こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

ファッションの投資アイテムの見直し:今後のお買い物のルールを決める

ファッションアイテムの見直しをしているのですが、つくづく一生ものってないなあと思います。

一生ものなどないこと自体は結構前から気がついていたのですが、そうなったあとでもこれなら使うだろうと思って買った投資アイテムがほとんど使われないままになっていたりします。

今日はそういう私にはミスマッチだったアイテムと、実際によく使っているアイテムをここに記録し、今後の買い物に役立てたいと思います。

 

1 使えるアイテムだと思って買ったけど「今は」あまり使えていないもの

  1. 黒のちゃんとしたハンドバッグ
    誰しもが1つは持っているべきバッグだなと思って買ったのですが、おしゃれしてお出かけする機会もないし、体調が悪いと持ち歩くものが多くなるので小さいハンドバッグは使わないので、買ってだいぶ経つのに実は数回しか使っていません。買うまですごく考えて買ったはずなのに。
  2. 黒の通勤用革バッグ
    誰しもが持っているべきアイテムとして挙げられることが多い黒バッグですが、実際のところすごく使いにくくないですか?
    仕事とプライベートの両方で使えることがその理由とされたりするけれど、結局中途半端になるし、黒って実はすごく主張が強い色なので、何にでも合わせやすい、は嘘だと思います。
    それに追加して本革だと雨の日は使いにくい上天気によってバッグの色を替える余裕が無くなったこと、そもそも重い革のバッグが持ち歩ける体調じゃなくなったことから、買ってだいぶ経つのにこれまた数回しか使っていません。
  3. ゴールドのアンテプリマのバッグ
    結婚式のピークの時にそれ用のバッグに帛紗が入らずご祝儀泥棒に遭ったことから買ったもの。華やかにしたい時は鉄板で使えていました。それ専用のバッグと違い一通りの荷物も入り、普段のお出かけ時などでも使える優秀バッグだと思います。
    ただ結婚式のピークが終わりかけた時に買ったので最も活躍する場面がそもそも減ってしまっていたこと、持病と怪我でお出かけが減る&重いバッグが持てない&小さいバッグだと必要なものが入らない、となってしまったことからここ数年はほとんど使わなくなりました。
    物が悪いというよりは買うタイミングが遅すぎた、というのが私の結論です。大体結婚式のピークってあるので、最初にそれ用の服を一式揃えるときに投資しておく&ガンガン普段使いもしていたら良かったなと思います。
    でもいざという時にこれがあると安心なので処分する気はないですけどね。
  4. 黒のパンプス(1つ目は使っているけど2つ以上は使わない)
    黒のパンプスもマストアイテムとして挙げられることが多いけれど、本当か?って思います。
    仕事にも使えるようなパンプスだと真面目になりすぎちゃって休日おしゃれにはあまり合わなかったりするし、黒という色が前述の通り言うほど容易く使える色じゃないように思います。
    そうは言っても私は黒をベースカラーとしていた時代もあるし、パンプスが似合うエレガントファッションが好きだったことから以前はそれなりに愛用してデザイン違いでいくつも持っていました。が、黒をベースカラーに選ばなくなったこと、めまいが頻回になりピンヒールが履けなくなったことからその後だいぶ処分しました。
    とはいえ冠婚葬祭や仕事でもきちんとしなければならない時にはやはり黒のパンプス、という固定観念はあったので、黒のパンプスでシンデレラフィットの靴を見つけた時に思わず3足まとめ買いました。でも流石にそれは多すぎ。その後黒のパンプスの出番自体が減ったため、予備を含めて3足は不要でした。
    今となっては黒のパンプスは黒のパンプスじゃないとダメっていう時にしか履かないので会社に1足(今は通勤自体はスニーカーでしているので)+冠婚葬祭用に家に予備の1足くらいで十分だったと思います。
  5. ゴールドのピンヒールのパンプス
    それまでの経験でフォーマル用にゴールドのパンプスは便利だったので、投資して超良いものを買ったのですが、買った頃から結婚式等のお呼ばれも、自分のお出かけも減り、尚且つめまいが頻回になってピンヒールの靴は履けなくなりました。
  6. 白のピンヒールのパンプス
    それまでの経験で白の靴があると便利だなとは思ったものの、これを買った当時はなかなか見つからず、それで妥協してピンヒールの靴を買いました。がこれも前述の通りめまいが頻回になってピンヒールがどうしても無理になり履けなくなりました。最終的にフルオーダーで白のパンプスを作ってそっちは活躍しているので、中途半端に妥協してこれを買うよりは理想通りのものに投資した方が良いと思います。
  7. バレエシューズ(黒、グレー、ゴールド)
    バレエシューズもおしゃれの定番アイテムとして挙げられることが多いけれど、ぶっちゃけソールが薄すぎて歩きにくいし、がっしり体型には似合わないよね?と今なら思います。
    私の場合はピンヒールで一日歩くのが大変ということでお出かけ時予備でバッグに忍ばせるために買い、持ち歩くこと自体はそれなりにあったのですが、疲れた足にバレエシューズは別に優しくなかったです。それだったらその分の予算を最高に足にあうパンプスに投資すべきだったなと今なら思います。(まあ大足の靴難民でそうそうすぐに出会えるわけでもなかったというのもありますけどね)
  8. 一生物のロングブーツ
    ロングブーツは存在自体が好きだったのですが、単純に重さに限界を迎えて履かなくなりました。一生物と思わなければ買えない価格のものは分不相応なのだと思います。でもまあ本気で好きだった時にガンガン履いたので、これに関しては元はとったなと思うけど。
  9. ゴールドのアンティークロレックス時計
    ファッションアイテムに使う金属の色をゴールドに統一したかったので、投資して買いました。が、アンティークだと防水性に乏しく、気を遣うのが面倒でほとんど使いません。完全にフォーマルな場だとそもそも時計がマナー違反だったりもしますし、今現在は普段はApple Watchなので今後の出番はないと思います。
  10. ステンレスのロレックスのボーイズサイズの時計
    こちらもアップルウォッチに移行した今は全く使っていません。Apple Watchライフログを取るようになると、なるべく毎日使いたくなっちゃうのと、アクセサリー類の地金の色をゴールドに統一するようになった能登で使わなくなってしまいました。
