今台所道具の見直しをしています。
ちょうど新生活を始める人の多い時期でもあるので、この機に我が家の一軍調理器具の見直しを。
ちなみに鍋&フライパン、食器、保存容器に関しては別記事でまとめています。
1 三徳包丁 刃渡り18cm&シャープナー
ヘンケルスの物を買ったのですが、検索してもいろいろありすぎて自分が買ったものがどれかよくわからないという。
出刃包丁などは左利きには使いにくいので結局使わなくなる…ってことで三徳包丁を。
プロ級の手入れができるわけではないので錆びにくいステンレスを買って、簡単なシャープナーでといでいます。
価格差が大きいけれど切れ味の差は試さないとわからないし、価格差がわかるほどの料理の腕じゃないし…ってことで、包丁売り場で持たせてもらって、中価格帯のものから一番手になじむ持ち手と重さの物を選びました。
中価格帯のものにした場合、安い物を買って万が一切れ味が悪かったとき、処分するのが大変そうだと思ったから。失敗したくなかったので守りに入りました。
オールステンレスのグローバルのものが衛生的で良いなと思ったのだけれど、持ち手が手に馴染まなかったので木の持ち手のものにしました。でもグローバルのものにはいまだに未練があります。
包丁のデザインなんてどれも同じだと思っていましたが、実際に手に取ると持ち手のデザインはかなりのバリエーションがありました。
最初は気張って砥石を買ったりもしたのだけど、研ぐのが下手だと意味がなかったので今はシャープナー頼り。
一つ後悔しているのは買った時の箱を捨ててしまったこと(多分)。研ぎに出そうと思った時に、いれるケースがない。適当な布巾などでグルグル巻きにしてするにしてもやっぱりなんだか不安です。適当な箱が常にあるわけでもないので、刀に鞘があるように、包丁も鞘つきで売って欲しいです。
2 ペティナイフ
私は刃渡り13cm、全長25cmくらいのウェンガーのペティナイフ?スライサー?を使っているのですが、ウェンガーがなくなってしまったみたいで。
パンやバターをカットしたり、テーブルでりんごやオレンジの皮をむく時に使っています。包丁とテーブルナイフの中間的な扱いでしょうか。
包丁を1本しか持っていないため、三徳包丁で肉を切ってしまった後にちょこっと薬味を切りたくなってしまった、なんて時にサブナイフとしても使っています。
最初は小さいナイフなんて意味があるのか?などと思っていましたが、意外と出番が多いです。薄刃の割りに切れ味が良いです。次に買うならこれかな?と思った商品のリンクを貼ってみたのですが、切れ味が衰える気配がないので、ウェンガーのは良い製品だったんだなあと思います。
3キッチンばさみ
刃がしっかりしていてある程度長さもあり、持ち手も大きいので、素材を切り易いです。鍋の上でチョキチョキ素材を切ってそのまま調理すれば、まな板&包丁いらず。大活躍しています。
これは分解して洗えるところが気に入っています。ニトリでも同様の物を買いましたが、調理用にはこちらの貝印の方が大きい分使い易いかな。ニトリの方は、食材を切るというより、調味料を切ったりするキッチン用工作バサミ的な感じで使っています。そういう用途の物も分解して洗えると良いのですよね。
4 まな板
(私はこちらの黒タイプを使っています。)
大きすぎると使う時の置き場所に困るし、重いと辛い。かと言って薄いと刃あたりがきつくて使いにくいし、だんだん反ってきてしまう…ということで、何度か買い換えてきた中で、今はこちらに落ち着いています。薄いけどギリギリ使えるし大きすぎないし重すぎず、食洗機OKです。調理スペースに物を置いておきたくなかったのでまな板の置き場に困っていたのですが(特に乾ききらない時)、こちらは穴が空いているので吊るせるところが決め手になりました。
黒を選んだのはそのままカッティングボード風に使えるかな?と思ったからでしたが、刃が当たった傷が目立つのでそういうお洒落用途には使えません。でも黒なら他の調理器具との色も合うのでそういう意味ではやはり黒で良かったと思っています。出しっぱなしにしてもキリッとして見えるんですよね。
なおこちらにはSサイズもあってそちらもテーブルでりんごやオレンジの皮を向きたい時や、他の素材を切っている脇でちょこっと薬味を切りたいなんていう時に重宝しています。
まな板は大きければ大きい方が良いと言われがちですけれど、確かに縦の長さは包丁の刃渡りに合わせた方が良いと思うのですが、横幅に関しては作業スペースにおきや水サイズが良いと思います。あまりに大きくて、作業スペースに他のものが置いておけなくなっては調理の際に困るので。
5持ち手つきのザル
