こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

一人暮らし:結局よく使う食器とカトラリーはこれだった。

一人暮らし始めた当初は憧れが大爆発して、ブランドものだったり作家ものだったりをいろいろ使ってきたのですが、度重なる断捨離とその後のリバウンドで、結局よく使うのはこれだよね、っていうのがわかってきました。

春から一人暮らしを始める人も多いと思うので、一度まとめてみようと思います。

 

1 カレー皿

コレール ウインターフロストホワイト 深皿 J420-N CP-8924

コレール ウインターフロストホワイト 深皿 J420-N CP-8924

  • 発売日: 2013/05/01
  • メディア: ホーム&キッチン
  

 ポイントは

・カレーやパスタにちょうど良い深さ

・サイズが21〜22cm

・レンチンOK

 ってところでしょうか。洋食器の揃え方を検索すると、プレート(平皿)がまずは出てくることが多いのですが、実は平皿ってあまり使いません。私がよく使うのはカレーなどが入れられるちょっと深さがある(これは4cm)こういう器です。カレーだけでなくパスタやらワンプレートランチやらとりあえずこれ。食べる時も運ぶ時もレンチンする時も、こぼれる心配がないって素晴らしい。

また洋食器の揃え方を検索するとディナープレート(24〜26cm)が紹介されることも多いのですが、そのサイズだとトレーにそれしか載せられなかったり収納に困ったりテーブルを圧迫しちゃったりするので結局出番が多いのは21〜22cmの皿です。

リム(ふちの料理を載せない飾りの部分)が広くないというのも大事。

リムが広い場合はもうちょっと大きいお皿じゃないと量が入り切らなくなるのですが、大きければ大きいほど重くて不便になります。その分お洒落度は増すのですが。

レンチンOKが良いというのは、例えばカレーなどを冷凍保存していた時も、保存容器で全部解凍するより、半分くらい回答された段階でこういう器に広げで温めた方が短時間で済むし、油分に弱い保存容器がいたみにくいからです。

 

2 どんぶり

私はニトリで買った真っ白な直径18cmのものをヘビロテしています。(検索したら出てこなかった)

お料理好きならともかく「料理も片付けも面倒だがとりあえず自炊」ってタイプの私の場合、食器1つで一通りの栄養が取れるうどん、ラーメン、丼めしの出番が大変多いので丼が大活躍するのです。特殊な柄が入っていると、使い回ししにくいので、丼に関しては真っ白でよかったなと思います。

ツルツルの真っ白だと汚れが付着しにくいのも良いし、これも一応レンチンOKのものにしています。

ちなみに高台(お茶碗の底の脚部)があった方が持ちやすいですが、食洗機で洗った時に水が溜まりやすいという欠点もあります。

 

3 ガラスの小鉢 

サラダやお浸し、フルーツ、ヨーグルトやアイスなど、このくらいのサイズが便利です。陶器の物も持っているけれど、ガラスだと他の皿とのコーディネートがしやすいです。いくつか小鉢を持っているけどその中でもこれの登場回数が高いかな。 サイズ感がちょうど良いのだと思います。

 

4 小皿(15.5〜16.5センチの平皿)

食パンがギリギリのるサイズ。ケーキ皿、とりわけ皿的なポジション。

朝食、ティータイム、来客時に使うのがこのサイズのお皿。小さい分軽いし、食洗機でも場所を撮らないので気楽に使うお皿。このサイズも出番が多いです。上に上げているブラックパラティッシの皿は、本来はカップ&ソーサーのソーサー部分なのですが、このサイズが使いやすくって、カップは手放した今でもこちらだけはよく使っています。

 

5 KINTOの耐熱グラスのマグ&ティーポット

KINTO (キントー) UNITEA カップ 350ml 8290

KINTO (キントー) UNITEA カップ 350ml 8290

  • メディア: ホーム&キッチン
 

 

KINTO (キントー) UNITEA ユニマグ 350ml クリア 22911

KINTO (キントー) UNITEA ユニマグ 350ml クリア 22911

  • 発売日: 2012/08/20
  • メディア: Housewares
 

 (私はマグに関してはもう1サイズ大きい方のが出番が多いですが。)