    ただアクセサリー類の色をゴールドにしていなかった20代の頃は毎日愛用していたので、元は取ったようにも思っています。成人のお祝いとして買ってもらい、当時はゴールドミックスのものは年齢にあってなかったからステンレス一択だったのですが、今使うならゴールドとステンレスのミックスで、かつもうちょっと小さめのものを選ぶかなとも思います。そうは言ってもこれのデザインもすごく好きなんですけどね。
  11. ガーミンの時計
    Apple Watchを買う前に使っていたのですが、合わずにやめました。がちでスポーツをやる人にはアップルウォッチより向いていると思うのですが、引きこもり生活をしているとGPSが作動しなくなり、時間も合わせられなくなります。引きこもり闘病生活中の日常生活のログを取るには向いていませんでした。スポーティなデザインなので合わせる洋服も難しかったです。それだったら多数派の選ぶApple Watchを最初から選んだ方が良かったのかなあと。でもまあ当時は性能差が激しかったからなんともいえないですけどね。
  12. カシミアの黒のコート
    買った当初はそこそこ使っていたのですが、その後持病と怪我が悪化し、重いコートを着ると気持ち悪くなってしまい、また道中で倒れることもたびたびあったことから、気を遣う上質なコートより、アウトドアブランドのガンガン洗えて軽量のコートしか使わなくなりました。
  13. カシミアのキャメルのコート
    黒のコートと同様の理由です。
  14. (自分のベストではなかった)ワンピース
    ベストのワンピースに出会うまで、ちょいちょい妥協して85点くらいのワンピースを山ほど買いました。が結局何かしら満足できず、ずーっともっと良いものを探し続けていました。85点のワンピースの後に86点のワンピースを見つけてそっちを買うと85点はのものは使わなくなり、じゃあ86点で満足するかというとそれもなく、今度は87点のワンピースを買うという。それだったらベストに出会うまで買わないという選択をするべきだったなと思います。
  15. (自分のベストではなかった)白ジャケット
    ツイードのジャケットが羽織ものとしてベストだと気がついたタイミングがあったのですが、持っていたのがネイビーで色合わせが大変で、それだったら白のジャケットが欲しい、となりました。でも元々肩幅が広くジャケット探しが大変な私にとって、基本職でない白ジャケットはそもそも着れるものを見つけるのだけでも大変。でワンピースと同いく80点を超えれば良いやという感じで無駄に色々買ってしまいました。実店舗で見つけられなかったから、試着もせずに海外から買って失敗したりして。
    白ジャケットは今でもベストのものがあったら欲しいなと思うけれど、体型に難がある場合は、実店舗で買うか、返品システムが使いやすいネット通販を利用するかのどちらかにしないと無駄が多いなと思いました。
    しかもそうこうするうちに更年期ののぼせと多汗の症状が訪れたため、羽織ものを利用する機会自体が減りました。なのでなくてもやっていけているという。バカみたいだったなと今では思います。流行ど真ん中の時はサイズ展開もデザイン展開も豊富なので自分の好みのものは見つけやすいけどそうじゃないアイテムは選択肢が限られます。限られた中で探してもなかなかベストは見つからないので、今すぐないと困るというのではいなら、潔く諦めて、本当に好きなものに出会うまで待つのも大事だなと思いました。
  16. 黒ジャケット
    必ず一枚は誰しもが持っているべきマストアイテムとしてよく挙げられていますよね。でもオフィスのカジュアル化が進んだ今はそうでもないなと思います。
    オフィス向きに必要に迫られて買うとしても、作業着として使い倒せる価格で、高級素材のきちんとした作りのものというよりはカーディガンくらいの気軽さで着られる機能性の高い素材のものを選んだ方が良いなと思います。
    おしゃれアイテムとして黒ジャケットが好きな人が好きなものを選ぶのは素敵だと思いますが、そうでない人が無理に選ぶものでもないなあと。
  17. カシミアのニット
    愛用していた時期もあったのですが、プチプラブランドのカシミアのニットは年々ゴワゴワチクチクしてきてカシミアの意味がなくなっているような。他方で本当に良い素材のものはそれなりのお値段がするので取り扱いに気を使うわりに、ニットという存在がカジュアルアイテムとして位置付けられているので、どんなに良いものを選んだとしてもお出かけ着にはなりにくいです。あと最近はインナーで温度調節をすることが多くて、そうすると肌に直に触れるのはインナーだったりするのでカシミアの良さを味わえる機会がなくなったような。
    あとカシミア100%のニットはふわっとした良さを活かすためのデザインと厚みになっていることが多いのですが、骨格ストレートだともうちょっと体にスッキリよりそうハイゲージのニットの方が似合うことが多いな、というのも気付きでした。
    更年期の多汗症状に悩まされるようになると、家でガンガン洗えるものでないと無理になったというのも大きいです。高級カシミアをTシャツくらいの気軽さで雑に扱える財力はとてもじゃないけれどないので、私には分不相応だったなと今になって反省しています。(反省しているうちにサイズアウトしちゃったしね…)
  18. 繊細なハイゲージの高級ニット
    そんなわけでハイゲージの高級ニットに手を出したこともあったのですが、これもカシミアの高級ニットと同様の問題が。
    サイズアウトも同じくです。一生体型を保つ覚悟がある人以外は洋服は絶対に一生物になり得ないのです。
  19. 繊細なコットンのシンプルな高級白シャツ
    シンプル白シャツもマストアイテムの1つとして挙げられることが多いもの。
    でもこれぞ、本気のおしゃれさんのための上級アイテム、というのが私の結論です。
    前はシンプルな白シャツが割れながら似合っていると思っていたので、白シャツにはだいぶ投資しましたが、体調を崩すようになるとアイロンの余裕がなくなり、良い素材のシャツは全く着なくなりました。で放置している間にサイズアウト&謎の黄ばみが出現という自体。
    そもそも白シャツは仕事着オンリーでしか使えず、一度気張って普段着に下ろしたものの、即汚してしまい、汚さないように気を使うと今度は普段の生活が息が詰まってしまい。
    ちなみに、それならばと機能性素材のプチプラシンプル白シャツを選んだこともあったのですが、そうしたらリクルートシャツを着たおばさんが鏡の前にいました。シンプルって難しい。