パスタやラーメンをよく作ること、よく青菜を茹でることから使う頻度が高いもの。持ち手がついていると圧倒的に使い易いです。こちらはパンチングストレーナーというだけあって穴がパンチで開けたような感じなので目詰まりがしにくいのも良いところ。同じサイズのボウルとセットで使っています。ボウルの方は柄がついていないタイプです。量的にもパスタ2人分まではこのサイズでOKなので一人暮らしには十分です。(これより大きいボウルも持っていたけど場所をとるわりに使用頻度が少なく、断捨離しました。)
6 無印良品 シリコンスプーン
言わずと知れた名品です。ミニマリストやってた頃は、これをおたま兼へら兼しゃもじとして利用していました。調理時ほぼ毎回使っていて愛用してはいますが、正直いうとお玉としてもヘラとしても完璧っていうわけではないので、脱ミニマリストした今は、これとは別にシリコンヘラとオタマも使っています。
鍋の側面についたカレーなどをこそげとる時は、真っ直ぐな辺があるヘラの方が便利だし、スープを一度にたくさん掬いたい時はやっぱり普通のオタマの方が便利なのですよね。パン生地などを混ぜる時もヘラの方が便利。とはいえ、炒め物にしろ煮物にしろ、混ぜる用具としてはこちらが一番使用頻度が高いです。
7 シリコンヘラ/シリコンスパチュラ
シリコンスプーンと同様無印の黒の物を使っています。がちょうど劣化してしまった所なので買い替えを検討中。こちらのタイプが気になっているけれど白しかないので悩んでいる所です。
シリコンスプーンとシリコンスパチュラが、私の調理時の基本道具。スパチュラは完全にヘラとして利用しています。片方だけを使うことももちろんあるけれど、両手にそれぞれを持って和えたりもします。不器用なのでお箸でどうこうするよりヘラ&スプーンの二刀流の方が作業が手早くできるので。
トングも持って居るけれど、また持って居る鍋類が全部フッ素加工されて居る物なので、トングを使うより、シリコンスプーンとスパチュラの二刀流(+お箸)でどうにかしちゃうことの方が多いです。
シリコンスプーンの方が用途は広いけれど、例えばカレーなどを作った時に、鍋の側面にくっついた具材やスプーンにシリコンスプーンに残ったカレーをこそげとるのはこちらのスパチュラだったりします。 鍋にはシリコンスプーン、フライパンにはスパチュラ、なんていうこともあるので両方持っていて両方大活躍、という感じ。無印のヘラも悪くはないのだけど、こちらのヘラは側面が真っ直ぐになっている分、こそげ取りやすそうで良いなと思ってます。ヘラなんてどれも同じかと思いきや、探すと意外と違うんですよね。
ちなみにシリコンスパチュラはミニサイズも持っていて、そちらも大活躍です。パン生地を作る時にうまく混ざってない容器の側面の粉をこそげたりとか、瓶の中に残ったジャムをこそげたりとか。シリコン最高!
8 おたま/レードル
ちょっとしたものならシリコンスプーンですくっちゃうのですが、スープや味噌汁などは結局こちらでよそっています。やっぱりこちらの方が液がたっぷり取れるので効率的なんですよね。
おたまなんてなんでも良いじゃないかと思ったりもしましたが、こちらは一体成型なので汚れがたまりにくいです。あと左利きでも使い易いのが最高です(右利きにしか優しくないレードルなんて大っ嫌い!!)。おたまが深すぎても鍋に入っている水量が少なくなった時にすくいにくいのですが、こちらは割と平べったい作りなのでそこもすくい易さの理由かなと思います。
9 計量カップ
どちらかといえば大きい方が使用頻度は高めです。私はこれで米も計量しているので。熱湯が入れられて電子レンジもOK、数字が見易いのと大きいタイプは持ちやすさも売りだと思います。サイズに余裕があるので250ccたっぷり入れてもこぼれない所も良い所。
お醤油などの液体の調味料はスプーンで図るより、こういうカップに直接注いで計量した方がこぼしにくくて楽だし複数種類まとめてはかりつつ混ぜられるから便利です。なのでミニサイズの出番があるというのはそういう理由。
というわけでこれがベストというわけではないのですが、計量カップ自体は必需品です。計量スプーンも一応は持っていて、砂糖や塩を図る時には使うのですが、気に入っているわけではないし、適当に済ませちゃうこともあるので割愛。液体系は断然スプーンよりこっちの方が楽です。
10 フライ返し
ちょっとした料理なら、シリコンスプーンとシリコンヘラで適当にひっくり返したりするので、使用頻度は他のものと比べると低めですが、ホットケーキなど、どうにもならない料理もあるのでそういう時はこちらの出番です。こちらの何が良いってフッ素樹脂加工のフライパンを傷つけにくいのと、とにかく薄くて食材とフライパンの間に入り込み易いことです。ナイロン製のフライ返しってやけに厚みがあったりしがちなので。これ以外のフライ返しは使えないってくらい気に入っています。
11 魔法瓶
調理器具?っていう感じですが、冬場はほぼ毎日使っているので紹介。
1口コンロの部屋に住んでいた時は、朝起きたらor帰宅したらとりあえずお湯を沸かしてここに注ぐところからスタートしていました。調理にもお茶にもお湯って必要不可欠なので。
