神状態にプラスになるかマイナスになるかも、今はまだ分かっていないので、もし負担になるようだったら、この記事を削除するかもしれません。あらかじめご了承ください。

逆に、記録しておくことで今後また同様の事態になったときに参考になるようだったら残します。先はびっくりするくらい不透明ですが、とりあえず、記事を書けるところまでは元気になっているのをまずは良しとしているところです。

 

あ、ところで持病の薬だけでも結構な負担だったのに、そこに心療内科の薬が加わると飲み合わせも問題になりますし、何より薬の量が多すぎて飲むだけでもきついです。

というわけで、持病持ちの方、あるいはうつ病の方、くれぐれもご自愛を。

スウェットのパンツをユニクロとGUで比較する。

2017年の秋にユニクロとGUのスウェットパンツの黒を同時に買い、同時に同じくらいの頻度で使ってきました。

4年使って色々違いが出てきたので、今回改めて比較してみようと思います。

(現行のユニクロとGUのものではなく、あくまで2017年のものについてです。)

 

ユニクロ

そもそも女性用のスウェットパンツがなかったので、メンズのSサイズを買いました。

普段ユニクロでは女性用のLサイズ(ただしものによってはきつかった)を着ていた時代です。

定価は1990円(ただし期間限定価格で1290円くらいで買ったように記憶しています。)

素材は、90% 綿,10% ポリエステル/ リブ部分: 86% 綿,14% ポリエステル

 

・GU

女性用のXLサイズを買いました。

定価は990円くらいだったと思います。

素材は、100%綿、リブ部分99%綿、1%ポリウレタン

でした。

 

比較すると、GUの方が綿100%なのに、1000円安い(期間限定価格と比較しても300円安い)ので、この差はなぜだ?と思ったのが別々に購入した理由です。

 

実際履いてみると、買った当初〜中期くらいは

・GUの女性用XLの方が、ユニクロの男性用Sサイズより若干タイト

・履き心地が良いのも生地に厚みがあるGU

・乾きの早さに関してはほぼ同等。(実際は若干違うのかもしれないけれど、浴室乾燥のセット時間を変えなきゃいけないほどの差はなかったし、外干ししても取り込み時間を大幅に変えなきゃいけないこともなかった。)

という印象で、安いGUの方が優秀じゃない?

って感じでした。

 

ただ二年半くらい使ったあたりから、GUの方のベルト紐の毛玉が目立つようになりました。GUの方がベルト紐が長いのでそういう意味でも毛玉が目立ちます。

また当初はタイトめだったはずのGUの方が、ゴムベルトが緩んで緩くなりました。

 

使って3年経つと、ユニクロの方のベルト紐も毛玉ができるようになりました。ただベルト紐が短いので、そこまで気になりません。

そして使って3半年が過ぎた現在、GUはベルトが完全に緩んでしまいました。

買った当初よりだいぶ太った私が履いても紐なしではずり落ちるくらいです。またほつれも出てきています。

対してユニクロの方はまだまだ使えそう。

肌触りなども慣れてしまったせいか、綿100%か綿90%かの差はそれほど感じなくなりました。

 

そもそも安いスウェットパンツをそこまで長く履くのかという点もあるのですが、高校ジャージを長く着ていた私の場合、ジャージパンツは限界まで履き倒したいのですよね。

そう考えると、定価ほどの差はでなくとも期間限定価格で買うなら300円高くてもユニクロに軍配があがるなと思いました。

買った当初にはわからなくても、使い続けることで差はでるんですね。

 

なお現在それぞれのHPをみたところ、ユニクロでは同じような素材のスウェットパンツが売られているのに対して、GUでは、レディースではかなり細身のラインのスウェットイージーパンツというものしか見当たらず(こちらは綿100%)、寝間着代わりに着る緩めのラインで探すと、メンズのウェットイージーパンツとなりそうですが、そちらは、黒だと綿80% リブ部分綿97%)と綿の割合が低くなっていました(化繊の性能も上がってきているので、化繊が一概に悪いとも言えないのですが)。

 

