2020年はネイル熱が復活した年でした。
・コロナで引きこもり、仕事も遊びもパソコン頼み。指先が目に入る時間が長かった。
・コロナで出社回数が減ったので、色で遊びやすかった。
からだと思います。
過去断捨離して、私に必要なのは2、3本だけ!って結論に達したはずなのに…。
また2020年はプチプラネイルに開眼した年でもありました。
今まではタッチアップ(セロテープの上からであっても)や、ネイルサロンで使ってもらうことなく、いきなり買って失敗するよりは、高くても確実に似合うとわかっているものだけを買いたい、と思っていました。
でも、これまたコロナの影響で、デパートでのタッチアップができなくなってしまったため、だったらプチプラで!となったわけです。
で、プチプラだし、実際に試さないとわからないし…というのを言い訳に、結構な数を買っていたのですが、合わないものは番号を控えずに処分していたところ、痛恨の2度買いをしてしまいまして…。
買う頻度と量が多かったから、品番を覚えきれなくなっていたんですよね。
というわけで、年末の断捨離ついでに手持ちのカラーとお気に入りの番号をまとめておこうと思います。
ちなみに私は、いわゆる標準色〜一段暗め、濃いめのオークル。オリーブがかった黄みとくすみが目立つ肌色をしており、爪の形はたぬき爪というのか、四角っぽいというか、丸くて短いです。
そして足の爪は、凸凹の変形が目立ち、さらには血豆がしぶとく残ってしまっているせいで、青黒く見える箇所があります。
パーソナルカラーでいうとブルーベース の冬、その中でもヴィヴィッドカラーが得意な、俗に冬ビビと言われているタイプです。ヴィヴィッドカラー、ブライトカラー、ストロングカラーなど、彩度が強い色が得意なタイプなので、春ビビッド、秋ストロングの色でも似合う色がある一方、彩度の低い色は苦手なタイプで、ブルーベース であってもスモーキーな中間色を使うと、肌色がくすんで見えてしまいます。
また、マットな質感が苦手で、肌から生気が失われて見えるタイプです。かわりにギラギラした質感のものは得意で、不思議と肌に馴染み、肌が生き生きと明るく見えるタイプです。
ネイルの好みは、とにかく肌色がきれいに見えること、手に関しては指がスラッと見えること、足に関しては血豆と爪の凸凹が目立たないこと、になります。
それでは以下にまとめを。☆がお気に入りの色です。
☆シャネル 455LOTUS ROUGE
主にペディキュア用。
一番似合う色は真紅なのですが、保守的な仕事をしている関係上、赤のリップも赤のマニキュアも持ってのほか。なので、タイツや靴下で爪先が出ない秋冬はペディキュアに赤を忍ばせる事が多いです。大人しくしてるけど、足の爪は赤いんだぜ!っていう。私にとっての懐剣です。
シャネルの赤ネイルはいくつか持っていてどれも愛用していた(特にPIRATEとROUGE NOIRがお気に入りでした。)のですが、断捨離で1本に絞った時に残したのがこの色。真紅と言えば真紅ですが、その中では青みよりです。一見ラメパールなしのマットでクリーミーなタイプっぽいのですが、隠し味的に青みのパールが入っています。青みだからパールの白っぽさがでないのでしょうか。
私は不器用で塗るのが下手なので、ラメパールなしのネイルは塗りムラがものすごく目立ってしまいます。そして赤という色は、塗りムラが目立つと一気に場末感がでて、だらしなく、汚らしくなってしまいます。
その点、シャネルの赤は、こういう隠し味的なパールや、マニキュアの液自体のおかげなのか、どの色は、陶器のように、ガラスの釉薬をあけたかのようにツルっとコーティングしたような質感に仕上がります。そういうところは、さすがシャネル、さすがデパコスって思います。
☆RMK 06(P)エレガントモーヴ
主に手の指に。
グレージュ、トープにモーヴを一刷けしたような色。隠し味的にピンク〜紫、ラメのパールが入っていて、そのおかげか、マットすぎず、トゥルン、ちゅるんとした仕上がりになります。スモーキーな色はブルベ色であっても苦手な私でも肌がきれいに、爪が長く見えます。
発売年は様々な媒体で、ネイル部門のベストコスメになっていたことから手に取ったのですが、なるほど、という感じ。お気に入りです。
☆RMK27(SH)ピンクグリッター
主にペディキュアに。
大好き!!!!
