こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

FUEGUIA1833 覚え書き(随時更新予定)

気に入って買ったはずの香水のフルボトルが途中で使えなくなることってありません?

私は結構あります。良い香りだと思ったからこそ買って、最初は楽しく使えていたのに、なぜか途中で酔うようになるという。

 

それを減らすために私が自分に課していることが2つ。

・お試しの際は、肌に実際につけてもらう。

・1回だけでは決めない。

・サンプルが手に入る場合は、それが使い切れたかどうかで判断する。

です。

サンプルの方は、基本現品で買った時でないとつけてもらえないのでなかなか難しいのですが、サンプルすら使いきれない香水は、最初どんなに舞い上がって買っても、まず確実に途中で使わなくなるので、店頭でスプレーしてもらうより確実な試金石になります。

で、FUEGUIA1833は昨年からオンラインで有料でサンプルを販売してくださっているのですね。ありがたい!

まずはサンプルで試さなきゃ!という言い訳ができたことと、もともと好きな系統の香りが多く、フルボトルを持っていた香りもいくつかあったこともあって、気がついたらフエギアだらけになっていました。

 

 

ただ、この有料サンプルの名前、手書きで書かれているのですが、それがアルコールでいつの間にか消えてしまうのです。

しかも似た系統ばかり買ってしまったこともあって、サンプルしか持っていない香りはどれがどれだかわからなくなってしまうことも。

だから、次にフルボトルを買う時の参考に、香りについての感想をここに残しておくことにしました。

完全に私の私による私のための覚書なので、他の方の参考になるものではないと思います。その点ご了承ください。

ちなみに、一応好みを書いておくと、ハーバルグリーン、(重厚なお香っぽいものではなく、削りたての木のような)ウッディ、柑橘、バラ、ネロリが好きです。

そしてフエギアのハーバルグリーン、ウッディ系は、颯爽としてシャープでスマートな香りが共通して香っていることが多く(仮にフエギア香としておきます)、これが私の好みのど真ん中だったりします。ただそうはいってもその他の部分とのバランスでこの香りの香り方も結構変わってきて、それによって好み度合いが変わるというか。

 そこら辺を自分でもわかりやすく把握できたら良いなというのが今回の狙い。

 

かなりの量があっていっぺんに書くのは大変なので、少しずつ書き足していく予定です。 

 

なお評価は1〜5でします。

5は大好き!かつ自分の肌にも合うと思える。(フルボトル購入予定か絶賛愛用中)。

4は結構好き。そこそこ活躍しているもの。

3は良い香りだけど自分には似合わない。

2は私の肌ではうまく香らない。趣味と異なる。

1は酔ってしまった。

って感じです。あくまで個人の意見です。(フエギアの中でもお高い香りの方がむしろ肌にあわない貧乏鼻なので、その点ご了承ください。)

 

(追記)

買いた後にさらに数回使って印象がガラッと変わった香りが結構あったので、その分は感想を追加しています。

即買いの危険を改めて知る機会になりました。有料サンプルがあってよかったー!

 

 

評価5  

Humboldt (1 Berfamot 2 Passion Fruit 3 Tangerine)

子供の頃、みかんの産地に住んでいたことがあるのだけれど、その頃を思い出させる爽やかな草原と柑橘の香り。フルボトルを使い切った、評価5の香りの中でも特に好きな香りです。フエギア香+甘めの柑橘+フルーツって感じで、素直にフエギア香がするけど、それがきつくなく、気軽に使えます。フエギア香、好きなのだけど、強すぎると個人的には防虫剤っぽさを感じてしまうので。

Muskara Bulnesia (1 Pheromone Family 2 Verawood)

柔らかくて甘い。ムスクがムスクですっていう香り方をするのではなく、主役の香りを柔らかくベールでつつむかんじ。ほんのりした木の香りと甘味のある葉っぱをすりつぶしたときの汁が混ざったような感じ。

→別日に使ったけどやっぱり使いやすいです。木とはいっても削りたてのキンキンした感じは控えめ。フエギア臭を好きだと思っていたけど、日によっては結構きついなあと思うことに気がついた私でもこれはきつく感じません。

Thays (1 Mate Flower 2 Osmanthus 3 Green tea)

金木犀って言われたのだけど、金木犀に類似したそれとはちょっと違う花の香りだと思いました。フンボルトの甘いフルーツの香りを抜いたグリーンの部分に甘いフローラルをプラスしたという印象です。普段はフンボルト、ちょっと女っぽい気分の時はタイースっていう使い分けをしています。(ところでこの名前タイスの瞑想曲と何か繋がりがあるのでしょうか。) 

 

