こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

2020年買ってよかったもの

2020年買ってよかったもの

 

1 AMAZON ECHO

Echo Dot (エコードット)第3世代 - スマートスピーカー with Alexa、チャコール
 

次のスマートリモコンとの併用で、生活がガラリと変わりました。まさかこんなに活用することになるとは。体調崩して寝込みがちだったこともあって、声かけだけであれこれしてもらえるのがものすごく便利です。詳しくはまた別の機会に。

なくても大丈夫だと思っていたものでしたが、導入して以降はなくてはならないくらい活躍しています。たまにwifiの不調でうまく使えない時にイラッとするくらいには活躍しています。

 

2 スマートリモコン

 これとアレクサの併用で、エアコンや照明の操作をスマホやアレクサへの声かけだけでできるだけでなく、予め登録したスケジュール通りに管理できるようになりました。

枕元に置いたはずの照明のリモコンがどこかに行ってしまい、夜中にトイレに行く際に困ると言ったことがなくなっただけでなく、朝起床前に照明をつけるよう設定しておくことによって、目覚めがスムーズになったりも。

 

3 無印良品 防水シート使い かかとの衝撃を吸収するスリッポンスニーカー

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撥水加工ではなく、防水シートを挟んだタイプなので、濡れに強いです。

ゴムのレインブーツと違って軽いし蒸れないし。多少足の形に合わなくてもニット素材なのでフィットしてくれます。しかも安い!

 ニット素材&軽量なので、持ち運びもしやすく、替え靴としても使いやすいのも良いところ。

真っ白なタイプが出たら最高なのですが。(防水シートを挟んだニットタイプのものとしてスニーカーもあるにはあるのですが、白とはあってもベージュが部分使いされていて、私のファッション的には使いにくいのです。)

 

4 無印良品 ポリエチレンシート・トートバッグ大

www.muji.com

私的エコバッグの暫定1位。エコバッグって付録などにもありがちなので、結構な量を使ってきました。その上で、私がエコバッグに必須と思うポイントが

1 軽量

2 かさばらない

3 防水

4 大容量

です。お洒落キャンバストートとかだとエコバッグ自体が重くて嵩張るので、バッグに入らなかったり、重さがストレスになって持ち運ばなくなります。

防水じゃないと、肉や魚のパック、あるいは野菜などをいちいちビニールに入れないと、液漏れしてしみになっちゃったりします。面倒だし不快です。エコじゃないじゃんとも思うし。そのためにわざわざレジ袋を追加で持つのも馬鹿馬鹿しいし。

さらに付録によくあるマチなしお洒落エコバッグは、大概容量が少なく、買い物したものが入りきりません。きちんとした作りのものも形がかっちり決まってしまい、意外とものが入りません。基準として大きめのレジ袋くらいの容量は欲しいところです。

と、これらのポイントを全部満たしてさらに安価なのがこちら。気楽にガンガン使えます。

ポリエチレンシートのバッグという点ではエルベシャプリエのPPトートも愛用品なのですが(というか、このバッグのおかげでポリエチレンシートのバッグの良さをしりました)、そちらは作りがしっかりしている分嵩張るので、あくまでメインのバッグとしてカジュアルな服装の時に使っています。

 

5 豆皿(手塩皿)

www.le-noble.com

これは、食洗機導入後だからこその活躍なのかもしれません。

今までは洗い物を減らすべく&ミニマリズムに傾倒していたこともあって、1プレートや丼1つに色々のせ、使う食器の数を最小限にしていました。

でも、食洗機を導入したことで、洗い物が多少増えても食洗機を回す回数は一緒と気がついたこと、スペースに多少余裕があり、そこまで食器の数を減らさなくても良いこと、肩肘はってものを減らすより、生活を豊かにしたいな、自炊のモチベーションをあげたいなと考えるようになったんです。

それで手を出したのが豆皿、あるいは手塩皿と呼ばれる醤油や薬味を入れたりするような小さめのサイズのお皿。上記に上げたものの他にいくつか買い足しました。

これらに副菜とも呼べないようなちょっとした茹で野菜やナッツなどのおつまみなどを載せるようにしたのです。そうしたら、ただそれだけのことなのに、ものすごく手をかけた食事をしているかのように見えるように。1皿に無理やりのせていた時と違って、味や温度が他の食材の影響を受けないので、美味しく食べやすくなったというのもあると思います。

また、シンプルライフを心掛けていると、どうしても食器のラインナップが白中心になりがちですし、手抜き地味料理ばかりだとどうしても食卓が地味になります。そんな時に、豆皿で彩りを添えると、それだけでだいぶ、気分が変わることに気がつきました。

サイズが小さいので場所もとらず、スタッキングもできます。価格も大皿に比べれば安く、デザイン的な冒険も気軽にできるのも良いところ。有田や古伊万里などで、素敵なものがあったら追加で買いたいな。

 

6 イッタラ カステヘルミ ボウル230ml クリア

これの良いところはサイズと適度なデザイン性。 ヨーグルトやアイス、果物を入れたり、サラダを入れるのに、この容量、大きさと深さが絶妙に使いやすいのです。

今まではこれよりひとまわり大きいサイズのガラスボウルを使っていたのですが、ちょっと大きすぎるなーと常々思っておりました。実際これを買ってから出番がゼロになりました。

また、今まで使っていたのは本当にシンプルなものだったのですが、それだとトマトだけを入れた、なんていう時に手抜き感が半端なかったのですが、これだとなんとなく様になるのです。この「なんとなく様になる」が案外大事で、それだけでなぜか以前より美味しく感じるのですよね。「美味しい」って視覚から感じる要素も大きいのだなと気付かされました。

食洗機もOKですし、これもスタッキングしやすい形で、デイリーにガンガン使いやすいです。ほぼ毎日何かしらで使ってます。

あまりに便利なので、同じクリアを追加するか、色違いを買うか、あるいは同じサイズかんの別のものを買い足すか、いずれにしろこのサイズのものを買い足したいなあと考えています。

 

6 KINTO UNITEA カップ450ml

KINTO (キントー) UNITEA カップ 450ml 8291

KINTO (キントー) UNITEA カップ 450ml 8291

  • メディア: ホーム&キッチン
 

 これもほぼ毎日使っているもの。普段使いのマグとしては現時点でベストです。

お茶好き&コーヒー好きなので、ほぼ一日中何かしら飲んでおり、喫茶店などを含め、なんだかんだで結構な数のカップ&ソーサーやマグを使ってきたと思うのですが、その中でストレスに感じたことが、

・小さすぎて何度もおかわりしなければならず面倒。

・小さすぎるせいで熱い飲み物が冷めやすい。

・重くて持ちにくい。

・持ち手がお洒落すぎて持ちにくい。

・持ち手が小さくて熱い飲み物を入れると火傷しそう。

・デザイン重視で底面が小さすぎて不安定。こぼれそう。

・デザイン重視すぎて飲み口のカーブが飲みにくい形状。

・飲み口が厚手すぎてストレートティー(紅茶、緑茶、中国茶問わず)を味わう時用としては好みじゃない。

・飲み口が薄すぎて口が切れそうというかなんとなく不安で美味しく味わえない。

・華奢すぎて安心して使えない。食洗機にかけられない。

・レンチンできない。

・繊細な素材で熱いもの/冷たいものを入れたら割れた

・陶器だとなんとなく色残り、匂い残りしてるような…?

etc。

我ながら不満が多くて呆れますが、それらの不満が全部解消されたのがこちらです。

軽い!持ち手が大きくて持ちやすい!持ち手が大きいから熱い飲み物でも持ちやすい!

