こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

パン作りが安定してきた&私のレシピ

最初は、去年パン作りに挑戦した時に余らせてしまっていた粉類とドライイーストの使い切り目的で、しぶしぶ始めたパン作りでしたが、意外や意外、自分の生活の中で習慣化してきました。

 

自炊すら面倒臭がる私であっても、短期間に集中的にやりこみ、その後も週に1、2回定期的に作るようになったことで、自分好みの分量やより簡単な手順を覚え、何も考えずに作れるようになったのが習慣化できたポイントだったのかなという気がします。

 

材料&手順はだいたい以下の通り。

かなり自己流にアレンジを加えたので、人様にお勧めする訳ではありませんが、夏休みの自由研究の結果発表的なものだと思って、ここに残しておきますね。

 

材料(粉類200gに対して)

  1. ドライイースト3g
  2. 塩2〜5g(甘いパンなら2g、おかず系のパンなら5g)
  3. お湯50度160cc。温度は適当。指を突っ込んでも大丈夫だけどお風呂のお湯よりは熱いな程度で。湯量は多少多い分には構わない。鉄板にお湯を張らないので少ないと固くなる。それにパン種を長期保存する場合水分が蒸発しがちなので多い方がむしろ良い)
  4. 薄力粉100g
  5. 強力粉100g
  6. トッピング(定番はピザ用シュレッドチーズ+ミックスナッツか冷凍コーン+黒胡椒。甘い系ならチョコ)

これで大きいパンが2個分。分量を増やしても良いけれど、私が使っているジップロックコンテナ1900ccで、粉400gでやったところ、発酵中に生地が溢れてしまったので、自分では粉合計量300gまでがちょうど良いかなと思っている。

 

手順

パン種の準備

  1. お湯を沸かし始める
  2. 電子スケールにジップロックコンテナを乗せて0gに戻し、ドライイーストと食塩を測り、また0gに戻す。
  3. お湯がある程度温かくなったら計量カップに入れ、適当に水を入れたりして温度調整し、2のコンテナに160g入れる。
  4. 3をスパチュラで混ぜ、ドライイーストと食塩を溶かし込む。
  5. 再び電子スケールを0gに戻し、薄力粉と強力粉を計量する。
  6. 5を電子スケールから下ろして、粉っぽいところがなくなるまで、軽く全体を混ぜ蓋をする。淵とかに残った種はそこだけ乾燥してパリパリになっちゃったりするので、なるべく1つにまとめておくと良い。
  7. 6を暖かいところで発酵させる。(夏場は冷房がきいてない部屋で4時間くらい置いていたけど、結構時間はアバウトにやっている。どうせ室温だって日によって違うしね。)
  8. 分量が2倍以上になっていたら、冷蔵庫にうつして保管。(この状態で一週間もつとレシピにはあったけど、私は長くても2、3日で使い切っている。だいたいパンが食べたいなーと思ったら夕飯を作る時についでにパン種を作って眠る前に冷蔵庫に入れ、朝焼くという流れが多い)

パンを焼く

  1. オーブンを190度18分で設定し予熱開始
  2. コンテナを冷蔵庫から取り出し、中にトッピングを混ぜ込む。味を変えたいときは、味を変えたい分のパン種だけコンテナの蓋に取り分けておく。
  3. コンテナ内部で、スパチュラを使ってパン種の中にうまく混ぜ込んで大体丸くまとめる。このときトッピングが外に出ていると、焦げやすいので、なるべくパン種の中に混ぜ込んでおく。
  4. ノンスティック加工のフライパン(取っ手が取れるタイプ)にのせる。こうすると形成の手間がかからず、手も汚れない。(味が違うものを作るときは、コンテナの蓋に取り分けておいたタネをコンテナに戻し3、4をする。)
  5. オーブンが用意できたら、フライパンごとオーブン内の鉄板に乗せて焼く。

以上

って感じです。

 

パン作りが楽しい人って形成も楽しみなんだと思うけれど、私は手が汚れるのがいやでスパチュラで適当にまとめるだけにしています。形はいびつだけど、自分が食べる分には特に支障がないので。