というわけで、次買い替えるならユニクロのものが期間限定価格になるのを待つことになるのかなあと考えています。(定価では買えないのが悲しい。)

でも正直言うと、ボロボロになったGUのものでさえ、どうせ寝間着だしベルト紐縛ればまだ使える…などとも考えてしまっているのでいつのことになるやら。こういうところにも貧乏性が出ていますね。こういうスウェットパンツってみなさんどれくらい使っているのでしょう。

香水の香りの感想

先日、手持ち香水を処分するかどうか仕分けしたので、忘れないよう香りの感想を残しておきます。

今回は、以前血迷って非公式サイトから手に入れた有料サンプルのものも混ざっています。それらはものによっては劣化臭などもあったので、本来の香りとは違う可能性が高いので参考にはならないと思います。

つくづく公式サイト以外の入手ルートはダメだなあと思いました。 

セルジュルタンス LE PARTICIPE PASSE 過去分詞

これは非公式サイトから購入したので劣化臭っぽいものがまざっちゃって評価しきれません。公式のキーワード的にはもみの木の樹脂らしいです。

ルタンスはあるときから香りの構成を明らかにするのをやめてしまって、かわりに大変詩的な説明だけを記載するようになりmした。確かにその方が想像力を刺激する部分は認めるのだけど、このご時世オンラインのみでぽちるかどうかを決めるのはきついです。(で、非公式サイトの有料サンプルをぽちってしまって失敗したという。)

非公式サイトのものは、焦げた上に湿気た(このあたりが劣化臭と感じた由縁)スパイス入りのお菓子と古書の匂いだなと感じました。

 

セルジュルタンス Bapteme du Feu 炎の洗礼

公式のキーワードはジンジャーブレッド、土埃、弾丸。

炎って温度が高くなると赤じゃなくて青になるじゃないですか。あと火傷って一瞬ひやっとするじゃないですか。そういう印象の香りです。熱さと冷たさの両方を感じるというか。

スパイシーっていうと熱さを想像するけれど、実際嗅いで見ると清涼感がある(ペッパー類も食べると辛くて熱いと思うけれど香り自体はすっきりしていたりする)、ああいう矛盾を感じます。ジンジャーの爽快感と、ガンパウダーの涼やかさ。

 

セルジュルタンス Gris clair 淡いグレー

グレーのラベンダー。シリーズが変わってボトルも代わり、昔と香りの構成もちょっと変わった気がします。

グラシン紙をかぶせたような、透けているようで透け切っていないレモンとラベンダー。そこが”グレー”なのだと思います。完全にクリアなわけじゃないというか。

肌にのせるとものすごく柔らかくきれいに香る時とツンツンする時があってなかなか難しい…。

 

セルジュルタンス ロードパイユ 干し草

ひんやりとした水の甘さを感じます。

草、グリーンっていう感じは微塵もないのに、干し草と言われるとそうかもしれない、と思う不思議。ある種の雑草を指ですりつぶした時にじゅわっと出てくる液の匂い。

これも自分の肌ですごく綺麗に香る時とツンツンして酔う時があって、タイミングを読むのが難しい香り。

セルジュルタンスは初期のオリエンタルな香りの評価が高いこともあって、”ロー”系は香水サイトの評価も辛めだったりするのだけど、すごくよくありそうでギリギリやっぱり違うなあという作りになっているように思います。

 

シャネル 31リュカンボン

昔はこういう香りを良いと思えることがかっこいいと思っていて背伸びして使っていました。今嗅いでもやっぱり良いと思います。

でもやっぱり私の香りじゃないなとも思います。あと昔の31と今の31は違うなとも思います。昔の31の方がクラシカルで、5番がさらに格調高くなった感じでした。今の31は5番というよりアリュール(とうっすらココ)っぽい要素がある気がします。

 

シャネル ラパウザ

シャネルといえばアイリス、シャネルのアイリスといえば19番が有名だけどラパウザのほうがアイリスが強くて良いなと思っていました。が、ラパウザも昔と今とで香りがだいぶ違う気がします。

