不眠気味だった時期もあったので、睡眠関係のグッズは大事に選んでいます。
なので、お高いシャツブランドのパジャマから、おしゃれなネグリジェ、オーガニックガーゼのパジャマなど、一通り試してきたのですが、ようやく理想の冬のパジャマが見つかったので、今回はその話。
私の理想の冬パジャマは
・カシミアのタートルネック(メンズのM、普段より大きめを選んでいます。ユニクロと無印を交互に愛用中)
・コットン100パーセントの厚手のジャージパンツ(一見パンツ風)
・モンベルの冬山登山用?のウールの厚手のソックス
・ババシャツ(モンベルのウール、ユニクロのヒートテック、ユニクロのコットンなどを日によって選ぶ)
モンベル スーパーメリノウール L.W.Uネックシャツ レディース ブラック サイズ:S(1107579)
- 出版社/メーカー: モンベル(mont-bell)
- メディア: その他
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でした!
ちなみにもっと寒い時はこれに
・モンベルのウールのレギンス(タイツという商品名だけどレギンス)
(モンベル)mont-bell スーパーメリノウール EXP.タイツ Women's 1107586 BK ブラック M
- 出版社/メーカー: mont-bell(モンベル)
- 発売日: 2014/09/16
- メディア: ウェア&シューズ
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・パタゴニアのハイネックのフリース(R3かR1を温度によって)
(これのフーディーじゃなくてジャケットタイプのやつ)
を重ねています。
これがパジャマ?って感じですけど、高いパジャマをあれこれ試しては風邪をひいて、肩をカバーするとかいうアイディア商品を買おうとしてた時に、そもそもなんで真冬にうすくて喉と首が無防備なパジャマを正解とするの?ってふと疑問に思ったんです。
風邪をひきやすい体質で、喉も弱く、寝起きに声が出なかったりしやすかったし、特に冬は、寝て起きた時にデスクワーク時よりももっと硬く、首から肩にかけて凝っているのがずっと悩みだったのですが、これらはタートルネックに変えたらあっさり解決しました。
つま先が冷たくて仕方なく、冷えとり靴下なども試したのですが、私には合わなかったみたいで、真夜中に無意識に脱いでいたり、あるいは気持ち悪すぎて目が冷めてわざわざ脱いだりしていたのも、登山用の厚手のウールソックスが全て解決。
厚手の羽毛ぶとんを使っていたこともあったのですが、喉をカバーしようとすると今度は息苦しくなっちゃって、結局肩を出すスタイルで眠って風邪をひく、みたいなことの繰り返しでした。が、タートルネックだったら布団から肩を出して眠っても、肩も首もちゃーんとセーターが守ってくれてるんです。
靴下も奇妙な重ねばきをせずとも、登山用なら厚手のを1枚で十分快適なんだなとびっくりしました。
しかも、嬉しいことに、真冬、目が覚めてすぐ布団から出られるようになったんです。
今までは布団の外が寒すぎて、ズルズル布団の中に居座っていたのですが、この組み合わせだと、服の中に暖かい空気が閉じ込められているから、外気との気温差が気にならないんです。だからダラダラする時間が一気に減りました。
フリースに関しては、最初はユニクロのフリースを着て試したのですが、ストレッチ性がなくちょっと肩が凝りました。
なので、使い古しのパタゴニアを、日によって部屋着兼パジャマにしています。パタゴニアのフリースは脇の部分がストレッチが聞いていたり、肩周りが動きやすくできてたりするんですよね。アウトドアブランドの意味をこんなところで再確認するとは…。
昔アウトドアに凝ってた時に買ったものなのですが、闘病中で当分山歩きは無理そうなので、普段着にして元を取ろうというせこい魂胆だったのですが、思わぬ威力を発揮してくれました。
こうやって重ね着することで、過度に暖房をかけずに済み、結果乾燥も和らぐため、風邪をひきにくくなったというのもあるのかもしれません。喉が弱いのに、加湿器が大嫌いなので、なるべく暖房を使いたくない身としてはこれも嬉しいポイントです。
また、何か災害があった時も、この格好なら、速攻飛び出られるという安心感も、心配しょの私にとってはありがたいところです。
昔は、布団を変えることでなんとかしようとしていたのですが、羽毛ぶとんを良いものにしても、寝相が悪いからベッドから滑り落ちるし、ふとんを重ねすぎても重くて息苦しくなっちゃうしで、布団でどうこうするのも限界を感じていました。
でも、アウトドア商品で、人間型の寝袋が出たのをみて、これほとんど服だなあと気がついて、だったらまずは服(パジャマ)でどうにかならないかな?と思ったというのもこの格好に至った一つの理由。
それに、よくよく考えてみたら、アウトドアで寝袋に入る時に、わざわざ薄手のパジャマに着替えたりはしませんよね。寝巻きってもっと自由で良いのかもしれません。
眠る時に着込むのは良くないと、中学だか高校だかの教科書で読んだようなうすーい記憶があるにはあるのですが、私の体がいま求めてるのはこのスタイルなんだなあとしみじみ実感しているので、当分は自分の体のいうことを聞こうと思います。
専門家のアドバイスというのも、時代によって変わるから、鵜呑みにして厳格に守ることだけが正解じゃないと思うので。
実際、ダメだった理由は、発汗と体がリラックスできるかどうかの問題だったように覚えているけれど、今は汗の吸収を考えた素材も沢山出ているし、素材のストレッチ効果も昔とは段違いですもんね。
人には薦めませんが、自分を快適にしてくれるスタイルを自分で見つけられたのはやっぱり嬉しいです。
追記
気になったので調べてみたところ、厚着して寝てはいけない理由は、厚着で寝返りが打ちにくくなること、靴下の締め付けで体温が逆に下がること、暑すぎて汗をかいてしまうこと、でした。
寝返りの件に関しては、ネグリジェよりはむしろ自由度が高いので、特に問題は感じてません。ユニクロのフリースでは肩こりがあったので、厚着がだめというよりは、何を着るかが問題なような気がします。
また、締め付けに関しても、私の場合大足なので、女性ものの冷えとり靴下を5枚重ねるとサイズが合わずに気持ち悪くなっていた一方で、登山用ソックスはサイズ的に男性向けのため、緩めにはけているのが良いのでしょうね。
汗の問題に関しては、適切な素材のものを適切な量着ていれば問題ないのでは?という気がしています。
(あくまで個人の考えです。)