こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

私のお気に入り:取手が取れるティファール

昨年から暮らしの見直し、持ち物の見直しをしています。

断捨離を進める一方で、気に入っているものをちゃんと評価して感謝しないと不平ばかりがたまることに気がついたので、今年は不定期に愛用品を紹介することにしました。

 

今回は取手が取れるティファールを。

今私が使っているのはインジニオ・ネオ ハードチタニウムブラックセット6と言うもの。

もう廃盤になっているのかな。

中身としては

・ソースパン(小鍋)18cm

・ウォックパン(中華鍋)24cm

・フライパン24cm

・取手

・バタフライガラス蓋18cm

・シールリッド(密閉蓋的なやつ)18cm

のセットです。

推奨の収納方法は、フライパンの上にソースパンを乗っけて、ウォックパンを蓋のように被せると言うものみたいですが、

私はだいたいフライパンの上にウォックパンをのせ、さらにその上にソースパンを載せるような感じにしています。蓋を被せるようにすると小鍋を取り出すのが手間なんだもん。

ノンスティック加工は永遠ではないので、数年で卵がこびりつくようになり、そのタイミングで買い替えています。

 

これに決めたポイントかつリピートするくらい良いと思っているところは

・取手が取れる

・ノンスティック加工

・焦げや汚れが目立ちにくい鍋の色

・オーブン使用可能

と言う点です。

 

最初は取手が取れるだけで何がそんなに良いの?と思ってたのですが、狭い台所で洗う時も、乾かす時も、収納する時も、取手の出っ張りがないだけでこんなに楽なのかとびっくりしました。今は昔より広めのキッチンで暮らしていますし、食洗機も使うようになりましたが、それでもその便利さはありがたく感じています。

余計な出っ張りがないだけで、こんなにも頭を使わずスムーズに取り扱えるんだ!って思います。

あと取手が取れるのでオーブンに入れやすいと言うのも良いですね。

 

次にノンスティック加工。

ノンスティック加工のものは鉄鍋などと違って「一生もの」ではないので、頭でっかちだった一人暮らし初期の頃は避けがちでした。

でも、無駄に油を使用しなくて良いのは健康のためには有り難いですし、カレーなどを作ってもするんと汚れが落ちるので洗い物がとても楽。この利点は食洗機を導入してからも感じています。

 

次に鍋の色。

不精者なのに汚れが嫌いな私は、焦げを落とし切る前に音をあげるくせに汚れたままだといらっとしてストレスをためる&丁寧に暮らせてないことに自己嫌悪して、無駄に精神的に疲弊しがちだったので、そう言う虚しい自己卑下から開放してくれたのは本当に本当に嬉しいです。

 

最後にオーブン使用可。

オーブンは敷居が高く感じていた頃は特になんとも思ってなかった機能ですが、お菓子作りやパン作りをするようになってがぜん使うようになった機能です。

 

 

ちなみにハードチタニムは他のタイプと比べて高額だったのですが、ぶっちゃけその価値はいまだにわかってません。単に焦げが目立ちにくい黒に拘ったところ、当時はこのタイプしかなかったので選んだって感じです。が黒で良かったとつくづく感じています。

 

 

この3つ、出番が多い順番で言うと小鍋>>>中華鍋>フライパンって感じ。

小鍋は味噌汁やスープだけではなく、肉野菜炒めやチャーハン、パスタ作りなどの簡単な料理をするときにも使っています。

自炊の気力が著しく減退してたときはほぼこれしか使わなかったくらい。

小鍋だけどノンスティック加工がされているので普通にフライパンとして使えますし、フライパンよりも深さがあるので、コンロ周りに具材や油が飛び散ったりしにくいですし、フライパンより小さくて軽いので鍋をふるにしろ、洗うにしろ取り回しがしやすいからです。

歴代一番最初にノンスティック加工が剥げるのも小鍋。それくらい愛用しています。

 

炊飯器を持ってない私が土鍋も鋳物の鍋も捨てた今、ご飯を炊くのに使っているのも主にこの鍋です。

500~600ccくらいの米ならこれで十分炊けます。(もっと大量にご飯をまとめだきするときは中華鍋を使ってます。)

さらにはケーキの焼き型にもしています。

鍋自体をボール代わりにしてそこで具材をまぜそのままオーブンに突っ込んでいます。ノンスティック加工だから鍋肌にバターを塗ったりクッキングシートを挟んだりせずともスルッと取り出せるのも便利です。

あえて言うならサイズは微妙かな。

インスタントラーメンを作ったり、卵を茹でたり、一人分の味噌汁を作るには16cmくらいの方が適量のお湯で作れて便利だと思います。

ただ今のキッチンのコンロは五徳が大きめなので、18cmの方が効率的に火力を使えるし、吹きこぼれたときの掃除も楽ではあります。1コンロのちっちゃなキッチンのときは断然16cmの方が便利でした。

 

 

次によく使うのが中華鍋。

中華鍋として使うことはほとんどなく、ほぼ深鍋代わり。土鍋も処分してしまったので、鍋料理を作るのももっぱらこちらです。

だから別に中華鍋じゃなくても良かったのだけど、セットに最初から入っていたから使っているって感じですが、そこまで不便でもないのでこのままで良いかなと言う感じ。

ノンスティック加工なのと軽いのがよくて、カレーを作ったあとの洗い物も楽です。(まあ今は食洗機を使ってるんですが、適当に放り込んでもきれいになってます。)

 