売り場の人に、シャネルの香水の中ではこれが一番イメージに近いといわれて浮かれて買いなおしましたが、いざ使ってみると自分の肌と馴染まない気がします。 

 

ゲラン ダービー

昔のおっさんっぽい香りが突然欲しくなって非公式サイトで買ったのですが、意外と「典型的なおっさんトニック」とは違いました。

精油にちかいような土とハーブと木の香り。

 

YSL M7

これも昔のおっさんっぽい香りが欲しくなって非公式サイトで買った香り。

M7、実は昔持っていました(が、使いこなせはしなかったという。)。ウードの走りだった気がします。今嗅ぐとわりとおとなしいのかも。

 

エルメス ギャロップドゥエルメス

 エルメス特有のフルーティシトラス+レザーとタバコっていう感じの不思議な香り。

清潔感がある都会の女性なのか、マカロニウェスタンに出てくるような野獣系男子なのかわからない絶妙なバランスです。

 

トムフォード ウードミネラル

トムフォードのウードはファッションフレグランスのウードで、本当のウードじゃない的な感想を見かけたりもするけれど、私はこのウードミネラル、案外好きです。

本気の香木ではなく、あくまでファッションフレグランス的なウードとマリン系の香りはこんなに相性が良いのか!と新鮮でした。

マリン系だけだと、90年代にごりごり青春を送ってきた人間はちょっと気恥ずかしくなっちゃうのだけど、そこに使いやすい「本物」の重さを感じさせないウードを一振りすることで、21世紀も使いやすくするというのはさすがだなと。

トムフォードの良いところって、別に「本物の上質感」ではなく、グッチをやっていた頃から、ちょい悪&エロ&下衆成分を、ゴージャス&シンプル&粋に魅せるところだと思うので、由緒正しいウードの香りより、こういう香りの方がむしろトムフォードらしい気がします。

R45 スキンケアの見直し中。

今年はスキンケアアイテムを積極的にあれこれ試しているのだけど、その中で気がついたことを今日はいくつか。

なお、私は肌の専門家ではないので、これはあくまで私の肌で経験的に感じた、単なる感想にすぎないのでその点はご留意を。

 

1 クレンジング+洗顔は、トータルで洗い流しが早くてわかりやすいものが良い。

クレンジングや洗顔に投資した方が良い、という話はよく聞くけど、余計なスキンケア成分が入っているものは洗い上がりがよく分からなくて、結果洗い流しすぎたり、洗浄成分が肌に残ったりします。で、それが肌荒れの原因に。

また、界面活性剤は肌に悪いと言われるけれど、私の場合、界面活性剤フリーの代わりにいつまでも洗いあがらなかったり、拭き取り必須で摩擦が加わるものよりは、がっつり界面活性剤が使われていても、さっさと洗い流せるものの方が合うみたいです。

肌に化粧品が残ったり拭き取りきれなかったオイルが残っても、界面活性剤を使うよりはまし、という人もいるのだとは思いますが、私の場合酸化したオイルが肌に残ると吹き出物が出来やすいので。

 

2 クレンジング+洗顔は、トータルで摩擦が少なくて済むものが良い。

乾燥肌は洗浄力が少なめなものをというけど、洗浄力のすくないクレンジング+洗浄力の少ない洗顔料(+ポイントメイクリムーバー)より、洗浄力の高いオイルクレンジングのみ、の方が私の肌には合うみたいです。落ちが悪いとどうしてもゴシゴシこすっちゃうので、特に目元の黒ずみがひどくなります。

ポイントメイクリムーバーに関しても使った方が良いと言われるけれど、結局一番デリケートな目元を、綿棒やらティッシュやらで擦ることになるし、クレンジングオイルよりさらに洗浄成分が強いものを使うことにもなります。

だったらクレンジングオイルでまとめて洗う、洗い落せるアイメイクをする、という方が私には合うみたいです。

 

3 クレンジングと洗顔、そこまで投資しなくても良くない?

