今年はひとまずコスメと服飾品を買わないという目標を立てて生活しています。
そして、なるべくなら不良在庫をちゃんと使い切ってしまおうとも思っています。
ですが、今年も半分終わった今、使い切れたものがどれだけあるかというと残念な状況。在庫は一向に減りません。
チークなんか、似た色ばかりいくつもあって、同系色だけでも使い切れるまであと3年くらい必要そうです。
気が遠くなります。
こうやってみてつくづく感じたのが、いかに今までの自分が買ったものに対して責任を持つという意識が欠けていたか、と言うこと。
自分のお金で買ったんだから、買った後どうするかは私の勝手だと、どこかで思っていたんだと思います。
だから、買っては捨て、買っては捨て、を平気で繰り返し、何度断捨離しても結局リバウンドしていたんだと思います。
でも買ったものだって、たくさんの資源を使って、沢山の人の手をかけて作り出されたもの。
そんなに乱暴なやり方をしていて良いわけがありません。
買うという行為、捨てるという行為自体は、一回こっきりで済むし、その場限りではすっきり楽しい行為です。
断捨離も、その場限りのお祭りみたいな物なので、気分が乗り始めると案外楽しかったりします。
けど、本当にすべきは、買ったからには最後まで、継続して付き合い続け、最後まで責任を持って看取る、という行為なんだと思います。
動物を飼う飼い主の責任と同じように、物に対しても所有者として、責任を持って使い続け、最後まで使い切るという義務があるんだと思います。
ストレス解消と言っては、ガンガンあれこれ買ってきましたが、本当は物を買うという行為には、解消されるストレス以上にストレスのかかる義務が伴うものだったんです。
わたしはその意識がとても低かったんだなと、時にはもうこんなの捨てちゃえば早いのに…、と思うようなものとも向かい合いながら反省しています。
物が溢れて二進も三進も行かないという場合は、緊急避難的に断捨離するのも大事だと思いますが、わたしのように断捨離とリバウンドをカジュアルに繰り返してしまうタイプは、無責任に断捨離するのではなく、責任を持って使い切る事を学ぶのも大事だなと思いながら、所有物と向き合う毎日です。
あまり先のことを決めると息苦しくなって、かえってリバウンドしかねないので、今回は自分に甘く、ひとまず1年の我慢で手を打とうと思っていますが、本当はコスメも洋服も、手持ちを使い切るまでは買わないのが筋なんだろうなあ。