こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

私のおしゃれの変遷。

 

おしゃれをみなおすにあたり、過去自分がどういうところでつまづいてきたか、考えてみようと思いました。私のおしゃれの変遷はこんな感じです。

 

学生時代

1 自分に似合う色が黒か茶色かがわからない。ファッションの方向性も微妙。

 パーソナルカラーでは秋と言われるから茶系を揃えるけれど、どうにも垢抜けず、周りの人からは黒の方を勧められることが多く「どっち!?」って感じになっていました。

どっちか一方に振り切れず、でもお金がないから、靴は黒なのにバッグは茶色、みたいなちぐはぐがしょっちゅう起きてて、もさい残念な仕上がりになってました。

 赤文字雑誌青文字雑誌とnon-noとoliveとmc Sisterを同時に読んで、おしゃれ自体には興味津々だったけど、自分のおしゃれは迷走しまくり。色だけじゃなく、ファッションのテイストも、服はmc Sisterっぽいのに靴だけOL見たいだったりして、本当に迷走。

 少女っぽい格好、少年っぽい格好が憧れだったのですが、昔から老けて見られた私には到底似合わず、ため息ばかりでした。

 

2 黒ばっかり。

 就活の頃に、評判の良いアナリストさんに出会い、パーソナルカラーで冬と診断されました。その際、ベーシックな色が似合わないタイプの冬だと言われたので、ベースカラーは白と黒に絞りました。

最初はスッキリしたのですが、でも黒と組み合わせると、配色バランス的にきつい色も多いので、白黒だけでは厳しいなあと思い始めます。

 このころはかっこいい系のファッションが好きで、パンツばかり履いて、辛口ファッションばかりしていました。

 

 

社会人時代

3 ベースカラーがたくさん増える。

 パーソナルカラーを本格的に学びたくて、いろんな流派にチャレンジ。そしたらなんと流派によって診断結果がバラバラに。春と言われたり夏と言われたり秋と言われたり冬と言われたり。…全部じゃん!

だんだんわけがわからなくなる一方で、社会人になっておしゃれにお金が使えるようになり、だったらとりあえずいろんな服を着れば良い!とタガが外れました。

 まず、流行のベースカラーが、グレーになったりベージュになったりカーキになったりするたびに、ベースカラー自体を増やします。

 例えばニットは、同じVネックのニットを「基本的に」黒白グレーベージュカーキ茶色キャメルの色違いで買ったりとか。ボトムもだいたいそんな感じ。

 バッグや靴、ベルトと言った小物もセット買いが基本になり、黒セット、こげ茶セット、ライトブラウンセット、ゴールドセット、白セットなどなどを作りました。

セットで揃えると、コーディネートが楽なことを発見したのもこのころ。また、靴やバッグの基本色は、黒と茶色、と言われるけれど、案外便利なのは、白セットとゴールドセットで、これらはどんなベースカラーとも合わせやすいことも発見しました。

 

服のテイストも、NYっぽい黒メインのおしゃれも好きだけど、LAっぽいカジュアルな感じも好きだし、ミラノマダムっぽい茶系のおしゃれも捨てがたい…みたいな感じで様々でした。

 女子大生のデート服、みたいなのより、大人の仕事服っぽい格好の方が得意な私の場合、社会人になってからの方が、似合う服が断然増えたのもあって、このころが一番おしゃれが楽しかったし、人からも褒められました。ただし出費も多かったです。

流行も自分の体型(ストレートタイプ)にあっていたおかげか、後述の男受けを意識した服を着てたころより、むしろ男性ウケもよかったような…。

 

4「定番」に溺れる。

おしゃれが楽しくなると共に、おしゃれにお金を使うことも増え、「定番」と言われるものをコレクションするようになりました。バーバリーのトレンチやバルバの白シャツなどなど。一通り溺れた結果わかったことは、「人にとっての定番が自分にとっての定番になるとは限らない」ということなんですけどね。