評価4

私はフエギアはグリーン&ウッドのフエギア臭が好きなんだ!とずっと思い込んでいたのだけど、意外にも評価4はそういうタイプとは異なるフェミニンな甘めの香りが集まりました。キャピキャピしてないちょっと大人な感じだけど、むかしのおばちゃんが使っていた鏡台臭もないところのバランスが案外使いやすいと感じさせるのかなと。

星4の中だとルナロハ、エルドラド、ラルナの順で好きです。

El Dorado (1 Mandarin 2 Neroli 3 Copaiba)

ぶっちゃけ名前買い(だってエルドラドだよ?)だったし、名前から勝手にスパイシーで重い香りだと思い込んでいました。だからつけてびっくりした香り。

最初からそんなにシトラスは感じません。白い花の甘さがぽわんと香ります。そのお花の香りは、精油から思い浮かべるネロリの香りというよりは、チュベローズが主役と書かれた香水でよく感じる花の香りです。甘いけどパウダリーではなくほんのちょっと生の緑っぽさがあるというか。そういうタイプの香りとしてはかなり使いやすい部類だと思います。ただ、私がそういう香りが似合うタイプじゃないのですよね…。

→暑くなった別日に数回使ったところ、わりと甘くてかつ、クリーミーな香りが強めになりました。。シトリックグリーンとありましたが、マンダリンが、弾けるフレッシュな柑橘!っていうよりはまったり甘い方向で香りそれがネロリのまったりとした甘さと混ざっているのかなと。夜使いやすいです。

La Luna (1 Copal 2 Copaiba 3 Amyris )

強くはないけれど、わりとわかりやすいグリーン+ウッドなフエギア香。その中でのバランスは多少グリーン控えめでよりウッディって感じ。ウッディだけど重さはない。防虫剤っぽさはあるけれど、強くは香らないので気にならない程度。「月」という名前でこういう香りというのが個人的には新鮮。 

→暖かくなった別日に使ったら印象が全然違う!グリーンウッドという括りですが、ホワイトフローラルの要素を感じます。パウダーとクリームの中間ぽいかおりがグリーンウッドにベールをかけているみたい。それが月光ということ?これも夜向きかな。

Luna Roja (1 Oakwood 2 Plum 3 Rose)

うっすらとしたハーバルウッディな香りに可愛らしいフルーティローズ。フエギア特有のグリーンっぽさは割と控えめ。普通はラストに強くなるウッディ部分が意外と早くとんで、ラストは蜂蜜っぽい甘さが強くなる。

→暖かかった別日に使ったらわりと最初からハニーローズって感じだった。グリーンは控えめだった。夜使うと良い感じ。星4の中でもかなり好みかも。

 

 

 

評価3

Beagle (1 Oakwood 2 Rhum 3 Gunpowder)

フエギア香にキリッと乾いた辛口のスパイシーな香りから始まります。つけたては強いな!って感じ。

Conquista (1 Juniper Berries 2 Cedarwood 3 Violet)

柑橘系にほのかな甘さで始まります。そこにさらっとフエギア香。香りの構成に記載はないのだけれど、個人的にはほんのり柑橘を感じました。で、いつの間にか優しくて涼やかな花の香りに。私はアロマテラピーではジュニパーベリーとシダーウッドを多用するのですが、これのジュニパーベリーとシダーウッドはアロマオイルとは異なる香りだなという印象。でも好きだと思った香りには使われているものなんですね。

→なんどか使ってみたら、日によってはつんつんと防虫剤っぽくなることが。

Darwin(1 Cedarwood 2 Vetiver 3 Grapefruit) 

柑橘+ウッディ。ウッディ部分がめちゃくちゃ好みのウッディ。削りたての木!割と強く香ります。香りの構成を知らず、でも嗅いだ瞬間好みだな!って。後からみて、好きな香料ばかりが並んでいてなるほどなと思いました。

→何度か使っているうちに、防虫剤っぽく香ることが。

Endeavour(1Santos Palisander 2Hinoki 3Pink Pepper)

颯爽としたフエギア香のグリーンウッディ。ツン!とくる部分がある。次第に柑橘系っぽくなります。

Entre Rios (1 Bergamot 2 Rosewood 3 Lemon)

最初は削りたての木の香り。でもフエギアの中ではつんつんしにくい木。そこに柔らかな甘味のある柑橘。

→なんどか使ってみたら、つんつんと防虫剤っぽく薫ってしまうことが。 

Ett Hem(1 Sandalwood 2 Cedarwood 3 Black Pepper)

フエギア香がわりとキリッと乾いて辛口なウッディになっています。ウッディ部分はものすごく好みなのだけど、ピリッとした辛さのせいでいまいちリラックスしきれないです。でもそこがこの香りの格好良さなんですよね。乾いた感じは冬に合う気がします。

 

Laberinto (1 Patagonian Barlam 2 Vetiver 3 Sandalwood)