実はジムにクレンジングオイルを持って行き忘れてしまうことがしばしばあって、そういう時はジムの、ミネラルオイル主体の洗い流すクレンジングオイルを使っているのですが、正直言って、シュウのクレンジングオイルを使っている時と、使用後の肌状態に差はありませんでした。

 私にとっては、ミネラルオイルの問題は、洗い流しが大変なことに尽き、それは適切な界面活性剤が使われていればそれで足りるのだと思います。だとすれば高価な植物性オイルにこだわる必要はそこまでないような。

W洗顔しなければ脱脂力が強すぎるということもないのかなと。

 

3 病み上がりには酵素洗顔が意外と良い。

寝たきりになると洗顔などもせずにすごします。乾燥肌なのであまり脂はでないけれど、全く洗顔なしで過ごすと小鼻周り中心にゴワツキと黒ずみがでます。前は脂かな?と思って洗浄力の高いクレンジングや洗顔を使ったのだけど、どちらかというとたまった角質のせいだったみたいで、酵素洗顔を使った方がごわつきが速攻でとれます。

 

4 やっぱりエタノールフリーにはこだわるべき。

多少エタノールが入っている日焼け止めなども使えないことはないので、油断してエタノール入りのローションを使ったら、乾燥するは、赤くなって痒くなるはで散々でした。というわけでエタノールフリーにはこだわろうと思います。

デパコスは使い心地のためにエタノールをたっぷり入れる傾向にあるので、課金すれば解決するというわけでもないのが悩みどころですが。

 

5 保湿には、水分保持成分(モイスチュアライザー)の補給と、水分蒸発防止成分(エモリエント成分)の補給の2種類があり、この2つは別物。自分に必要なのはどちらなのかを見極める。

乾燥肌なので、「高保湿」をうたうものを選びがちなのですが、「高保湿」にもかかわらず、肌の乾燥が改善されないものが結構あります。調べてみたら、エモリエント成分であるワセリンやミネラルオイルは豊富だけど、水分保持成分がグリセリンくらい、といった製品であるパターンが多いです。こういうのはだいたいプチプラです。

エモリエント成分だけがやたらとあっても、肌の中はガサガサなのに、肌表面はベタベタ脂っぽいだけ、という感じになるし、油分の酸化が問題なのか、ファンデーションのくすみなどが目立つ気がします。ニキビも出来やすい気がします。

私に足りないのは、水分保持成分(モイスチュアライザー)である、セラミドやNMF(アミノ酸など)であって、エモリエント成分は一定以上は必要ないみたいです。(目元や、冬の頬など、時期や部位によって多少必要になることはあるけれど。)

 

6 保湿前にかならず水分を補給すべし。よってローション必須。

ローションは意味がないという説もあるけれど、乾燥肌の私の場合保湿アイテムだけのせても、保持すべき水分がそもそも肌にない、という状態になってしまいます。

ある程度肌をしっとりさせる必要があるので、ローションはあった方が良いみたいです。

乳液には水分も入っているから不要という説もあるけれど、乳液を肌に必要な水分が補給できる分だけ使うと、今度はエモリエント成分の与え過ぎになってベタついてしまいます。もちろん自分にちょうど良い水分・油分バランスのものがあるなら1つで十分なのでしょうが、今のところ見つからないので、だったらローション+乳液などの保湿アイテム、という感じで日々の肌状態をみてバランスを調節した方が良さそうです。

 

7 有効成分も大事だけど基剤(エモリエント成分)の使い心地や相性ももっと大事。

どうしてもセラミドやらナイアシンアミドなどの有効成分に注目してアイテムを選びがちだけど、肌との相性を決めるのは、全体にしめる割合が多い基剤(クリームなどだとワセリンなどのエモリエント成分も基剤的な感じ?)だなと感じます。

「成分が良いのにプチプラ!」と言われているもの、評判がよいからと試してみたけど何だかイマイチだなと思うことが多くて、そういうのはだいたい基材との相性が悪いのです。

私はジェル系のものは、もろもろができたり痒くなったりすることが多いです。

ヒアルロン酸が合わないと思っていたこともあるのですが、ヒアルロン酸そのものがだめというよりは、ヒアルロン酸が高配合されているものは大体ジェルっぽい感触のものが多く、それが合わないみたいです。