定番アイテムと言われるボーダーTもジーンズも、その頃の定番ブランドは一通り試しましたが、それでわかったことは、結局自分の体型や雰囲気、目指すスタイルには、そのアイテム自体が不要だということだったりして。

でも一通り試したからこそ、諦めがついたというのもあるのかもしれません。

 

5 永久脱毛をしたことで、スカートが一気に増える。R30で男受けを意識する。

それまでは毎日剃っても翌日にはチクチクする毛が生えるくらい毛深いのがコンプレックスで、パンツスタイルが主流だったのですが、永久脱毛をして、気兼ねなくスカートが履けるようになって一気にスカートが増えます。それに伴ってスカートに合う靴とバッグと小物も増加。

また、R30になって男受けを急に気にしだして、好きじゃない「可愛い系」のファッションにも手を出すようになりました。

まあ、それでそれなりに色々あって、結局のところ、そういうのが好きなタイプの人とはうまくやっていけないことに気がつくわけですが。

 

6 アクセントカラーが増える。

ベースカラーが一通り揃うと、今度はベーシックな色だけじゃ飽き足らなくなり、顔映りが良い色のトップスとワンピースが欲しくなり始めます。

カーディガンやストールだったら着まわしもきくし、何枚持っていても無駄にはならない、とばかりにやたらとカラフルなカーディガンとストールを買い込みます。

また、バッグをアクセントにするおしゃれにも目覚めて、ベースカラーじゃない、カラフルなナイロンバッグコレクションが増えます。

 色のおしゃれを一番楽しんだのはこの頃だと思うのですが、顔映りが良い色が必ずしもおしゃれに見えたり、自分の目指すスタイルや職場の雰囲気に合うわけじゃないということも学びました。

私の場合、似合うアクセントカラーが派手な色、強い色ばっかりだったりするので、周囲との調和が求められるような職場では、あまり使えなかったんですよね。

また、ストールにしても、春夏は、ストールを巻いて出勤すること自体が、浮いてしまうような環境だったり、秋冬の防寒としても、あえて色を追加しないほうが、全体の調和が取れたりもして。

バッグはバッグで毎日取っ替え引っ替えしていましたが、うっかりものの私は移し替えの際に、必要なものを移し替え忘れてしまったり、はたまた移し替える時間がなくて、ファッションと合わない色のバッグで飛び出る羽目になったり。

当時はそれはそれで楽しんでいましたが、安価でカラフルなナイロンバッグをたくさん持って毎日違うバッグを使うより、せめて仕事用のバッグだけでも1つに固定したほうが楽だし、コーディネートも楽だなと今ならわかります。

 

 

7 ネイビーとグレージュが流行しはじめて、ベースカラーがさらに増える。

ベースカラーも流行ってあるんですよね。黒が一番好きなのですが、なんだか黒が野暮ったく見え始めて、ネイビーとグレージュも投入。

この2色をベースカラーとすべく、トップスとボトムだけでなく、スーツを買い込み、それだけでは飽き足らず、靴とバッグとタイツとベルトも揃え、さらにはそのベースカラーにあう別の色の靴とバッグとタイツとベルトも揃え…とだんだん収集がつかなくなります。

 

8 仕事が忙しくなってワンピースばかり着るようになる。

服のコーディネートが面倒でワンピースを各シーズン約10枚ずつ追加投入。ワンピースに柄物が多かったので、柄物嫌いを克服。それが行きすぎてバッグにも柄物が増えました。

組み合わせを選ぶ服が増えたことで、それに合わせたアイテムがさらに増える悪循環。

 

私はDVFのラップドレスやキャサリン妃が婚約発表の時に着ていたISSAのワンピースのような、ある程度体のラインにそうワンピースのほうが似合うのですが、それらは薄給の私が普段使いするには値段が高すぎる。

そこで似たようなシルエットの安いワンピースを買い漁るわけですが、そういうのって大概化繊で派手な柄。さらには私に似合う色で…となると、一歩間違うと水商売っぽい感じにもなったりも。

