私の足のサイズは26cmなのですが、日本のメーカーさんは大きいサイズの=超幅広の靴って言う思いこみがあるのか、安い国産靴を買うと、大抵踵がパカパカします。
それはわかっているのですが、そもそも私のサイズが置いてあること自体が稀なので、とりあえず足が入る靴が見つかると「確保しておかなきゃ」ってなって失敗することがよくあります。
これが失敗パターンであることはわかっているのですが、でも不安が先に立っちゃうんですよね…。
この夏も、今回もちょうど手持ちの靴が足りてない時に、お店に私のサイズがあったことに舞い上がって買ってしまった靴がありました。
案の定、下ろしてみたら、2度履いて2度とも歩くたびにパカパカと踵が擦れて抜けるせいで、流血する始末。
試し履きした時は足が浮腫んでいたのか、そこまで靴擦れする感じでもなかったですし、そもそも普段のサイズより0.5cm下げ、縦幅はギリギリいっぱいなのに、踵がゆるくてパッカパカって…。
使わないのも勿体無いけど、履くたびに絆創膏貼ってたら高くつくわ!と思ったタイミングで、たまたま百均を見つけ、そこで踵の部分につけるシリコンパッドを見つけて飛びつきました。
が、これがまた大失敗。
シリコンで滑りにくくして、ゆるくて脱げそうな靴の「脱げ」を防止する、と言うコンセプトなのかもしれませんが、厚みが均等なので、確かに踵の一番出っ張った部分の隙間は減り、靴自体と比べるとあたりも柔らかくなったものの、アキレス腱の両脇の、くるぶしの細い部分のあたりがホールドされず、結局パカパカと脱げてしまい、その擦れる時の摩擦係数はむしろ前より上がってしまった、と言う結果になりました。
なんなら前より痛いし、摩擦係数が高いせいで、シリコンパッド自体が使って2時間で取れちゃう始末…。
と言うわけで、痛む足を抱えながら、以前割と自分の足にあっていた踵パッドを求めてバラエティショップに。
そこで買ったのが、ソフトクッションタイプの踵パッド。
厚みも何種類か選べるし、素材が柔らかく滑らかなので、滑りも良く、擦れても痛くありません。また、厚みが全体に均等なのではなく、アキレス腱の両脇のくるぶしの細い部分が厚くなるように作られているので、踵全体が柔らかいクッションでホールドされている感じになります。
今回は縦幅に余裕がないタイプの靴だったので、3mmの厚さのタイプを貼り付けてみました。
それと共に、ちょうど試着もせず、安さにつられてネットで買った靴も踵がパカパカすることを思い出したので、そちら用にも7mmを。しかもそちらは前滑りもひどいので、前滑り防止パッドも追加で必要になってました。(こちらは前にまとめ買いしたので追加購入はしませんでしたが)
結局安価だと思った靴も、
・靴擦れするたびに絆創膏などの治療用品を使う
・靴擦れ防止のパッドが必要になった
と言う点で本当に安かったの…?と言うことに。
またさらにせこく百均で済まそうとして結局108円無駄にすると言う結果に。
まさに安物買いの銭失いだなあとしみじみ反省させられました。
あーあ。
ちなみに靴擦れが酷くて絆創膏の消費量が半端ない&だから絆創膏は常に持ち歩いてるけれどすぐ使い切ってしまうので必要な時に手元になくて焦る、と知人に愚痴ったところ、テーピング用のテープをあらかじめ靴擦れする部分に貼っておくと良い、と教えてもらいました。
もうこうなったら、「靴擦れしないこと」を目指すのではなく「靴擦れしても痛くならないこと」を目指す方が良いのかもしれません。
テーピング、今度新しい靴を下ろす時はぜひチャレンジしてみようと思います。