どれも物が悪いというよりは、

・世間がいう「マストアイテム」に振り回されすぎて自分との相性を見極めていなかった

・迷って買うタイミングを間違えたこと

・買い方を間違えたこと

・自分の分を弁えていなかったこと

の4点が問題だったなと思います。

なので今後の買い物のポイントとして

  1. 「今」の「自分」に取って使用機会が沢山あるか
    未来の自分は今の自分の予想と異なる状況に置かれている可能性があるから、今を基準にし、かつ平均的な背格好&ライフスタイル&好みじゃないあくまで「自分」を基準として考えるのがポイントかなと。
  2. 「今」の「自分」にとって(使用機会は少ないとしても)絶対に必要なのか
    いつか使う、は使わない可能性もあるし、今すぐ必要なのに迷って後から買ってももう遅い、というものがありますね。絶対に必要なのに妥協して他のを買っても結局不満が残って後から買わざるを得なくなり、その時には値上がりしていたりするなんていうこともあるので、絶対に必要だと思えるものがあったらそれはその時買うべきだと思います。
  3. 何はともあれ試着する
    ちゃんと試着して似合うことを確かめられているか。通販の場合は確かめて合わなかったときに面倒くさがりの自分でも返品できるシステムになっているかを確認し、必ず試着してから買うのが大事だなと思います。NIKEZARAは通販でも試しやすいシステムで良いですね。
  4. 本当に100パーセント好き?(特におしゃれ着)
    作業着として着る仕事着はコスパや機能性が大事なのでお気に入り度は85%でも納得できて、実際結構活躍したりもするけれど(しないことも多いからもちろん100パーセントすき!って思える方が良いけど)、使用頻度が少ない上、自分を一番良く見せたいおしゃれ着は妥協しても満足できなくて永遠に似たのばっかり買っちゃうから無駄。
  5. 今後3年で使えなくなったとして、無駄になったと思わないで済む価格か
    そのくらいの価格が身分相応の価格だと思うし、分不相応の価格のものは結局使いこなせないです。特に洋服はサイズアウトの問題がつきまとうので、「今後3年」を基準にするのが大事だと思います。

を意識したいと思います。

 

失敗から学ぶのも大事だけど、成功から学ぶのも大事なので、次にここ3年間で大活躍しているアイテムも挙げておきますね。

 