 

忙しい時期や闘病中は、とりあえず、何も考えずに被ればすむワンピースには助けらたのですが、今、当時着ていたワンピースで残っているものはほとんどありません。

 

9 第一次断捨離

クローゼットがパンクしそうになり、バッグ置き場もバッグだらけで使いたいバッグを取り出すのに一苦労。4人家族で住んでいた実家の靴箱よりもずっと大きいシュークローゼットがある部屋に一人で住んでいるのに、靴が入りきらなくなり、さすがに限界を感じて断捨離を敢行しました。

まずは、ベースカラーを黒、紺、白、ゴールド、に限定。

この時に、カバンは上記以外の色のものは全部処分。でも足が大きくて靴がなかなか見つからないので、靴は捨てきれず、ベージュの靴がちらほら残る状態でした。

服も「便利だから」「基本のベースカラーじゃないけど似合うから」みたいな理由でちらほら未練がましく残したものがありました。

断捨離本や、こんまりさんの本を読んで、部屋着のレベルアップを敢行したのもこの時期。真性の出不精の私にとって、部屋着から外に出ていける服に着替えるのが、一つの大きな壁だったので、部屋着を外に出ていけるような服に変えたのは、生活の向上に繋がったと思います。

 

10 数少ないベースカラーの服の2枚買いの癖が治らず、似たような服が溢れる。

今までは例えばVネックのニットを白黒グレーベージュ赤ピンク緑黄色っていう感じで買っていたとしたら、この頃からVネックのニットを白2枚、黒3枚、ネイビー3枚、みたいな買い方をするように。似合う服が少ないから、似合う服が見つかると次はないかも、と思ってついついやってしまうのです。という訳で断捨離したわりには服が減りきりません。

 

11 第二次、第三次断捨離

柄のバッグに柄のワンピース、などと言った組み合わせが嫌になり、洋服から柄物を一掃。また同じ色の同じアイテムは2枚まで、と決めて断捨離。

また、ベースカラーにしても、ボトムでは使えてもトップスでは使いにくい、あるいは顔映りは良いけれどボトムでは使いにくいアイテムは断捨離。

(例えばネイビーは顔映りは悪いけれど好きだからトップスはなくすけど、ボトムは残す、など)

さらには同じアイテムの同じ色のものは2枚まで、と決めました。

似合わないけれど同じ服を着ないようにするがためだけに、違うデザインや違う色を着るよりは、似合うものを毎日着るほうが好きなので、全く同じものがあっても構わない(洗濯の回数を減らしたいので、複数必要な場合もある)けれど、あまりにたくさんあっても仕方ないからです。

とはいえ、現在、黒のコットンのVネックのカットソーは、制服レベルに多用しているので、3枚目が欲しいなあなんて思ってたり。

 

12 病気して激太り、おしゃれのモチベーションがだだ下がり。流行服が似合わなくなる。

R40になり、「軽い」「便利」「楽だから」を理由にファッションアイテムを買うようになる。

それまでのテイストに合わない、機能優先のアウトドア的なカジュアルアイテムが増える。手持ちのアイテムとテイストが合わないからおしゃれ度がますます下がりました。

11の段階で、セットで揃ってない色が出てきたことで、服の組み合わせがちょっと難しくなったり。

さらに追い討ちをかけるように、流行のスタイルがバルーン型&ゆるゆるっとした感じに。シャープなラインの方が着痩せする私には難儀な時代が到来し、ますます野暮ったくなってしまいました。

ちなみに病気中に、自然と手に取る服は黒い服ばかりでした。なんだかんだで自分が落ち着くのは黒なんだなと再認識。

 

13 社会復帰&今。

闘病中に激太りしたので、以前来ていた仕事服のジャケットとボトムが軒並み着られなくなりました。慌てて大きめサイズのジャケットと最低限のボトムを購入。

で、今に至ります。さてどうしようかな。