旧バージョンの頃からリピートしていた長年のお気に入りの色。過去何度となく実施した大規模断捨離を生き残ってきた色でもあります。
これはボトルやネイルチップで見るより、自爪に実際に塗った方が、断然きれいに見える気がします。
ピンクレッドベースにシャンパンっぽいシルバーよりのラメがぎっしり入った色のなのですが、なんとも表現が難しい。新品の十円玉にピンクを加えてさらにギラギラさせた感じ。ゴールドっぽさもあるのに光り方が明るいからか、黄ばみを感じさせない不思議な色です。
で、とにかくこれ、何が良いって、足の指の爪のひどい凸凹も、変色も、一刷毛で一気に無かったことにしてくれるのです。しかも足指がきれいに見えるというおまけ付き。日焼けした時もしてない時も肌色がきれいに見えるので、私にとって、ベスト色&質感なのだと思います。
しかも、雑に塗っても筋や色むらが一切目立たちません。指先がはげた時、横着してネイルオフせず上から重ね塗りしても、粗が目立ちません。別のネイルをしていて指先がはげた時に、指先だけこれを塗っても可愛いです。
さらに手持ちのどの服や靴とも相性が良いのです。シルバーともゴールドとも言えないメタリック系でさらに赤みがあって肌馴染みが良い色というのが勝因なのだと思います。
一見ギラッギラで遊び心満載に見えますが、遠目で見ると意外と肌馴染みが良いのも良いところ。
会社でオープントウのパンプスやナースサンダル的なものを履く時(おい)、ペディキュアが真紅や派手な色だと、うるさい人にあれこれ言われてしまうのですが、これは意外と馴染むので文句を言われてことがありません。その一方で、女子受けが案外良くて、どこの何かを聞かれたことが一番多いネイルでもあります(まあ使用頻度が圧倒的ですからね。)。
というわけで、迷ったらこれ。手抜きしたい時もこれ。とにかく春夏の足にはこれ塗っとけ状態でずっとずっと愛用しています。廃盤になったら泣く。
・ネイルホリック クラシックカラーBE304
クリーミーな質感の、グレージュ〜トープといった感じの色。SNSで検索したらシックでお洒落。SNSでブルベ肌にあうベージュとあり、実際スモーキー色が苦手な私の肌色もきれいに見えました。一度塗りでネイルベッドが透ける感じも実は好みです。
が、刷毛が細いため、不器用な私が幅広の親指に2度塗りすると塗りムラが若干目立ってしまいます。
そして何よりRMKの06とかなり似ているのです。RMKの方はベージュではなくモーヴとあるように、若干紫み、ピンクみが強いのですが、同時につけ比べない限りは、違いは目立たないのではないかなあ。
では、両方持っている場合、どっちに手が伸びるかというと、圧倒的にRMK。
というのも、RMKの方が細かいパールのおかげか、塗りムラが目立たず、爪自体がちゅるんとして見え仕上がりがきれいなのです。より肌色がきれいに見えるのもRMK。パールと紫よりの発色のおかげでしょうか。
というわけで、素敵な色だし好みの色でもあるのですが、RMKの06番があるため出番がほとんどありません。(価格差を考えたらこちらもすごく優秀なネイルだと思いますけどね。)
・ネイルホリック リミテッドカラー PU171
・ネイルホリック リミテッドカラー GR770
・ネイルホリック リミテッドカラー SP072
・ネイルホリック リミテッドカラー OR270
「貝殻のような煌めき」をテーマにした2020年の夏の限定色。
この限定のシリーズ、とにかくどれも可愛くて!ネイルホリックに興味を持つきっかけになったのがこのシリーズでした。
めちゃくちゃ可愛いピンクオレンジ、ピンクグレープフルーツのベースにピンクのパール入り。パールのピンクは青みを帯びた(というかラベンダーピンクっぽい)マーメイドっぽい感じのお色です。
なので、ブルベでも行けるオレンジだ!と飛びついたのですが、実際爪に塗ったところピンクパールの主張が強い強い!