安定感半端ない!飲み口が厚すぎず薄すぎず!耐熱で冷たいものから熱いものまでOK!レンチンできる!もちろん食洗機OK!と良いところだらけなのです。

 

しかも気軽に使いやすい価格&シリーズで規格が割と統一されていてフィルターなどはポットと兼用できるのも良いところ。

というわけでこのマグが気に入ったので、こちらのシリーズでポット、フィルター、フィルター置き、ミルクピッチャーなどをまとめて揃えました。でも実はポットがなくてもこのマグに直接フィルターを載せるという使い方もできるんですよね。その点も便利です。

実は1サイズ小さい350mlの方も買ったのですが、スタバだとグランデサイズを頼みがちなガブ飲みタイプ&手が大きい私の場合はこちらの方が圧倒的に出番が多いです。

 

私は本来丸っこいデザインよりはシャープなデザインの方が好きなので、KINTOさんでは、デザイン的には

CASTシリーズ https://kinto.co.jp/collections/cast

CARATシリーズ https://kinto.co.jp/collections/carat

OCTシリーズ https://kinto.co.jp/collections/oct

も好みで正直迷いました。が、お茶もコーヒーもとなると、フィルターが揃っているものの方がよかったのでこちらに。

 

またお茶をいれることに特化するなら、ティーストレーナーが大きい

GLOBOシリーズ https://kinto.co.jp/collections/globo

も良いなと思ったのですが、色々合わせて揃えること&コーヒーと兼用することを考えるとUNITEAの方が使いやすそうだと思って、UNITEAを選びました。

(UNITEAのティーストレーナーももうひとまわり大きく、マグに添う形のが追加で発売されたら嬉しいですけどね。)

結果として毎日使っているので、自分的には大正解だったと思ってます。(でもKINTOは他のシリーズも可愛くて目移りしちゃうのですが。花瓶も使いやすそうだし可愛いの…)

 

7 調味料ポットスリム

aeonretail.com

コンロ脇にあるスパイスラックの幅が狭すぎ、よくある密閉容器が入らず、塩と砂糖の保管に困っていたところ見つけたのがこれ。

実は同時期に百均でも類似商品を見つけて、両方購入し、塩をこちら、砂糖を百均のに移し替えたのですが、断然こちらが使いやすいです。

蓋が片手で簡単にあく(その分密閉性はないですが)し、スプーンが取り出しやすい。

近所に、百均もホームセンターも大型スーパーがない都心住まい故、こういう便利グッズに出会いにくいのですが、イオンのHOMECOORDYライン、お洒落雑貨屋さんでは逆に見つかりにくい、ちょうど良い便利なものが、割とすっきりしたデザインで結構出ているようなので、今後はネットでチェックしていこうと思います。

 

8 香水の有料サンプル(公式ショップが販売するもの)(特にオンラインで)

fueguia.jp

昔は香水をコレクションしていて、100を優に超える(多すぎて何本持っていたのかもちゃんとは把握できてなかったし、もはや思い出せません)香水を所持していたのですが、使いきれたものは極々わずかでした。長持ちする香水もありましたが、劣化して変な匂いになるものも結構ありました。しかも嵩張るしガラスだし温度変化に弱いしで、保管にも気を遣うし、処分するのはとてもとてもとても大変でした。

その経験から、香水を買うときは、きちんと試して使い切る自信が持てるものだけにするぞ!と決めたものの、ムエットをもらったり、1、2度肌で試させてもらった程度だと、絶対に使い切れると思って買っても結局使わないものが大半なのです。

で、気がついたのが、サンプルサイズのものが使い切れるかどうかが、1つのメルクマールになるということ。

店頭で大好きだと思った香りでさえ、サンプルサイズでも途中で飽きたり、急に香りに酔うようになったりとで、使い切れるのはほとんどありません。逆にサンプルを使い切ったものは、現品の最小サイズであれば、まあまあ使えることが多いです。全部が使い切れているわけではないのですが、買って無駄にダメにした…と落ち込まないで済む適度には使えています。

だけど、日本だと、サンプルって現品を買った時のおまけに配られることが大半なので、買う前はほとんどもらえないのですよね。デザイナーズブランドだとミニチュア香水などが売られていたりもするのですが、ニッチブランドだとそういうものもありませんし。

そのせいもあるのか、以前からサンプルや香水を小分けしたものが非公式にネットで販売されていたりはしました。が、非公式ショップだと、中身が全然違うだとか劣化していたなんていう評判を見かけたりもするのでいまいち安心できません。海外公式サイトだとサンプルサイズ、ミニサイズが売っていることもあるのですが、海外通販って送料&関税が結構かかるし、受け取るまでに気を遣います。(日本で買うより断然安い場合もあるのですけどね。)

そんな中、近年何社かが初めてくれたサービスが公式ショップでのサンプルの有料販売。(余談ですが、今年は人気の香りのミニサイズを集めたコフレも増えた気がします。)

サンプルなのに有料なのか?という疑問もなくはないのですが、「サンプルください」は言いにくくても「サンプル買います」なら言いやすいです。ていうかオンラインショップで買うなら言わずにすみます。

過去、「サンプルください」が言えずにいきなり現品を買って何度も失敗した経験からすると、割高でもサンプルから試した方が、損失は圧倒的に少ないのです。

というわけで、今年はいくつかの公式ショップで有料サンプルを色々買って楽しみました。

ちなみに軽く20種類以上買って、使い切れたものは今のところはありません。ムエットでは好印象だった香りも結構あったのですけどね…。つくづく現品購入せずにすんでよかったです。

それに、使い切れはしなかったものの、いろんな香りを楽しむことができました。

「気分を変えたい」「新鮮な気持ちになりたい」という目的で香りを纏うことも多いので、使いれなかったとはしても、その目的は十分に果たせたと思うし、引きこもり時間が長かった2020年に、気分転換の楽しみをくれたのは確かです。

というわけで、特定の香水がどうこうというより、サービスとしての「有料サンプルの販売」はありがたかったです。このサービス、今後もっと増えてほしいなあ。

 

 その中で一店舗選ぶとしたら上記のフエギアかな。

実店舗数が割と少なく、フルボトルがまあまあお高め。しかも個性的な香りが多く(だからこそ気になるわけではあるのですが)、ある程度使ってみないと合う合わないが見極めにくい(あくまで個人の感想です)ので、有料サンプルのオンライン販売は本当にありがたかったです。ニッチブランドのサンプルは非正規店で探すと高額だったりすることも多いので、正規店が程々の価格で販売しているという点も好印象。

店舗デザインもフルボトルのラッピングも超好みなのですが、それはそれとして、ね。

 

9 シャンプー&コンディショナーの小分けパウチ

シャンプー&コンディショナーって最近は大容量サイズばかり売っている気がするのですが、一人暮らしだと使い切るまでに時間がかかり、途中で飽きてしまうのです。

そんな中、大容量サイズ買う前のお試しにも使え、なおかつ気分転換にも重宝したのがシャンプー&コンディショナーの小分けパウチ。

なんだかむしゃくしゃするなー、だるいなー、入浴面倒だなーという時に、「今日のお風呂ではあれを試そう!」というプチご褒美として活用。

一回で使い切れるし、保管場所もとらないし、安価だしで、プチご褒美としては最適でした。

(一回あたりの費用を大容量サイズと比べちゃうとものすっごく割高なのですが、そこはこの際無視しましょう。)

好印象だったのはこの辺かな?昔に比べて小分けパウチを出してくれるところが増えたのも嬉しいです。もっともっと出してくれー!!

