こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

水泳日誌(6/26 〜7/2)分

今後、水泳とバレエは、日記とは別枠で、一週間ごとに記録化しようと思います。

 

 

6/28 クロールのレッスン

・私は体軸の回転に合わせて、腕をかくように意識していたけれど、そうではなく、体軸の回転に合わせて、リカバリーした腕をより前に出し、その手のひらに自分の体重を乗せるよう意識する。

・腕の入水位置は体の重心ではなく、左右それぞれの体軸の延長線。思ったより外側で良い。そうでないと、体がくねくねと回転する。

特に掻く力が強い方の腕で掻いている時は、より外側に伸ばす感覚の方が、腕の力に引っ張られて、下半身がそっち側に傾いていくのを防ぎやすい。

・私は肩甲骨を引き寄せるように、肩をすくめて腕を背中側に引くような感じで掻いてしまいがち。そのせいで、胸と腰が反ってしまう。そうではなくあくまでみぞおちからお腹は引っ込めて(意識としてはちょっと背中が丸く膨らむ感じ)、肩甲骨を引き寄せないまま腕でかくことを意識する。

・左手のキャッチが甘い

 

6/29

昨日のレッスンで指摘されたことをひたすら練習したら、今までとは疲れる部位が全然違う!

背中の上の方の中心寄りのところが疲れたのもびっくりだし、特に左腕〜左肩が全体的にあったまった。

さらにはこのところ、懸案だった、左側の軸が使えず、左のキックが空振り気味という悩みも、体軸の回転に合わせて腕を前に投げ出す&肩を引かずに掻く、を意識したら、なんと久しぶりに、左のキックでちゃんと水を打ち込めている感覚が戻り、さらには左ウエストがちょっと筋肉痛気味に!!

今まですごく意識して使おう使おうとしていたのに使えなかったところが使えていたんです!

久しぶりに左半身の神経がちゃんと通っている感覚を得られてとにかくスッキリ。

私が体を動かすことが好きなのは、誰かと競って勝ちたいとか、誰かに綺麗に見られたいとかじゃなくて、今までと違う身体感覚を感じ、より自在に体を動かせるようになることが何より幸せに感じるからなんだよな、と再確認しました。

自分の体に対する感覚が、体を使えば使うほどどんどん発達していく感じが、ゾクゾクするほどの快感なんです。

 

それにしても、だらだら自主練してても直しかたがわからなかった癖が、30分プロの先生に指導してもらうだけで、こんなにも改善するなんて。

 

今の先生と私の身体感覚及び言語感覚って、実は最初は全然違くて、戸惑うことの方が多かったんです。

どういうことかというと、例えば歩くという動作一つとっても、その説明の仕方も体の使い方も実は結構バラバラなんですね。

ある人は右足を持ち上げて前に下ろす、次に左足を持ち上げて前に下ろすの繰り返しだと考えそう説明する。

別の人は、左足で地面を後方に押し出し、それによって右足が前に運ばれる、次に右足で地面を後方に押し出すことで、反対の左足が前に運ばれる、と説明したりする。

こうなると、前者の人は後者の説明を聞いても、自分が思ってる「歩く」という動作を後者が説明している、とはわからないこともあるし、さらには、後者のやり方で歩こうとするとどうにも窮屈でうまく動けなかったりするわけです。

 

で、私と今の先生とは、まさに最初はそういう感じだったんです。

以前の先生がパワー系のスイムなのに対して、今の先生はより少ない力で泳ぐための泳法。目指す泳ぎ方がまず違う上、それに伴う説明についても、身体感覚も言語感覚も全然違ったんです。

私自身はパワー系の人の身体感覚と言語感覚の方が近かったこともあって、前の先生の説明は、すぐに理解できたのに、今の先生の説明は最初はちんぷんかんぷん。フラストレーションが溜まることもありました。

でも、習わないで自己流で泳ぐよりは習った方がまだましだよなーというくらいの感覚で、今の先生について習っていくうちに、私の方も先生の意図がわかるようになってきたし、先生は先生で、私の身体感覚を理解してくれて、その上で説明してくれるようになりましたし、双方のすり合わせの時間も取ってくれるようになりました。

感覚が似ている人の説明はわかりやすいし、真似しやすいけど、自分の体の使い方の延長上なのに対して、身体感覚も言語感覚も違う人に指導してもらうと、自分の知らない体の使い方を学ぶことになるので、先生が言っている意味がわかってそれができた時の喜びは、今まで以上だったりもします。

今回、久しぶりにレッスンに出て、その喜びも久しぶりに味わいました。

本当に気持ちよかったー!

 

あんまり無理はできないけれど、今の先生に習えるうちに、たっぷり教わりたいなあと思います。