こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

R40 メイクの見直し

R40になって、今までのメイクがなんとなくしっくりこなくなりました。メイクオタクだったところからの断捨離を経て、そんなこんなで冬に盛大にリバウンド。また最新メイクをやたらめったら買い込んで、それでもなんとなくピンとこないのです。

断捨離して以来、ファッション雑誌からもメイク雑誌からもしばらく離れていましたが、そんなこんなで勉強し直し。

自分に似合うメイクはわかったからと、ある程度テクがパターン化していたのですが、一から試行錯誤中です。

そんな中でわかってきたこと。

 

・R40だからってカバー力が高いファンデを顔の全部につけるとかえって老け込む。

子供の頃厚化粧だなと思って眺めていた「参観日のおばちゃん」風になる。としをとれば取るほどカバー力があるもの、という考え方は多分私には合わない。

 

・だからと言って薄づき至上主義でも老けは誤魔化せない。隠すべきところは重点的に隠す。

私の場合は、小鼻の赤みと目の下のクマさえ隠れていれば、素肌が綺麗そうに見え、結果清潔で若々しく見えるようになる。逆にいうと、どんなに頑張ってメイクしてもこの2点が隠れていないと、ものすごく病的で小汚く見えてしまう。

 

・パウダーのふわっとフォギーな雰囲気が合う人もいればそれで老け込む人もいる。

老け込むのが私。なのでパウダーファンデよりはリキッドファンデの方が似合うし、たとえリキッドファンデを使っても、仕上げのパウダーは最低限の使用に留めた方が良い。

 

・テカリを気にしすぎてマットにしすぎると、こなっぽく見えるし老けて見える。

パウダー肌、マット肌が似合う人ももちろんいるけれど、適度なテカリが逆に顔に立体感を出して小顔に見せたり、艶となって若々しく見えるタイプもいる。私は後者。

そもそもR40になってオイリードライ肌がドライ寄りの普通肌になっているので、テカリ対策は特に不要。

 

・雑誌で推奨される、UV下地、下地、コントロールカラー、コンシーラー、ファンデ、パウダーのミルフィーユ塗りは、よっぽど時間とテクがない限りは、かえって化粧崩れの原因になる。

・そして化粧崩れこそが、老けて見える一番の原因。

・しかも若い頃は化粧崩れしててもそこまで酷くならなかったけど、年取ってから化粧が崩れていると、みすぼらしい&だらしない&小汚い&やつれて見えると最悪尽くし。

化粧品会社にとっては沢山買ってもらった方が良いのだろうけど、テクもなければ時間もかけたくない私にとっては、かえってありがたいことかも。

 

・上記の理由でベースメイクはあれもこれもと欲張らず、ポイントを絞って整える。

私の場合、もともと地黒で顔全体が日焼けしやすい代わり、シミやそばかすはあまりできない。よって顔全体をカバーする必要はない。

他方で化粧品かぶれして凸凹になった所の凹みがものすごく目立つ。これは粉っぽいものをつけたり、肌が疲れてくると特に目立つから、パウダー系よりはリキッド系をつけた方が良いし、いくら凸凹を誤魔化す効果が高いからと言っても、肌負担が大きいアイテムは避けたほうが良い。

また、皮膚が薄いせいで、クマと小鼻の赤みが目立つのが、やつれて小汚く見える最大の原因なので、どんなに薄化粧のナチュラルメイクを目指す日でも、ここだけはきちんとカバーする。

 

・コンシーラーを利用するよりカバー力のあるファンデをコンシーラーがわりにした方がむしろ隠せる。

クマや色むらはコンシーラーで、というのがメイクのお約束になっているけど、コンシーラーって色展開が限られる。肌色に合わないコンシーラーだと馴染ませるためにぼかして結局隠したいところが隠れなくなって、でも肌から浮く。仕方ないから上からファンデをつけて色むらを隠すと今度は重ねることによる崩れが起きてしまう…、結果隠したいところがかえって悪目立ちする上小汚くなる。

だったら肌色にあったファンデーションだけで隠した方が色むらも起きないし、アイテムを重ねないから崩れにくく、結果として長時間ずっと綺麗なまま。

 

・ハイライトの適切な位置を見直すだけで顔が変わる。

流行が変わっただけでなく、自分の顔が変わったのだからハイライトの位置は見直しが必要。

若い頃は目元目尻側のCラインと頬骨の高いところにつけるよう推奨されていたハイライトだけど、ほおが微妙に削げて出っ張って見えるようになった今、ここを強調すると逆にほおの下の影が目立ち、ゴツくてババくさく見えてしまう。

それよりも目頭、小鼻、頰を結ぶ三角地帯にハイライトをいれた方が、老け見えの原因の顔のくすみがパッと晴れ、顔にも張りが出て、若々しく見える。

ついでにほうれい線にうすーく入れるとほうれい線の凹みが目立たなくなってこれまた若見え。(ただしやりすぎは禁物)

 

・アイライナーとマスカラの色も要検討

顔立ちがはっきりしていたので、若い頃は黒より目の色に合わせた茶色の方が顔がきつく見えずにナチュラルになって良かったけれど、最近しっかりメイクをする時に茶色だとちょっと目元が弱く見えるようになった。