 

10 NAIL HOLICのネイル(特に限定色GR770) 

item.rakuten.co.jp

コロナで常時マスク装備となり、メイクのモチベーションが著しく下がった一方で、在宅勤務のおかげで派手なマニキュアで遊ぶことができるようになりました(現在は出社回数が増えたので無理なのですが) 。

去年はコスメを買わなかったので、そのリバウンドで今年は結構色々手を出してしまい、ネイルカラーもその例にもれずいろんなブランドや色に手を出しました。その中で一番活躍したのがこのカラーです。

元々、一夏の間楽しむカラーとして、ブルーラグーンといった感じのターコイズブルーターコイズグリーンの間っぽい偏光パールかラメのものを探していて、見つけたのがこの色。濃いめのオークル肌を健康的に綺麗に見せてくれるところがお気に入りでした。

また、あれこれ買ってみた中で、ブランド的にも

・持て余さない&使い切れず処分しても罪悪感が少ないミニサイズ&プチプラ

・限定色を含めれば、色のバリエーションが豊富

・割とどこのドラッグストアでも手に入りやすい(ただし限定色の入荷店舗&入荷時期がわかりにくいのはマイナスポイント)

・シンプルデザインでミニサイズなので、保管場所をとらないし目に煩くない。

というのが好印象でした。

今まではミニマリスト的な意識からか、テスターで試して納得してからじゃないと買いたくなくて、デパコスブランドで主に買っていたのですが、コロナのせいでデパートのカウンターに言っても試しにくいので手を出したプチプラですが、こういう状況が続くなら、当分はこのくらいの価格帯のをプチプラご褒美として買って当たりを見つけるのも案外アリかも?と思いました。

 

11 ミルボン エルジューダ ポイントケアスティック

 マスカラ状になっている、ヘアスタイリング剤。特大マスカラブラシって感じのブラシでアホ毛をなでると落ち着くというものです。

この類のもの、すでに持ってはいて、自宅ではこれを欠かさず使っています(これも愛用品)。

 が、嵩張るので、ポーチにはうまく入らなかったのです。

その点こちらはマスカラ形状(マスカラよりひとまわり大きめではありますが)なので、ポーチにもスッと入ります。そしてマスカラ形状なので、他のスタイリング剤と違って、手を汚さずアホ毛が処理できます。

ホールド力ではマトメージュには敵わず、後れ毛を抑えるのには心許ないのですが、トップのアホ毛を抑える程度なら十分使えます。

マスクでメイクの効果がいまいち映えない&メイクがいい加減になりがちな今、代わりにヘアスタイリングの影響が大きくなっている気がします。

アホ毛でボサボサ&マスクだと、すごーくだらしなくやつれて見えるので、これをポーチに忍ばせておいて、トイレ休憩の際にささっと直せるようにしています。

顔タイプ&似合うファッションのタイプ的にも、後毛がナチュラル感に繋がってお洒落に見えるタイプじゃなく、むしろ古典的にピシッと揃えた方がすっきり見えるタイプというのもあるのかな?いずれにしろ重宝しています。

 

12 ちょっとお高めの羽毛布団

布団を買い換えました。流れとしては

・元々は実家から持ち出した青いカバーの羽毛布団&カシミア毛布2枚を利用。

羽毛がへたってきて保温力が落ちてしまったため、真冬は2枚毛布を追加して対応するように。でもこれだと量が多すぎて重い。しかもよくずり落ちる。さらにハウスダストアレルギーがきつくなり、自宅で洗えない羽毛布団が気に入らなくなる。また、ミニマリストブームの中でカバーの青も気に入らなくなる。

・ 羽毛布団を処分して、真っ白なアクリル毛布を導入。

アクリル毛布じゃ寒くて結局茶系のカシミア毛布も利用。白にした意味がなくなる。複数枚使うから重いしよくずり落ちる。

そしてなにより静電気がキッツイ!日々のストレスマックス。アクリルって怖い。

しかも毛布を複数使うから結局日々のホコリの量はそこそこ出るためアレルギー対策としても意味なし。

大体、洗濯機で洗えることは洗えるけど毎日洗うわけじゃないし、乾きが遅いから結局オンシーズン、実際にはそんなに洗えなかった。

やっぱり羽毛に戻ろうっていう流れでした。ただぺったんこの羽毛じゃ効果がないことも以前の経験からわかったので、ある程度良いものを…となったわけです。

予算については悩んでいたころ、たまたま以前使っていたモンクレールのダウンがいまだと20万円近くになっていることを知り、でもよく考えたらダウンコートを使うのは通勤時間だけだから一日1時間ちょっと。だったら一日最低でも6時間は使う(べき)羽毛布団の予算もそれくらいかけてもよくない??ポチっちゃえ〜って感じになりました。実際はそこまで高いのは買わなかったのだけれど、代わりにカバーなども全部取り替えました。

布団自体はホワイトを買ったはずが届いてみたらアイボリーだったという不手際もありましたが、青と違って白いカバーをかければある程度色味はごまかせるのでまあ良しとしました。

で、高い布団、やっぱりすごいです。

とにかく軽い。重い方が落ち着くタイプだと今まで思ってましたが、軽い方が楽でした。

軽いけど暖かいから、毛布を重ねる必要がほとんどない。重ねないから寝返りうってもずり落ちにくい。一晩中暖かい。寒さで夜に目覚めたりしない。楽。

気になっていたハウスダストアレルギーですが、毛布を何枚も使うより、日々の埃は少ない気がします。前より目の詰まったカバーを使っているから埃が出にくいというのもあるかもしれません。

洗濯機で洗えないのは確かですが、アクリルもオンシーズンはそんなに洗えてなかったので、羽毛布団本体はオフシーズンにクリーニングに出す&カバーを毎週洗う、で十分かなあと。

美観としても、とにかく表面積が大きい布団の色が好みの白になったことで、全体がとてもすっきりしました。それまでも青の布団の上から白のカバーをかけていたことはかけていたのですが、やっぱりちょっと透けていたんだな、それが地味にストレスだったんだなーと。