ブルベでも行けるオレンジ、というよりピンクじゃん!といった仕上がり。
プチプラは店頭に見本のネイルチップもないから、どうしてもこういうことが起きちゃうんですよね。こういうことを含めて楽しむのがプチプラなのかなと学んだ色でもあります。
でも、これはこれで可愛いからよしとします。シェルっていうテーマにぴったりの、本当に可愛いお色でした。
☆ネイルホリック シアーパールカラー OR206
シャーベットオレンジにパール。パールは白っぽさもありますが、こっそり緑っぽい色も混ざっているような。
今年はオレンジネイルにハマって、いろんなプチプラで結構な数買ってみたのですが、ブルーベースの私でも割と肌がきれいに見えたオレンジがこれ。涼しげなオレンジです。
遥か昔10代の頃、なんなら20世紀の頃、プチプラのパールで、爪の凹凸が目立ったり塗りムラが目立ったり、白光りするパールのせいで肌が汚く見えたりする大失敗を何度もした経験を引きずって、長らくプチプラのパール(と同じく塗りムラが目立つマット)には手を出してこなかったのですが、さすが21世期!令和!プチプラネイルもパールも大進化している!!!
粒子が細かめで適度なのと、単なる白パールではなく、若干緑がかった偏光パールなのとで、白光りしすぎず、塗りムラもそこまで目立たず、肌ときれいに馴染むのです。
☆ネイルホリック シアーパールカラー BL909
これも塗ってみてびっくりした色。
ボトルで見ている分には水色のベースにピンクみの藤色のパールが入っているように思えたのですが、実際爪に塗ってみると角度によっては若干ミントグリーン混じりの水色に見えるのです。ボトルでみると上記のGR770よりずっと水色っぽいのに、実際に塗った時は一瞬こっちがグリーン?って混乱する感じ。
藤色パールと藤色パールに微かにのぞくピンクみ、血色っぽさのおかげで、白浮きせず、肌ともきれいに馴染みます。
・ネイルホリック オーロラグリッター BL962
これは、不器用な私にはちょっと使いにくかったです。グリッターの粒がくっきり見えるくらいには大きいけれど、私に合うサイズよりは小さすぎ。光の反射率と反射した時の色も肌に合わなすぎ。グリッターの量も難しくて、一度塗り、2度塗りだと、ムラ付きして、ハゲかかっているような、あるいは、ゴミが乗ってしまったような感じだし、3度塗りだと今度はつきすぎて爪が凸凹して見えます。これだけではなくグリッターが多めの別の色も、きれいに仕上がらなかった記憶があるので、私はネイルホリックのラメ多めっぽい感じのもの、グリッターと書かれているものは用心した方が良いのかも。
でも、ボトルでみる液はスカイブルーに多色グリッターがキラキラしていてめっちゃ可愛いです。
・キャンメイク カラフルネイルズ N09 ピーチスカッシュ
普段、可愛いものには全く興味がないのですが、ある日突然ラブリーなピンクが欲しくなって、プチプラならいいでしょ!って感じで買った色。ちなみにキャンメイクのネイルはその前にリニューアルしていたらしいのですが、別の店舗でリニューアル前のこちらの色も衝動買いしていました。どんだけピンクに飢えていたんだ。
実際ベースのピーチ色は本当に可愛いです。
2度塗りでも若干透けるのですが、それもまたよし。いかにもプチプラっぽいチラチラ瞬くラメも、それはそれで可愛いのですが、この色だったらラメなしのものも試してみたいような気がします。ネイルホリックよりブラシが太めなので、丸っこい爪の私にはこっちの方が塗りやすいです。量を考えると実は色にネイルホリックより割安?(ネイルホリックは、実は色によって価格が違うということをこれ書いてしりました。)
でもネイルホリックの方が量が少ない分、収納はしやすいです。
・マジョリカマジョルカ アーティスティックネールズ OR203
ネイルホリックのOR270よりもっとオレンジっぽい色が欲しいなと思って見つけた色。
