今までは、特に予算に上限を定めず、欲しいものを欲しいタイミングで欲しいように買う、呆れるようなどんぶり勘定だったのですが、闘病期間中に貯金がびっくりするほどへり、仕事復帰したとはいえ、収入が激減しているため、今更ながら、ちゃんとした家計運営を勉強中です。
そのため一度は諦めた家計簿の作成に再挑戦し、食費や遊興費、ファッション&美容関係費を、ちまちまとやりくりしていたのですが、先日立て続けに思わぬ出費が。
一つは虫歯。
虫歯はかなり気をつけていて、高めの歯磨き粉&電動歯ブラシ&フロス(はちょっとサボりがち)を使っているし、毎月クリーニングにも行って虫歯のチェックもしてもらっていたのにも関わらず、大きな虫歯が見つかってしまい、セラミックを入れるのに10万弱。しかも 自費。
もともと虫歯になりやすい体質(唾液がどうこうとか言われました)&歯並びが悪い等の問題もあるので、フロスをサボってしまった事が悔やまれます。
健康維持が一番の節約なので、ちまちま電気代を気にしたりするくらいだったら、もうちょっと歯に時間をかければよかったです。
(ただし、フロスの有効性については、アメリカでは疑問が上がっていて、今は公式に推奨する事はなくなっているとネットで読んだので、その辺は考えどころですね。)
また、医者選びって本当に大事だなとも思いました。
思えば、詰め物もすぐに取れる歯科医だったのに、仕事終わりの時間でも予約が取りやすい&新しい歯医者を見つけるのが面倒で、いまいちだなあと思いつつ惰性で通っていたのがよくなかったなあと思います。
良い病院探しに手間をかける事も、健康維持にはとても大事だし、それが巡り巡って節約に繋がるんだなと。
もう一つがルンバの故障。
故障というか、バッテリーの交換時期なのか、作動させてもすぐに動かなくなってしまいました。すでに一度バッテリー交換はしているので、そろそろ寿命なのかなあとも思います。
今までだったら、増税前に、という名目で、さっさと最新機種に買い換えたと思うのですが、もう一度バッテリー交換して無理やり使うか悩ましいところです。
怖いのが、ルンバだけでなく、他の家電も買い換えの時期がまとめてやって来そうなこと。エアコンもたまに異音を立てているし、パソコンの動きも鈍くなっており、さらには冷蔵庫や洗濯機もだいぶ古びているんですよね。
昨年はガス給湯器が壊れたりもしたので、そろそろそれらのものも交換時期なのかなあと。
(さらにはこの記事を推敲しているタイミングに、電動歯ブラシも寿命を迎えたという。)
で、突然気付くわけです。
今までだったら、なんなく対応できた、これらの突然の出費ですが、今の収入内ではとてもやりくりできない!
食費なんかをちまちまケチったところで、到底対応できない!
ということに。
となると、ほぼ底をつきかけた、なけなしの貯金を取り崩すことになりますが、持病があまりよくなく、次またいつ仕事ができなくなるかもわかったものじゃない今、それはなるべく避けなくてはなりません。
この「やりくりできないかも」とひやっとする体験は、人生で初めての恐怖で、それで初めて、「特別費」を設けて、予算を立てておくことの必要性が身に染みてわかったというわけです。
どうせ大型旅行なんてしないし〜結婚出産の予定もないし〜、なんて嘯き、だから特別費を予算に計上するにしても、具体的にどれくらいの額が必要かわからないからゼロでいいや、なんて感じだったのですが、こうやって考えると、毎月そこそこの額を積み立てておく必要があるのがよくわかりました。
という訳で、予算配分を急遽見直しているのですが、やってみたら、今後、毎月あたり使えるファッション&美容費が今までの年間出費の1/10以下であることに気が付いて今さらぞっとしているところです。
いや本当に予算立てるって大事だな…。今までどんだけ浪費してたんだろう。そしてどんだけ今切羽詰まってたんだろう…。
痛い出費でしたが、今後破綻する前に色々気づけてよかったです。
とりあえず、ルンバを安く買う方法と、近所の良い歯科医探しを頑張ります。