ヒアルロン酸が悪い、ジェル系基材が肌に悪い、という話は聞いたことがないし、保湿に関してはヒアルロン酸はとても良いものだとされているから、これまで何度も試してきました。

でも、毎回結局なぜか荒れます。私の肌の常在菌との相性やメイクのやり方との相性が悪いのかもしれません。でも理屈はともあれ、結局使わなくなるので、あえて世間的評判に合わせるよりは使い心地や相性の方を優先しようと思います。

また、あわないエモリエント成分てんこもりのアイテムも、肌がべたついたり化粧品が崩れやすくなったりファンデがくすみがちです。油脂分の量が私の肌に対して多すぎるのだと思います。

どんなによい有効成分が入っていても、肌や感触、使い心地に与える影響は分量的には基剤の方が多い気がするので、有効成分ばかりに注目するよりは、基剤の使い心地や肌との相性を大事にしようと思います。

 

8 エモリエント成分には相性がある。

植物性のオイルのほうがミネラルオイルより良いとされがちだけど、私は酸化しやすいオイル、ニキビに合わないとされるオイルは吹き出物ができることが多いです。オリーブオイル、椿油などです。またホホバオイルは軽すぎて乾燥が改善されません。シアバターやスクワランもピンときません。

他方マカデミアナッツオイルは肌馴染みが良くわりと合うみたいです。

ワセリンはサンホワイトなどならなんとか使えるけれど、プチプラコスメに入っているワセリンはべたつきが気になることが多いです。精製度のせいかなと思います。

 

9 グリセリンは敵ではないが量はいらない。

グリセリンフリーの化粧品も使ってみましたが、グリセリンフリーだから肌が改善された、という感じはありませんでした。

ただ、グリセリンの量が多そうなアイテム(プチプラに多い)はべたつき(からの痒み)を感じることがあるので、保湿をグリセリンに頼りきり、みたいなアイテムは合わないみたいです。

 

10 ニキビができても殺菌系は使わない

そもそも殺菌系のローションなどは、エタノールが入っていることが多いので使えないものが多いのですが、殺菌系アイテムをニキビなど部分的に使ったとしてもニキビの周りが肌荒れし、その後そのあたりに新たなぶつぶつが発生することが多いです。

洗顔フォームなども殺菌系成分が入っているものを使うと逆に肌荒れしちゃうことが多いです。なので、殺菌系アイテムは避けた方が良いみたいです。

Maitre Parfumeur et Gantierの香りの覚書

Maitre Parfumeur et Gantierというフランスの香水ブランドの有料サンプルをまとめて取り寄せたので、香りの覚書を作ろうと思います。

 

その昔伊勢丹新宿店メンズ館で取り扱ってたブランドで、懐かしさから今回取り寄せました。

00年代前後もクラシカルな香りが多いなとは思っていたのですが、いくつか好きで使っていた香りはありました。

が、2021年に試したら、思っていた以上に「とってもとってもクラシカル」。普段使いするのは私には難しいなあと思う香りが大半でした。

ウードなどが重めの香りが大流行している今ならいけるのでは、年齢を重ねた今なら使いこなせるのでは、とも思っていたのですが、今の「重い香り」と昔の重い香りとでは性質が全然違うのだなと実感しました。

それとともに、背伸びしてミツコや夜間飛行などクラシカルな名香と呼ばれていたものを使っていた時代を経て、今の自分が等身大の今の香りを好むようになったという変化のせいもあるのだと思います。

 

というわけで、正直いうと普段使いできる香りはほとんどなかったのですが、欧州の規制で使えない香料が増えたことと、市場へのアピールのため、老舗の名香さえ、香りを変えライト化している現代において、今使える香料で、ここまで昔っぽさを出せるのはすごいことだなあとも思いました。

 

せっかく取り寄せたので、忘れないうちにそれぞれの香りの感想を残しておこうと思います。(あくまで自分の記憶のために綴る個人の偏った感想ですので、参考にはならないと思いますが。)