2 買ってよかったと思う元取れファッションアイテム

  1. 白のスニーカー(ランニング初心者用、トレラン用で自分に合う木型)
    今は通勤はスニーカーにしています。最初はおしゃれスニーカーも視野に入れて探していたのですが、おしゃれスニーカーとスポーツ用とでは足の楽さが全然違う!
    どうせスニーカーを履くなら最高の履き心地の物が良いと思って片っ端からかなりの数を試しました。
    足に優しいことで有名なブランドでも木型が合わなければ普通に靴擦れするから、世間の評判より自分との相性を大事にすべきというのにまず気がつきました。日本人には日本ブランドとかも言いますけど、日本ブランドが合わない足型の人もいるので、まずはいくつか試すべきだと思います。ランニング初心者用は普段使い用のスニーカーや、ウォーキング用のもの以上に、故障予防のためにクッション性がとても高くて踏み出しやすいものが多いなと思いました(上級者用は軽量化のためにクッション性は控えめになっていることが多いです)。またトレラン用はランニング用より作りが固い代わり滑り防止だったり防水だったりと機能が優れていることが多く、それでいてハイキングシューズより軽量です。そのほかテニス用、フットサル用、バスケ用なんていうのも一応試しましたが、私のように普段使いで楽を求めるタイプには上記の通りのランニングの初心者用、トレラン用が一番しっくりきました。
    色に関しては白は汚れが目立つと言われればそうなのですが、それ以上に洋服との色合わせを考えなくて済む楽さがあって、黒よりずっと出番が多いです。革ではなくてニットスニーカーや布製スニーカーを選んだので、白でも丸洗いできてそこそこ長く使えています。
    なおゴアテックス素材だと雨でもいけます。降水確率30%くらいの時だと、雨用ゴム靴を履くのもなあってなって普通の靴を履いて帰り雨でグシュグシュに濡らしてしまうという失敗を数多く重ねてきたのですが、それがなくなりました。
  2. 白のゴムサンダル(クロックス、メリッサ)
    ちょっと厚底&ヒールがあって、ビーサンほどどカジュアルじゃない、くらいのデザインの白のものが大活躍しています。クロックスのサイプラス3で白を見つけた時に買ってこれは便利とまとめ買いしたものがとうとう尽きてしまいそうになったところ、メリッサで限定で見つけて、これがちょうど良くて助かっています。
    何が良いって、夏の蒸れる時期の雨の時に気軽に履けること。厚底だと多少の水溜りでも被害に遭いにくいですし、足が濡れても拭いちゃえば良いし、汚れてもさっと洗えるところが本当に便利。
  3. 白のパンプス(フルオーダー)
    チャンクソールでテカテカしないクリーミーな白の本革で足の形に合うパンプスを木型から作ってもらいました。投資額はすごかったのですが、ハイヒールなのに1日歩いてm疲れないのですごく助かっています。過去の数々の失敗から自分にとって毎日でも使いやすいデザインを把握できていたのも良かったのかなと思います。
  4. ゴヤールの白のサンルイPM
    白いバッグは白いスニーカー同様、服の色合わせを気にしなくて済むのですごく楽です。ダークな色の服にはアクセントになるし、淡い色のコーデの雰囲気も壊さないです。
    白のバッグ素材はキャンバスか革が主流なのですがいずれも重く、でも軽量のナイロンはあまり見かけないところ、ゴヤールは本革ではなく、特にサンルイはとにかく軽量だし、表面は加工されているから多少の雨は弾くし、全部キャンバス地のバッグと違ってどカジュアルにはならないところも使いやすいです。
    よく便利なバッグというとしきりやポケットがいっぱいあったりしますけど、私は仕切りが多いと逆にどこに何を入れたか忘れて中身を移し替える時に移し替え忘れて困ったりするタイプ。あと仕切りが多いと収納量が減り、ポンと入れたものが仕切りのせいで中まで入らなくてぽろっと落ちちゃうなんていうことも発生したので、これくらいシンプルな方がむしろ便利です。
    ブランドのモノグラムが全面に押し出されているのは本当は私の好みじゃないので、白のバッグは他にも色々試したのですが、結局不動の1位はこれ(と次のエルベのPPバッグ)です。便利さに負けて使っています。
    また、ブランドロゴも悪い面ばかりじゃなく、特にゴヤールはブランド物を嫌う人にはあまり知られていないブランドで、でもファッション好きには知られているから、洋服屋さん等では「ゴヤールを買える人」の扱いを一応受けられる、という効果があり、この微妙な塩梅がちょうど良いです。ファッションに気を遣う余裕がない時の方が、ブランドネームを利用するメリットがあったりします。いますもんね、相手の持ち物を見て露骨に態度を変える人。それを是とする気は全くないのですが、そんなクズに不快な思いをさせられるのも腹立たしいですし、それがブランドロゴで避けられるなら、一種のお守りとして利用価値はあると思います。
