こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

一人暮らしの鍋とフライパン最適解

新生活の準備をする人も多い時期ですね。

私もこの時期になると毎年なんとなく持ち物を見直すことが多いです。今年は使っていた鍋のフッ素加工が寿命を迎えていることもあって、鍋&フライパンの見直しをしています。

そこで、今回は、もし新しく鍋とフライパンを買い換えるなら、何をどれくらい持つことから始めたら良いかな?と考えてみました。

 

まず、どのサイズのものにしろ、譲れない条件を挙げてみます。

・取手が取れる。

収納も洗うのも取手が取れるだけで圧倒的に楽です。

・フッ素加工。

フライパンだけでなく鍋もフッ素加工されていた方がカレーなどのこびりつきがなくて楽。

鉄や鋳物の鍋などの、フッ素加工なしの一生もの系にもそれぞれの魅力があります。はが、最初は手ごろな価格のフッ素加工の物を選び、そのフッ素加工が剥がれて買い直す段階で、購入を検討するのが良いと個人的には思います。

というのも、私の場合、料理初心者の頃に気張って鋳物などに手を出したものの、サイズ選びを失敗したり手入れが面倒になったり重さに耐えかねたりして使いこなせなかったので。長く使える高価な物は、自分にとってちょうど良いサイズ感や必要な機能を把握してから買うべきだと痛感させられました。使えない一生ものをずっと手元に残すのも結構しんどいですよ。

・なるべく黒っぽいもの。

鍋肌の焦げや汚れが目立たないから。毎回きれいに磨く余裕があるなら別ですが。

・蓋はガラス蓋。

素人は中身の状態が見える方が良いです。小鍋には不要だけど、フライパンと大きめの鍋には必要。目玉焼きや餃子など簡単なものを焼くときにも使うし、蒸すときに使うからです。ついでに蓋のつまみは鍋つかみなしでも持てるもの。その上でかさばらないものが良いです。私はティファールのバタフライタイプのつまみが結構気に入っています。

・ちなみに密閉蓋(シーリング蓋)は必須ではない。

なくてもラップで代用できます。実際によく使うのは最小サイズの小鍋くらいです。というのも大きい鍋は冷蔵庫にいれるスペースがなくて小分け容器に移し替えることの方が多いからです。

・フライパンは底面が平らなものが1つは必要。

中華鍋だとオムレツだったり餃子だったりが作りにくいので。その上でできれば深型がよい。その方が油や具材が飛び散りにくいから、素人ほど深型の方が便利だから。浅いタイプはお洒落だし、オーブン調理&そのまま食卓に、という時にお洒落には見えるけど、ね。

 

 

次に今までの経験上、よく使う鍋とフライパンのサイズを。

・16cmの小鍋。

お味噌汁やインスタントラーメンを作る時にちょうど良いのがこのサイズ。個人的には多めに作ることが多いので16cmより18cmの方がよく使うけど多分少数派。

・20cm(私は18cmもよく使ったけど)の深鍋。

カレーを作ったりご飯を炊いたり。鶏ハムや煮豚を仕込んだりする時用。深さは最低でも10cmくらいは必要。

20cmの鍋に限らず、小鍋も含めて鍋に関してはいずれのサイズについても深さが9cm〜12cmくらいあるのが望ましいと思います。浅いと吹きこぼれやすいし、鶏ハムなどを作る時肉がお湯に浸りきらなかったりするからです。20cmの方は今使っている物の深さが10.5cmでこれでなんとかやっていけるかなという感じですし、手持ちの16cmの鍋は深さが8cmしかなく、吹きこぼれやすくて、ちょくちょくひやっとさせられています。

逆に12cmを超えて深くなると、炒め鍋として使う時に使いにくかったり、狭い台所では洗いにくかったり収納しにくかったりするから、総合すると最初に持つべき鍋の深さはこのくらいかな、と。

取手が取れる鍋って、今はいろんなメーカーが出していますが、直径のバリエーションは似通っていても、深さはメーカーによる違いが大きいので注意が必要です。

 ・22〜24cmのフライパン。

できれば深型の方が具材や油が飛び散りにくいし、いざというときにカレーなどの汁物も作れて便利。

ただそこが平ではなく丸い中華鍋型だと、餃子やハンバーグを焼いたりオムレツを作るのが不便だからそこは注意。中華鍋ではなく深型フライパン、で探すのが良いかなと。

サイズに関しては26cm以上だと大きすぎて収納に困るし、一人暮らし用の小さなコンロには不向きなことも。重くて非力な人には扱いにくかったりもします。使っていたこともあるけど、一人暮らしだと大量調理ができるという大きさのメリットより重くて場所をとって取り回しがしにくいというデメリットの方が上回りました。狭いキッチンにおくと売り場で見るより大きく感じる気がします。重さに関しては腕力は人それぞれですし、フライパンも素材によって重さが結構変わるので売り場で持って気楽に使えるサイズが良いと思います(具材を入れるともっと重くなるということは念頭におきつつ)。

逆に20センチ以下だと小回りは効くけどチャーハンを作る時など具材が飛び散りやすいので、不器用な人にはいまいちかも。

ということで、結局よく使うフライパンはこのくらいのサイズです。

フッ素樹脂加工されている鍋なら気軽に炒めたりもできるので、フライパンはまずは1つでも大丈夫です。

確かに料理によっては18〜20cmの小回りのきくフライパンでちょこっと作りたい時もあるのだけれど、そういう時は18cmの小鍋で作ってます。具材も飛び散りにくいし。小鍋もフッ素加工タイプを使う利点はここにもあります。なおこういう使い方をする場合16cmの小鍋は不向き。小さすぎてコンロ周りが汚れます。小さなスキレットが流行っているけど、掃除嫌いがコンロで使うのは向いてないなと思いました。オーブン利用ならアリかもしれないけど。