耐熱ガラスなら熱いのも冷たいのも大丈夫。レンチンもできます。とりあえず1個持っておくと何かと便利。 KINTOのUNITEAシリーズはユニット式になっていてお茶こしなども揃えられるところが良いです。陶器のカップ&ソーサーも盛っていますが、普段よく使うのはマグだったりするんですよね。陶器のマグも持っていたのですが、口に触れるところが薄いほうがお茶が美味しく感じられる(とても個人的な感想ですが)のと、厚手の陶器のマグよりこういう薄くて軽いマグの方が手が不自由な私の場合は持ちやすい(特にこのUNITEAのシリーズは持ち手が大きくて持ちやすいのです)です。

お酒を嗜んでいた頃は、ワイングラスなども揃えていたのですが、ステムのないもので飲むと物足りなく、ステムつきを買ったものの、取り扱いに気を遣うし、収納も大変でした。持病のためアルコールが飲めなくなったらワイングラスは不便で使わなくなりました。

そんな中大きいガラスコップ系で今も手元にあって使うものはこちらかな。

この形は底が安定しつつ持ちやすいのが良いところ。夏場炭酸水を飲むときなどはなんとなくマグよりこっちのほうが美味しく感じられます。マグが食洗機に入っているなんて時には使っています。とはいえ基本的には最初にあげたUNITEAのマグだけで概ね足りているかな。

また、私はお茶もコーヒーも大好きなので、ティーポットを使わない日はないのですが、ポットに関してはライフスタイルによるのかなと思います。

ただ、ポットを1つだけ買うなら、匂いが残りやすい陶器のポットよりこういう耐熱ガラスのポットの方が紅茶にもコーヒーにも緑茶にも使えて良いのかなと。注ぎ口も細長いコーヒーポットみたいなタイプよりこういうデザインの方が洗いやすいです。

 

 

6 レンチンできる黒の汁碗(ちょっと大きめ)

私は百均で200円で買いました。軽くて割れにくくてレンチンできるのが良いです。

鍋のサイズにもよりますがお味噌汁って一人分は作りにくい(一人分の水量だと具が浸からない)ので二人分作って、2回飲むことが多いです。その時、鍋ごと冷蔵庫保管するのも、いちいち保存容器にうつすのも面倒ってことありますよね。

なので汁碗に残りを入れてラップして冷蔵庫に入れておき、朝レンチンするっていう流れが私は多いです。

ちなみに気張って買った漆の汁碗は、レンチンできないし食洗機不可なので普段はあまり使っていないです。上質なものって必ずしも便利ではないのですよね。身の丈にあったものを買うべきだとつくづく思います。(悪い品ではないので、心に余裕がある時に丁寧に使ってます。)

私は手抜き料理の時はご飯+具沢山味噌汁ってことも多いため、通常のお椀より少し大きめの豚汁などの時に使うサイズの方が出番が多いです。

これは人によって様々だと思うので、実家などで使っている汁碗の容量を実際に水を入れて測ってみると良いかと思います。

最初は気に入るものが見つかるまでは…と洋食器のガラスボウルなどを汁碗に流用していたのですが、なんとなくお味噌汁が美味しく感じられなかったので、脱ミニマリストした時に買い足しました。

 

7 ご飯茶碗 

え?当たり前でしょ?と思うかもしれませんが、 これもミニマリストをやっていた時は持っていなかった物の1つ。ご飯を食べる時は、洋食器のボウルなどで代用したりプレートに盛ったりしていました。別にそれでやっていけたので、必須というほどではないと思うのですよね。

でも、健康のために和食中心にした時、やっぱり食べて良い量が美味しそうに盛れる茶碗って大事だなと思って買い足しました。

 

8 木製角型トレー 約幅35×奥行26×高さ2cm | 食器・ランチボックス 通販 | 無印良品

ほぼ出ずっぱりで使っています。キッチンからテーブルに料理を運ぶ時に使い、普段は食器を乗せたまま食事をし、そのままキッチンに下げています。行ったりきたりの回数も減りますし、食べこぼしの始末の手間も減ります。

デスクワーク時もこちらにポットとマグを乗せっぱなし。うっかり倒してしまった時でも大惨事は免れます。枠があるって素晴らしい。トレーのない生活は考えられません。我が家のキッチンの作業スペースの横幅におきやすい横幅(これ以上大きいと大きすぎて置きにくい)で、かつ1食分の食器が一通り乗せられるサイズでちょうど良いです。他に丸盆なども持っていますが、毎日使うのはほぼこちらです。

 