 

BAHIANA

バイアナ。レモン、グリーンフローラル、ウッディがキーワードになっていて、説明としてはコパカバーナビーチの夜とある。旅をテーマとしたシリーズの香り。

香りの構成にはカイピリーニャなんていう単語もあって、おなじくカイピリーニャとブラジルをテーマにしたラルチザンのバチュカーダを思い出させるのだけど、香りの質は全く別。

昔このブランドにハマっていたとき、何を買ってもこれのサンプルをもらっていたのだけど、今ならわかります。確かにこの香り、このブランドの中で一番使いやすいかも。

逆にいうとこのブランドっぽくないのだけど。

リゾート&柑橘系だけどそこまではじけすぎてないので大人でも使いやすいです。背伸びして名香系に手を出していた昔より今の方が素直に好きと思えるところもあるのかもしれないです。 

 

CAMELIA CHINOIS

中国の椿。すごく懐かしい香りなのだけどそれが何なのか思い出せなくてもどかしい…。クリグラーのカメリアの香りも結構クラシカルだったけどそっちよりパウダリーさと青さが控えめで若干フルーティ。

キーワードとしてエキゾチックフルーツ、グレープフルーツ、グリーン、お茶、が挙げられていて、伊勢丹で扱っていた頃に「使いやすい香り」として紹介された覚えがあります。たしかにこのブランドの香りの中ではクラシカルさは控えめかも。

お茶を想像するとちょっと違うかも。

 

SECRETE DATURA

ダチュラ(毒をもつ花)というと私はセルジュルタンスを一番に思い浮かべるのだけど、クラシカルでオリエンタルなブランドだと思っていたルタンスが使いやすい現代的な香りなのではと誤解するくらいクラシカル。こっちは欧風クラシック。

ダチュラというから、どれだけミステリアスで妖しく香るのかと意気込んで試したのだけど、そこまで毒は感じなかった。舞踏会で恋の鞘当てしているフランスの昔の小説(そんなのありましたよね?)に出てくる若い御令嬢たちがつけていそうなイメージ。

おもしろいのはアルデヒドがパウダーっぽいというよりは昔の石鹸っぽい香り方をすることかな。

ネロリクローブダチュラがキーワードみたい。

このブランドの香りで今回試したものの多くは、女性がドレスを着ていた時代の、でっぷり太った貴族の旦那型や豊満なマダムがつけていそうなイメージなのだけど、この香りは珍しく、マダムじゃなくてマドモワゼル、若い御令嬢がつけていそうな感じがあります。若々しいのにクラシカルっていうの、案外ないので面白いです。

 

SOIE ROUGE

赤いシルク。

キーワードとしてパイナップル、アプリコット、エキゾチックフルーツのグルマン系+アイリス、カーネーションと挙げられているけれど、並べられたフルーツの香りから想像するような現代的な元気で可愛いリゾート系フルーティノートではないです。

舞台の緞帳のような華やかさと重みを感じる、室内にこもったようなまったりとした甘さ。この香りも昔の御令嬢の香りっぽいというか、年齢層は低めだけどあくまで「昔の」がつくというか。

なんだかなつかしい香りでもあってそれが何だか思い出せずにいます。

 

ROSE MUSKISSIME

”MUSKISSIME”が私の仏和辞典には掲載されていなかったのだけど、ムスクローズってことかなと。確かにローズだけどROSE OPULENTEほどローズじゃなく、ベリー系の要素も強め。このブランドの中ではわりと現代的というか90年代に流行ったキュートなピンク系のフルーティフローラルの香水っぽい要素をもっている気がします。といってもこのブランドなので、それそのものってわけでもないけれど。

キーワードとしては、ローズ、アイリス、カーネーション、ブラックカラント、エキゾチックフルーツが挙げられています。

 

ROSE OPULENTE ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

ふくよかなローズ。おばあちゃんの棚にこっそりしまわれていたローズ香水っていう感じ。クラシカルな香水に多いアルデヒドなどが強いわけではなく(いや香りの構成的にはフルーティアルデヒドという記載があるのだけど、ローズがそれに勝っています。)、昔のローズアブソリューの精油で作ったローズ香水っぽいというか。フルーティなローズとグリーンよりのローズのぽってりこってりした甘さが主体。