 

 

 

 というわけで、最初に買うべきサイズと数に関しては、まず最初に揃えるとしたら考えられるのは2パターン。

 

・2つに絞る場合

→18cmの深鍋と24cmの深型フライパン(フライパンは深型であることが必須。なぜなら大鍋代わりにも使うから。)

ガスコンロが1口で自炊はあまりしないと思うなら、このパターンかな。18cmの深鍋だったら、ご飯も炊けるしカレーも作れる。水分量の調整が大変だけどインスタントラーメンも作って作れないことはないという感じ。

ただ、2つだけというのは自炊中心の場合は意外ときついです。明日のカレーを仕込みつつお味噌汁を作りたい、とかご飯を炊きつつ煮物も作りたい、というパターンが結構あるからです。コンロが1口でも、味がしみるまで鍋に入れっぱなしにしておきたい料理などもありますし、レンジなどを駆使すればなんとかなるけど効率的とは言えないので。

ミニマリズムに傾倒していた時に一度やったけど、不便でいらっとする事も多かったです。取手が取れる鍋なら数が増えてもそれほどかさばらないので、ある程度自炊をするなら鍋の数を増やして効率重視にした方が楽でした。

 

・3つに絞る場合

→16cmと20cmの深鍋と22〜24cmのフライパン(深型ならなお良い。20cmの鍋があるなら中華鍋にする必要はゼロ)。

一通り自炊するつもりがあるなら、まずはこれくらいから始めると良いのでは?と思います。実際鍋セットでもよく見かける組み合わせじゃないかな?上の2つパターンにするためバラで買うより、セットで買っちゃった方が安上がりってこともありえますしね。

 

・私の個人的な食生活の偏りを反映させた場合

→上の鍋&フライパン合計3つのパターンに18cmの鍋をプラスするか、あるいは16cmの鍋と18cmの鍋を取り換えても良いかなという感じ。

というのも16cmの小鍋ってコンロの五徳より小さいため、吹きこぼれしやすく、使うのに結構気を遣う&大食いでラーメンなどを作る時に具沢山で作るからです。

取手が取れる鍋の良いところとして、多少数が増えても収納場所に困らないというのもあるので、今の私は鍋は16cm、18cm、20cmと取り揃えていますが、なんだかんだで出番が多いのは18cmの鍋だったりします。

 

→2022.1追記
1年間上記のラインナップで暮らしてきましたが、使う頻度で言うと、

1 18cmの小鍋

2 20cmの小鍋

3 24cmの中華鍋

て言う感じです。これに次いでどうしても底面が平らでないと困る餃子やハンバーグを作るときにフライパンを使う程度で16cmの小鍋の出番はほとんどありませんでした。

16cmは冷凍うどんがすっぽり入らないサイズなのと吹きこぼれが多いのとであまり使わなくなっちゃいました。私は味噌汁はそんなに作らないし、大食いなので作る時は18cmの小鍋で具材がお湯に浸かるくらいの量を作っても困らない、と言うのもあると思います。

24cmの中華鍋は中華鍋だから使っていると言うよりは、縁が深くて容量が手持ちのフライパンよりお多いから使っていると言う感じ。底面が平らだったらもっと使いのになと思いつつも、手持ちのフライパンが割と浅型なので仕方なく、と言う感じです。

ちょっとした炒め物なんかは18cmか20cmの鍋で作ってしまうことも多いです。小さめなので取り回しがしやすいし、縁が深いから油はねや具材の飛び散りが少なく済んで楽だからです。18cmの鍋と20cmの鍋は両方とも稼働していることが結構あったので、2つ持っていて助かる場面が多かったです。

 

*セット買いか単品購入かについて 

私は必要な物をその都度単品で買う方が良い派なのですが、鍋に関してはセットを買う場合、蓋などがついてくることも多いから、最初はちょっと高くてもそれら込みで納得がいくものを買って、買い換えは単品でするのが効率的かな?と思います。

というのも単品で蓋などを買おうとすると、販売店が限られたり、結構高かったり、あまり良い物がなかったりするので。

個人的にはティファールのバタフライ蓋が、ガラス蓋である事、持ち手がかさばらない事、鍋つかみなしでも掴みやすくて気に入っています。(ティファールの以前のマグネット蓋もよくできていたなと思いますけどね。)

あとティファールの取手に関しては、別メーカーの鍋との相性についての情報が割とSNS上見つけやすかったので、最初のセットはティファールにしておいて良かったかなと思ってます。(ティファールはセット売りの縛りがきつくバラ売りしているものの色の幅が極端に狭いので、買い足しや買い換えには個人的には不便に感じるのだけれど。)

 

ちなみに取手は1つで十分かと思いがちですが、実際は一度に使うコンロの口の数だけあると何かと便利です。2口使っているなら2本あった方が断然便利。付け替えはちょっとの手間ではありますが結構だるいです。
それほど嵩張る物でもないので、余分なのがあるなら捨てずにとっておいて、自分に必要か見極めてから判断しても良いのかなと。

 

まあなんだかんだでこの辺りから初めて、あとは自分の調理の癖などが分かった段階で買い足し&買い換えをするのが良いのではないかなと思います。その頃にはライフスタイルが変わっている可能性もありますし。