昔は100足を超える靴を所持していました。
が、ミニマリストブームに乗って何度か断捨離をしたこと、ライフスタイルが変わって必要な靴も変わったことから、現在はだいぶ数が落ち着いています。
ようやく「これだけあれば大丈夫」と思える数や種類がある程度見えてきたので今日はその話を。
私の理想の靴
のラインナップはこんな感じです。
1 白のニットスニーカー(できればゴアテックスなどの防水仕様)
基本の靴は白のニットスニーカーです。黒のパンプスじゃないの?って思われるかもしれませんが、今はスニーカー通勤もだいぶ市民権を得ているので、オンオフ両用できるスニーカーがまずは基本。
ミニマリストは黒の靴を基本の1足にすることが多いようですが、黒って意外と服を選びます。私は基本の靴とバッグは白にしているのですが、黒のバッグと靴を基本にしていた時よりも、服とのコーディネートが楽になりました。
レザーの方がきちんと感は出ますが、所詮スニーカーなので限度はあります。だったら履きやすくて履き心地も良くて洗いやすいニットスニーカーが断然便利。
そして、今のところ見つけられてはいないのですが、防水仕様になっていればレインブーツが必要ありません。
2 白のニットスリッポン。(または黒かグレー)(これもできれば防水)
1足だけを履き潰すのも一つの手だと思いますが、足のサイズに難がある私の場合、1足履き潰した後すぐに次の靴が見つかるわけではありません。
それに、基本的に靴は一日履いたら一日休ませるのが長持ちさせるコツと言われているので、普段履きの靴は2足持つことにします。
今の私は黒に白のソールのスニーカーを使っていますが、ぶっちゃけ2足とも白でも良いと思っています。
2足目はよりかさばらなくて持ち運びしやすいニットスリッポンが良いと思います。旅行時などにも便利ですし、お出かけ時に出先で履き替える時にも使えます。
3 つっかけ(サンダル。ゴムなど濡れても大丈夫なやつ)
ちょっとゴミ捨てなどという時にやっぱり便利なのがつっかけ。夏のワンマイルウェアに合わせるサンダルとしてや、旅行の時のスリッパ代わりにも使います。
夏の雨の日など、レインブーツよりも蒸れないし、拭けばすぐ乾くので、ゴムサンダルが便利です。
私はクロックスのサイプラスというシリーズが大好きで何足も履き潰してきています。これも黒、茶、白と使ってみて、白が一番便利だなと思いました。でも今はないのですよね。残念。
4 黒のパンプス(弔事兼用)(会社の置きパンプス)
ここでようやく黒のパンプスの登場。会社の置きパンプスにして、必要に応じて履き替えます。普段履きはスニーカーにしておけば長持ちします。なので冠婚葬祭兼用(といっても慶事に黒のレザーはどうかな?と個人的には思うのでもっぱら弔事用)。
そのために、なるべくシンプルな黒の表革で金具がついていないものにし、ヒールは低〜中ヒール。ヒールは細い方がエレガントだけど実用重視で太いチャンクヒールにします。仏事関係、何かと足場が悪いことが多いし、仕事の時も足元が気になるのは面倒くさいので。
5 黒のパンプス(替え用)
黒のパンプスも、いざという時必ず必要な物なので、スペアを1つ持っておきます。
26cmの大足で尚且つ足の形が標準から程遠い私の場合、必要になった時にすぐに履ける靴が見つかるわけではないので。
6 慶事用兼お出かけ用パンプス(慶事兼用)→今の私ならネイビーのパンプス。
慶事の際は個人的には黒を避けたいのでカラーパンプスを選びます。
私は改まった席ではブルー〜ロイヤルネイビーのワンピースを着るので、現在はネイビーのパンプスを重宝しています。
以前はゴールドのパンプスとゴールドのバッグのセットが大活躍だったのですが、R45になってそこまで華やかな物を選ばなくても良いかな?と思うようになりました。もうちょっと歳を重ねてローヒールのパンプスやオペラシューズを選ぶようになったらマノロのハンギシのようなビジュー付きの物を選んでも良いかもしれません。
7 休日、軽いお洒落用のパンプス→今の私の場合は白のヒールパンプス
突き詰めると不要ではあるのですが、5のフォーマル用の靴を長持ちさせるためと、いざというときに困らないために、1つ用意しても良いのかなと思っています。
これも昔はお出かけ=ハイヒールのピンヒール!という考え方だったのですが、最近はそうじゃなくても良いのでは?と思うように。