こうするとクッキングシートもいらないし、手も汚れないし、形成のために新たに何か道具を汚すこともなく、直接生地に触れるものはスパチュラとコンテナ1つとフライパンだけで済むので、洗い物もすごく少ないです。

 

最初に読んだレシピでは、鉄板にお湯をはるとありましたが、生地に混ぜ込む水分量をほんの気持ち多めにするのと、焼き時間を短時間にすることでその手間を省きました。

パン作りを始めた頃は焼きすぎてかたい仕上がりになることが多かったのですが、何度かやることで自分の使っているオーブンレンジの癖が掴めたため、最初のレシピよりだいぶ焼く温度も下げたし、焼き時間も短くし、ハ○ジの白パンっぽい仕上がりにしています。

また最初に読んだレシピでは中力粉を使用or強力粉の配分が多めだったのですが、強力粉と薄力粉を買ったほうが、中力粉を買うより割安だしスーパーで入手が可能なこと、配分を変えると消費ペースが代わり管理が面倒なので、単純に1:1にした方が覚えやすいし楽、ということからこんな感じに。多分それも白パンっぽい仕上がりの理由かなと思います。

こんな風に結構大雑把にやってもそれなりに仕上がってくれることも、パン作りが怖くなくなった&面倒に感じなくなった理由かなと思います。

 

正直美味しいパン屋さんのパンと比べると所詮自分の手作りだなという仕上がりですが、使っている素材に変な混ぜ物がなく、焼きたてを食べられることから、袋詰めされたパンよりは美味しいかなと。

ただし、袋詰めされたパンと違って、時間がたつと急激に固くなってしまいます。

 

お菓子代わりにチョコパンを焼くことが結構多いのですが、ブラウニーなどと違って、このパン生地だと、バターやオイル、砂糖を使わない分、カロリーは抑えめにできますし、素直にチョコの味が味わえて、なかなか良いかなと思っています。

この夏はお菓子を買わずに作るというのを目標に掲げていたのですが、お菓子が食べたいときは、とりあえずパン生地の発酵を待てるならチョコパンを作り、その場ですぐに食べたいときは、パウンドケーキ的なものを焼く、という感じだったのですが、パウンドケーキよりチョコパンの方がカロリーも低く、使う材料もシンプルで仕上がりも美味しくできやすかったです。パン生地を発酵させる時間さえ確保できるなら、意外とパン作りの方が、初心者向けなのかもしれません。

 

また、チョコも製菓用のクーベルチュールタイプを1kg単位で買うことで、市販のスーパーの板チョコよりも混ぜ物がない分美味しいものが、板チョコより割安で買えるという利点もありました。

実はおかし作りを堅苦しく考えていたときは、手作りするからにはチョコはヴァローナ(高い)なじゃなきゃ、などとやっていたのですが、ヴァローナを使ったところで私の製菓の腕はそこそこ止まりなので、コストの割にこの程度?とがっかりすることが多かったんです。

でも、別にヴァローナじゃない、安いクーベルチュールでも、混ぜ物が多い安い準チョコよりは確実に美味しいんですよね。

市販の菓子パンと違って自分好みのたっぷりの分量で入れられるから満足度も高いです。

さらに、気軽に買える値段のものを買って、気軽にまめに作ることで不良在庫化も避けられ、賞味期限内に美味しく使えるという好循環も生まれました。

あまりに簡単に美味しく作れるため、頻繁に作りすぎ、結果お菓子を買わなかった割に全然痩せなかったのは玉に瑕ですが。

 

しょっぱい系のパンにしては、市販のものはどうしても生地に混ぜる植物性油脂が多いことが多く、カロリーが高い割にはいまいちだなと感じることが多かったのですが、自作のパンは変な植物性油脂が混ざらないため味が落ちる要素もなく、パン生地自体は油分ゼロなので無駄なカロリーも抑えられる分、具材をたっぷり入れてバランスが取れるところが嬉しいところです。

市販のパン、いつも具材が足りない…って思いながら食べていたので。

 

という訳で、料理が面倒臭いと言っている私が1つレシピを身につけたぞ!という話でした。