模様替えを考える場合、掛け布団カバーを変えるのって大事なんだなとも思いました。

限界自炊あれこれ

しばらく調子良く自炊できてるなーと思っていたら、体調悪化に伴い、一気にモチベが下がってしまい(言い訳すると立っているだけでも辛い日も多かったのですよ。無理して頑張ってもめまいがきつくて包丁もてば手を切るし、手を滑らせて小麦粉床にまくしで。)、でも全てのストレスを食べることに向けるタイプであること、食欲だけはしっかりあったことから、Ubereatsに便りっきりの3週間を過ごしていました。

太ったし、顔中吹き出物だらけだし、クレジットの請求も怖いです。

 

というわけで、体調が限界でも、なんとかしのげるギリギリのメニューを考えておこうと思いました。

限界になってると思考力も衰えて、普段なんでもなく組み合わせている食材も、そもそも食べたいもの、作れるものもわからなくなっちゃうからです。

一日恙無く生活できるときのHPを100として、ほぼ寝たきりのHP0から考えてみました。

 

・HP0

寝込む。動けない。椅子に座るのがやっと。

味覚が変わってジャンクフードしか食べたくない。ていうか、箸使うのも面倒。だけど胃腸炎とかじゃない持病から来るものの場合、大概は食欲がある。ていうか全てのストレスを食にぶつけたい。満腹中枢も壊れているのか、食べても食べても食べた気がしないなんていう時も寝たきりなのにある。

 

→諦めろ。Ubereats上等。せめて選択肢を改善するなら、野菜多めorタンパク質が取れる肉多めのサンドイッチ店が良い方か。(→買いてて気がついたけど、サブウェイのターキーサンドも比較的安価な選択肢になりうるのではないか??)

→あえていうなら、乳酸菌飲料やヨーグルトなら食べられることが多いから日頃から切らさないように心がけておく。

 

・HP10

多少は立てる。が長時間は無理。包丁握るのは危険。鍋1つで10分以内で作り終えられるものならなんとか。味覚もおかしくなる。ご飯と味噌汁、鍋的な健康的なものが逆に食べられなくなる。野菜も多すぎると胃がもたれる。何故だ。

→こんな時でも比較的気楽に作れる&気楽に食べられるのが、ショートパスタとラーメン。

→具として使えるもの

・卵(常備。茹で卵を作り置きしておくとなお楽)

・豆腐(なるべく常備)

・乾燥わかめ(常備)(お腹の調子次第だけど、ある程度繊維取らないとそれはそれで…ていうのもある。)

・茹で野菜、カット野菜。(作り置きがあれば。ほうれん草、キャベツあたりが多い)

・冷凍野菜(ショートパスタなら冷凍ブロッコリー、アスパラガス、三色野菜が便利。ラーメンなら暇な時にニラやネギを切って冷凍しておいたものともやしが便利)

・タンパク質はパスタなら、冷凍シーフードミックス、しらすやたらこを冷凍しておいたものが使える。冷凍シーフードミックスは今後はラーメンにも入れてみよう。

・せめてインスタントラーメンをノンフライ麺にするか。

 

HP20

立つのがやっとなのだけど、キッチンバサミくらいは使える。

→HP10のメニューに追加できる具材が増える。

・キャベツなどは一枚か2枚向いてキッチンバサミで切れば包丁要らずだし手でちぎるより楽。

モッツァレラチーズなどもキッチンバサミで切れる。

・大きいトマトも切れる。

 

HP30

味覚が改善する。食べられるものが多少増える。生野菜もOKに。

→・とりあえずミニトマトつまんどけ。(ミニトマトは常備しておく)

 ・タンパク質としては納豆&もずくが食べられるようになるから積極的に接種

→・うどんも食べられるようになる。塩分が入っている出汁パックを2つ使えば出汁取ったり味付け考えたりしなくてすむ。具材は卵や冷凍ネギ、わかめが使える。

 

HP50

台所に立てて、包丁が握れるようになる。が、長時間は無理。

病み上がりで体力もおち、頑張る気力がないことも多い。

出社していれば帰宅時にスーパーには寄れる。

味覚が改善する。

→つべこべ言わず、スーパーで刺身を買え。一番手間がかからない動物性タンパク質だ。

→食生活改善のタイミング。なるべくご飯+味噌汁+納豆&めかぶのセットを基本にしておく。ここでヘルシーにしておくんだ。

→手軽に食べられるフルーツを食べよう。みかんやイチゴ、皮まで食べられるぶどう、カットフルーツなど。

 

HP80

快調とは言わないが、一応一通りはできる。余力はない。

→調理時にプラス1品作り置きを足す。例えばキャベツをカットする際、その日に使う分だけでなく全部カットしておくなど。

→火を使う動物性タンパク質料理をメインにする。

→カットフルーツでは売ってない&自分で切らなければならないフルーツを食べよう。(りんご、グレープフルーツ、キウイなど)

→ヨーグルトは小分け味付けヨーグルトではなくプレーンヨーグルトを買い、自分でフルーツやドライフルーツを合わせて味を決めよう(HP50以下だとこの「考える」ができない。)

 

HP100

一応人並みの生活ができる。

→タイミングを逃さず、とにかく作り置きをする。

 ・茹で卵

 ・茹で野菜

 ・カット野菜

 ・ご飯のまとめ炊き

 ・余力があれば副菜1品(切り干し大根、人参しりしり、ひじきの煮物)

→煮込み料理を大量に作っておく&小分け冷凍しておく。

 どの料理にも淡色野菜たっぷり、緑黄色野菜、きのこ、動物性タンパク質を使う。

 ・鍋料理

 ・シチュー、ホワイトシチュー、カレー、ハッシュドビーフ、ポトフ

→普段作らない料理を作る。

 ・炊き込みご飯など。

 

以上。

言葉遣いがあれなのは、勘弁してください。もう限界…。

 

 

2020年買ってよかった本・マンガ

コロナを言い訳に、電子書籍で散財しまくった一年でした。

なので、本とマンガでよかったものを徒然に。

基準は私が今年(シリーズものは最新刊を)読んだ作品です。電子書籍以外も含みます。(とはいえ、従前から読んでいるシリーズについては書き漏れもあるかも)

 

1 スヴェトラーナアレクシエーヴィチ 「戦争は女の顔をしていない」

今読むべき本だなと思ったし、こういうジャンルの本を電子書籍化してくれたことにも敬意を評して。きちんと語る言葉が持てない自分が嫌になるけど。

 

2 ハン・ガン 「すべての、白いものたち」

すべての、白いものたちの

すべての、白いものたちの

 

 私は圧倒的に電子書籍派ですし、紙書籍についても文庫があるものは、保管場所の問題と、読むときの持ちやすさ、持ち運びのしやすさ、価格などの理由で断然文庫派なのですが、「すべての、白いものたち」は、紙書籍の単行本で買う意味のある本だなあと思います。

ハン・ガンは全作品追いたいなあと久しぶりに思った作家さん。まだ読破できていないのですが、こちらの作品もよかった! 