仕事着はパンスを原則としマニッシュな格好をしている反動で、お出かけ事は割とエレガントなスカートorワンピーススタイルが多いので、トラッドよりのローファーなどよりチャンクヒールのパンプスの方が相性がよく、その上でよく使うお出かけ用バッグが白なので、とりあえず白のパンプスを。靴とバッグの色を合わせるのは手堅すぎてものすごくお洒落って感じにはなりにくいのですが、ものすごく失敗したって感じにもなりにくいので、無難に揃えようと思います。
昔のお洒落指南本だと、基本の靴としては黒のスティレットヒールとエナメルのベージュのパンプスが筆頭に上がっていたものですが、意外と私のファッションには馴染まなかったです。
オプション
8 お出かけ用のレインブーツ
レインシューズはゴアテックス素材のスニーカーまたはスリッポンとゴムサンダルで十分といえば十分なのですが、ショート〜ミドル丈のレインブーツがあると大雨の時に便利です。また、その時は少しエレガントなスタイルのものにしておいた方が、雨の憂鬱さが吹き飛びます。
ゴム長靴が流行った時に、数足ロングブーツ型を使っていましたが、ゴム長靴ってかかとの作りが大きいものが多く、かかとが細い私の場合、靴下を履いても靴擦れが気になりました。そして靴下を履くとものすごく蒸れます。しかも重い。雨が上がった時に履き替えることができないとかなり辛かったです。
なので、通勤&カジュアル用の雨用の靴は、ゴアテックス素材のスニーカーやスリッポン、ゴムサンダルにして、大雨の時の膝周りの濡れは割り切って諦めてしまった方が良い感じ。
おでかけ時は、目的地まではそういうスニーカーで、目的地におしゃれなパンプスに履き替える、という手もあるのですが、外歩きを伴う外出だとそういうわけにもいきません。お出かけ用のレインブーツの出番、というわけです。
そういう用途なので、ヒールはあった方が望ましいのですが、滑ると怖いので太いヒールが大前提になります。お出かけ事のファッションに合わせることを考えると、ネイビーか白が良いのですが、なかなかないことを考えると黒にしておいて、洋服の方を靴に合わせる形になるのかな、と思います。
9 スノーブーツ
これもゴアテックス素材のスニーカーまたはスリッポンがあれば基本的にはいらないのですが、地域によっては必要なのかなと。私はというと、現在の住まいでは一年に1度出番があるかどうかという感じなのですが、転勤の可能性もあるし、雪の中の旅をしたいという願望が消えてなくなったわけではないので、買い足す必要はないけれど、捨てるほどではないなと思って手元に残しています。
10 その時々でとびきり好きな靴を1足
元々は靴好き、そしてレザー好きなので、ときめく靴のタイプは他にもいろいろあります。なので1足くらいは遊びの靴があっても良いかなと。
例えば私は
・飴茶色の編み上げヒールパンプス
・飴茶色のヒールサンダル
・飴茶色のローファー(ウイスキー、コニャック、タンなどと呼ばれる明るい茶色のレザーがどうしようもなく好きなんですよ…)
・白のヒールサンダル
・ゴールドのビジューつきハイヒールのサンダル
などが大好き。
とはいえ自分のライフスタイルを見直してみると、意外と出番がないのですよね。この辺は余裕があったら取り入れても良いけれど…って感じになります。でもそういう靴も一足くらいはあっても良いかなと思うのです。
昔は飴茶色の乗馬ブーツなども偏愛していたのですが、そちらは重さに耐えきれなくなって手放しました。履けるうちに履いてよかったなと思うし、好きな靴を存分に楽しんだおかげか未練は全くありません。だから、完全に合理性重視でミニマリスティックにする必要はなくて、予算とスペースが許す範囲で寄り道するのもありかなあとは思うのです。
完全なミニマリストを目指していたときは10足なんて多すぎる!って思っていたのですが、私の足の特殊事情と靴フェチ度を考えたら、これくらいがちょうど良いのかなと思います。
手持ちの靴はまだまだ多くて、上記に当てはまらない物だったり、上記に当てはまるけど同じタイプのものが複数あったり…という感じ。
ただ私の場合、足のサイズも形も標準から程遠く、靴探しがとてもとても大変なので、安易に処分するのではなく、それらも徹底的に使い倒しながら、数を適正まで持って行けたらなと思います。