ハンカチ、タオルハンカチというものが大好きで、貧乏な学生時代でも、これくらいだったらお小遣いで買えるからと、長いこと散財をしてきました。
そんな私が今現在、ハンカチ、タオルハンカチ選びでこだわっているのはこんなところです。
・濃色で、汚れが目立たない色柄であること。
若い頃は真っ白な麻の刺繍のハンカチ以外はハンカチと認めない!誰かが困っているときにさっとそんなハンカチを渡せる女でありたい!などと気張ったこともあったんです。
でもね、実際そんな真っ白なハンカチを貸すと、みなさんものすごく恐縮されるのです。そりゃそーだ。他人の白いハンカチなんて汚したらどうするって焦っちゃいますよね。そんな風に思わせるのって本当にスマート?
ということで汚れが目立たない色の方が気楽だなと思うようになったんです。
しかも考えてみたら、白いハンカチ持ち歩いていた時も、だいたいタオルハンカチと2枚もちだったし、自分が使うのもタオルハンカチの方ばかりでした。全然ダメじゃん、と気が付いた時に身の丈という言葉の意味を知りました。
でも白麻の刺繍のハンカチは、今も見るだけで乙女心がときめきます。私の身の丈には合わないアイテムだけど素敵は素敵なんですよね。覚悟のある人向きのアイテム何でしょう。
・バッグの中身や洋服とコーディネートできること。
女性服ってポケットがないことが多いので、ハンカチはバッグの中に入れることが多いです。その時にバッグの中身の色と統一感がないと、なんとなく気分が上がらないことに気がつきました。
また使ってる時の洋服と色やテイストのバランスが取れてないと、これまた気分が上がらないことにも気がつきました。
ハンカチを濃色に、と考えた時に最初に買い集めたのはネイビーのトラッドタイプでした。確かに清潔感があるし好きな色だし、トラッドは好みのテイスト。ですが、私のベースカラーは黒と白とゴールド。ここにネイビーを合わせるのってかなり上級者の技なんですね。しかもトラッドテイストって、お洋服的にはあまり似合わないテイストなので、好みではあるのですが、ほとんどしないんです。だからどうしてもちぐはぐ感が出ちゃうんですね。
というわけで、今はワイン系の色か、ダークブラウン系でごちゃごちゃしてないデザインのものを探しています。なかなか見つからないけど、探すのも良い暇つぶしだと割り切っています。
・ノーアイロン!
私史上一番気張っていた時期に気に入っていたのが、白麻ともう一つ、シャツと同じ生地で作られたハンカチでした。
上質なシャツ素材の手触りも、シャツとのコーディネートができていることも密かに自慢だったのですが、アイロンをかけないとおしゃれが台無し!面倒!!
ズボラには難易度の高いおしゃれでした。ノーアイロン最高です。
・タオルハンカチとハンカチは一長一短。決めつけなくても良い。
ノーアイロンが良いということで一気にタオルハンカチ派に転向したのですが、バッグの中のとんがったものので、パイルがほつれちゃったり、手を拭いた後の乾きが遅かったり、かさばったりという弱点もあります。
ハンカチはその点ほつれにくいし、かさばらないので大判のものも持ち歩きやすいし、大判なら膝掛けナプキンがわりに使えたりする利点が。
濃色の柔らかい素材のものなら、きっちり畳んでから干せばアイロンをかけなくてもそれほどシワが目立たないということにも気がつきました。
最近は、ハンカチ、タオルハンカチはいろんな機能が付加されているものが出ているので、あまりこだわりすぎなくても良いのかな?という気がしています。
・一度に同じものをまとめ買いしない。
前は気にいると同じものをまとめ買いしていたのですが、趣味は変わるしずっと同じだと飽きも早いです。リーズナブルに買い替えられる消耗品だからこそ、好きなテイストのものをその都度1つずつ買う方が楽しいですし、(似たり寄ったりとはいえ少しずうtは異なる)服やバッグのごとのコーディネートもしやすいです。
・ちなみに旅行時や機能だけを追い求めるならアウトドアの速乾ハンカチが最高!
速乾性重視なら、アウトドアのハンカチが最高です。ただし色の選択肢が…。とはいえ一枚持っていると旅行の時なんかは重宝します。