こざっぱり!

自分を変えようと奮闘中の闘病中R50独身女。ひっそり楽しくこざっぱり暮らしたい。体調変動が激しいので、投稿には波もあるし予約投稿も多いです。反応のタイムラグはごめんなさい。

2023最後のセルフ白髪染め

年明けに久しぶりに親戚周りをせざるを得なくなったので、慌てて白髪染めをしました。

自分で白髪を染めるようになり、その頻度も上がった今年、一般のヘアカラーと白髪染めとの差、白髪染めとヘアマニキュアとの差、セルフとヘアサロンとの差など思うことが色々出てきたので、このタイミングで自分なりの感想をまとめておきます。

あ、個人の感想にすぎないことをご承知おきください。

 

1 セルフでも意外と髪は傷まない

市販のヘアカラー剤は美容院専売品より傷みやすいと言われていましたが、白髪が生えてきたところだけリタッチする分には毛先のように傷みやすいところにヘアカラー剤をたっぷり塗るわけじゃないので、そんなに髪は傷みません。

 

2 ヘアマニキュアと白髪染めの差

ヘアマニキュアの方が髪がいたまないので、最初はヘアマニキュアで対応していました。

でもヘアマニキュアは表面を一時的にコーティングするだけなので1ヶ月もすると全部色が取れてしまいます。なので「リタッチ」という概念がありえず、白髪が伸びれば伸びるほど染める範囲を広げなければなりません。

しかもヘアカラーより色落ちしやすいので、染めて1、2日、あるいは雨の日などは、枕やトップスに色移りしないかと結構気を使います。

それとヘアマニキュアの方が地肌が染まりやすいようにも思いました。

というわけで、白髪の量が増えるにつれヘアマニキュアをするのが大変になって白髪染めに移行して今に至っています。

 

3 明るい色のカラーだと白髪は隠しきれない

たとえ白髪染めと銘打っている商品でも、そのトーンがレベル6以上(市販のヘアカラー剤は商品によって明るさのレベルの表し方が違うので、以下は美容院で使うトーンで明るさを表します)だと、白髪はかなり明るく見え「この髪は白髪染めで染めた元白髪です!」という感じで悪目立ちします。

白髪の白さがちゃんと目立たなくなり地毛と溶けこんでくれるのはのはレベル5以下の暗い色です。

実際ヘアサロンでも白髪をしっかりカバーしたいと伝えるとおすすめされるのは大体レベル5か4です。

ただ暗い色で染めると、今度は染め残した白髪や新しく生えてきた白髪が大変に目立つので、どれくらいのトーンで染めると良いのかはまだ試行錯誤中です。

 

4 一度暗い色で染めると明るく染め直すのは難しい

ブリーチを伴う一般のヘアカラーなら別かもしれませんが、ブリーチ力がそんなに強くない白髪染めで、白髪染めのついでに地毛を明るくしようとするのは難しいです。

地毛を暗めのヘアカラー(白髪染め含む)で染めていた場合は、髪を明るくするのがさらに難しいです。

ただ、これはセルフだからというわけではなくて、一度暗い色の白顔染めで染めた髪はヘアサロンでも明るくするのは簡単ではなく、無理やりブリーチする形になるのでどのみち髪はいたむと言われました。

 

5 セルフだと後頭部は染めるのが難しい

これは言わずもがなですが、後頭部を染めるのは難しいです。

ただ私は今の所前中心に白髪が多く、後頭部は少ないこと、ほとんどひっつめスタイルで後頭部の根本の染め残しが目立ちにくいのもあって今の所は気にしていません

 

6 セルフとヘアサロンの差

これは別に白髪染めに限ったことではないのですが、セルフだと(少なくとも不器用な私の場合は)やっぱり染めむらはできてしまいます。

ただヘアサロンなら完璧なのかというとそうでもなく安い専門店などで染めた時もそこそこのムラはあります。素人の私と同い程度の仕上がりだったこともあります。

またじゃあ腕に良い人に染めてもらえば問題は無くなるのかというと、それはそれで染めたところと新しく伸びてきたところの境目がくっきりはっきり見えて、逆プリン状態がすごく悪目立ちします。