キーワードとしてはグリーン、スパイシー、サンダルウッド、ローズ、ジャスミンとあるけれど、ごりごりにローズ主役の香水って感じました。

香りのキーワードより、香水のイメージ説明の「ペルシャの詩の花の王」「オリエンタルローズガーデン」っていうキーワードの方が私の感じた香りに近いです。

バラ好きなのもあって、今回これがとにかく気に入りました。

 

FRAISHEUR MUSKISSIME 

フルーティムスク。とはいえ、このブランドっぽいクラシカルでパウダリー(アルデヒドの香りだと思う。)な感じが強いので、現代香水の可愛い「フルーティ」とは違うかも。トップはちょっとつんときます。

 

AMBRE MYTHIQUE

神話的なアンバー。アンバーとあるけど、90年代終わり〜00年代初頭に流行ったあまーいアンバーアコードではなく、こちらのアンバーは樹脂系のお香的なアンバー。そういうアンバーが流行る前のクラシカルな雰囲気が残っているアンバー。

キーワードとしてバニラ、パチョリ、トンカビーンフランキンセンス、ミルラ、とあったけど、個人的にはシスタスラブダナムってこれかな?と思う香りが特に気になりました。

木と煙のサウナで浄化されている気分になります。

 

AMBRE PRECIEUX

高価なアンバー。上のアンバーミスティークよりさらにクリーミーな樹脂が混ざった感じ。宗教的なお香っぽさより男性用香水っぽさを感じたけれど、区分としては女性用。

多分男性用っぽいと感じた理由は男性用香水によく使われるラベンダーとバルサム香が理由なのかな。クリーミーと感じたのはバニラが強めだからだと思います。

トップが飛ぶと結構甘いけど、これまた90年代〜00年代のアンバーアコードの甘さとは違うところがこのブランドらしいところ。

こちらのキーワードはマートル、ラベンダー、シスタスラブダナム、バニラ、香油だそう。

 

AMBRE DORE

黄金のアンバー。アンバー三種のうち、これが一番クラシカルな女性用香水っぽい。寺院系VS俗世系でわけると圧倒的に俗世のアンバー。90年代のアンバー系香水の甘さではなく、それ以前のアンバー系香水の甘さが強いです。

アンバーとウードがキーワードになっているけれど、戦前の香水が残っていました、といわれたら信じてしまいそうな、長期保存された香水のような香りがします。今使用が許可されている香料でもこの昔っぽさが出せるのはある意味すごい。

 

GRAIN DE PLAISIR

喜びの実、種。トップは涼しげ。スパイシーとあるけれど、クラシカルな香りばかり嗅いでいると、そこまで雄臭くは感じません。パウダリーな香りにスパイスが丸く包まれている感じ。キーワードとしてミント、シトラス、セロリとあったけど、私はアルデヒドとラベンダー+すっきりしたペッパー類っぽさを感じました。

 

PARFUM D'HABIT

服用の香り。これぞ昔の男性用香水!って感じなのだけど、昔と言っても80年代の押せ押せっぽさじゃなくて、さらにもっと昔の香り。私はトップにはかすかなウッディさとアルデヒドを感じたのだけど、パチョリ、レザー、白檀がキーワードっぽいです。押せ押せすぎないと感じたのはレザーが柔らかだからかな。

 

JARDIN BRANC

白い庭。名前通り。白いチュベローズがまったり香ってます。

キーワードはジャスミン、チュベローズ、グリーンノート、柑橘系とあるけれど、私は結構最初からザ・チュベローズだなと感じました。

 

JARDIN DE NIL

昔かなり好きだった香りなのだけど、今かぐとこんなにクラシカルだったっけ?という感じ。

昔はフルーティなバラとゼラニウム(にうっすらとしたハーブ)を強く感じたのだけど、今はこれを覆うアルデヒドを強く感じます。

 