  5. エルベ・シャプリエの白のPPバッグ
    レジャーシート素材の休日用バッグ。これまた白を愛用しています。とりあえず白のバッグは合わせる服を選ばないのでとにかく便利なんですよ。平日とお出かけはゴヤール、近所の行ったり来たいはエルベという使い分けをしています。
    何せレジャーシート素材だから雨にも強いし気を遣わないし何より軽量です。サイズ違い・持ち手の色違い・デザイン違いでついつい買い集めましたが、体の大きい私は小さいファスナー付きポケットがついているやつが一番便利だなと思っています。持ち手がもうちょっとだけ長いと良いなと思っていましたが、分厚いコートじゃなければ肩掛けも一応できています。小脇に抱えるなら、むしろこのくらいの方が持ち歩きやすいかも。ただ長いタイプも今はあるようなので、次はそっちも試したいかも。
  6. カルティエのスリーゴールドのリング
    ここ数年どころかもう20年以上つけています。年齢を問わないし、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドが使われているから他のアイテムの地金の色も選びません。価格高騰がすごいことになっているので、若い頃に投資して良かったなと思います。可愛いデザインだったり若い子向けの華奢なアイテムではなく、自分のがっしりした指に合う自分の普遍的な好みに合うものを選べたのがポイントかなと。とんがったところがないのでつけっぱなしでもタイツやストッキングを履くときに全く困らないし、つけていてもさりげなくて嫌味にはなりにくいけど、ファッション関係者はだいたい知っているブランドなので、お買い物に行った時につけていると舐められないという効果もあります。
  7. ゴアテックスのアウトドアブランドのシンプルデザインのコート
    アウトドアブランドのコートは軽量で体が動かしやすいので肩が凝らず、ポケットもしっかりしていて、防風性と透湿性に優れているので着ていて寒すぎることもなければ蒸れることもなく、畳みやすいので温度に合わせて脱ぎ着するのもとても楽です。街で着られるカジュアルすぎないシンプルデザインのものを買ったところ、あまりに便利すぎてこれしか着れないというレベルになりました。同ブランドの同素材で色違い、丈違いを揃えてずーっとそれを着ています。もう5年以上は着ているような。流行の先端というわけじゃない代わりに流行遅れにもなりにくいところも良いですね。年配の方ほどファッションがカジュアル化する理由は機能性なんだなあと痛感します。
  8. ユニクロのメンズのコットンのアンクルパンツ
    何せユニクロなのでガンガン使えてガンガン洗えます。ポケットもでかい。コットンがそこそこ厚手なので下着のラインも出ないし、オールシーズン履け、10キロ以上の体重増にも耐えてくれています。レディースは化繊しかないしサイズがシビアなので、そこはメンズの方が優れているなと思いました。パンツだとストッキングを履かなくて済むのも嬉しい。カジュアル化したオフィスにはこれで十分対応できました。
    ただアンクルパンツの流行に翳りが見えているのと、流石に長く履きすぎてボロくなって着ているので、来年再来年を目処に次はどうするか悩んでいるところもあります。
  9. 化繊の白の7分袖で襟ぐりが開いたブラウス
    仕事着として大活躍です。また白かっていう感じだけどまた白です。
    とりあえずトップスが白で文句を言う人はいませんし、ボトムの色に悩みません。ただ白は汚れが目立つし、化繊は劣化も早く寿命は短いため、安いものから安っぽくないものを選ぶのがポイントだなと思いました。
    それに気が付かず、高いのを買ってすぐに汚して無駄にしたりもしたのは反省点ですが、ジャンルとしてはものすごく便利でこれからもしばらくは買い続けると思います。
    素材については、30代まではコットンを選んでいたのですが、歳を取ったら白のコットンカットソーだと肌着っぽく見え、白のコットンシャツはアイロン必須のものは面倒だし、アイロン不要の加工がされているものはリクルートシャツっぽく見えてしまう。それを避けるためにデザイン性が高いものを選ぶと今度は骨格ストレート体型の私には着太りしやすかったりとなかなか難しく。それだったら100点満点ではないけれど、家でガンガン洗ってノーアイロンで着られてそこそこ年齢肌にも合う化繊で良いやとなりました。
    その辺は、私のおしゃれ参考書でもある、この本でも書かれていました。