ギリシャ語の時間 (韓国文学のオクリモノ)

ギリシャ語の時間 (韓国文学のオクリモノ)

 

 

3 永井三郎 「スメルズライクグリーンスピリット」 

外出自粛期間に無料で読める電子書籍マンガをひたすら漁ってた時にニルヴァーナっぽいタイトルが気になってとりあえず無料の分冊版を読んだのですが、その後速攻で全2冊とも買いました。無料本の存在と外出自粛期間があったことに感謝です。

かなり痛くて辛いエピソード満載なのに、その辛さに逆らうだけの登場人物の勢いや力強さが、ドライブ感に溢れた筆致で描かれていて、それでいて淡々とした現実認識もあり。そこがこの作者さんの個性なのかもしれないです。

ちなみに「センコウガール」もよかった!

センコウガール 完全版 (1) (裏少年サンデーコミックス)

センコウガール 完全版 (1) (裏少年サンデーコミックス)

  • 作者:永井 三郎
  • 発売日: 2020/01/10
  • メディア: コミック
 

 

4 角田光代訳 「源氏物語 下」

源氏物語 下 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集06)

源氏物語 下 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集06)

  • 発売日: 2020/02/26
  • メディア: 単行本
 

今年出版され今年読んだのが下巻なのでこちらを上げたというのと、源氏の中でも宇治十帖を、ということで。 

学生時代に宇治十帖部分を読んだときは、誰も幸せにならない辛気臭い物語だと思いました。浮舟についても華のない敗残者だと思いました。

けれど現国の先生(だったかな?古文の先生だったかな?両方だったかな?)が「大人になって読み返して、一番面白く感じたのが宇治十帖だった、一番印象が変わったのが宇治十帖だった」と言っていて、それがずっと心に残っていました。

当時はなんとなく「老けるとままならなさにあはれを感じるようになるのかねえ」程度としか捉えられなかったのですが、そういうこともあって、折に触れては読み返していたの源氏物語

で、ある時「なんだかんだで浮舟が少ないリソースの中で一番闘ってるなあ」とふと思って。そう思って読み返す宇治十帖はものすごく新鮮でした。

 下巻に限らず、源氏物語って美男美女の博覧会のような華やかな世界を描いている割には、登場人物のそれぞれの人生はそれぞれに苦いのですよね。幸せってなんだろね…って心境になります。

現在のハッピーエンドが多い人気マンガやドラマに触れていると(当時の大衆の好みは今と同じとは一概にはいえないのはわかるとはいえ)、こういう毒を隠し持った物語を書いた紫式部の覚悟と手強さにも新たな興味がわきました。

また、こういう作品が(一部の階級の一部の女子に限定されるとはいえ)まるで大ヒット漫画のように回し読みされていたのかと思うと、 当時の女子文化をもっと知りたいなあと思ったり。

 

 ちなみに、最近の源氏の解釈はどんなものがあるんだろうと思ってついでに読んで面白かったのがこちら。他にもおすすめがあればぜひ知りたいところです。

NHK「100分de名著」ブックス 紫式部 源氏物語 (NHK「100分 de名著」ブックス)

NHK「100分de名著」ブックス 紫式部 源氏物語 (NHK「100分 de名著」ブックス)

  • 作者:三田村 雅子
  • 発売日: 2015/12/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

5 ヤマシタトモコ  違国物語

1巻からずっと楽しみに追っている作品の最新刊。

両親を交通事故でなくした主人公が、母親とは不仲だった叔母に引き取られ成長していく物語。

元々、親子関係以外での繋がりの可能性を描く、(擬似)家族ものに弱いので、こういう設定には弱いのです。

それとともに「人とは違う、極めて個人的な柔らかで弱くて傷つきやすい感情、弱くて傷つきやすいけれど絶対に譲りたくない考え方、をどう守っていくのか」「守った上で、自己の殻に閉じこもらず、他者との関わりの中で新しい自分を発見することはできるのか、できるならどうすれば良いのか」というところを丁寧に描いているところに魅力を感じています。

 

6 三体

三体

三体

 
三体Ⅱ 黒暗森林(上)

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

 
三体Ⅱ 黒暗森林(下)

三体Ⅱ 黒暗森林(下)

 

 わーい!第二部がやっと出たー!!

去年、話題になっていた1巻がスケールが大きくワクワクしたので、楽しみにしていたのです。

ていうかまだ続くので、とにかく続きが早く読みたいー!!こういうスケールが大きくて続きが気になる物語って良いですよね。

 

7 北村紗衣 「お砂糖とスパイスと爆発的な何かー不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門」 

お砂糖とスパイスと爆発的な何か—不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門
 

 まえがきに「不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門」とあります。

まえがきの通り、語り口は堅苦しくなく、ざっくらばんで楽しく読めるフェミニスト批評。フェミニストとか批評とか言われると、それだけでちょっと引いちゃう人にこそ。引いちゃうことについて考え直させられるという点でも。

題材もサッチャーから、いわゆる名作小説、カルト映画からディズニー映画だったりでとっつきやすかったです。

それらに触れた時に薄ら感じた疑問や不快感と「いやでも私の誤読かも」「でもこれを言ったら引かれちゃうだろうから黙っとこう」といった謎の自粛について、歯に衣着せず小気味よく語ってくれているので、「こんな風に文句を言っても良いのだ!」「正当な文句というものだってあるのだ」と勇気をくれる本でもあります。

「なるほどこの作品はこんな視点でも読めるのか」と、他人の批評に流されず、主体的に作品を味わう楽しみも教えてくれた気がします。

軽く読めるエッセイの体裁だけど、参考文献が充実していて、そこから色々読むのも楽しいです。参考文献をちゃんと書いてくれる本は、読者に「その本を読んだ先の続き」をくれるのが良いです。そこも好きなポイントです。

 

 8 前田健太郎 「女性のいない民主主義」

女性のいない民主主義 (岩波新書)

女性のいない民主主義 (岩波新書)

 

 漠然と疑問に思っていたけど、うまくいえなかったことを、わかりやすくきちんと言葉にして説明してくれるという点では前述の本と同様。

こういう「女性の」ってつく作品って「男性の」何らかを主として、それを補足するだけのものって捉えられがちだけど、そうじゃないということも含めて(だって民主主義というからには「民」には女性が含まれているのが当然でしょ?)、まるで神の摂理化のように当然のこととして偉そうに語られている政治、政策について、極めて平易な言葉で「本当にそうなの?」と、自分で考える契機をくれる本だと思います。

 

9  池辺葵 「ブランチライン」

繕い裁つ人」でファンになり、電子書籍化した作品はコンプリート済の作家さんです。大好きだった「プリンセスメゾン」が終わってしまって寂しく思っていたのですが、新たな連載がスタート!嬉しい!!!!