GARRIGUE

南仏の灌木林。昭和時代の男性用トニックみたいなつんとくるハーバルな香り。

レモン、ミント、ベルガモット、ラベンダーとあるけれど、しゅわっとさわやかな柑橘系っぽさはなく、柑橘系香水が長期保存されたときの香りがします。

ラベンダーそのものというわけではないけれど、そういえばクラシカルな男性用香水ってラベンダーが使われていたなあと思い出しました。トップが柑橘で、ミドルがラベンダー、セージ、ローズマリーとまさにクラシカルな男性用コロンの構成。

でも自分の肌にごく少量をつけてトップが飛んだときの香りが案外柔らか。

これも昔かなり気に入って使っていて、ある日突然酔うようになった香りだけど、合わなくはない香りなのかも?懐かしかったです。

BOIS DE TURQUIE 

トルコの森。トップは一瞬すっとします。でもやっぱり基本はこのブランドっぽいクラシカルなパウダリーさ。ちょっと薬っぽいところもあります。

没薬、フランキンセンス、月桂樹

SANTAL NOBLE

高貴な白檀。白檀が主役の昔の香水って、ヨーロッパのクラシカルな香水や中東っぽいオリエンタルさを感じさせるものが多い(+パウダー、+レザー、+スパイスなどの組み合わせだから?)けど、これはかなり和を感じます。昔の扇子や寺院っぽい。結構クリーミーに香る白檀。コーヒー、バニラ、スパイス、白檀がキーワードなのかな。

真っ向臭い白檀は苦手と、昔は避けていた香りだけど今嗅ぐと結構落ち着きます。

 

 

番外

上記のメモを取る前に使い切っちゃったため、記憶だけで書いています。

JEUNE HOMME

若い男性のための香りらしいのですが、19世期の若い男性のための香りっていうイメージ。若い頃の私の肌にのせると結構甘く香ってそれが気に入っていたのですが、今使うとやっぱりクラシカルだなと思います。

キーワードはベルガモットシトラス、ジンジャー、スパイスとあるけれど、最近のシトラス系の香りを想像すると違うかも。19世紀の若い男性のためのトニックの香り。GARRIGUEからラベンダーなどの強いハーブの香りを省いた香りというイメージが近いかなあと。

 

IRIS BLUE GRIS

ブルーグレーのアイリス。

キーワードはグレープフルーツ、レモン、アイリス、バニラ、ジャスミンとあるけれど、クラシカルなアイリス香水だなと思いました。あくまで女性用なのだけど、どこか男性用香水と共通する香りを感じます。それが「ブルーグレー」っぽさなのかな。香りの構成的にはツリーモスと書かれているものの香料が怪しい気がします。

とはいえアイリスってわりと男性にも似合う香りだと個人的には思っているので、そのせいかもしれません。

 

 

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オンラインショッピング、特に日本に入っていないブランドは、どうせ送料がかかると思うとついつい自分の趣味とは異なった香りでも説明が魅力的だと買ってしまい、結果持て余すことが多いというのを、今回も痛感しました。

 

若い頃はバイアナ、フルールドコモロ、ヴォカリーズ、柑橘系ムスクのやつなども使っていて、特にヴォカリーズは好きでした。今回もヴォカリーズは取り寄せたはずなのだけど、入ってなかった…。他の香りも昔と印象が変わっていたので改めて取り寄せるのはやめようと思います。

 

そういう香りは結局もてあますことが大半なので(もちろん中には意外と好みのものもありますが)、香りはやっぱり実際に店頭で試せないものは縁がなかったと思って手を出さない方がよいなあと反省しています。

 

フエギア にはフエギア 香とでも呼びたい、多くの香りに共通するハーバルウッディな香りがあったけど、このブランドのそれにあたるものはアルデヒド、それも昔ながらのアルデヒドで、なおかつ昔の女性用というよりは男性用トニックっぽさが混ざったアルデヒドだと思う。

なので全体的に大変クラシカル。

ちなみに昔結構好きだったヴォカリーズは注文したのに入ってなかった…。