みかんゼリーって名前、可愛い!実際、確かにゼリーっぽい。透明感のあるチュルっとしたベースに多色ラメがチラチが瞬きます。ベースの液がまるでみかんシロップって感じで一度塗りだと、地の爪が完全に透けつつもちゅるんとした仕上がりになります。
全体を重ね塗りするのではなく、グラデ塗りすると、このちゅるん感が生きる気がします。透明感があるので、ブルーベースの私でも案外手がきれいに見えます。
ラメの感じなどはキャンメイクの上記の色とそっくりで、ベースの色も割と似ていて、本当に若干キャンメがピンクより、マジョマジョがオレンジよりって感じ。
私は似合う色も強い色だし、似合う雰囲気もどちらかと言えば大人っぽい感じ(で華やかなものか、逆にシャープなものか)なのですが、そういうタイプがギリギリ可愛いに寄せられるのが、こういうポップトーンのお色なのかな?と思いました。
・イニスフリー 32
私にとってはかなりのチャレンジ色。ネイビーと群青を混ぜて暗くしたような、ネイビーの中でもブルーベースよりの青。そこに多色ラメがぎっしり入っています。
意外とベースカラーの透明感が高いので、一度塗りで地の爪の色が透ける感じに仕上げると、案外自然。肌も爪もきれいに見えます。
それに、多色ラメの散らばり方や量も、ゴミっぽくはならず、安っぽくなりません。
とは言え、いくら在宅時間が長いとは言え、こういったアバンギャルドな色、私の雰囲気やファッションにあまり合わないのですよね…。というわけで出番はほとんどありませんでした。
でも、プチプラだからこそ楽しめた色だし、みていてワクワクする、上がるネイルでした。
イニスフリー、普段の活動範囲にテンポがないので、行った時についついあれこれ買いたくなっちゃうんですよね。そんなわけで買ったのがこの色。同じ色がネイルホリックで出ていても手を出さなかった気はしています。
☆イニスフリー 34
ラグーンのようなグリーンに大粒の多色グリッターがザックザク。これは一度塗りでも結構な量のグリッターがつきます。ベースカラーも透明感は強いものの、発色もとても良いので、地の爪が透けつつ、結構緑に発色します。なので一度塗りでもグリッターがゴミっぽく見えることもなく、結構良い感じ。
2度塗りすると、グリッターが爪の地の色をしっかりカバーしてくれます。グリッターの中でもゴールドがかなり主張するようになるのでイエベ頃びしますが、多色グリッターの派手な輝きのおかげでブルーベース の私の派手でもそこそこ馴染みます。
これも近所のドラッグストアでいつでも買える色だったら買わずにいたような気がしますが、買ってみたらペディキュアとして案外活躍しました。どこにも行けない今年の夏でしたが、足下だけでもリゾート気分を味わえてよかったです。
☆イニスフリー 57
足の爪用。
私はブルーベース なのにもかかわらず、ブロンズメイクが大好きなのです。日焼けした肌や真夏の灼熱の太陽に映えるようなギラギラのブロンズやカッパーを合わせるのが大大大好き!!RMKの27はブロンズじゃないけれど、ギラギラ感にそういう要素があるのが好きで愛用してきたのですが、今年のネイル熱の中で、もうちょっと攻めたブロンズよりの色で使えるものを見つけよう!と思い立ちまして。
で、今のところ生き残っているのがこの色です。
新品の十円玉が輝きをそのままにちょっとトーンを落としたような感じ。RMKの27より赤みが抑えられた色ですが、イエローゴールドほど黄みは強くありません。なのでRMKほど肌はきれいに見えないものの、ギリギリ肌をくすませません。
ただ光を反射するとちょっと白っぽくなるので、爪の凸凹は多少目立つかな。ネイルホリックのグリッターよりも微小な粒子がぎっしり入っているので地の爪の色はしっかりカバーしてくれます。
もっと似合う色を見つけたいなあと思いつつ、暫定キープ、な感じです。