     

    襟ぐり回りに関しては、襟がない方が私の手持ちの羽織ものとのバランスは撮りやすいかな。あと襟ぐりがガバッと開いてボタン不要で着られるやつの方が肩周りがキツくなる年代には便利ですね。
    7部袖だとオールシーズン切られるのも嬉しいところ。消耗品として安いものをオールシーズンガンガン着て着倒して循環させるのがちょうど良いアイテムなのかなと思っています
  10. 5部袖のネイビーのコットンジャージーのロングワンピース
    これはずーっと探していてようやく昨年出会った物です。コットンジャージーなので多汗でも家でガンガン洗えアイロンも不要なので便利。昔は膝丈が良いと思っていたのですが、ロング丈だとペチパンツが履けるし、生足でも悪目立ちしにくくて春夏ワンピはロングも良いなと見直しました。
    袖があると着られるシーズンが長いのも助かっています。
    シンプルネイビーだとそこそこきちんとして見えるので、コットンだけどちょっとしたお出かけにも使えるので、買ってからは5〜10月のお出かけは全部これ頼りなので同じものを買い足しちゃいました。
    若干ウェストに絞りがあるので、カジュアルになりすぎず、着太りもしにくい一方、海外ブランドで大きめに作られているので、太っても気楽に着られるのもありがたいです。もっと早く出会いたかった…!これで7部袖のもあったらオールシーズン着られるなあと思って、同ブランドのサイトを今定期的にチェックしています。
  11. Apple Watch
    機能としてはすぐ充電をしないとダメとか、スマホ並みに買い替えが必要とか色々思うことはあるのですが、純正のステンレスのベルトがとても付けやすく、物によってはかぶれる私でも使えているのでそこは気に入っています。防水なのでつけていて気楽なのも良いです。
    ファッションコーデ的にどうなの?って思う時もあるのですが、ベルトの色さえ無難な色を選んでおけば、Apple Watchだとなぜだか許されちゃうんですよね。
    綺麗めコーデでガーミンをつけていたらコーデ失敗って言われちゃうけど、Apple WatchだとコーデとしてはへんでもApple Watchだから仕方ないよね、みたいな。釈然としないのですが、今は楽を選びます。

 

