材料
- 卵2個
- 薄力粉200g(140gとあったけど、ヨーグルトを牛乳に変えたら液状になってしまったので200gに増量。パンケーキくらいの感じ)
- 砂糖80g(もっと甘くても良いかも?と思ったけどまあこれくらいが無難か)
- ベーキングパウダー1袋(元のレシピには小さじ1とあった)
- 牛乳80cc(元のレシピはヨーグルト80g)
- 菜種油 大さじ2
- バナナ2本
- シナモンパウダーたっぷり
- ミックスナッツたっぷり
作り方
- オーブンを200度20分に設定し予熱スタート(実際は25分焼いた)
- ティファールの18cmの小鍋に卵を入れてとく
- 2に菜種油と牛乳を投入して混ぜる。
- 3の鍋を電子スケールにのせゼロ設定し、薄力粉と砂糖を分量だけ投入。
- 4の鍋を下ろしたらベーキングパウダーを投入
- 5を粉っぽさがなくなるまで混ぜる
- 6にバナナを丸ごと投入して、鍋の中でスパチュラで適当に切り混ぜる
- ミックスナッツを適当な袋に入れて軽く砕いて7に投入
- 8の鍋にシナモンパウダーをたっぷり入れて軽く混ぜる
- 表面を整えたら予熱が終わったオーブンに鍋ごと入れる。
- 焼き終わったら冷ましてカット。
不良在庫化している菜種油とベーキングパウダーとシナモンを使い切りたくて作りました。
分量については参考にしたレシピはあったのですが、ヨーグルトとある所を牛乳と勘違いして作ったため、ほぼオリジナルなレシピに。
また、参考にしたレシピは、ちゃんとボウルを使って液体類と粉類を分けてまぜたものを最後に合わせていましたし、別の型に入れて焼いていました。
が、面倒臭いことは全部パス!
という訳で、完全に我流で、鍋をボウルがわりに使い、鍋の中で全てを済ませ、さらにはその鍋をそのまま型として使って焼きました。しかも泡立て器を使わず全部スパチュラ1本で処理。なので洗い物は鍋とスパチュラだけです。
ホットケーキですら、ボウルで生地を作って、フライパンに流し込んで焼くというのに、それ以上の手抜き。
私はおかし作りの何が嫌いって、ボウルや泡立て器にへばりついた生の生地を洗うことだったのですが、このやり方だと鍋ごと焼ききっちゃうので、それが発生することがなく、すごく気軽です。
逆に、計量が面倒だから大さじ小さじで測れるようにしました、なんていうレシピも見かけますが、私の場合、計量は苦にならないので、ホットケーキミックスを使う必要はないみたい。だって、電子スケールを持っていれば、その上に鍋をのっけてゼロ設定すれば良いだけなので、面倒くさいことは全部電子スケール側でやってくれますもんね。
肝心のお味はというと、ベストではないけど、まあこんなものかなと。
私は菜種油やサラダ油の独特の癖が苦手なのですが、シナモンとナッツの癖とバナナの風味でそこそこ我慢できました。
菜種油を買ったのは、固形状のバターを使うより、オイルを使った方がケーキ作りは簡単という記事に刺激されたこと、マクロビ系のレシピでよく使われていてなんとなくヘルシーそうに思えたことが理由でした。
が、別にサラダ油とそう変わらない風味に仕上がってしまい、私はお菓子はバターの風味を味わっていたのだなと、しみじみ実感しました。
マクロビ系のスイーツで菜種油を使われているものを食べた時は、それほど菜種油の風味は気にならなかったのですが、多分それは、粉が風味のある全粒粉だったり、砂糖がこれまた風味があるきび砂糖だったりするからこそだったんだと思います。
私はそこまで揃えるほどスイーツ作りに深くはまっているわけではないので、今あるものを使い切ったら菜種油はリピートしなくて良いなと思いました。
やってみないとわからないので勉強代だと思うことにします。
気張って結構高い有機の菜種油を買ったのにも関わらず、こんな有様なので、残念なのですが、考えてみたら、安いのを買ってこの感想だったら、菜種油の質が悪かったのかも?と思って、別の菜種油を新たに買い直していたかもしれません。
その点、今回はちゃんとしたものを買ってもこの感想になったということで、私は菜種油とは相性が悪いんだなと、ある意味諦めがつきました。
チョコ系のケーキを作った時は、菜種油の味がすごく邪魔に感じられたのですが、フルーツ&ナッツ&スパイスの組み合わせだったら、まあ我慢できるので、このパターンでさっさと消費していこうと思います。
あ、菜種油の名誉のために言っておくと、いくつかの本を参照しましたが、マクロビなどのスイーツ本で、バターの代わりとして推奨されていたのは、概ね、菜種油、太白ごま油。その理由は「癖がない」です。
ただ私の場合、ざっくり20年ほどの自炊生活の中で、サラダ油を全く使わず、油脂類は、バター、オリーブオイル、ごま油だけで乗り切っていたので、逆にそれらの風味がないオイルに癖を感じ取ったんだと思います。
ぶっちゃけサラダ油にも違和感を感じるくらいなので、完全に私の味覚の問題です。悪しからず。