 

10 Christopher Isherwood 「A Single Man」

トム・フォードが映画化した「シングルマン」の原作です。

オーデンの友人ということで存在を知り、「ベルリンよ、さらば」と「ノリス氏の処世術」を図書館で見つけて読んで以来、なんとなく気になる作家だったのですが、シングルマンでそのことを思い出し、いつか翻訳されたら読もうと思いながらもそのままになっていました。が今回休日もほぼほぼ引きこもっていた時期に、だったら原文でチャレンジしよう!と思いたちまして。

洋書を気軽に買えるのも電子書籍の良いところですよね。

ジェームズ・ボールドウィンとクリストファー・イシャウッドは、今のタイミングで日本で再紹介されるべき作家という気がなんとなくしています。

 

11 吉田秋生「詩歌川百景」

詩歌川百景(1) (flowers コミックス)

詩歌川百景(1) (flowers コミックス)

 

 こちらも祝新連載スタート!ということで。

元々吉田秋生さんの大ファンで(バナナフィッシュは勿論、「吉祥天女」とか「櫻の園」とか!!)、海街diaryも楽しみに読んでいました。で、こちらはその海街diaryの後日談でさらっと登場していた子が主人公。海街diaryの主人公の子が鎌倉に来る前に住んでいた温泉街が舞台です。

まだ1巻なので、これからどんな風に話が展開するのかはわからないのですが、それも含めて楽しみです。

 

12  葦原大介 「ワールドトリガー

自分が10代の頃は「大人になってまでジャンプ(的な少年漫画)を読みたくない」と「ジャンプ(的なもの)をくだらないと切り捨てるような大人にはなりたくない」の両方の気持ちがあった気がします。実際はというと、いつの間にか、惰性で続きを読んでいる作品以外への興味を失っていました。

が、外出自粛期間&GW前後に、ジャンプの人気作品の無料公開があって、その時に「名前だけは聞いたことがある有名作品」「何十巻も出ている人気作品(多分)」をまとめよみしたのですよね。

その中で一番面白いなあと思ったのがこちら。

異世界の住人からの侵攻を防ぐために「ボーダー」という組織のメンバーたちが闘う、というのが基調の話なのですが、そのための訓練としてボーダー内でグループを作り、グループで対抗戦をするなかで、各メンバーたちの能力値や特性に合わせた戦いをして成長していくんですね。そこが割と将棋などのゲームっぽい感じで、頭脳戦の面白さがあります。

ジェンダー的に気になるところがないわけではないのですが(オペレーターという後方支援役が女子ばかり、とか)、続きを楽しみにまつ漫画が一つ増えました。

 

13 よしながふみ 「きのう何食べた?

こちらも第1巻からずっと追っている大好きな作品。少しずつ作品内の時間が進んでいて、人が歳を重ねることについて語られる部分が増えたなという印象。

作品に出ている料理が再現しやすく実用的という点でも便利な漫画なのですが、それ以上に、料理のモチベーション自体をあげる効果がものすごく高いため、自炊が面倒になった時にカンフル剤として読み直すことが多い作品。

 

 

番外その1:辞書アプリ

元々辞書についてはそこそこ多めに持っていた方ですし、電子辞書も割と高機能のものを愛用していました。

が、辞書アプリで、国語辞典を複数、各国語の辞書をまとめて購入したらこれがもう便利で!ポイントはスマホで使えるというのと同種の辞書の複数所持、です。

複数所持していると、横断検索で語釈の違いが堪能でき、同じ単語でも「新明解」と「日本国語大辞典」「大辞林」ではこんなに違うのか〜なんていうのがさくっと読めて楽しいのです。国語辞典で調べた言葉の語源も古語辞典ですぐ追えるし。横断検索がすごくしやすいのもアプリの良いところ。

私は体調に不安を抱える身なので、命綱としてスマホだけは肌身離さず持っているのですが、そのおかげで気になる言葉があった時、電子辞書は手元になくてもスマホですぐ検索でき、そこも辞書アプリの良いところだなと思ってます。

アプリを導入するまでは、そういう時はネット検索で済ませていたのですが、やっぱり有料アプリの情報量は圧倒的ですし、信頼性も高いです。(流行語、従前からある言葉の最近の使われ方、商品名や最近の有名人などの固有名詞はネット検索の方が見つけやすいですが。)

また電子辞書だと、語学系、学習系とで元から入っているものが異なり、全部入り、と言ったものがなかったし、語学系でも物によっては別売りのチップ?を買わなければならず、さらには追加で入れられるチップの数に限界があったりと、複数言語を学びたい時に不便だった点もアプリなら問題なし。

もっと多くの辞典がアプリで読めるようになると良いなあ。

 

番外その2:芦部信喜 「憲法

憲法 第七版

憲法 第七版

  • 作者:芦部 信喜
  • 発売日: 2019/03/09
  • メディア: 単行本
 

 第○版 (微妙に年齢を誤魔化す)を大学の必修で読んでいたので番外扱いで。

ここ数年、憲法をちゃんと読み直すべきじゃないのかなあと思うことがしばしばあり、前述の「女のいない民主主義」を読んだことをきっかけにこちらをポチりました。

大学の授業で使うような、さらっと一読できない、ページ数的にも内容的にもボリュームのある本こそ、電子書籍化し、持ち歩いても読めるようにすべきだ!!と常々思っていたので、電子書籍化している!という点に感動しました。

 今、憲法の基本書として何が流行っているのかは知りませんが、私が学生だった頃は、こちらがスタンダードで、実際、元々が放送大学のテキストとして作られただけあって、平易にコンパクトにまとまっていて、初読での読みやすさはトップクラスだったと思います。読み込むとよくぞここまでコンパクトにまとめたなという感じなのですが。

大学を卒業して約20年。仕事の分野以外については色々なことを忘れてしまっているし、そもそも学んだことも、20年も経てば学説が変わっていることも多く、完全に無知。

だから他の分野についても大学の基礎教養で習うレベルの事柄については、一通り学び直したいなと常々思っているのですが、基本書と思われる本を検索しても、とにかく分厚く、しかも電子書籍化していることが稀なため、なかなか手をつけられていません。そういう意味でも電子書籍化してくれたことに感謝しています。

 

番外その3 幸田文 「台所のおと」

台所のおと (講談社文庫)

台所のおと (講談社文庫)

 

 これも初読は10代の頃なのですが、電子書籍化に感謝して。

幸田文ファンなので、電子書籍化はずーっと待ち望んでいたのです。

彼女の短編やエッセイは、読むと背筋が伸びるので大好きなだけでなく、だらしない生活にカツをいれるカンフル剤として、いつでもすぐに読める状態にしたかったし、そういうあり方がぴったりな作品だと思っていたので、今年、結構な数が電子書籍化したことが本当に嬉しい!

その中でも特に大好きな「台所のおと」をここではピックアップしてみました。

願わくば、短編やエッセイだけでなく、「流れる」と「着物」もお願いしまーす!!(ついでに青木玉さんの「幸田文の箪笥の引き出し」も!)