かつては雑誌に掲載されるような有名どころの鋳物の鍋や土鍋も一通り使っていました。

が、重さに負けました。重いと鍋の移動も大変ですし、洗って乾かす時も大変です。

うまく運べず足元に落としそうになる&傾いて熱い中身を翻そうになる、なんて言うヒヤリハット事例がちょいちょいおこってたので、安全のために手放しました。

鋳物の鍋の方がご飯が美味しく炊けるとか、煮込み料理が美味しくできるとか、言われればそうかな?って感じもありますが、料理熱を失ってからの私の調理の雑さからすると、どの鍋使ったところでそれほどの差はなかったです。

ただ、自炊に憧れを持っていた時は、お気に入りの鍋を使うと気分が上がっていたので、鋳物の鍋が悪い訳ではないのですけどね。

 

24cmは一人暮らしとして私が扱える最大サイズなのかなと言う感じ。

これ以上大きいと、狭い流しや収納スペース、食洗機だと管理が大変そうだし、これ以上大量に料理をまとめ作りしても、その保管と食べ切るのも一苦労だなと思うからです。煮豚なんかを作るときはもう少し深い鍋があった方が便利かな?と思うこともあるし、逆に22cmくらいの方が取り回しがしやすそうだなと思うこともあるんですけどね。

 

で、最後が24cmのフライパン。実はそれほど使ってません。

1、2人分の少量の炒め物などは、前述の通り18cmの小鍋をフライパン代わりにしちゃってます。

逆に大量に炒め物をするときも深さのある中華鍋を使った方が便利。

結局ホットケーキや餃子など、広くて平らな面が必要な調理をする時や、中華鍋や小鍋が使用中の時のサブとしての役割が主です。

あとはクッキーなどを焼く時の天板代わりに使うくらいかな。使ってます。取手が取れるからオーブンにも入るし、ノンスティック加工だからこびりつかないので。

ちなみに、デザインに憧れて買ったもっと浅いフライパンや、外側がシルバー色で焦げ付きが目立つタイプ、あるいは26cmのフライパンは、不便で全く使わなくなった経験があります。大きいと便利かと思いきやその分重くなるし、これまた洗う時も乾かす時も収納する時も邪魔になるんですよね。

 

サイズについては、ちょっとだけ不満。

ちょっとした差ですが、今までの経験から言うと20〜22cmくらいで、その代わりもう少し深さがあるものが一人暮らし的にはベストな気がしています。

それくらいの方が狭いコンロでも邪魔になりませんし、軽くなるぶん扱いやすくもなるんですよね。 

 

最後に付属品について

まず取手に関しては、1つでも特に問題はないのですが、同時に使う鍋の数だけ取手があった方が便利だなとは思います。

私が好む色の鍋は単品購入出来ず、セット買いせざるをえなかったため、取手がだぶついてしまったのですが、2つあった方が便利だなとそのおかげで気がつきました。

大して場所をとるものでもないので、断捨離せず2本を維持しています。

ちなみに3コンロですが3コンロを並行して使うことはまずない(3つの火元を同時に管理しつつ料理する能力がない)ので、3本以上はいらないかな。

 

次にガラス蓋。

これは鍋でご飯も炊く関係で必需品です。料理に苦手意識がある私は中の状態がわかるガラス蓋はとても便利です。

 ただ付属でついてきたのは18cmだけ。餃子を焼く時などフライパン&鍋にも蓋が必要なことは多いので、24cmのガラス蓋も結局買い足しました。

こちらも蓋の取手が邪魔にならないよう工夫されているので、蓋を増やしても収納に困ることはありませんでした。

 

最後にシールリッド(密閉蓋)。

これは思い出したように使うくらいかな。

お味噌汁の残りが入った鍋にこの蓋をしてそれごと冷蔵庫で保管する、と言った用途でついているんだと思いますが、小鍋とは言っても18cmもあると冷蔵庫ではそれなりに場所をとるんですよね。

なので他の密閉容器に移し替えちゃった方が邪魔にならないのです。

それに前述のように小鍋の使用頻度が高い私の場合、使ったらさっさと洗って次の調理に使いたいので。

とはいえあっても邪魔になるものではないし、たまには使います。

 

 

この取手が取れるティファール、あえて不満を言うならば、セット販売が基本で、買い方の自由度が少ないこと。

特に私にとって辛いのが

黒いタイプの単品買いが出来ない

と言うこと。

と言うのも、今がまさにそうなのですが、小鍋のノンスティック加工がダメになってしまった一方で、フライパンとウォックパンはまだまだ使えるんです。

なのにまた1セット買うと、いらない鍋が2つ出てしまうんです。

さらに付属品もダブつきます。18cmのガラス蓋もシールリッドも1つで十分…。

単品買い出来ないから最適サイズが選べないのも辛いです。

前回もまだまだ使える鍋や蓋を、同じものがダブっても仕方ないし邪魔になるし…と言う理由で処分せざるを得ず、金銭的にも資源的にも無駄なことをしているなあと、しばらくしこりになりました。

単品購入の選択肢が広いのは青なのですが、食欲を減退させると言う青色でキッチンのカラーコーディネートをする人がそんなにも多数派なのでしょうか。不思議だ…。

 

もし自分で理想のセットを作れるなら

・色は断然黒。

・今はIHではないし、どうせ数年ごとに買い替えるので、IH非対応の安いタイプ。

・16cmの小鍋

・22cmのフライパン(ただし深め)

・24cmのソースパン

・ガラス蓋は鍋ごとに揃える

・取手は2本

・16cmのシールリッド

と言う感じになるのかなと思います。

 

ティファールさま、どうかお願いします!

(あるいは他社様頑張って!)