実のところ魔法瓶としての保温機能自体はこういったものの方が上。(こちらの色違いを持っていますが、夜入れたお湯が朝も温かいままなのです。上のポットでは冷め切っちゃっているのに。)
でも、私はこれをもっぱらお茶のお供、お代わり用のお湯の保温ポットとして利用しているだけなので、そこまでの保温性は不必要。
それよりテーブルの上に置いただけでパッと華やかになるこのデザインの方が断然大事。
子供の頃から憧れていたポットだったので、今でも使うたびにときめいちゃいます。
電気ケトルでその都度お湯を沸かすようになったら使わなくなるのかな?という気もしていますが、見るたびに惚れ惚れできるものなんてそうそうあるものでもなく、機能的に不足があるわけでもないので、壊れるまで長く使い続けたいなと思っています。ちなみにこちら、交換パーツもちゃんと売っているのです。長く使い続けられるようにしてくれているところも愛しています。
調理器具としても使っている保存容器(愛用している保存容器は別途紹介します)
12 スクリューロック300cc
よく料理番組で小さなボウルに薬味や調味料を予め入れてたりしますよね。私はこれをそういった用途にも使っています。気軽に使えるって素晴らしい。保存容器としては300mlが一番使用頻度が高く、ついで473ml、たまに730mlって感じなのですが、そういう用途で使うのは圧倒的に300mlかな。
13 ジップロックコンテナー
ボウルが足りないなーなんて時はこちらで代用しています。パン生地を作るのもこちらです。大きいと作業もし易いしこぼれにくいから安心なんですよね。
レンチン鶏ハムを作るときもこちらを利用したりしています。
大きすぎだろ!ってみた時には思うのですが、意外と重宝しているサイズです。
調理とは離れますが、最近多い、テイクアウト商品の包みが、液漏れしそうな簡易包装のお店の商品をいれる時などにも重宝しています。
消耗品
14 サンサンスポンジ
黒があり、水切れがよく、封を開けるまではかさばらないのが良いところ。ちょっと高いので最初は躊躇ったのですが、劣化が遅いので買って良かったなと思います。
15 ゴム手袋(中厚手で少しだけ大きい物)
なまものや汚れ物を触るのが苦手なので必需品。キッチンには調理用と掃除用の2つがあります。薄手の使い捨てのビニール手袋を使っていたら作業中に敗れたことがあるので、私は中厚手の使い捨てじゃないゴム手袋派。使い終わったら手にはめたまま食器用洗剤で手を洗う要領で洗ってます。
手袋をしてひき肉を揉み込んでいる途中に、お湯が沸いたからいったん手袋を外して火を止めて、それからまた手袋をして作業に戻る…みたいなことが調理中には結構あるので、あまりにぴったりとくっつくものより着脱しやすい大きさ&厚みがあるものの方が私は好みです。
逆に今は大活躍しているけど、次は買わないかもなあと思う物もあります。
その最たるものがヤカン。
実はミニマリストを目指していた頃に小鍋で代用できないかチャレンジしたことがあります。でも鍋でお湯を沸かすのは非効率的だし注ぎにくいし、調理で鍋が出払って居ることもあって大変でした。だからお湯を沸かす道具は専用のものがあった方が良いとは思います。
ただ一口コンロの部屋に住んでいた時はヤカンを火にかけちゃうと他の調理ができなくて、やりくりが結構大変でした。
だから次買い換える時はヤカンではなく電気ケトルを選ぶと思います。 (私が一人暮らしを始めた頃は、好みのデザインの電気ケトルがまだなかった頃だったので、消去法でヤカンを選択せざるを得なかったんですよね…。)
ちなみにヤカンってものすごく嵩張るので収納がとても大変なので出しっぱなしにすることの多いアイテムです。
だからもしヤカンを買うならデザイン的に納得をいくものを選ぶと良いと思います。
それにヤカンってまず壊れることがないので、長い長い付き合いになります。だったら最初に投資しても損はないのでは?と思います。
ちなみに上記の柳宗理のものはこれ自体は底面積が広く、持ちやすい取手なのでまあまあ使いやすいです。ただコーヒーポットなどと比べて注ぎ口が広いので、ドバッと注ぐには便利ですがコーヒーをいれるには調整が必要です。
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自炊の省力化、効率化を目指して、上記に挙げた以外のアイテムも割とあれこれ買っているのですが、不器用すぎるとその便利調理器具を使いこなせなかったりします。(そんなわけでピーラーやスライサーなどは実はあまり出番がありません。)
凝った料理を作るなら、他にも必要なものはいっぱいあるのだと思いますが、限界自炊、とにかく簡単な料理を生き抜くために作るだけ、という私の場合はこれくらいで概ね足りています。