トップはDarwinとHumboldtの中間くらいだなと感じました。Darwinの削りたての木のような香り(シダー?)にフンボルトのフルーティーさを感じたので。フエギア香はかなり強め。出だしは好みだったのだけど、時間が経つと好みのはずのフエギア臭が虫除けのようにきつく香り始めてそこがちょっと苦手。

Muskara Cedrus(1 Pheromeno Family 2 Cederwood) 

意外にもまろやかなシダー。フエギアのフエギア香が控えめなせいか、フエギアのウッディ系にちょいちょいある、削りたての木のような、つんとするような香り方がなく、シダーはシダーなのだけど最初からほのかに甘くてまろやか。そこから少しずつ骨格のしっかりした力強いシダーになります。トップが好みでした。

Muskara Neroli(1 Neroli 2 Muskara Phero J)

私はネロリのまろやかな甘さが好きなのだけれど、これは意外とグリーンに近い颯爽と涼しげな香りでした。トレーシングペーパーのような半透明なムスクの気配が合わさったような香り。求めているネロリとは違いました。

Muskara Pelargonium (1  Pheromone Familly 2 Geranium)

割と精油に近いつんとくるグリーンさをもったゼラニウムにほんのり薄靄のようなムスク。 ゼラニウムが好きなので結構好みです。ムスカラフェロJはほとんど香らなかったけど、こちらは割と拡散性が強い気が。ただ時間が経つとものすごくほのかになり、ゼラニウムの中のグリーンっぽさが減って柔らかなフローラルっぽさが出ます。 

 

 

Pampa Seca (1 Pampa Grass 2 Algarrobo Negro 3 Galbanum)

お店に行くたびに、買う香水とは別に毎回次点で気になっていた香り。原っぱの雑草を手でぐにゅって潰して出た時の液の匂い。青臭いまでの葉っぱの香りです。毎回次点でかつ同じくグリーン系統で名前もpampaと共通するパンパウメダとどちらをつぎに買うか悩んでいたのだけど、パンパウメダのがしょっぱくて、こっちのが甘いって感じ。それだけ悩んでいた割に、サンプルとりよせて実際に自分の肌にのせてみたら青さが強くですぎては肌から浮いてしまいました。

 

評価2

BIblioteca de Babel(1 Austrocedrus 2 Cabreuva 3 Cinnamon)

バベルの図書館という名前に惹かれて買いました。古紙の気配を感じる時もあればシナモン主体になることも。いろんなスパイスがミックスされた感じの香りが強く出ると酔いそうになります。うまく香るときと香らない時があって難しいです。

La Patagonia (1 Austrocedrus 2 Araucaria 3 Paramela)

最初、虫除け?って思うようなつんとしたかおりから始まってそれが地味に長く続きます。フエギア臭にユーカリの中のつんとした香りや樟脳的な香りが重なるのが好みではないです。ある程度までは爽快で好みなのだけど、一定以上強くなると辛くなりるのです。さらに私の肌と相性が悪いのか、虫除け臭の拡散がおさまったあとは、汗で濡れたスポーツウェアが時間が経った時の香りがどこかにひそんでいるように思えました。 

Los Humos Sagrados (1 Oud 2 Palo Santo 3 Sage )

ウードはまったくわからなくて、むしろグリーン&フルーティという感じ。そこにフエギア臭+虫除け臭。

Muskara Phero J(1 Musk 2 Intimate)

女性が使っても香らないとか、男性が使うと女性を惹きつけるとか諸説入り混じっててその怪しげなところが気になって買ったものの、私の肌ではなんだかムスクが薄いトレーシングペーパーのように霞がかった香りかたをして、それがあっという間に消える感じなので評価がしにくいです。素敵に香らせている人を嗅いでみたい。どんな風になるのでしょうね?

Muskara Vetiverio (1 Pheromone Family 2 Vetiver )

最初正露丸漢方薬?っていうような燻した丸薬のような香りがつんとあたりに香ります。しばらくたつと周囲には拡散しなくなるのだけど、手元に試したら手元では結構しぶとくその香りが残っていました。ベチバーってもっと土っぽいイメージだったのだけど。

評価1

Chamber (1 Fondo de Lago 2 Barba de Viejo 3 Mate Leaf)

ものすごくひんやりしたアクア系の甘さ。キンキンと金属的な冷たさがあります。最初涼やかで清潔で良いなと思ったのですが、1/10くらい使ったあたりから酔うようになってしまいました。

La Cautiva (1 Musk 2 Vanilla 3 Cassis)

とにかく可愛らしい上に書かれた通りの香り。ただこれも私の肌だとかなりひんやりとした印象。その冷たさに惹かれたのだけれど、これまた1/10くらい使ったあたりから酔うようになってしまいました。 人気の香りなのに…。