幸田文に限らず、私の偏愛作家はどうも電子書籍化率が低いので(ジャネット・ウィンターソンとかレベッカブラウンとかサリンジャーとかボールドウィンとかアトウッドとかグルニエとか以下延々と続く)、そういう意味でも、ものすごくうれしかったです。

 

余談

結構買った(雑誌のサブスクを含めて)割に、ピンとくるものがなかったのがファッション&ビューティジャンルの本。

コロナによる引きこもりとマスク生活で、お洒落のモチベーションが上がらなかったというのもあるし、ある程度自分のスタイルが決まってきたのと、流行をガッツリ追わなくても許される年代になってきたというのがあるのかなあとは思います。

他方で、綺麗なものが好きだしお洋服も好きなので、こういうジャンルは実用本としてではなくビジュアルブック的に楽しむことも多かったのですが、ここ数年、この手のジャンルの本も夢がなくなったというか実用に徹している本が多くて、眺めて楽しい本が減ったのも原因なのかなとも思います。

なんというかファッションに夢がなくなって、安くて実用的でないとダメだというプレッシャーを業界全体が感じていそうなシビアな現実と向き合い続けている感じ。なので読んでも気分が上がらないというか。

内容的にも、実用に徹すると内容がある程度パターン化するので、何冊も読むとマンネリ化しちゃうというのもあるのかもしれません。

在宅勤務日は(特にボトムは)ある程度自由がきくので、来年は、もうちょっと自由で楽しいファッション本に出会いたいなあと思います。

使い切り:コスメ

使い切ったもの

・RMK カラーリップグロス 04ベーシックローズ

 元の唇の色に近いのでとてもナチュラルに使えます。保湿力もあるし、シリコンヘラじゃないので、唇に馴染ませやすく、唇の縁に比較的たまりにくい気がします。

 重宝しました。

 

・アスタリストホワイト ブライトローション(トライアルセットのもの)

 アスタリフトの美白ライン。美白ラインであれやすい私でも使いやすく、また美白ラインにありがちな乾燥も出なかったので優秀だと思います。

 他方、液に色があるので、白いタオルを使っている時などちょっと気になるのと、美白効果は特に感じられなかったことから、美白ラインじゃなくて良いのでは?という結論に。

 アスタリフトは比較的肌に優しく、保湿効果もあり、香りもよくて割と好きなのですが、価格帯と効果とのバランスや馴染むまでにかかる時間を考えると、メインは別のものを使って、トライアルセットをご褒美的に投入するのが私の身の丈にはあっているのかなあという気がします。

リセットできるならどうしたい?生き方編

全てをリセットして1からやり直せるならどうしてたいかな?と考えてみました。

 

生き方

  1. 不摂生しない。睡眠時間を惜しんで、仕事に趣味にと邁進してきました。フル稼働で頑張らないのはサボりだと思っていました。が、体を壊したら、キャリアも全部ダメになりましたし、趣味どころじゃなくなってしまいました。10割、いや12割の力を出せばできるなら、そうすべきだと思っていたのですが、8割の力でできることが実際の実力なのだと思います。変な背伸びをして無理を重ねなければ、今頃もっと違う人生だったのになと思います。とにかく健康第一!!!
  2. もう少し積極的に人間関係を築く。人付き合いが苦手なので、とにかく嫌われたくなくて浅く狭く通り一遍での付き合いしかしてこなかったのですが、どうせうまく行かないなら、割り切って本音でぶつかってみたらよかったのかもなと今は思います。特に学生時代。人間関係の悩みで部活も途中で辞めちゃったけど、意地でも続けていた方が、自分のためになったかも知れないとも今でも思います(精神的に限界だったのも事実なのですが。)
  3. 学生時代、健康で長期不在にできるうちにもっと旅行したかった。学生時代はケチケチ貯金に励んでいたのですが、学生の身分で稼げる額なんてたかが知れています。逆に学生のうちなら色々と安くチャレンジできる旅がいっぱいあったはず。
  4. 留学したかった。2と同様。どうせ自分なんて…と諦めていたのですが、今となっては健康状態的にも経済的のも無理なので。
  5. 学生時代、もっといろんなバイトをしておくべきだった。何が自分に向いているのかもわからないまま就職してしまったので。バイトだったら後腐れなく色んな人と関われたはずなので、人付き合いが苦手だからこそ、色々とチャレンジすべきだったなと思います。
  6. 10代のうちにお洒落にうつつを抜かしたかった。親がお洒落を否定する人たちだったので、お洒落したいと言えずに過ごしてました。お洒落な学友たちからはそのせいで色眼鏡でみられたりもして、コンプレックスも酷かったですし、そのせいで人間関係にも支障をきたすこともありました。反動で稼げるようになってからバランスの悪い散財をしたりして。お洒落も衣服を通じたコミュニケーションなので、若いうちから適切な学習をして、健康的に楽しみたかったとと今は思います。
  7. 無駄な散財はやめたかったな。4の裏返しなのですが、自活するようになってからものすごーく無駄な出費を重ねました。白状すると分不相応なブランド品も結構な数買っていました。が、今となっては何も残ってません。もっと別のことに使いたかったな。
  8. 斜に構えず、もっと真面目に勉強したかった。適度にやっていたとは思うのですが、本気で学びたい学科を選んで本気で学べばよかったと今は思います。
  9. 本当にしたい仕事につきたかった。氷河期世代なので、大学の学部選びから就職活動に有利なことを優先し、就職活動の時も、本当はしたかった仕事が浮き沈みの激しい狭き門の仕事だったので、とにかく安定していそうな業種を選びました。が、自分には向いてなかったのではないかと今でもしばしば思います。まあ他方で今の健康状態だと、やりたかった仕事は到底出来なさそうなので、今の仕事で正解だったとも思うのですが汗。
  10. パートナーを持つということを積極的に考える時間を持つべきだった。両親をみていて、女が結婚し出産するということは人生を捨てることだと思っていたし、子供好きでもないのに子供を持つこと自体が虐待だとも思ったので、子供の頃から結婚も出産も嫌悪してきました。恋愛するということをはしたないことだともどこかで思っていました。一匹狼的な自分の性格からも独身がベストだと思ってきました。ただ適齢期をすぎ、周りから結婚結婚と言われなくなってから、数年に1回くらいの割合で「人生に一人くらい、自分の味方がいたら良いのにな」と思うことがあります。そういう意味でのパートナー探しを、適齢期と呼ばれる時期にしなかったことはちょっと悔やまれます。かたっぱしから切り捨てるようなやり方はよくなかったな、試しに同棲なりなんなり、他人と暮らすレッスンをしてみれば良かったな、と。(まあ数年に一回なので、基本的に一人が向いているのは確かなのでしょう。実家でさえ三日持たないくらい、他人と接するのが苦手なんですもん。)
  11. 無理なダイエットはしない。若い頃からのダイエットとリバウンドの繰り返しで、現在体脂肪と戦っています。過激なダイエットをあれこれ試すよりも、健全な食習慣(普通の量と種類の食事を普通に美味しいと思える味覚とそれで満足できる感性)を身に着ける方が大事だったなと思います。
  12. 小さいうちにバレエをはじめたかった。骨格や筋肉、関節が出来上がってからだと色々と限界があるというか。成長期にバレエをしていたかったなあと思います。
  13. 雑な字を書かない。子供の頃はそこそこ綺麗な字を書いていたのですが、雑な字を書いているうちに綺麗な字が書けなくなりました。署名する時ちょっと恥ずかしい思いをすることがあります。
  14. 創作活動をしたかった。実は児童小説を書くことが好きでした。が人に知られるのが恥ずかしくて、オタクに囲まれていた癖に、そのことを誰にもいったことがありませんし、書いたものを誰にも見せたことがありません。今となっては特に書きたいこともありませんが、もっと好きなことに対して素直に振る舞っていたらよかったのになと思います。