9 豆皿 、手塩皿、醤油皿

私が持っているものとは異なりますが、例えばこう言った感じのものです。

美濃焼 和モダン取小皿 8柄組

美濃焼 和モダン取小皿 8柄組

  • メディア: ホーム&キッチン
 

 これはおまけ。なくても良いけどあると楽しいというもの。

小皿よりさらに小さな豆皿、手塩皿、あるいは醤油皿などと呼ばれるもの。醤油を入れたり、お浸しや漬物、薬味、あるいはおやつのピーナッツやチョコなどを乗せたりするのに使います。ティーバッグの置き場にも。

このサイズだと集めてスタッキングしても場所を取らないし、大皿などと比べれば価格も抑えめなので派手なデザインにもチャレンジしやすいです。他の食器がシンプルな場合良いアクセントになります。遊び感覚で替えて、意外と使い道が多いです。

今までは1プレートが一番楽!っていう考え方だったのですが、こういう小さなお皿にチマチマ料理をのせるスタイルは一見手の込んだ御馳走っぽく見えるところが良いです。お皿の柄で彩も豊かになるんですよね。食洗機だったら洗う手間も関係ないので食洗機導入後はよく使うようになりました。

 

 

その他経験談

*「最初は白」は本当か。

昔は「最初に揃える食器は白で統一すべし」という言説がありました。それに乗っかって、白のホテルで使われているようなものすごくシンプルなボーンチャイナのもので揃えた時期もあったのです。

が、白のシンプルな器で映える料理って、一流の料理人が作る色鮮やかな料理なんですね。素人の茶色っぽい地味な料理をのせるとあまり美味しそうに見えないのです。

それに白はコーディネートがしやすいともいうけれど、白のボーンチャイナはそれはそれで主張があるため、民芸っぽい陶器とはバランスが取りにくかったりもしました。それに単に白と言っても意外とメーカーごとに色が違ったり素材感が違ったりして、これまた合わせ方が難しかったり。

なので、白の食器が好きというならばともかく、そうでないなら無理に白にしなくても良いのでは?と思います。

ちなみに私の手抜き料理を美味しそうに見せてくれて重宝しているのは、大胆な柄が有名なアラビアのブラックパラティッシのシリーズです。

その他ターコイズ色の小鉢や紫のお皿も料理の具材と色がバッティングしないので、意外となんにでも合うし、茶色っぽい料理ばかりの時にアクセントになってくれて重宝しました。今はグレーなどのシャビーな色も流行ですよね。

テーブルコーディネートが気になるというなら、自分がよく作るメニューを思い浮かべてそれに使う皿をまずは1セット、トータルコーディネートした状態で揃え、そこからそれに合うお皿を増やしていけば済むのでは?と思います。

というわけで、白は白で美しいので、もちろん白で揃えるのも素敵ですけど、好きじゃないなら無理してまで白に拘らなくても良いのでは、というのが個人的な結論です。

 

*食器はペアで揃えるべきか。セット買いするべきか。

これも昔は「一人分だけでは嫁にいき遅れる」とか、バランスが悪いとかで言われがちな話ですよね。なので私も最初はペアから揃えましたし、いざというときに買い足しがきくシリーズから始めました。(ペアで揃えてもいまだにお一人様ですし、別にそれで良いのですけどね!)

が、ほとんど来客がない我が家の場合、同じものが2つあっても退屈。だったら違うものにした方が日々の食生活が楽しいのにな、と思います。それにペアで買っても来客が3人、4人となった時には新たに買い足すか、バラバラのものを使うかになるので、だったら最初から単品購入で良かったのでは?と。一人だけ違うのを使ってもらうのは悪いですけれど、最初から全員バラバラで好きなものを選んでもらうというカジュアルスタイルの方が気楽だなとも思います。(フォーマルな来客が多い家庭ならまた別の考え方になるのだと思いますが。)お子さん連れの来客の場合、場合によっては紙皿などの方がお互いに気楽ってこともあるので、無理に揃える必要なないのでは、と。

なお、「いざという時に買い足しがきく」を基準にすると有名ブランドのロングセラーから選ぶことになるため、選択肢の幅が狭まります。

ロングセラーだけあって使いやすい物も多いので、間違った選び方だとは思いませんが、実際のところ割れた時に買い足したりしたことはなかったりします。だってその頃には趣味が変わっていたりするので…。ただ同じもので揃えるとスタッキングは楽だったりするので、この辺は好みによるという感じでしょうか。

  

*百均で買うべきものと避けるべきもの

これも考え方はいろいろだと思いますが、割れ物と便利グッズは百均でも良いけれど、割れないものは百均は避けた方が…と個人的には思います。

壊れないから捨てられないけど、でもお気に入りでもなく微妙なものって、地味にストレスなんですよね。

私の場合、箸は食洗機OKの百均のものを重宝していますが、百均のティースプーンは微妙だったりします。ペラペラしていて口当たりがいまいちだけど壊れないから捨てにくい…という。

 

*カトラリーは投資しても!