その点セルフだと元の染め具合にムラがあるから逆プリンが相対的に目立ちにくくなったりします。

2、3週間ごとにきっちり腕の良い美容師さんのいるお店に通い続けられるなら仕上がりの面ではそれが一番美しいと思いますが、そこまでの金銭的余裕も体力も時間もない私の場合、案外セルフの仕上がりの方が良いのかなと思ったりもします。

 

7 慣れれば自宅ヘアカラーはかなり楽

最初はどこかを汚したらどうしようとうとう色々考えて重装備になったり気疲れしたりしていましたが、今はお風呂に入るついでに染めるようになり入浴込みで90分程度で済ませられるようになりました。

90分の内訳もそのうち30分程度(カラー剤によっても違う)は染まるまでの放置時間なので、湯船に浸かってくつろぐだけ。

ヘアサロンの選定から始まり、お出かけのお洒落(ヘアサロンってお洒落なところほどいい加減な格好では行き難くないですか?)して、お店まで往復して、美容師さんとちゃんとコミュニケーションとって(コミュ障なのでこれがとても気疲れする)、頸椎に傷持ちなのにあのシャンプー台に耐えて…という労力と時間を考えると、案外自分でやる方が楽だなと最近では思っています。

 

8 今後は?

(1)ヘアマニキュアかヘアカラー(白髪染め)か

これに関しては私は今後しばらくはヘアカラー(白髪染め)一択だと思います。

(2)セルフかヘアサロンか

ブリーチ込みで完全に髪の色を変えたい時、ハイライトやローライトを入れる凝った染め方をしたい時、後頭部の白髪が増えてきて手に負えなくなった時、染めむらなどが気になり始めた時はヘアサロンに行って全体を染めてもらおうと思います。

でも基本的にはセルフ、それもリタッチで頑張ろうかなと思います。

白髪染めになっちゃうとヘアサロンに行ったところで色の選択肢もそれほどないので、ファッションカラーをしてもらう時ほど気分が上がらないというのもあるかも。

(3)カラーについて

暗い色の方が白髪の白みはぼかせるけど、新たな白髪は目立つし、正直暗い色に飽きてきちゃいました。

カットの際に美容師さんに相談したところ、無理やりブリーチして全体を明るくするよりは、リタッチで使うカラーを徐々に明るくするのを半年くらい続けたら、全体の印象が明るくなるし、その頃には前に染めた暗い色も褪せてくるから、そのタイミングで全体を好きな色でカラーしたらどうかと提案されました。

というわけで今はレベル6のヘアカラー剤を使ってリタッチしています。

 

9 その他

父は、白髪自体がグレーっぽく、黒髪もだんだんグレーになっていくような感じで、白髪染めなどせずとも、いわゆるロマンスグレーに勝手に仕上がっていました(最近はほぼ白ですが)。

さらに似合う色が典型的なPC夏タイプということもあるのか、そのグレーヘアが大変おしゃれに見えて、黒髪だった頃より似合っているくらいでした。

他方母はというと、白髪は白髪です!と強く力強く主張する一方で、白髪がかなり増えてきた今でも黒髪は真っ黒。両者のミックスが不協和音を起こしているのと、お洋服でもメランジェ系が似合わないタイプなのとが合体して、白髪を染めないとなんだか冴えない印象になってしまいます。

私の理想は父のようなナチュラルなグレーヘアだったのですが、最近の白髪の状態を見ていると、残念ながら私は母と同じタイプのようなので、白髪染めとは長いおつきあいになりそうです。

ついでに言うと、白髪ができた時のもう一つの夢が、白髪を生かしてミルクティー〜アッシュ系のヘアカラーを楽しむというものだったのですが、お遊びでヘアウィッグを試したところ、淡い色も似合いませんでした(そう私は冬春ビビ…)。

でも毎月する白髪染めが単なる義務になっちゃうと辛いので、いかに自分に合う色を見つけるかというのをゲームとして楽しんでいければと思っています。