毎年1月3月9月になんとなーく防災用品の点検をしています。
で、今回もゆるゆると初めています。
2011年の震災があってから、非常食に関して、盛んにローリングストック法が良いと言われるようになってきました。
水や食料など、防災用に特別な非常食を買うのではなく、普段使いの食品を多めに買って、備蓄するというものです。普段使いにもするから知らない間に消費期限がきれるということもなく、常に新しいものが備蓄されるという利点があります。
なるほどなーと思って数年間これをやってきたのですが、今回私はこれをやめることにしました。
というのも、私、備蓄できるような食品、普段使いするほど好きじゃなかったんです。
まず水。普段は浄水器の水とゲロルシュタイナーを飲んでいます。
炭酸が入っていないミネラルウォーターはわざわざ買ってまで飲みません。
だから普通のミネラルウォーターをローリングストック法で1週間分買っちゃうと、期限内までに飲みきれないのです。意外とミネラルウォーターって消費期限早いんですよね。
缶詰やインスタント食品、レトルト食品も同様。
濃い味付けが好きじゃないので、そういう保存がきくような食料は、「普段使い」してなかったんです。
だから、3日分〜5日分、味付けや種類を変えて備蓄しても、毎回半年〜1年後の賞味期限間近になって、いやいや食べては買い足していました。これじゃ非常食と大して変わらないどころか、非常食より入れ替えの頻度が上がって辛いだけじゃん!
だったら割高でも3〜5年もつ非常食を備蓄した方が手っ取り早いし、気分も良い!
普段から食べていて、ローリングストック法が無理なくできるものって、私の場合はジャンクフード(お菓子)くらいです。
でもこちらはこちらで、普段使いできすぎちゃって(?)PMSのどかぐいの時についつい手を出してしまい、食べ尽くす、過食の原因になっていました。
健康に良くなーい!
他方で、年3回の防災用品の点検がここ数年で習慣化してきたので、以前と違って、うっかり消費期限切れを起こしたままにすることはなさそう。
そんなわけで私の場合は、ローリングストック法のデメリットばかりが目立ち、メリットはそれほどなかったんです。
というわけで、合う人には合う方法だとは思いますが、私はこの方式はやめて、長期保存食品の恩恵に預かることにしました。
とりあえず、長期保存できる水を1ケース買い、お水で作れるご飯を1ダースほど準備しました。あとはタンパク質、塩気、甘み系の保存食品を揃えようと思います。期限の管理は年3回の点検と、グーグルカレンダーのアラーム機能などをうまく利用しようと思います。