こうやってみるとたくさん使う元取れアイテムの特徴

  1. 軽量で疲れにくい
  2. 扱いに気を使わない(洗濯が楽、防水、安くて気を使わない、つけっぱなしで大丈夫等)
  3. コーディネートに頭を使わないで済む
  4. 服(特に仕事服=作業着)はプチプラ
  5. バッグやアクセサリーは値踏みされても困らない適度なブランド性がある

みたいですね。あくまで私の場合ではありますが。

今後は買い物の条件としてこれを意識しようと思います。

ちなみに色について。

頭を使わず組み合わせられるということで、今の私は白を多用していますが、20代だったら靴とバッグは白の代わりにシャンパンゴールド(かシルバー)を選んでいたなとも思います。
白やメタリックカラーはジョーカーみたいな色で、意外と何色でもあうのですよね。
靴とバッグだと基本は黒とされていて、パーソナルカラーにこだわる人はイエベは茶と言いがちですが、黒も茶も色としてはヘビーで主張が強く、意外と合わせにくいことが多いです。ネイビーも色味がさまざますぎてぴたりと合わせるのは上級者のテクニックがいる感じ。

ベージュやグレーはバッグと靴とそれ以外の小物とでピッタリ調和が取れるものを一式揃えられたらそれはそれで便利だと思うのですが、そこまでが大変な気がします。何より私がパーソナルカラー冬ビビ&セカンド春ビビの女なので、そこまでするくらいなら白&メタリックカラーの方が楽だったというか。

 

3 投資すべきジャンル

 

ここまでわかったところで、最後に今後自分が投資すべきものは何なのかにすいても考えてみたいと思います。

まず洋服に関しては、私は

・仕事服

・休日お出かけ服

・休日カジュアル服

・部屋着

の4ジャンルに分けています(ジム着などは除く)。なのでそれぞれについて考えます。

まずは仕事服について。

このジャンルは使用頻度も高いし清潔感を保つため定期的な入れ替えは必要だけど、作業着として服に気を使わなくて済むことが何より大事なのでプチプラ縛りにしたいです。

ただ、アウターは使用頻度が高く、機能性が求められているので良いものを長く使う方向で考えたいです。そういうわけでアウターは投資OK

次に休日お出かけ服

ここ10年近くベストのお出かけ服を探して無駄遣いもいっぱいしてきました。春夏はベストが見つかりました。秋冬もベストを見つけたつもりがものの見事にサイズアウト。
でも今はお金がありません。ガードルなどを使えば秋冬服もギリ着られそうなので、今後はもうこのジャンルは探さないようにしようと思います。あとはダイエットを頑張る。よってこのジャンルの結論は「買わない」。(敢えて何かを買うとしたらガードルですかね。)
休日カジュアル服。

引きこもり生活が長引き、カジュアルだけどおしゃれしたい、と思うことがもはやありません。近所を出歩くなら今の手持ちを活かします。よってこのジャンルも「買わない」。

部屋着

長くたくさん着るのがこのジャンル。ここをちゃんとしてこそおしゃれさんっていう意識はあるのですが、別におしゃれにしても仕方ないのも事実。

何より今私の手元には使い倒して一軍にはなり得ないけど着心地が良くて捨てられない数々の服がたまっています。ものをばかすか捨てる生活からは脱却したいし、何よりお金がないので、ここは一つそういう服を最後まで使い切ることを目指します。(ここまで買いていて、部屋着としては使いにくいけど、あまり使っていないお出かけ服を断捨離すれば良いのだな、と今気がつきました。

そういうわけでこのジャンルも「買わない」が正解。

今年の買いたいものリストを見ていると、「買わない」はずのものが結構入っているのでそこは潔く諦めようと思います。

 

次に服以外のファッション小物については


  1. 必要なものは全部あるので、あとは手持ちの入れ替えだけ
  2. バッグ
    必要なものは全部あるので、あとは手持ちの入れ替えだけ
  3. それ以外のファッション小物
    ブランドの威光が効果的に使え、かつ長く使える物(アクセサリーとか)に関しては「適度なブランド力」を意識した上で、今すぐ頻度高く使え、今すごく気に入っている物に投資する。そうじゃないものは割り切ってプチプラ&機能性重視で、かつ安物買いの銭失いにならないよう、量を制限する

が良いのかなと思います。

ていうか賢いおしゃれしている人のブランド品の取り入れ方ってそういう感じだよなと今更気がついたりもします。で、そう考えると今までの私みたいにコスメをバカみたいに買うのは本当に無駄だったなと余談ながら反省しています。