百均の話の流れでいうと、ステンレスやシルバーのカトラリーは割れたりすることもなく、長く使うことになるので、お気に入りを買うのが良いと思います。ステンレスだったらそこまで高いものでもないですし。

ちなみにミニマリストをやっていた時は最小限の数で過ごしたりもしましたが、食洗機を1日1回利用する生活&脱ミニマリストな今は、複数持っていたほうが便利だと感じています。

特にティースプーンなどは調味料をとる時に使ったりもするのでいくつか持っていると便利です。

カトラリーも最初は同じものをペアで買ったりしていましたが、いろんなシリーズのものを持っていたほうが、料理や皿に合わせて選べるので便利です。

来客と言ってもランチやディナーまで一緒に過ごすことはほとんどなくせいぜいお茶くらいなのであれば、1セットだけ自分用に買い、複数持つのは来客時に使う可能性が高いティースプーンと、ケーキやフルーツなどを食べるのに使う小さいフォークに絞るというのも一つの手だと思います。

なお、拘って買ったシルバーのカトラリーは日常使いしていると変色してきちゃうので、たびたび手入れが必要になります。簡単なお手入れで済むとはいえそれすらサボる私には向いてなかったのかもなあと思います。普段使いならステンレスが気楽ですね。

私はティースプーンだけは趣味のものとして好きなデザインのものをシルバー/ステンレス関係なくちょっとずつ増やしています。どれを使うか選ぶのが楽しいし、それほど場所を取らないので。

逆にお箸(木製のもので特に塗りのもの)は消耗品なので、こだわりがないなら安価なものでも十分かなと思いました。

お箸に関しては同じものを複数もって居るとペアを作る手間がかからないし便利です。菜箸などに利用する場合は複数あった方が楽ですしね。私の場合、今は百均で買ったものを使っていますが、無印でセットで売って居るものも使いやすかったです。

 

*食器の形について

スクエア形やオーバル形はお洒落で良いのだけど、収納の際、スタッキングしにくいです。場所に余裕があるなら良いと思うのですが。

こう言ったものを買ってから円形の食器が多い理由がわかりました。変形のものってかわいいのですけどね。

 

*がちミニマリストやってた時の食器

がちでミニマリスト目指していた時、使う食器を制限して、最小限を探ってみたことがあります。その時のラインナップは

1 ブラックパラティッシ プレート21cm 1枚

 2 ブラックパラティッシ スープボウル

 3 耐熱グラスのカップ(当時使っていたのは廃盤だけどこれに似たやつ)

KINTO (キントー) UNITEA ユニマグ 450ml クリア 22912

KINTO (キントー) UNITEA ユニマグ 450ml クリア 22912

  • 発売日: 2012/08/20
  • メディア: Housewares
 

 4 箸とカトラリー

という感じでした。足りない時は適宜保存容器を利用したりもして。結論として、やってやれないこともないけど、作る頻度が高い手抜き料理の王道うどんやラーメンがスープボウルでは食べにくかったり、お茶をよく飲む私の場合はポットが欲しくなったり等で、上記にあげたラインナップになったわけです。

このラインナップの場合、お味噌汁もスープボウルで飲むことになるのですが、味噌スープって思える場合は良いのだけど、お味噌汁は汁碗じゃないと!と、洋食器を使うことに間に合わせ感を感じちゃう人には向かないと思います。

ちなみにご飯はプレートにランチプレートっぽく乗せたり、あるいは丼っぽくスープボウルに入れたりという感じで、これもご飯にこだわりがある人にとっては最適かどうか…。私は和食の頻度が少ない頃はこれで不満はなかったのですが。

まあ、なるべく数を減らしたいということであれば、上記ラインナップのプレートをカレーざらに変えた上で少しずつ増やすというのも手なのかなと思います。ブラックパラティッシは和洋中一通り合わせやすくレンジ可なので重宝します。