でも他方で、漆黒、特にリキッドタイプは、若い頃よりぼやけた顔に使うとそれはそれで悪目立ちする。

黒を使いたいならグレーがかったソフトなものか、ゴールドパールなどが入って顔なじみがよくなったものを選ぶのが良いみたい。

 

・アイライナーのつけすぎに要注意。目元をはっきり見せたいならアイライナーよりマスカラ

年配の方をみていると、ぼやけた顔をはっきり見せようとしているのか、アイライナーをかなり強く書いている人を結構見かけるけど、目元の皮膚が若い頃より緩むせいか、滲んでしまっていることが多い。

経験上メイクが濃い&崩れているは、2大老け見え原因(少なくとも私の場合は)。

だったら、アイライナーは控えめにして、マスカラで目をぱっちりさせた方が清潔で若く見える気がする。(特に私の場合アイライナーよりマスカラの方が滲まないので)

 

・アイベースは付けない方が良い。アイシャドウもアイベースを付けないことを前提に選ぶべし。

メイク雑誌では、目元のくすみを取ってアイシャドウの色を映えさせる&持ちをよくするためにと、アイシャドウベースが推薦される。

でも、老けてよりよれやすくなった二重まぶたに重ね塗りはご法度。テクもないのにあれこれつけるとかえって雪崩のようにメイクが崩れる。

老けたからこそアイシャドウベースをつけず目元のくすみを隠さない状態でつけても綺麗に仕上がる色&寄れないアイシャドウを選んだ方が、結果として若く見えるし、メイクも楽になる。

 

・アイシャドウのラメとパールの素材感は価格に比例するから投資するならアイシャドウ。

プチプラも好きであれこれ試したけれど、ラメとパールが、濁りなく透明度が高い発色をするか、ジャリジャリの粒感が目立たず、キラキラとミラーのように反射するかは価格に比例するなという印象。

控えめな光や、鈍い光が似合うタイプの人はプチプラでも良いと思うけれど、マットで粉っぽいものやくすんだ色合いが苦手な私の場合は、透明度が高くてキラッキラにひかるくらいのものじゃないと、顔の影が強調されてしまう。なので私はアイシャドウは投資した方が良いみたい。

 

・アイシャドウは流行よりも顔色に合わせる。(顔色にあった色が流行遅れに見えるなら潔く諦める。)

私の場合は、クマが目立つため青系の色を使うともれなくゾンビになる。瞳の色に合わせた赤茶色で光沢感が強いものが一番似合う。顔色に赤みが足りないからだと思う。

同様の理由で、洋服では紫やペールパープルも合うけれど、アイシャドウではアウト。紫みを足したい時もボルドーまでが限界。

また、パーソナルカラーではグレーが似合うと言われるけれど、これまたクマと呼応して老けて見えるからアウト。「くすみ」の要素はすでに十分顔にあるから足してはならない。似合うのはグレーではなく光沢感の強いシアーなシルバー。

他方で服ではもっとも顔色をよく見せる色で、かつ若い頃は似合ったホワイトシャドウは、今つけると90年代のアイドルの真似をR40がやっているイタさが出てしまう。

 

・唇の縁だけにリップの色が残っているのは小汚く老けて見えるからリップ製品は全体的にバランスよく色が落ちるものの方がかえって良い。

よってよれて唇の淵に溜まりやすいタイプのグロスはアウトだし、グロッシーなリップもアウト。意外なところではティントタイプも私の場合は唇の淵だけ色が強く発色するため、結果として、「唇が取れかかってて汚い」人になってしまう。

私の場合は適度な粘りのリキッドリップかねっちりとした感触のリップが合う。

 

・チークの付け方も年齢によって変える必要がある。

今までは斜めに入れると頬骨とエラが目立つので、まあるいブラシで、丸め目に幅広目にくるくるとブラシを回してつけていたけれど、そうすると中心部分の色が濃いめについてしまって、若作り感が出てしまっていた。

そうではなく、付属ブラシのように刷毛のような形状のブラシで、上から下にささっと掃くような感じで薄く薄くつけた方が、大人っぽく馴染んで見えて綺麗。

(他方でチークを抜くとげっそり見え、クマが悪目立ちするので、やっぱりチークは必須)

 

・眉毛は(流行にあった眉+顔の骨格にあった眉)÷2がちょうど良い。素敵だなと思う同年代の女優さんをみて研究。

若い頃は流行に完璧に合わせてないとおしゃれに見えなかったけれど、R40になると流行通りでも似合ってないとただの若作りに見えてしまう。他方で顔にあってるからと流行を完全に無視してしまうと、時代遅れになってしまう。

だから両者を足して2で割ったくらいがちょうど良い。同年代の女優さんが割と参考になる。

どの人も、流行遅れには見えないけれど、でもその人自身が一番魅力的に見えるように、すごくバランスを上手にとっていると思う。私は井川遥さんの眉が好き。流行よりちょっと長めの弓なりでオーソドックスだと感じる。