忙しい訳ではありませんが、料理する気力体力がないことが多い一方で、健康には人一倍気を遣う必要がある現状、簡単に栄養バランスが取れたらなあということで読みました。
本の構成は
1 4日前でも!作り置きのメニュー
肉、魚、豆食品、その他と、主となるタンパク質ごとにわかれて紹介されています
2 12分以内で!時短のメニュー
こちらも肉、魚介、その他と主となるタンパク質ごとの説明
3 番外編(スープと副菜)
というもの
私も料理をする際はタンパク質は何が食べたいか、あるいは何が冷蔵庫にあるか、から考えることが多いので、タンパク質ごとにレシピを分けて紹介してくれるのはありがたいなあと思いました。
こちらのレシピ本、1品でバランスが取れる&栄養バランスが良いことを主眼としているので、1品に複数の野菜が使われていること、お子さんがいるからか、野菜の切り方が普段私がやっているより小さく、手数もかかる時間の割には多いように思います。
そういう意味ではマメで手際が良い料理好きな人のレシピだなという印象。
私は単に時短というだけでなく、洗い物が少ない方が…などと考えちゃうタイプなので、そういう意味ではそこまで楽かな?なんて思うことも。
でも彩りが綺麗ですし、汁気が多いものが比較的多く、子供から高齢者まで食べやすそうだなと思いました。
その中でズボラで面倒臭がりの私でも取り入れられそうだなと思ったのはこんなところです。
・豆の多用
健康的なタンパク質摂取ということなのか、お豆を使った料理が多い印象。
例えば表紙にもなっているジャーマンポテトのように、え?こんなところにも?というような料理にも豆を入れています。
確かに乾燥豆なら保存が効きますし、豆の水煮缶を使えば保存が聞くだけでなく缶を開けて入れるだけ。冷凍枝豆をさやから出して使うと料理の彩にもなります。
ミックスビーンズも彩りに良いですね。
私がするとしたら、とりあえずミックスビーンズ缶を常備しておいて、とりあえずなんでも豆を入れる、という感じで試していくと良さそうです。体調の波があるため新鮮な肉や魚が必ずしも常備できない中、豆で良い、というのはかなり助かります。
・ひじきの多用
海藻はミネラルと食物繊維がとれるのでダイエット中に積極的にとりたいもの。私は乾燥わかめと海苔をよく利用しますが、こちらの本ではひじきを沢山つかっていました。ガパオやサラダなど、純和風ではないものとの組み合わせは新鮮です。
生のひじきなら戻す時間を待たずに済むし(私は戻るのを待っている間にやる気を無くしてしまうことがよくあるのです…)、確かにひじきと油との組み合わせは私も好きなので、真似してみたいなと思いました。
・おからの活用
ポテトがわりにしたり、すいとんの粉量を減らすために使ったりなどしていました。
確かにおからのポテトサラダ風のレシピって他でもみたなあと。近くのスーパーはおからの入荷が不定期なのもあって、最近全然おからを使っていませんでしたが、いま一度自分のレシピのレパートリーに加えようと思いました。