断捨離の際、なぜそれが断捨離対象になったのか検討していくと、私にはいくつかのダメパターンがあることに気がつきました。そのだめパターンの中にも、それは仕方ないよね、というものと、それは絶対にやめないとダメだよね、という2種類の理由があることにも気がつきました。
せっかく手痛い思いをして気が付いたことなので、今後に活かすべく、ここにまとめようと思います。
1 着心地の悪い服(サイズ、素材、デザイン)は買わない。着太りする服も買わない。着るときに気を遣う服も買わない。
どんなにオシャレでも絶対に着なくなるのが着心地の悪い服。私の場合肩幅が広いので、肩が小さい服も辛いのですが、他方肩幅に合わせるとサイズが上がるせいで、袖ぐりと身幅が大きくなりすぎる傾向にあります。大きい分には構わないかというと、実は袖ぐりが大きいと腕をあげるたびに裾が上がっちゃったりしてむしろ気持ち悪かったりするんです。小さすぎても大きすぎてもダメ。ジャストサイズを徹底的に選ぼうと思います。(そしてジャストサイズが見つかりにくい体型だからこそ、次の服が見つかってから前の服を処分する形に切り替えようと思います。)
また、そそっかしい私はよくどこかにニットを引っ掛けたりしがち。なのでレースなど気を遣う素材を着るとそれ自体がストレスになっちゃいます。なのでそういうのもパス!
2 着方が難しい服は買わない。着まわしを考えるより完璧なコーデが1パターン思い浮かぶものを買う。
シャツをアウトにして着るなら大丈夫だけどインにするには窮屈で、シャツのラインが見えてしまう…など着方が限定される服は使う頻度が下がります。
また、着まわししやすそう…と選んだ服に限って何と合わせてもただ無難なだけで着ていて気分が上がらず、結局使用頻度が低くなり着回すことなく終わったりします。だったら必ず週1、2回はこのセットで着たい、と思うコーディーネートが1パターン思い浮かぶものの方が断然よく着ます。
3 顔映り「だけ」で選ばない。
私はヴィヴィッドな派手色の方が顔映りが良いタイプなのですが、顔映りばかりを重視してこういう色のトップスを買うと、ボトムで使えるものが限られるし、トータルコーディネートが難しいです。何より派手色はTPOを選びます。せっかくの似合う色だから活用したいとは思うのですが、トータルで美しく見えなければ意味がないのでそこはシビアにジャッジしようと思います。
4 手入れが大変な服は着ない。色移りする服も着ない。
ノーアイロン自宅クリーニングでガンガン洗えるものでないと結局きなくなります。
5 流行は厳選してちょっと取り入れる。
・流行の差し色カラーはトップスで1つだけ取り入れる。カーディガンで取り入れるのが一番コスパが良く、使い勝手も良い。
・流行のベースカラーはボトムスで1つ取り入れる。ベースカラーであっても1つで十分。
・流行のデザインは着痩せするなら取り入れ、着痩せしないなら潔く諦める。
・流行の差し色の賞味期限は1年、ベースカラーやデザインの賞味期限は3年。それを念頭に服の値段の上限は決める。
私の場合似合う色も似合うデザインもある程度限られるので、逆にたまに流行カラーを取り入れないとマンネリ化が避けられません。黒のタートルネックや白シャツに黒のタイトスカートなどなど。
それらはお気に入りばかりなのでマンネリ化しても構わないと思っている自分もいるのですが、月に1、2回「飽き飽きだー!!!」って発狂したくなる時もあります。なので適度に流行を取り入れるのも大事。だけど買い込みすぎると使い切る前にこれまた飽きちゃうので、付き合い方としてはこんな感じがちょうど良いみたいです。
6 白は消耗品。シンプルシャツは手頃な価格で。シャツ以外のトップスで仕事用に使う場合は化繊も視野に入れ、トップスだけでもきちんと見えるか確認する。
私は白が大好き。若い頃はシンプルなコットンの白のカットソーが定番でした。でもR40ともなると、飾り気のないコットンの白のカットソーでは、白のTシャツを着ているかのようでカジュアル過ぎだなとかじるように。そんなわけでこの項目。着席した時に見えるのはトップスだけですし、ジャケットを脱ぎたい時もあるので、トップスだけできちんと感が演出できるものを選ぼうと思います。
7 自分に合わない「定番」は取り入れなくてもOK
ファッション雑誌を見ているといわゆる定番というものがあります。ジーンズ、ボーダーカットソー、パールのネックレス、白のオックスフォードのボタンダウンなどなど。でもこれら、私には全く似合いません。オシャレに見せようと思って取り入れてもどこかちぐはぐで気持ちが上がらないのです。だったら無理に取り入れなくても良い、と最近予約思えるようになりました。
MCシスターとオリーブで育ったので、IVリーグ、トラッド、リセエンヌ…的なテイストには永遠の憧れがあるのですが、生まれた時から老け顔の私には、どうも「学生っぽさ」のあるテイスト(特にカジュアル系)は壊滅的に似合わないのです。残念だけど諦めも大事だなと、数かぎりない失敗を繰り返してようやく悟りました。
8 色ちがいを買うのは有効だけどほどほどに。黒、白は2枚まで。その他の色は+1の合計3枚(黒白両方の展開がある場合は4枚)まで。
体型に難のある私の場合、フィットする服を見つけるまでが一苦労。なので見つかった時は迷わず同じものを2つ買ったり、あるいは色違いを買ったりする癖があります。実際次のシーズンに似合うものが見つかるとは限らないし、探す労力を考えるとその方が無駄がないのも事実。
なのですが、あまりに大量に買いすぎるといつまでたっても使い切れず、デザインが賞味期限切れしてしまうこともあります。また色違いをバリエーションで揃えても、結局よく使うのは白と黒と、バリエーションの中で一番気に入った色の1つがせいぜい。というわけで上記のように。
9アウター、ジャケットはきちんと感を重視しお金をかける。ボトムは値段より体型に合うかどうかを重視する。トップスは汚れても構わない価格で。