 

逆にリセットしてもまたやりたいなと思うことはというと

  1. お稽古。やって損したと思うお稽古は一つもないです。お茶もお花も水泳もバレエもサッカーもピアノも。若い頃は「稼ぎに結びつかないことは無駄だ」と揶揄されて恥じたこともあったのですが、どうせ人生なんて死ぬまでの暇つぶし。楽しいと思えることは沢山あるに越したことはありません。収入が減って何かと大変ですが、区や公民館などがやっている活動などを上手に利用して、これからも楽しんで行けたらと思います。
  2. ジム通い。大人になってからの気楽な交友関係はだいたいお稽古とジムで気付きました。あちこち転々としても、会社の人間関係がうまくいかなくても、辛くなかったのはお稽古とジム通いのおかげです。身体が不自由になった時も、まあまあなんとかなる状態ですみ、まあまあ回復が早かったらしい(今でも持病とは絶賛格闘中ではありますが)のも日頃の運動習慣のおかげかなとも。
  3. 一人暮らし。大病をしたときに、「親元に帰ったら」というアドバイスをたくさんもらったのですが、大病をしたときにこそ、一人でよかった、一人暮らしでよかったと思いました。煩わしいことが一つもないって、苦しいときに一番の救いになります。一人暮らしをして以来、一度も寂しいと思ったことがなく、誰もいない家に帰ったときも、寂しいというよりはむしろホッとするので、芯から一人暮らし向きなのだと思います。自分だけの部屋が、誰にも侵略されない、絶対に安心なシェルターがあるということがどれほど心の支えになっていることか。私にとってのライナスの毛布がお家なのです。
  4. 学生時代のボランティア活動。仲間や先輩の他者との触れ合い方から学ぶことがいっぱいありました。もし全くやっていなかったら、今よりもっともっと鼻持ちならない人間だったのではないかなとゾッとします(今も大した人間ではありませんが。)。

引きこもりがちの人間、一人で充足しがちな人間だからこそ、絶対に安全な隠れ家を確保した上で、外界に対してオープンな姿勢でいることが大事なのかなと自分で書いていて思いました。

 

もちろん、もう取り返しのつかないこともあるけれど、こうやって振り返ってみると、今からでも心がけられることもなくはないですね。

後悔してるだけだと時間の無駄なので、これからは

  1. 何があっても睡眠時間を確保する。
  2. 休養を積極的にとり、休むことを悪いこと、サボりだと考えない。すまないと思わない。(悪いことだと思わせる人からは距離をとる。)
  3. まともな食生活をおくる。
  4. 人に対して本音で語る。(もうちょっとオープンになる。)
  5. 好きなものを好きという。
  6. 好きなことに積極的に時間とお金を使う。
  7. 人付き合いから逃げない。(自分から積極的に出会いを求めはしなくても、誘われたら一度は誘いに乗るようにする。)
  8. (留学できるかどうかは別として)住んでみたい国の言語や文化を学び、住んだつもりで暮らしてみる。
  9. ジム通いを復活する。

と言ったことを心がけて生きてみようと思います。(どうせすぐ忘れちゃうのだろうけど、こうやって書いておけばたまには思い出すかな、なんて。)

降水確率30%時に最適の靴を見つけた!

雨の日の靴ってどうしてますか?

 

私は

・ゴム長靴→流行った時に、服のベース色に合わせて何足か買ったけど、晴れた時の蒸れに耐え切れず。重いのと靴ずれも気になって断捨離。

・撥水加工の靴→土砂降りだと持たないので断捨離

・ハイヒールのショートブーツ風のゴムブーツ→お洒落着の時は今でもたまに使うけど、ハイヒールなのと重いのとで使うと疲れる。

ゴアテックスのショートブーツ→ゴツいので服を選ぶ。台風の時くらいしか使わない。

ゴアテックスのレザースニーカー→ニットスニーカーに慣れてしまうと、レザーではあっても、ちょっと疲れる。

 

といった感じで、なかなか最適解と出会えずにいました。合計すると10万円以上は浪費している気がします。

まあ26cmという大足のせいで、足に合う靴が見つからないせいもあるのですが。

 

で、そんな私が最近これがベストなのでは?と思っているのが、

無印良品の防水シートが入っているニットスリッポン

www.muji.com

 

これです。今まで買ってきたものの中でも圧倒的に安いのに、圧倒的に良い!

何が良いって、

 

・本当に中まで濡れない。雨がしみ込んでこない。

・軽い!柔らかい!デザインもソフト!

ゴアテックス使いの靴って、アウトドア要素があるせいか、ガッチリゴツいことが多く、その分重く固くなりがちだと思うのですが、ニット素材なので、めちゃ軽くてめちゃ柔らかいです。ゴム靴の重さも苦手だったので、これはとにかくありがたい。

デザインもカジュアルながら、ゴツさがないので、服をあまり選びません。

・クッション性もある

底も固くなくてクッション性があるので、歩いていてつかれません。

 

今までの手持ちの雨用の靴は、普段履きの靴と比べて固くて重くて疲れるので、朝から雨の日は我慢して履くものの、降るかどうかわからない時になかなか手が伸びなかったのです。

が、これなら普段履きの靴と同じくらい軽くて柔らかくてクッション性があり、デザインに癖がないので、出かける時は、雨じゃない日、雨が降るかどうかわからない日でも履きたいな、と思えるのです。

 

また、私はお洒落パンプスで出かける日は、足がつかれた時のために替えの靴を手荷物にすることが多いのですが、薄っぺらいバレエシューズならともかく、重いレインシューズは、手荷物にしにくくて困っていました。

が、これなら柔らかくて軽いので、手荷物にもしやすいです。

旅行の時なんかも、お洒落靴+これ、の組み合わせで持っていけば、かなり重宝しそう。

 

今までの散財具合や捜索にかけた時間が馬鹿馬鹿しくなるくらい、身近に最高の靴がありました。

廃盤にならないと良いな&できれば白のスリッポンタイプも出してもらえると嬉しいな。(スニーカータイプに白はあるけれど、若干ベージュが混ざっていて真っ白ではないのです。)

 

使い切ったもの:クロックスのビーチサンダル

クロックスのビーチサンダルを使い切りました。

用途はジムの更衣室用。

不特定多数が出入りするジムの床。

裸足もいやだけどジムのスリッパもいや、ということで、更衣室専用のスリッパを持ち込んでいるのです。

百均のビーサンは意外と乾きが遅くて、匂いが気になったのですが、クロックスは水を吸わず、すぐ乾くのがよかったです。

 

最近になってとうとうトングが切れました。

いつ買ったか履歴をみてみたら2014年だったので、大往生だと思います。