こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

初めてなのに、超自己流でガトーショコラ

好物の1つがガトーショコラです。

流行りの濃厚ねっちりガトーショコラよりは、サクッと軽いクラシカルでほろ苦いガトーショコラが好きなのだけれど、意外と見つけにくいので、自分で作れたらなあと思っていました。

なのでテリーヌっぽいやつではないレシピをあれこれ検索してみたところ

 

・チョコとバターは溶かすものの、冷めると固まっちゃうから、ずっと適温で湯煎しないとダメっぽい。温度管理も湯煎も面倒。

・卵黄は卵黄で泡だてるレシピと泡だてないレシピがあるっぽい。いずれにしろ割と早い段階でチョコ&バターと混ぜるけど、卵黄は高温だと固まっちゃうはず。面倒。それに卵黄を別立てするボウルを準備するのも面倒。

メレンゲ作り、ハンドブレンダーなしではとにかく大変そう。

メレンゲを溶かしたチョコ&バターと混ぜる時に気泡を潰してしまうと潰れてしまうらしい。それなのに大概のレシピはメレンゲを作ってから粉物と混ぜている。素人の私がやったら、粉物をダマにならずに混ぜ終わる頃にはメレンゲが潰れちゃっているのでは…。

 

などといろんなハードルがあって敷居が高く感じました。

そこでいろんなレシピを参照した上で、逆にどんな風な手順だったら自分にとっては楽なのかを考えて、まずはそのやり方でやってみることにしました。

失敗したら、失敗の原因になったポイントだけ修正すれば手間が増えても納得できますし、失敗しないで済んだらラッキーですしね。

材料なんかも家にあるもので作ったので完全に自己流です。

 

<材料>

  • 板チョコ2枚100g(本当は18cmの型で作るならだいたい150〜200gは使うのが普通のようですが、昨日うっかり1枚食べてしまったのです。)(ちなみに今回はスーパーで買ったブラックチョコ)
  • バター50g
  • 強力粉30g(本当はどのレシピも薄力粉を使っていたのですが、家に残っている強力粉を使い切りたかったので。)
  • ココア30g
  • 牛乳50g(普通は生クリームを入れるみたいですが50gのために生クリームなんか買っていられるか!ってことで牛乳に)
  • 卵2個
  • ラカント70g

だいたいどのレシピをみても15cmのラウンド型で作ることを前提にしているっぽいので、18cmの鍋で作ると背が低くなっちゃいそうだなとは思ったのですが、チョコの量が少なかったので、15cm用の分量でまずはチャレンジしました。

<道具>

  • オーブン
  • デジタルスケール
  • 18cmのティファールの鍋(ノンスティック加工でこのまま焼ける)
  • シリコンのヘラ
  • ボウルと泡だて器

<手順>

  1. デジタルスケールに鍋をセットし、バターを投入し計量。(と言っても今回はバターを買った時にあらかじめ5gずつに切りわけておいたので不要でした。)
  2. 1に引き続き、板チョコを細かく割りながら計量。(今回は1枚きっかり50gのものを使ったので事実上不要でしたが。)
  3. 鍋に15秒ほど火をかけてすぐに下ろす。バターと板チョコをよく混ぜ合わせる。
  4. 鍋底が触れる程度に冷めるのを待つ。
  5. 卵を割って卵白をボウルに、卵黄を鍋に入れ、鍋に入れた卵黄をよく混ぜる。⭐️前述の通り卵黄は卵黄で砂糖と合わせて泡だててからチョコ&バターと混ぜるレシピも多かったのですが、洗い物が増えるのが面倒で、鍋に直接投入。
  6. 鍋を再びデジタルスケールにセットし、小麦粉とココアを計量しながら投入する。⭐️だいたいどのレシピをみても粉物を混ぜるタイミングはメレンゲ投入前後になっているけど、先に粉物&牛乳混ぜちゃえば油脂が固まるとかどうこうを気にしなくて済む&メレンゲがだれたり潰れたりする危険も減るのでは?という発想でこの段階で混ぜちゃいました。
  7. 6をダマができないように混ぜる。
  8. 鍋をまたデジタルスケールにセットし、牛乳を計量しながら投入し、全体をよく混ぜる。⭐️生クリームと違って油脂分が少なく、シャバシャバなのでなかなかうまく混ざらなかった。そもそも入れる必要があるのか、あるとしてもこんなに入れる必要があるのかも含めて要検討。
  9. オーブンを170度40分でセットし予熱を開始する。⭐️今回は一番最初に予熱を始めてしまったため、メレンゲができる前に予熱が終わってしまったから、次回からは、このタイミングで予熱を始めるべきだと思った。
  10. 卵白が入ったボウルをデジタルスケールにセット。ラカントを35gだけまずは入れる。
  11. 卵白とラカントをとにかくガンガン混ぜて空気を含ませメレンゲを作る。(ラカントが茶色いので真っ白なメレンゲにはならないが気にしない。)
  12. 11のボウルをまたデジタルスケールにセット。ラカントの残り35gをまた計量しながら投入する。
  13. メレンゲを完成させる。すっごく疲れるけどとにかく頑張れ。⭐️今回は予熱の開始を早くしすぎたため、5分ほど頑張ったものの、ツノがたつ前に予熱が終わってしまったので、諦めてしまった。次回は予熱の開始時間を遅らせ、予熱が終わるまでの間にきちんとメレンゲを完成させよう。
  14. メレンゲができたら鍋に投入し、気泡を潰さないように全体を混ぜる。⭐️今回は一気に投入したらなかなか混ざらなくて大変だった。参照したレシピのうちいくつかは、最初に少量のメレンゲを投入して混ぜ合わせてからの方が混ざりやすいとあったので、次回はそれを試してみよう。
  15. 予熱が完了したオーブンに鍋を投入。待っている間にデジタルスケールを片付け、ボウルとヘラと泡だて器を洗っておく。(洗い物が少ないのがありがたい。)

 

<感想>

  1. 今回は170度40分だと、表面がかなり黒くなって(焦げではなさそう)、中はしっとりという感じ。予熱が終わった後しばらく放置していたので、庫内がいつもより熱くなっていた可能性が。&18センチの鍋で15センチ型の分量を焼いたので、表面積が増えて火が回りやすくなっていた可能性が。次回は予熱のタイミングをずらすので、もう一度同じ設定で試してみて、同じことが起きるようだったら、設定温度と時間を変えてみようと思う。
  2. 結構しっとり系の出来上がり。気泡が潰れたちっちゃな穴が表面にプツプツできてしまっていたのは、メレンゲの作り方が甘かったのが原因かな。リベンジするぞ。
  3. 市販の板チョコを使ったせいで甘い仕上がりに。次回は砂糖の量を減らすか、カカオ分の多いクーベルチュールを使いたいな。ココアのほろ苦さを楽しみたい感じです。
  4. メレンゲ作りが甘かったのでサクッとした仕上がりではなくフニャッとしたメレンゲ入りホットケーキみたいな感じになっちゃったけど、まあこれはこれで美味しいかも。

 

自己流で手抜きしたところがダメだったというよりは、とにもかくにも、まずはメレンゲだな、という印象でした。自己流のやり方でできるならそう大変でもないなと思えたので、リベンジしてブラッシュアップしていこうと思います。